- ストーカー 狙われた桃色の女戦士 後編 -
「…き、きゃああぁぁ…あぁんっ」
ドサッ!…青山に押しつぶされるようにあきらはベッドの上に押し倒されてしまった。
だが実際にベッドの上に乗っているのは彼女の上半身だけである。
ベッドからはみ出ている彼女の下半身…濃い茶色のパンストと白いブーツを身につけたほどよく肉付きのよい脚が妖艶な雰囲気をかもし出していた。
「さぁて、これからが本番だよ、あきらちゃん♪…ウフフフフッ」
あきらの身体にのしかかっていた青山は、ベッドに寝かされている彼女をマジマジと見つめ、気味悪くニヤリと笑う。
くっ…自分にのしかかっている目の前の男を射るような鋭い眼光で見上げているあきら。
だがその強気な態度とは裏腹に彼女は心の中では苦虫をつぶし、頭の中は徐々に恐怖に満たされ始めていた。
「ムフフッ…まずは上からかな~…ウフフフフフッ」
そう言うと青山がゆっくりと彼女の上着をその下に身につけていたキャミソールごとめくり上げていく。
徐々に露になるあきらの白い柔肌…水泳やテニスで鍛えられ見た目より引き締まった肋骨周り…ほどよく大きい乳房、そしてその真ん中でツンと立ちその存在を主張する桃色の突起物…
それらを覆い隠していたピンクの上着が鎖骨の下あたりまでめくり上げられたおかげであきらの白い肌が白日の下に晒されていた。
「わおぉ!想像してた通りやっぱ真っ白でキレイな肌だぁ…しかも物凄いイイ匂いがしそうだよ…どれどれ、ウフフフフッ」
ペロッ、ペロッ…そう言い青山がそのピンクの突起物を子犬のようにペロペロと舐めていく。
「ぁ…ぁっ…ぁん」(ぐ、ぐっ…い、いやっ…き、気持ち…悪い…はずなのに…少し…気持ち…イイかも……な、何で??)
全身にほとばしる気色悪さとほんの少しの快楽から湧き起こる呻き声を懸命に押し殺そうとしているあきら。
だがその努力もむなしく、かすかに聞き取れるような小さく甘い喘ぎ声が彼女のその薄い朱唇から漏れてしまう。
【フフフッ、感じているのか?…正義のヒロイン、デンジピンクがそんなに淫乱だったとはな。知らなかったよ、クククッ、ククククククッ】
(感じてる?…違う!違うわ!…そんなわけない!!…わたしが…こんな男なんかに…で、でも…)
【でもじゃあ何でだんだん身体がほてってきてるんだ?感じてるからじゃないのか?違うのか?…ククククッ】
く、くっ…その通りだった。頭では否定していても進退の奥深くから湧き上がってくる熱情をごまかす事はできない。
【…そうなんだろう?頭では否定していても進退はもっと正直なんだよ…クククッ……もっとも目の前の男ももっとヤル気みたいだがな、クククククッ】
(く、くっ…!はっ!?)すると彼女は、ニヤリと笑みを浮かべ青山があきらのミニスカートに手をかけているのに気づく。
「ウフフフフッ…次はこっちかな~?…やっぱりバランスよくいかないとねぇ…ムフフフフッ」
スルスルスル…彼女のそのピンクのミニスカートがゆっくりと下ろされていく…徐々に露になる薄い桃色の下着…それはスポーツ用の、テニス選手が身につけているようなアンスコである。
やがて青山は下ろしていたミニスカートから膝辺りでその手を離す。そして完全に露になった彼女の股間を、そのピンクの三角地帯の中心をマジマジと覗き込む。
「出てきた出てきた…見せパンだって分かっていてもやっぱりいいモンだよねぇ…えへへへへっ」
「ぐ、ぐっ…」(くっ…こ、こんな男に…な、何か…何か手はないの?)
