妖獣戦士ヨウマピンク誕生〔セーラーセレーナ戦隊魔装の誘惑・後編〕

妖魔チェンジャーの数字のこり【5】
再び妖魔の幹部ヨウマブルー・淫ヴィーナスと対峙するセーラー戦士のふたり。
「あの子、ヨウマピンクはいないの?」
セーラーベルの問いに、ヨウマブルーがセレーナを一瞬見てから、答える。
「ふふふ、今日もここに来ているぞ。あとで会わせてやる」
「あの子は私が倒して、人間に戻してあげるわ!」
「ふふふ、無理だろうがな。セーラーベルよ、今日は俺が先に相手をしてやろう。こっちに来い!」
ベルを誘い、ほかの場所に移動するヨウマブルー。それに驚くセレーナ。
「え!?ま、待ちなさい!ヨウマブルー!」
「貴女の相手は、わらわよ」
淫ヴィーナスがセレーナを後ろから抱きしめて囁く。
「は、放しなさい!」
「うふふ、油断しすぎよ。貴女の男ヨウマブルーのことが気になって仕方ないのかしら?ねぇ、ヨウマピンク」
「私はヨウマピンクじゃない!」
「貴女がわらわたちの仲間になってくれて嬉しいわ」
「ち、違う!」
「うふふ、ここを押せばいいのね」
「嗚呼あぁぁぁぁl」
【変身8回目】
セレーナはマスクオフ姿のヨウマピンクに変身した。妖魔チェンジャーの数字はのこり【4】になる。
「あはぁ、確かにヨウマピンクちゃんの抱き心地、とてもいいわぁ。それにこの綺麗なボディライン、エロいわねぇ」
「あぁん、やめて」
「そんなこと言いながら、もう乳首が勃ってきちゃっているじゃない。かわいいわ、わらわのモノにしちゃおうかしら」
淫ヴィーナスはそう言いながら、ヨウマピンクの乳首を執拗に触り、胸を揉みしだく。
「あぁん」
「うふふ、ヨウマピンクの姿に変身できて、そんなに嬉しいのかしら?」
「ち、違う。これは妖魔スーツのせいよ」
「それだけなのかしら?うふふふふ。もっと楽しみたいけれど、今日はこれくらいにしてあげるわ。また、こんど会ったときに楽しみましょう。さあ、早くこの妖魔マスクを装着して、ヨウマブルーと一緒にセーラーベルと戦いなさい」
「イヤよ!」
「セーラーベルに怪しまれちゃうんじゃないかしら?『なんでヨウマピンクはいないんだ?』って」
「わ、わかったわ。怪しまれないためには仕方ない、仕方ないことなのよね」
そういうと、セレーナは妖魔マスクをかぶる。
妖魔マスクのなかのセレーナは妖艶な表情を浮かべ、妖魔スーツにつつまれた自分のカラダをギュッと抱きしめた。
 * * * * * * *
セーラーベルが戦闘員たちを蹴散らすと、声がかかる。
「セーラーベル、アナタの相手は私よ!」
ヨウマブルーの隣にヨウマピンク姿のセレーナが現れた。
「ヨウマピンク!わたしが洗脳からあなたを解き放って、人間に戻してあげるね!」
「俺は洗脳などしていないぞ」
ブルーがピンクを抱き寄せる。
「あぁん、ヨウマブルーさま」
「さあ、お前の名を改めて名乗ってやれ。そして、俺たちの仲をひき裂くことは無理だと教えてやるのだ」
「光から生まれし闇の女戦士、妖獣戦士ヨウマピンク!」
続けてブルーも名乗る。
「光を呑み込む闇の戦士、妖獣戦士ヨウマブルー!」
ブルーがピンクを抱き寄せ、声を合わせながら叫ぶ。
「「人間を欲望に導く妖魔の戦士、妖獣戦隊ヨウマレンジャー!」」
ピンクはブルーに体を絡めながら、誇らしげにベルに言い放つ。
「私たちお似合いで素敵でしょ、うふふ。セーラーベル、妖獣戦隊ヨウマレンジャーの私が、アナタに地獄を味合わせてあげる!ヨウマブルー、ここで見てて!」
ヨウマピンクは怪我せずに引き分けに持ち込むためセーラーベルを緩く攻撃するが、そのすきをベルは見逃さない。ヨウマピンクが悲鳴をあげる。
「きゃあああああ!」
「ユピテルサンダー!」
倒れ込んだヨウマピンクに聖なる稲光が発せられた瞬間、ヨウマブルーがピンクをかばう。
「ぐわあああああ!」
ヨウマブルーは傷を負いながらも反撃し、セーラーベルを吹き飛ばす。
「ヨウマブルー、どうして!?どうして私なんかを!」
ヨウマピンクは震えながら、ヨウマブルーに抱きつく。ブルーはピンクを優しく抱きしめる。
「俺の大事なパートナーだからに決まっているだろ。お前は命に代えても俺が守る」
「…そんなに私のことを…」
「さぁ、セーラーベルが戻ってくる前に退却するぞ」
「はい、ヨウマブルーさま」
 * * * * * * *
ここは妖魔のアジト。
淫ヴィーナスがマスクオフ姿のヨウマピンクを鞭で叩く。
「ヨウマピンク、よくも手を抜いて戦ったわね。わらわたちを裏切るつもり?」