ピンクの下着が露になった自身の股間をニヤついただらしのない表情でじーっと観察している青山。あきらはそんな彼を苦々しく見つめていた。
「えへへっ、じゃあ続けてサクサクといってみようかな?このピンクの見せパンの下にももう一枚履いてるんでしょ?えへへっ、えへへへへへっ」
(くっ……)
スルスルスル…続けて青山はあきらのその薄いピンクのアンスコをゆっくりと下ろしていく…同じように膝辺りまでズリ下ろされる桃色のその下着。
完全に晒されたあきらのパンティ…それはシルク素材でフリルのついた白い下着だった。それを見て興奮していく青山。
「うひょ~~白だよ、白!ホントにイメージ通りだぁ…やっぱあきらちゃんみたいなヒロインはこうじゃなきゃぁ…ねぇ、あ・き・ら・ちゃん♪…ウフフフフフッ」
「う、うるさいわね!…何履こうとわたしの勝手でしょ?あんたなんかにどうこう言われる筋合いはないわ、この変態男!!」
恥じらいと興奮から先程よりも頬を朱に染め上げ、目一杯の大きな声で抗議の声を上げるあきら。
だが、声の大きさもニンポウラーに操られている彼女は普通に離すくらいの声ぐらいしか出せなかった。
「筋合いはない?あるよ…あきらちゃんはぼくのアイドルなんだよ、憧れなんだよ、ぼくの人生そのものなんだ…だからあきらちゃんは完全無欠のスーパーヒロインじゃなきゃダメなんだよ…だからこの世で一番あきらちゃんが好きなぼくには言う権利があるのさ…ウフッ、ウフフッ、ウフフフフフフッ」
(な、何なのコイツ…く、狂ってる…コイツ本当に狂ってるわ…)
青山のその狂気を目の当たりにし、改めて彼に対して“女”としての恐怖を抱いたあきら。
「さぁて…脱がすのはちょっと止めにしてもう少しこの格好で遊ぼうかな~?…それにもうちょっとその大きくて柔らかいおっぱいで遊んでみたいもんね~、ウフフフフフッ」
そう言うと青山は両手でそれぞれあきらの両胸に手をかけ、その乳房を乱暴に揉みほぐし始めた。
「あっ、あん…や、やめっ…あぁん、ああぁん…はあぁん…」
「えへっ…やっぱその色っぽい喘ぎ声もたまらないよなぁ…それにあきらちゃん結構敏感なんだもんねぇ…しかもおっぱいも服の上からとはまた違った趣だよなぁ、えへへへへへっ」
「…あぁん…ああぁん…あっ、あん、はあぁん…」(ああっ…こ、こんな…何でこんな男に…)
揉みくちゃにされるあきらのその乳房…彼女の豊かで弾力のあるその胸が青山の手の平の中で弄ばれていく。
「いいよ、いいよ、あきらちゃん♪…その色っぽい声でもっともっと喘いでよ、えへへへへっ」
「あっ、あっ、あんっ…あぁん…ああぁん…」(な、何でこんなにとめどなく声がもれちゃうの?…わたしもっと押さえてるはずなのに…!まさか?)
【ご名答、そのまさかだよ…オレがおまえの身体を操ってそうしてるんだよ…これならコイツの稚拙な技術でもおまえを鳴かせる事は簡単だろう?もっともおまえぐらい敏感ならその必要もなかったかも知れないがな、なぁ淫乱なデンジピンクさんよ…クククッ、ハハハッ、ハーッハッハッハッハッ…】
「ぐ、ぐっ…あっ、あっ…あん、ああっ、ああぁん」
ベッドの白いシーツの上で甘い吐息をもらしながらひたすらもだえることしかできないあきら。
「へへぇ~、胸だけじゃなくてこっちもいじってあげないとねぇ。あきらちゃんもそうして欲しいと思ってるんでしょ?ウフフフフッ」
(く、くっ…そ、そんな事思うわけないでしょ…何言ってんのよ、この変態おと…!)「やっ!?…あっ、あっ、あん…ああぁん」
すると、今度青山はあきらの股間へ左手を伸ばしていき、人差し指と中指で彼女の秘所を刺激し始めた。
さらに激しくなるあきらの喘ぎ声…とめどなく甘い吐息が彼女からもれてくる。
「ああっ、あああっ、ああぁん、あ゛あ゛あ゛あ゛ん!」
(ああ…こ、こんな男にこのまま犯されるしかないの?…そんなのイヤよっ…な、何とかしなきゃ…でもどうしたら??…み、みんな…)
赤木、緑川、青梅、黄山…次々と脳裏に浮かぶあきらの信頼できる仲間たち…彼女はなす術のない状況に思わず彼らに助けを求めてしまう。
【クククッ、さっきあんな事言ってた割にはもう仲間へ救いを求めるのか?デンジマンと言っても所詮は女、そんなものか?まぁデンジマンで最も弱いおまえでは仕方ないかもな…ククククッ】
巧みにあきらを挑発するニンポウラー。
だがそんな頭の中でささやいてくるニンポウラーの声が再び彼女を奮い立たせていく…しかしそれすらもあきらの性格を利用した彼女を苦しめるためのニンポウラーの狡猾な罠であったとも知らずに…。
(くっ…ま、まだよ…まだこのくらい…で…)
【クククッ、それでこそ我がベーダーを苦しめてきたデンジピンクだよ。そうでなくてはな…クククッ、ハーッハッハッハッ!】
「あっ、あっ、あん…あぁん…はあぁん」(く、くっ…今に見てなさい!こんなベーダーの卑劣な罠なんて…絶対に破ってみせるわ!!)
甘い声で喘ぎながら、あきらはその強い精神力で再び戦意を奮い立たせていく…だが彼女にこの絶望的な状況を打破する考えがあるわけではなかった。
青山に性感を責められ喘ぎ苦しむあきら。その喘ぎ声すらもニンポウラーに操られていた彼女。
完全に身体の自由を奪われていたあきらの武器はその強靭な精神力だけだった。
「股間もイイ感じに濡れてきたし…じゃあそろそろフィニッシュに行こうかな?…ウフフフフフッ」
そう言うと青山はあきらを愛撫していた手を止め、彼女の白い下着に自身の手をかける…遂に彼女のその薄い最後の砦が破られようとしていた。
「く、くっ…ま、待って!…」
今まさにその下着が剥ぎ取られようとする瞬間…あきらが青山に静止の言葉を投げかける。
「ん?何台??…まさかスーパーヒロインのあきらちゃんが命乞いなわけないよねぇ?…ウフフフフッ」
そんなあきらの突然の問いかけにやや見下して応える青山。
「く、くっ…あ、あなた、わたしをこんな風にするためだけにベーダーに手を貸したんでしょ?…あなたベーダーがどういうヤツらか分かってるの?そいつらは…」
「知ってるよ、コイツらは“世界征服を企む組織”なんでしょ?ウフフフフッ」
「な?何でそれが分かっていてベーダーなんかに手を貸すのよ!世の中メチャクチャになるかも知れないのよ!!それでもい…」
「…いいよ…こんな世の中どうなっても…どうせぼくなんか誰も相手にしてくれないんだし…だからぼくはあきらちゃんが自由にできれば後はどうなろうと構わないんだ…ウフッ、ウフフッ、ウフフフフッ」
少し悲しげな表情を浮かべそんな事をポツリと呟く青山。だがすぐに彼は陰湿で不気味な顔に戻り、にやりと笑みを浮かべ薄気味悪く笑う。
(くっ…な、何なのコイツ?…この男には良心のかけらも残ってな…)
【…それはおまえの価値観の言う良心なんだろう?コイツの価値観とは違うんだよ…この場合、欲望に身を委ねておまえを虜にするのがこの男の良心なんだよ、正義なんだよ…おまえとは違うんだよ、分かったか?ククククッ、ハーッハッハッハッ…】