「もともと、アナタたちの仲間なんかじゃない!」
「もう貴女は妖魔の女、妖獣戦士よ!本当はヨウマブルーと毎日楽しみたいんでしょ、うふふ」
そう言いながら胸をさわり、愛撫する。
「ち、違う!あぁぁ…」
「ほんとは淫乱な女なのよ、貴女は!早く完全なヨウマピンクになってしまいなさい。ダークエレメントパワーヨウマチェンジと唱えるだけでいいのよ。さぁ、早く生まれ変わるのよ!なりたくて仕方ないんでしょ!」
「なり…たくなんてない…ヨウマピンクになんてならない…私はセーラーセレーナ、正義のヒロインよ。自分からヨウマピンクになんてなっちゃいけないの!」
「それじゃあ、カラダで分からせてあげる!」
鞭を振り上げる淫ヴィーナスとヨウマピンクのあいだにマスクオフ姿のヨウマブルーが割り込み、代わりに鞭で打たれてしまう。
「ぐわぁっ!」
「ヨウマブルー、邪魔するな!」
「待ってくれ、淫ヴィーナス。俺のたいせつな女を傷つけないでくれ!」
ブルーがピンクを自分の腕で抱き寄せると、ピンクは嬉しそうにブルーの顔を見あげて身を寄せる。
「そこをどきなさい!これから可愛がって、わらわ好みの女妖魔に育ててあげるんだから」
淫ヴィーナスは鞭を床に叩きつける。
「もう1度だけ、俺のヨウマピンクにチャンスを与えてやってくれ!」
「フンッ!わかったわ。貴方に免じてチャンスをあげる。ヨウマピンクはいいパートナーを持ったわね」
淫ヴィーナスが部屋を出ていったあと、ヨウマピンクはヨウマブルーに甘えてカラダをこすり付け、スリスリする。
「わたし、セーラーベルとは戦いたくないの、ヨウマブルーさまぁ」
上目遣いでそう訴えるヨウマピンクを抱きしめながら、ヨウマブルーは答える。
「戦わないと、敵にも味方にも怪しまれるぞ。軽く転ばせるくらいしておけば、淫ヴィーナスも満足するだろ」
「あぁん、軽く転ばせるだけでいいのね」
ふたりは互いにカラダを触りながら、見つめ合って話す。
「そうだ。うまくいったら、俺から褒美をやろう」
「ご褒美?んん!!!」
ヨウマブルーは、ヨウマピンクの唇を奪った。
「これ以上のご褒美をやるぞ。さぁ、妖魔マスクをかぶるんだ」
ヨウマピンクは上目遣いで嬉しそうに答える。
「はい。今すぐに!」
しかし、ピンクが妖魔マスクをかぶると、なぜかブルーはピンクの変身解除ボタンを押した。妖魔チェンジャーには、妖魔マスクと妖魔スーツが収納される。
「まずは、俺の指示が出るまで家で待機しているんだ」
「なんで!? 今すぐに変身して行ってはダメなの?わたし今から行きたい!」
セレーナはセーラー戦士の姿のまま、ヨウマブルーにカラダを絡めて甘える。
「そんなにご褒美がほしいのか?」
「ち、違うわ!は、早く解決して楽になりたいだけよ!」
「指示があるまで待っていろ。それともヨウマピンクの姿に戻りたいのか?」
「ち、違う!で、でも!」
「待機しているあいだ、変身したくなったら変身してもいいんだぞ。セレーナ、お前に一番似合っているのは、ヨウマピンクの姿だからな」
「うれしい…違うの、似合っていても嬉しくなんてない。それに家で変身なんて絶対しないわ!…絶対ない…そんなこと、セーラー戦士の私はしちゃいけないの」
ヨウマブルーはその言葉を遮るように、セレーナの口をふさぎ舌を入れる。セレーナもそれに応えて舌を絡めはじめてしまう。
「待っていてくれるな?」
セーラーセレーナは蕩けた表情を浮かべ無言で頷く。
セレーナが部屋を出ていくと、物陰から淫ヴィーナスが笑いながら現れる。
「うまくやったものね。これでもうあの子は貴方のもの」
 * * * * * * *
「なんで、呼んでくれないの!私に逢いたいとも思ってくれないの?……逢いたいよ」
いくら待ってもヨウマブルーからの連絡が来ない。もう1週間が経った。セレーナは、シノビブルーの活躍するDVDを見ながら自慰にふけるが、いまいち物足りなさを感じる。
「…あと4回変身すれば、この妖魔チェンジャーを外すことが出来るのよね…そうよ、早く外すためには変身したほうがいいのよ!変身しないといけないの!」
【変身9回目】
セレーナは変身ボタンを押す。
「あぁんイイ!」
妖魔チェンジャーの数字が【3】になる。
「光から生まれし闇の女戦士、妖獣戦士ヨウマピンク!」
鏡のまえで変身ポーズをとり名乗ってみる。
「なんで名乗っただけでこんなに興奮しちゃうのぉ。あぁん、妖魔スーツすごく私に似合っているぅ」
ヨウマピンクは、鏡を見ながら妖魔スーツと妖魔マスクに包まれた自分のカラダを撫でまわす。