(ぐ、ぐっ…そ、そんな…そんなのって…)
また一つ希望を失ってしまうあきら…そしてそれは彼女が最も恐れていた瞬間が刻一刻と迫ってきている事を意味していた。
「さぁて…じゃあ気を取り直して行ってみようかな~…ムフッ、ムフフッ、ムフフフフフッ」
くっ…青山は再びあきらのその白いパンティに手をかける。スルスルスル…そしてそれが遂にゆっくりと下ろされていく。
完全に露になるすっかり濡れてしまった彼女の陰毛…それをマジマジと見つめている青山。
「わおぉ、ついにご対面だぁ…あきらちゃんの大事なところを拝める日が本当にくるなんて、それもこんなに近くで…くうぅぅ、生きててよかったぁ…」
(くっ…こ、こんな男なんかに…)
夢と思われた事が実現した事に感動している青山。
逆にあきらは抵抗らしい抵抗もすることができず、ここまで自分をいいようにされてしまった事に内心わなわなと屈辱に震えていた。
「…じゃあいい感じに濡れてるみたいだから、早速入れさせてもらおうかな?…えへへへへっ」
そう言うと青山は自分のジーンズに、続けてトランクスに手をかけ次々と脱ぎ捨てていく。そして彼はついに生まれたままの下半身を露にする。
ゴクッ…生唾を飲み込み、身体を緊張させ身構えるあきら。
(い、いやっ…こ、このままじゃ本当に…くっ…うっ…せ、せめて…せめて身体さえ自由になれば…)
あきらの股間へと迫ってくる青山の獲物…貧弱なそれを見てさすがに絶望を感じている彼女。だが突然その時あきらの頭の中からニンポウラーが彼女に語りかけてきた。
【フフフッ、そんなに身体の自由が欲しいのか?なら身体を動くようにしてやろうか?…ククククッ】
ニンポウラーの突然の提案にとまどいを見せるあきら。だが彼女はそれをすぐに罠であると判断し、こう切り返す。
(なっ!?…そ、そんな事言ってまたすぐに動きを止めるに決まってるわ…そんな手に乗るわけないでしょ?バカにしないで!!)
【フン、信用しないのは勝手だがな…だがこのままではおまえはどのみちこの男の餌食になるのだぞ、それでもいいのか?…ククククッ】
(くっ、その通りだわ。このままじゃ……いいわ。その代わりまたすぐに動きを止めるなんてことはないわよね…)
【心配そうだな…だが今回は1分は自由にしてやろう。これで文句はあるまい?…ククククッ】
(ベーダーなんか信用できるわけないけど…このまま何もしないよりはマシなはず……分かったわ…)
相当の疑いを持ちつつもこうする事が最適だと判断したあきらは、ニンポウラーのその提案をしぶしぶ受け入れる。
【そうか、ではおまえの身体は自由にしてやろう…“身体”はな、ククククッ】
何か意味ありげな言い回しのニンポウラー。頭の回転の速いあきらがその事に気づかないはずもなかった。
(?変な言い回し…何か企んでる??…!…か、身体が…身体が動くわ?…今は考えてる場合じゃないわね…よぉし…)
そんな事を考えている内に青山の獲物はどんどん彼女に迫ってきていた。
「じゃあいくよ、あきらちゃん♪…えへへへっ」
「…そうはさせない!…食らいなさい!このぉっ」
ビュッ。自由を取り戻したあきらの右の平手打ちが青山の左の頬を襲う…ひ、ひっ!それに思わず目をつぶり体をこわばらせる青山。
パシィッ!それが乾いた音と共に青山の頬へ炸裂する…だがそのいい音とは裏腹に彼には全く効いている様子が見られない。
「…って、あれ?全然痛くないや…えへへへへっ…」
「!?な、何で??わたしほとんど手加減なんかしてないのに…どうして?」
食らった平手打ちにほとんど痛みを感じなかった事に、青山はニヤリと笑みを浮かべる。
逆にあきらはその平手打ちが全く効いてない事に困惑している。その事を彼女の頭の中のニンポウラーが説明する。
【ククククッ…おまえの力は普段の10分の1以下に制御してるからな。今のおまえは赤子のような力しか出せないはずだ…ククククッ】
(なっ!?…か、身体を自由にするって言ったのに…やっぱり騙したのね。この卑怯者!!)