「私、すごくエロいよぉ。アハぁん、この光沢がいいのぉ。ヨウマブルーもこんな私を見たら、きっと興奮してくれる」
指が女陰におよぶ。
「…ヨウマブルー様… アぁンッ、ヨウマブルー、もっと、もっとぉ!」
ヨウマピンクはイッたあとに呟く。
「妖魔スーツのせいよ…外すためには仕方ない、仕方ないことなのよ……アぁんイイぃ」
ヨウマピンクは、そのあとも変身を解かず、繰り返し自慰にふけった。
 * * * * * * *
【変身10回目・11回目】
それから更に2週間が経った。
セレーナはセーラー戦士の姿で、片手でスマホを持ちながら、女陰を触っている。
妖魔チェンジャーの数字は残り【1】になっていた。あれから欲望のままに2度も変身していた。
「なんで4日経つと変身がとけちゃうの…こんなんじゃ全然たりない!もっとヨウマピンクの姿でいたいのに!」
スマホの画面には、マスクオフで妖魔スーツに包まれた自分の写真が映っている。外でベンチコートの前をあけて妖魔スーツが見えるように自撮りした写真もある。最初は恥ずかしげに写っているのが、だんだん大胆に、そして妖艶なポーズを取る写真に変わっていく。
「あぁん、こんなに似合っているのにぃ…このエッチなセーラー戦士の姿で、満足するしかないの」
SNSのアプリを開くと、1週間前には妖魔マスクを被って顔がわからないように撮ったヨウマピンクの姿が投稿されていた。そして、昨日の夜は口元をスタンプで隠して顔をわからないように撮影したマスクオフ姿のヨウマピンクまでも投稿してしまった。どちらにも多くの〈いいね〉が押されている。
「みんなも〈いいね〉って言ってくれてるぅ。わたしの妖魔スーツ姿、すごく似合ってるって言ってるぅ。ボディラインがきれい?わたしのエロイカラダで興奮しちゃうの?顔が見たい?昨日あげてあげたでしょ?あはは、妖魔スーツに包まれた私とスリスリしたいの?ダメよ、私のカラダで気持ち良くなっていいのは、ヨウマブルー様だけなのよ。あぁん、変身してオナニーしたい、エッチしたい」
セレーナは女陰を弄びながら妖魔チェンジャーの数字を見つめる。
「あと1回しか変身できない…そうよ、あと1回よ。あと1回変身すれば、妖魔チェンジャーを外すことが出来る!そうよ、外すためにも変身すべきなのよ!」
【変身12回目】
セレーナが変身ボタンを押す。妖魔チェンジャーの数字が【0】になる。
「光から生まれし闇の女戦士、妖獣戦士ヨウマピンク!」
いつものように鏡の前で変身ポーズをとり、名乗ってみる。
「あぁァんん、いい!わたしは淫乱な妖魔の女戦士ヨウマピンク。うぅ~ん、やっぱり妖魔スーツ気持ちいいの、ずっとこの姿のままでいたいの。それに、あの方が私に一番似合っているって言ってくれたし」
ヨウマピンクの指は女陰を掻き回す。
「あぁ~ん、ヨウマブルーさまぁ。もっと、もっとぉ!あぁん生まれ変わりたいのにぃ!セーラー戦士のわたしは、そんなこと望んじゃいけないのぉ!早く私に逢いに来て私を洗脳してよ!私を無理やりヨウマピンクに生まれ変わらせて、貴方のものにしてよ!あぁん、はやくご褒美がほしいよ。あの逞しいものを私の中に入れて欲しいぃ。嗚呼あぁぁぁl」
妖魔チェンジャーが光り、ヨウマブルーの声が聞こえる。
「ヨウマピンク、聞こえるか?」
「あぁん、ヨウマブルーさまぁ」
「作戦を今日実行するぞ」
ヨウマピンクは嬉しそうに返事をする。
「はい!」
「ふふふ、嬉しそうだな」
「ち、違うの!」
「何が違うんだ。まあいい。さあ、早く俺のもとに来るのだ、我が戦士ヨウマピンクよ!」
「はい、すぐに!すぐにヨウマピンクは貴方のもとに参ります!」
通信を終えると、ヨウマピンクは妖魔マスクを脱いでベンチコートを着ようとするが、やめる。
「ヨウマピンクとして呼ばれたんだから、堂々とヨウマピンクの姿で行かなくちゃ。そうよ、ヨウマピンクの姿じゃないといけない!私は妖獣戦士ヨウマピンク!ウフフ、この姿で行ったら、ヨウマブルーもきっと喜んでくれるはず」
欲情しながらそう言うと、ベンチコートを着ず妖魔マスクをかぶる。そして、人目も気にせず、むしろ見てほしいかのように変身した姿をさらしたまま、自分の家から出ていった。
 * * * * * * *
アジトに着いたセレーナは、ヨウマブルーの前にひざまずき、嬉しそうな甘えた声で話す。
「妖獣戦隊ヨウマレンジャーの女戦士ヨウマピンク、参上しました」
「まさか変身してやってくるとは思わなかったぞ、セレーナ。ヨウマピンクになる決心がついたか」
「きょ、今日呼ばれたのはセーラーセレーナじゃなくて、ヨウマピンクでしょ。だから、今日だけヨウマピンクに変身して来てあげたの!」
「ふふふ、ひざまずく姿がまるで俺に忠誠を誓っているようだぞ」
「だって、妖獣戦士ヨウマピンクはアナタに永遠の忠誠を誓うしもべなんでしょ!」
「それは違うぞ。お前はしもべではなく、俺と永遠の愛を誓う愛しいパートナーだ」
そういうと、ヨウマブルーはヨウマピンクを立ち上がらせ、抱きしめる。
「あんっ」
「やはりお前には妖魔スーツが一番似合っているな。この姿で来てくれて嬉しいぞ」
ブルーはピンクの妖魔スーツにスリスリしはじめる。
「あぁん、ダメぇ。はやくセーラーベルを倒しにいくの」
「ふふふ、そう言いながら、なんでそんなに自分からカラダを絡めてくるんだ?」
「だって私はアナタと気持ちよくなるために生まれてきた女ヨウマピンクだからよ!」
「ヨウマピンクとしての自覚が出てきたな」
「ち、違うの!だって、今日はベルを倒しにいくんでしょ?だから、私がセレーナだってバレないように今日はヨウマピンクとして振る舞っているの!演じているだけ!ただの練習よ!」
「それなら一緒に練習をするか?」
ヨウマブルーがヨウマピンクのヴァギナをスーッと撫でる。
「あんン。はい…ヨウマブルーさまぁ」
「まずは俺にお前の本当の名を教えろ」
「私は…星川ウララ」
「ふふふ、セレーナに変身する前は星川ウララというのか。かわいい名だな」
「あぁん…嬉しいです」
「しかし違うぞ、星川ウララ。お前の本当の名はヨウマピンク。妖魔スーツに包まれることに喜びを感じる美しい妖獣戦士だ。名乗ってみろ」
ヨウマブルーはヨウマピンクの胸を優しく触りながら言う。
「あぁん、わたし星川ウララの本当の名前はヨウマピンク。妖魔スーツに包まれて興奮しちゃう美しい妖獣戦士です」
「そうだ、星川ウララは美しく淫乱な妖獣戦士ヨウマピンクだ。さぁ、演技を続けろ。ヨウマピンクにふさわしい行動を取るんだ」
ヨウマピンクは、ヨウマブルーの股間を指で愛しそうに撫でる。
「あぁヨウマブルーの勃っちゃっているぅ。ヨウマピンクの姿になってる私に興奮しちゃったの?」
「妖魔スーツの光沢に包まれたこのエロいカラダ、たまらないぞ」
「あぁん嬉しい。ヨウマブルーも妖魔スーツがステキなの。カッコいいの。あぁん、妖魔スーツどうしで抱き合うとなんでこんなに気持ちいいの。もっと気持ち良くなりたい。もっと興奮させてあげるぅ」
ヨウマピンクは妖魔マスクを外す。すると、普段は結んでいる長い髪が解け妖魔スーツにかかり、快楽にとろけ火照った顔が現れた。そして、ヨウマブルーの太腿を撫でながら股間を舐め始める。ブルーは歓喜の声をあげる。
「嗚呼ぁぁぁ!こんなことまでしてくれるのか!」
「だって、アナタのパートナーヨウマピンクだったら、ヨウマブルーを気持ちよくしてあげるのが当たり前でしょ。あぁん、もっと大きくなってきたよぉ。それになんか滲んで出てきちゃったよ。うふふふふ、そんなに私の気持ちいいの?」
「あぁぁ…極上の気分だ。ふふふ、そんなに舐めて、俺のスペルマがうまいのか、ヨウマピンク?」
「あぁん、すごくおいしい。もっと欲しい、私のカラダのなかにもっと欲しいです、ヨウマブルーさまぁ」
そう言うと、今度は妖魔スーツに包まれた自分の女陰でヨウマブルーの股間を撫ではじめる。
「あぁぁん、これを挿れるために私のココはあるんですよね。ヨウマブルーさまぁ」
「そうだぞ、ヨウマピンク」
「あぁん、どんどん大きくなっていくぅ。私にこんなに興奮してくれているぅ。嬉しい」
どんどんヨウマピンクの息が荒くなっていく。
「はぁ、はぁ、はぁ、あん、あんっ、あンッ!」
「ふふふ、練習はここまでだ。これくらいでいいだろ?」
「あぁんもっと練習を!」
「はやくセーラーベルを倒しに行くんじゃなかったのか?それとも本当に挿れたいのか、セーラーセレーナ?」
「ち、違うわ!違うの!セーラーセレーナはそんなこと本心で思わない!」
「演じているんだろ?」
「そうよ!演じているの!」
「もう演じるのはやめたのか?今日のお前は、妖獣戦隊ヨウマレンジャーの女戦士ヨウマピンクじゃなかったのか?」
ブルーはピンクのカラダを撫で回す。
「あぁん…そうです。私はヨウマピンク」
「セレーナじゃなく、ヨウマピンクならどうして欲しいんだ?」
ヨウマブルーはヨウマピンクの女陰を撫でながらささやく。
「うぅぅぅん!…挿れてほしい…」
「聞こえないぞ」
「…挿れて欲しいです!」
「フフフ、挿れて欲しいのか?」