相変わらずのベーダーのやり口とそんなベーダーを信じた自分自身へ憤りを感じているあきら。だがニンポウラーはそんな彼女の怒りを一笑にふす。
【卑怯?クククッ、何が卑怯なのだ?…確かにおまえの身体は自由にしてやったぞ。ただし、力まで自由にするとは言ってないがな…クククッ、ハハハッ、ハーッハッハッハッ…】
(く、くっ……)不利な状況での弱い心を利用したベーダーの狡猾な作戦にまんまとハメられたあきら。その事を顔をゆがめて悔しがる彼女。
また一つ希望を失ってしまったあきら…絶望が彼女を徐々に蝕んでいく。
【おい、おまえ聞こえてるか?今この女の力は赤子も同然だ。だから思う存分好きにするがいい…ククククッ】
あきらの置かれている状況を青山にアナウンスするニンポウラー。
「そうなんだ、へぇ~…じゃあこれからはもっと楽しく遊べそうだね、あ・き・ら・ちゃん♪…えへへへへっ」
それを聞いて青山はあきらの顔を見て、意味ありげに冷たい笑みを浮かべて嫌な視線を浴びせてくる…それは蛇に睨まれた蛙、猛獣が小動物を品定めするような視線だった。
ぐ、ぐっ…目の前の男に対して有効な反撃手段を次々と握りつぶされていく自分…あきらは自身の置かれた立場に初めて心から恐怖する。
「さぁて…気を取り直して続きを始めようかな?でもその前に…えへへへへっ」
「な、何…何よっ??…!き、きゃあ!?」
青山はあきらの両手を自身の左右の手でベッドに押さえつける。そしてその掴んだ彼女の両腕をあきらの身体の真上で揃えて自身の左手でまとめて掴んで身動きが取れないようにする。
ニンポウラーに操られ本来の力がほとんど出せないあきらは、そんな青山のなすがままである。
「あっ!?…や、やめ…やめて、いやっ、いやっ」
掴まれている両腕を、剥き出しの乳房が揺れ動くほど激しく身体を動かし、必死にそれを振りほどこうとしているあきら。だが彼女はその美しい裸体を悶えさせるだけだった。
初めて見せる弱々しい態度のあきら…それはすなわち彼女の置かれている状況がそれだけ絶望的であることを意味していた。
「じゃあいくよ、あきらちゃん♪本当に楽しみだなぁ…えへへへへっ」
自分の獲物を右手で添え、あきらの秘所へとゆっくり迫っていく青山。またその行動が彼女の恐怖心を増幅させていく。
「や、やめて…それだけはやめて!…いやぁ、いやあぁ!」
迫りくる恐怖の瞬間に、これまでの気丈な女戦士としての態度をかなぐり捨て、取り乱すあきら。
【クククッ、この男は人間のどの女にも相手にされないそうだ…おまえも人助けをする正義の女戦士を名乗るなら、誰にも相手にされない哀れなこの男の初めての相手になってやるべきじゃないのか?それが人助けというものではないのか?…クククッ】
(い、いやぁ…そ、そんなの…そんなの人助けじゃない…わたしの役目じゃないわ!…いやぁ、いやあぁ!)