「だって、ヨウマピンクのココは、ヨウマブルー様のモノを挿れるためだけにあるんですよね」
星川ウララは欲望の眼差しでヨウマブルーの目を見る。ふたりは見つめ合い自然とキスを交わし始めた。そして、部屋のベッドに横たわり、激しく舌を絡めながら、互いの陰部どうしを擦り合わせる。
「あぁん、私のココ、こんなにクチュクチュいってるぅ」
「こんなに濡れて、本当は続けたいんだろ?」
「うん、続けたい…ヨウマピンクはヨウマブルーが欲しいの。アナタのモノになりたいの」
「ふふふ、いい子だ。そのまま素直に欲望に身をゆだねるんだ」
ブルーはピンクの欲望の入口をペニスで撫でて焦らす。
「あぁん!欲しい!欲しいよぉ!ヨウマピンクはヨウマブルーが欲しくてたまらないの!挿れて!早くウララをそれで満たして!」
「ウララ、挿れるぞ」
ブルーはピンクのヴァギナにペニスを静かに挿れていく。
「はい…嗚呼あぁぁぁ、ヨウマブルーと私ひとつになっちゃたぁ。あぁん、気持ちいい、気持ち良すぎるぅ!ぅぅぅん!すごくいいよぉ」
濡れに濡れたピンクのヴァギナは、なんの拒否もせずブルーのペニスを受け入れ締めつけていく。妖魔スーツに包まれたペニスとヴァギナがヨウマピンクのなかで擦れ合い、ブルーは快楽に打ち震える。
「あぁぁ、やはりお前は俺の運命の女だ」
「あぁん。だから、こんなに気持ちいいんだね。やっぱり私たちひとつになるべきだったんだね」
「ひとつになりたかったのか?」
「なりたかった!だってぇ、ウララは、ヨウマピンクはヨウマブルーとひとつになるために生まれてきた女だもん。うぅんんんん!すごく気持ちいい!!!」
「あぁぁ、カラダが蕩けそうだ。こんなにカラダの相性がいいとは思わなかったぞ、セレーナ」
「セレーナって呼ばないで!セーラーセレーナはヨウマブルーとなんかエッチしない!気持ちいいなんて思わないの!うぅ~ん!あぁ~ん!いい!イイ!」
ヨウマブルーは激しく突き立て、ヨウマピンクをせめあげる。
「じゃあ、なんで俺とエッチして、一緒に気持ちよくなっているんだ?なぁ気持ちいいんだろ!」
「あぁんいいよぉ!だって、今日の私は妖獣戦隊ヨウマレンジャーの女戦士ヨウマピンクなの!ヨウマブルーとエッチして気持ちよくなるのが私の役割なの!」
「立派に妖獣戦士の役割を果たしているぞ、セレーナ」
「じゃあ私の本当の名前で呼んで!ヨウマピンクって呼んでよ!もっと気持ちよくしてあげるから!」
「すごく締め付けてきた!ああッ気持ちいい!気持ちいいぞ、ヨウマピンク」
「やっとウララの本当の名前を呼んでくれたぁ。嬉しい!嬉しいよ!そうよ、ウララはヨウマピンク。アナタのモノ、ヨウマピンク!」
「フフフ、ウララは俺のモノなのか?」
「ウララはもうアナタのモノ。だからヨウマブルーが私とエッチするのは当たり前なのぉ。気持ちよくしてあげたいの」
「お前は本当にかわいいな、ヨウマピンク」
「嬉しい。うぅ~ん、あぁ、あぁ~ん!」
「ヨウマピンク、そんなに気持ちいいか?」
「あぁん!いいのぉ!もっとぉ、もっとぉ!」
「イキたいか?」
「イきたいよぉ!」
「一緒にイクぞピンク!」
「来てぇブルー!」
「「あぁぁぁァァ!」」
ふたりでイったあと、妖魔スーツどうしでスリスリしながら、ピンクはブルーに甘える。
「妖魔スーツどうしのエッチ、メチャクチャ気持ちいいの。もっとブルーと一緒に気持ちよくなりたいよぉ。ねぇもっと練習したいの。いいでしょ?」
そう言うとピンクはブルーに跨り、ブルーのペニスを自分から挿れてしまう。
「あぁん、気持ちいい、気持ちいい!あぁぁぁん!いっちゃう、いっちゃうよぉ!アハァぁん、気持ち良すぎルゥ!いっちゃいます!いっちゃいますぅ!」
「欲望のままにいけ、星川ウララ!」
「はいッ!あぁぁぁぁ!いい!いい!いいぃぃィィ!…イっちゃったぁ、ウララいっちゃったの、ヨウマブルーさまぁ」
ピンクはギュッとブルーを抱きしめ、カラダをスリスリしながら甘えるが、ブルーはピンクからペニスを抜いて、ベッドから立ち上がる。ピンクも立ち上がり、後ろからブルーに抱きついて甘える。
「あぁん。もっとひとつでいたいの。ヨウマブルーだって、もっと私と気持ちよくなりたいでしょ?練習しよ」
「ふふふ、セレーナがこんなエッチな女だとは思わなかったぞ」
「違うの、セレーナじゃないの、ウララはヨウマピンクなのぉ。ねぇ、だからもっとシよ」
「完全なヨウマピンクに生まれ変わったら、もっと可愛いがってやるぞ。毎日、こんなふうにふたりで気持ち良くなるんだ」
ピンクを壁に押しつけながら、ブルーは立位で再び妖魔スーツに包まれた星川ウララの中に入っていく。
「あぁぁあすごくいいよぉ、ブルー」
「ウララ、お前はヨウマピンクになるために生まれてきた女なんだ。さぁ運命を受け入れて生まれ変わるんだ、星川ウララ」
「ウララ生まれ変わりたい…だけど、ダメ!私はセーラーセレーナだから無理なのぉ!そんなことを思っちゃダメなのぉ!」
「ふたりで好きなだけスリスリして、ひとつになっていられるんだぞ、ウララ。俺と一緒に妖獣戦士として生きていくんだ。この光沢を放つスベスベの妖魔スーツに包まれてな」
「あぁんステキすぎるぅ…だけど私のなかのセレーナが許してくれないの!お願い、ブルー!私を洗脳して!ウララのなかからセレーナを消して!」
ヨウマブルーは、ピンクからペニスを抜く。ピンクが叫ぶ。
「なんで抜くの!?」
「俺に洗脳の趣味はないんだ。ウララの気持ちを大切にしたいからな。本心から生まれ変わりたいと思うのを待っているぞ」
「こんなに気持ちよくさせておいて!? エッチしたいよ、妖魔スーツでもっと気持ちいいことしたいの!」
「ふふふ、作戦を成功させたら、生まれ変わらなくても、またココにたっぷりご褒美をやるぞ、ヨウマピンク」
「あぁん。約束よ」
「ふふふ、報告を待っているぞ」
「一緒に行ってくれないの?離れたくないよ。ブルーと一緒にいたいの!」
「信じているからな、俺の愛している女の勝利を」
「あぁん嬉しい!このヨウマピンクウララ、必ずやヨウマブルー様に勝利を捧げます!」
ヨウマピンクは、恍惚とした表情を妖魔マスクでおおう。
「さあ出撃せよ、ヨウマピンクウララ!」
「仰せのままに!」
 * * * * * * *
妖獣戦士ヨウマピンクは、満身創痍のセーラーベルを踏みつけ、高笑いをしていた。
「ヨウマブルー様の最愛の女、ヨウマピンクに勝とうなんて100年はやいのよ!アハハハハハ!」
「くっ!奇襲してくるなんて!なんで私の居る場所がわかったの?」
ヨウマピンクはベルの言葉を聞こうともせず、妖魔スーツに包まれた自分の体を撫で回す。
「あぁん。妖魔スーツって、なんてすごいバトルスーツなの。セーラーベルでさえ私の足元にも及ばない。あぁん、もうこのエロかっこいい妖魔スーツにずっと包まれていたい。脱ぎたくない!やっぱり私はヨウマピンクになるために生まれてきたのよ!…あぁ、だめ!こんなこと本気で考えちゃいけない!私さっきからおかしくなっている。私ヨウマピンクになりたくて仕方なくなっている。演じているだけの筈なのに!」
ヨウマピンクがうわ言を言いながら冷静さを取り戻そうとしている隙に、セーラーベルはブレスレットを使ってセレーナを呼びだす。
「セレーナ、来て!助けて!」
P P P P P
「えっ、なんでこんな近くから鳴るの?ヨウマピンクから?もしかして、あなたセレーナなの?」
「ち、違う!私はヨウマピンク」
「セレーナ、人間を裏切ったの?」
妖魔マスクの通信で、ヨウマブル-の声が聞こえる。
〈もっとヨウマピンクらしく演じないとバレるぞ。お前は俺の女ヨウマピンクだ、星川ウララ!〉
「セレーナ答えて!」
セレーナは自分に言い聞かせるように反論する。
「私はヨウマブルー様の女、妖魔の女戦士ヨウマピンク!セレーナじゃない!」
「あなたはヨウマブルーに騙されているのよ!」
「…ベルにブルーの何がわかるの…私のブルーをけなすなんて絶対に許さない!!!」
ヨウマピンクはベルを全力で蹴り付ける。
「うぐっ!」
「ヨウマブルーはね、私のことを本気で愛してくれているの。いつも私を助けてくれるの。それにね、妖魔スーツが似合っていて、すごくカッコイイんだよ。そんなブルーがね、妖魔スーツに包まれた私にすごく興奮して、私と一つになってくれたの、うふふ」
言葉にだすことで、ヨウマピンクはだんだん自分の欲望が抑えられなくなり、その口調もどんどん興奮していく。
「妖魔スーツどうしのエッチってすごくイイの。ヨウマブルーのペニス逞しくて、すごく気持ちよかったの。わたしの中で妖魔スーツどうしが擦れ合うのが最高なの!あぁんっ、もっとひとつになりたい!…セレーナはこんなこと思うわけないの…本心から思うわけない…だから私はセレーナじゃないの」
セレーナの声が低く妖艶なものに変わる。
「…うふふふふ、そうよ。私はもうセーラーセレーナじゃないんだわ!私は妖獣戦士ヨウマピンク!だって、セレーナは本心からこんなこと思うわけないものね。アハハハハハ!」
「何を言っているの?さっきからワケがわかんないよ!目を覚まして!人間を裏切らないで!」