【そうか…ではおまえは正義の戦士、デンジマン失格だな…クククッ、ハハハッ、ハーッハッハッハッハッ!】
(ぐ、ぐっ…ち、違う!違うわ!…わたしはデンジマン・デンジピンクよ!…で、でもこんなの、こんなの…)
そこで言葉がごもってしまい、頭の中のニンポウラーに言い返せないあきら。
実際にはニンポウラーの論理は滅茶苦茶なのだが精神的に滅入っている彼女には、ある意味これでも精神的に十分効果的だった。
さらに迫る青山の獲物…ズブッ!そして遂に彼のそれがあきらの中へ侵入した。
「いやあああぁぁぁ…あああぁ…ああああぁぁぁ!」
「凄い、凄いや…これが実際の…い、いいよ、いいよ、あきらちゃん♪…もっと、もっと…うおおおぉぉぉぉ!!」
あきらの両手を掴んでいた左手を離し、自身の両手を彼女のわき腹辺りにおいてあきらの肢体を揺らしている青山。
青山の両胸に両手を押し当て、そんな彼を涙目でグイグイと何とか押しのけようとしているあきら。
だがそんな彼女へさらなる試練が…突然あきらの両腕が独りでに動き出し、それが青山の後頭部に回され、彼の顔面を自分の顔へ引き寄せていくのだ。
そしてその彼のカサカサの唇を、あきらの魅惑的な薄い朱唇へと近づけていく。
「な、何で!??…わ、わたしそんなことしてないのに…したくないのに…や、やめて…いやぁ!いやあぁ!」
「うわぁ!?あきらちゃん、結構大胆なんだねぇ♪…いいよ…んん~…」
目を閉じ唇を尖らせ、来るべきあきらとの口づけに備える青山。
【フフフッ、もう1分経ったからな、身体の自由は奪わせてもらった。それにこの男はキスもまだなのだ…ついでにコイツのファーストキスも奪ってやれ…ククククッ】
「そ、そんなの…そんなの知らないわ…いやぁ、いやあああぁぁぁ…ん、んぐっ、んぐぅっ…」
あきらへのニンポウラーの非常な宣告…その彼になすがままに操られるあきら。
触れ合う浸りの唇と唇…目を閉じあきらとの口づけを楽しんでいる青山はさらに彼女の口内へと、自身の舌を侵入させていく。
「んぐっ、んぐぅ、んぐぅっ…」(いやぁっ、いやあああぁぁぁぁ!!)
精一杯瞼を閉じ、その恥辱から少しでも逃れようとするあきら。だが彼女にはそれすらも許されない。
【何をしているのだ?しっかり目の前の男を見るのだ…自分を犯している男の顔をな、ククククッ、ハーッハッハッハッ…】
(そ、そんな…そんな、いやっ、いやぁ)
ニンポウラーに操られ、強制的に瞼をこじ開けられるあきら。開いたその瞳からポロポロと涙を流しながら、あきらは憎むべき目の前の醜い男の顔を見るハメになっていた。
その青山を見ながら、あきらは現実逃避をするように自問自答していた。
(ううぅ…な、何でこんな事になっちゃったの?わたしがデンジマンだから?…ううん、そんなわけ…で、でも…でも…)
【そうだ…おまえがベーダーに仇名すデンジピンクだからだ。いずれこうなる事は宿命だったのだ…そんなおまえの運命を呪うがいい、クククッ、ハハハッ、ハーッハッハッハッハッ…】
(宿命?わ、わたしがデンジピンクだから?…ぐ、ぐっ…そ、そんなの…そんなわけないわ…で、でも…でも…)
【でも、じゃあ何故なんだ?おまえが我らベーダーの憎むべき敵だからではないのか?そうでなければおまえは普通の娘のように生活できたはずだ。違うか?…ククククッ、ハーッハッハッハッ】
ぐ、ぐっ…何も反論できないあきら…今まで彼女が積み上げてきたものがガラガラと音を立てて崩れていく。
秘所を貫かれ口内は蹂躙され自身の肢体は弄ばれ…青山の慰み物にされる彼女に“桃色の女戦士”デンジピンクとしての面影は見られなかった。
「んぐっ、んぐっ、んぐぐっ…」(いやぁ…もう、こんなの…こんなの…誰でもいい…誰か、助けて…助けて…)
度重なる恥辱に遂に完全に戦意を失ってしまったあきら。
誰彼構わず助けを求める姿に、もはや彼女に女戦士としての誇りは見られなかった。
【そうか…ではオレがおまえを楽にしてやろう、ククククッ】
(えっ??)