「バカじゃない?人間を裏切ったって後悔するわけないでしょ!ヨウマピンクの1番の幸せは、ヨウマブルー様のモノになること!帰ったらヨウマブルー様といっぱいセックスするの。いっぱい気持ちよくしてもらって、いっぱい気持ちよくしてあげるの。素敵でしょ」
「やっぱり、あなたはセレーナなんかじゃない!セレーナがそんな淫乱なこと言うわけない!」
「アハハハハ!あなたの仲間だったセレーナは淫乱な女よ!」
「そんなわけない!」
「うふふ、普段は正義の戦士だなんて名乗りながら、本心ではヨウマピンクになりたくて仕方なかった淫乱な女。このエロかっこいい姿でいるのが気持ちいいの!うふっ、私に似合っているでしょ。だって、星川ウララはヨウマピンクになるために生まれてきた女だからよ!あぁん、どんどん本当の私が解放されていくぅ!アハハハハハ、なんて気持ちいいの!」
「セレーナは、あなたなんかとは違う!セレーナはどこなの?なんであなたが変身ブレスを持っているの?」
「それは俺が教えてやろう」
「お前はヨウマブルー!」
突然あらわれたヨウマブルーが、ヨウマピンクを後ろから抱きしめる。
「セーラーセレーナはもう死んだ。そうだろ、ヨウマピンク?お前のなかのセレーナはもう死んだ。さっきの言葉こそお前の本心だろ」
「あぁん、ヨウマブルーさまぁ。ヨウマピンクになる運命を受け入れたウララを迎えに来てくれたのですね。そうです、セレーナはもう死にました。私の心のなかにはもういません。ここにいるのは、アナタにすべてを捧げる妖獣戦士の女ヨウマピンクです」
「セーラーベルにお前の素顔を見せてやれ」
ヨウマピンクが妖魔マスクを外すと、欲情にとろけたセーラーセレーナ星川ウララの顔があらわれる。ベルが絶望の表情を浮かべて叫ぶ。
「ウララ!な、なんで!」
「私は妖獣戦士ヨウマピンクになるために生まれてきた女!なんでこんな簡単なことを認められなかったのかしら、うふふ。妖魔スーツに包まれるとね、ウララすごく気持ちいいの、アハハハハハ」
ベルはヨウマピンクがセレーナであることを必死になって否定する。
「セレーナの顔にわざわざ似せて見せるなんて、ご苦労なことね。偽者になんて、私は騙されない!私たちの仲を引き裂くための策略だわ!」
ヨウマブルーがヨウマピンクの変身解除ボタンを押すと、妖魔チェンジャーが外れて床に落ち、セーラーセレーナの姿がそこに現れた。
「あぁん、ヨウマピンクのままでいたいのに!」
「ヨウマピンク、セーラーセレーナの姿もエロいぞ」
「うふふ、嬉しい。ねえ顔を見せて」
ヨウマブルーのマスクを外して、ウララはセーラー戦士のすがたのまま口づけをし、積極的に舌を絡めはじめる。ベルは悲痛に叫ぶ。
「本当にセレーナなの?偽物じゃないの?洗脳されているなら、目を覚まして!」
「洗脳なんてされていないよ。これが私の本心なの」
ヨウマブルーが床に落ちた妖魔チェンジャーを拾って表示を見ると、そこには【0】の数字が刻まれていた。
「フフフ、やはり自分で何度も変身していたんだな」
「だって、ずっとヨウマピンクの姿でいたかったの。それに、ヨウマブルー様に抱きしめて貰えなくて、ずっと寂しかったの。ヨウマブルー様のせいよ。今すぐに妖魔スーツに包まれたい!」
「もう1回変身したら、お前のカラダは完全にヨウマピンクに生まれ変わる。2度と人間に戻れないと、わかっているんだな?」
「すてき。私ずっとヨウマピンクの姿でいられるのね」
「そして、いつでもふたりで、妖魔スーツに包まれたエロいカラダで、気持ちいいことが出来るんだ」
ヨウマブルーは、セレーナをぎゅっと抱きしめる。
「うぅ~ん!妖魔スーツで気持ちいいことしたい。はやくご褒美が欲しいです、ヨウマブルーさまぁ」
「なら、やるべきことはわかっているな」
「あぁん、もちろんです」
ヨウマブルーが妖魔チェンジャーを渡すと、ウララは自分の腕にはめた。
「セレーナ、人間を裏切るの!?」
「ベルも、私にはピンクが似合うって言ってくれたじゃない。うふふ」
「そんな意味じゃない!目を覚まして!」
ウララは妖魔チェンジャーを構えて叫ぶ。
「私は自分の意志で、本当の自分に生まれ変わる!ダークエレメントパワー、ヨウマチェンジ!」
【13回目変身】
禍々しいオーラに包まれたウララは裸となる。そして、肌が妖魔スーツに包まれていく。
「アハハハハ、わたし生まれ変わってイクゥ!」
首から下すべてが妖魔スーツに包まれたあと、妖魔マスクが装着され、ヨウマピンクへの変身が完了した。
再びその姿を表したヨウマピンクの腕には、妖魔チェンジャーがなくなっている。もう変身解除する必要がないからだ。ヨウマブルーがヨウマピンクの妖魔マスクを外すと、目元を強調した妖艶なメイクの星川ウララの顔が現れた。
「さあ生まれ変わったお前の名を教えてやれ」
「光から生まれし闇の女戦士、妖獣戦士ヨウマピンクウララ!」
ヨウマピンクが大胆にポーズを取ると、続けてブルーも名乗る。
「光を呑み込む闇の戦士、妖獣戦士ヨウマブルーゾレイク!」
ブルーがピンクを片手で抱き寄せると、ふたりで叫ぶ。
「「人間を欲望に導く妖魔の戦士、妖獣戦隊ヨウマレンジャー!」」
周りには紫の欲望の炎が立ち上がる。
「ヨウマピンク、お前がほんとうの自分に目覚めることを待っていたぞ。気分はどうだ?」
「素晴らしい!素晴らしいです、ヨウマブルー様!妖魔スーツが肌に馴染んでひとつになったみたいに気持ちいいの。あぁん早くエッチしたいよ!早くブルーに私の抱き心地を味わって欲しい!」
「セレーナ、お願い!目を覚まして!」
「そんな名で私を呼ばないでくれる!汚らわしい!セーラーセレーナは偽善の戦士よ。わたしの名はヨウマピンク。誇り高き妖魔の妖獣戦士!」
「違う!あなたはセーラーセレーナ。星川ウララという人間よ」
「私はヨウマピンクウララという女妖魔よ。アナタの相手をしている暇なんてないの。だって、これからヨウマブルー様が私の相手をしてくれるの。生まれ変わった私の初めてを貰ってもらうの。何のやましいことも無く、私のすべてをヨウマブルー様に捧げることができるの。あぁん嬉しい」
「だ、ダメ!目を覚まして!うぐぅッ!」
ヨウマピンクは、セーラーベルのみぞおちに蹴りを入れたあと、ヨウマブルーの足元に嬉しそうに跪く。
「私はヨウマピンクになるために生まれてきた女。ヨウマブルー様のために生まれてきた女。妖獣戦士として妖魔に永遠の忠誠を誓い、愛のしもべとしてヨウマブルー様にお仕えします」
「そう畏まるな、わが妻ヨウマピンクよ。俺もヨウマブルーになるため、ヨウマピンクと結ばれるために生まれてきたんだ」
ヨウマブルーとヨウマピンクは、妖魔スーツと一体化したカラダで抱き合う。
「妻って呼んでくれるの…嬉しい。私ヨウマピンクは、アナタの妻として生きていきます」
「一生、可愛がってやるぞ」
「あぁん嬉しい!」
2人は妖魔のツガイとしての誓いのキスを交わした。
 * * * * * * *
檻に入れられたセーラーベルは、モニターに映るヨウマブルー・ヨウマピンクが愛撫しあうSNS配信を悔しそうに見ながら呟く。
「…セレーナ、やめて」
横には、イエローの妖魔スーツと妖魔チェンジャーが無造作に置かれている。
 * * * * * * *
妖魔のアジトに戻ったヨウマレンジャーのふたりは、マスクオンの姿で、ゼンタイプレイのようにカラダを絡めてスリスリしはじめた。そして、愛の言葉を囁き合う。
「ヨウマブルー、大好き、大好きなのぉ」
「ヨウマピンク、そんなに甘えてどうした?」
「これまで素直になれなかったから、いっぱい可愛がってほしいのぉ」
「ふふふ、かわいい女だ」
「あぁん、ブルー、妖魔スーツ気持ちいいヨォ。生まれ変わったら、もっと気持ちよくなっちゃったのぉ!いっぱい気持ちよくなろうね、ブルー…あぁん、いい!」
 * * * * * * *
セーラーベルは、モニターを見ながら欲情し、自分の女陰に指を入れはじめた。そして、片方の手がイエローの妖魔スーツに触れてしまう。妖魔スーツをじっとみつめるセーラーベル。
 * * * * * * *
「あぁん、ブルー、ブルー!妖魔スーツ良すぎるのぉ。もう挿れてぇ。お願い!我慢できない!早く、早くぅ、生まれ変わった私のすべてを完全にあなたのものにしてぇ!」
ピンクは、ブルーの太腿に女陰を押し付ける。ふたりとも股間のあたりの妖魔スーツは濡れて、歪な光を宿している。
「ピンクは淫乱な女だな」
「そういう本当の私を教えてくれたのは誰?早く責任をとってぇ。早く気持ち良くして!」
「これで完全に俺のものだ、ヨウマピンク!」
「あぁん、入ってキタァ。嬉しい、嬉しいよ!いい、いいのぉ。イっちゃいますぅ、イっちゃいますぅ!」
 * * * * * * *
モニター横では、イエローの妖魔スーツを着たマスクオフ姿のセーラーベルが全身をなで回しながら自慰をしている。
「あぁん、妖魔スーツ気持ちいい!」
ヨウマイエローの腕にはめられた妖魔チェンジャーには【72:00】という時間が表示されていた。
【BAD END】