意外な所から差し伸べられる救いの手におどろくあきら。だがそれは彼女にとってさらに非常な宣告だった。
【…ではおまえの脳の意識を膨張させて破裂させてやろう。これでおまえはコイツの陵辱からは逃れられることができるはずだ】
ニンポウラーのあきらに対する宣告はさらに続く。
【…ただし脳の意識が吹っ飛ぶんだ。その後どうなるかは知らないがな…もしかしたら俳人同然、再起不能になるかもな…クククッ、ハハハッ、ハーッハッハッハッ】
(えっ??そ、そんな…そんなの…や、やめて、お願い…やめて…いやぁ、いやああぁぁぁ!!)
泣き叫び、ニンポウラーに必死に懇願するあきら。もっとも彼女の口は青山によって塞がれているので、その叫びは声には出せず頭の中のニンポウラーだけに向けられているものだが。
【そうか、ではこのままコイツに犯されていてもいいのだな?桃井あきら。そうなのだな…ククククッ】
(いやぁ…そんなのいやよ…で、でも…でも…いやぁ、いやあぁぁ!)
迫りくる恐怖にあきらは完全に錯乱状態だ。だが彼女はその時、ふとある疑問が沸々と湧いてくる。
(で、でも…でも、それができるなら何で最初からこうしなかったの?…何で、何で?…)
【何故かって?…クククッ、最初からそんな事をしたらおまえが屈辱に悶え苦しむ姿が見れなくなるではないか?…だがおかげでたっぷり楽しませてもらったぞ、桃井あきらよ…クククッ、ハハハッ、ハーッハッハッハッ…】
(そ、そんな…じゃあ、わたしは最初からコイツの手の中で踊らされていたっていうの?いつでもこうする事はできたのに…そんな…そんな…)
その事実を知り愕然とするあきら。と同時に今まで張り詰めていたものが完全に切れてしまったようだ。
【クククッ、そういうことだ…ではさらばだ、桃井あきら、いやデンジピンクよ…フフフッ、ハハハッ、ハーッハッハッハッハッ!】
頭の中からニンポウラーの高笑いが聞こえる…それと同時にあきらを強烈な頭痛が襲う。しかもそれは徐々にひどくなっていく。
(ああっ…あ、頭が痛い、痛いっ…ああっ、ああっ…)
【フフフッ、その頭痛の正体は脳の意識が膨張してるからだ…これが風船のように膨らんで…ドッカーン!!…クククッ、ハーッハッハッハッ】
(そ、そんな…やめて、やめて…いやぁ、いやあぁ、いやああぁぁぁ!)
ひどくなっていく頭痛、頭の中で泣き叫ぶあきら…頭の中に時限爆弾を仕掛けられたような感覚にも彼女にはもう何も抵抗する術もなくただただ恐怖する事しかできなかった。
パアァァァン!!…そして頭の痛みが頂点に達した時、遂にあきらの中で何かが弾けるような音がした。(きゃあああぁぁぁぁ…ああああぁぁぁぁ!!)
耐え難い激痛に、頭の中で悲痛な叫び声をあげるあきら。そしてそこで彼女の意識は完全に途絶えてしまった…。
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…ここは青山の部屋…自分の部屋に戻ってきた彼は、先程のあきらとのベッドシーンを収めたビデオの映像を見返していた。
▼あっ、あん…や、やめっ…あぁん、ああぁん…はあぁん…▼
「へへえっ、上手く撮れてるなぁ…ねぇ、あきらちゃん♪えへへへへっ」
「…」
部屋の壁に寄りかかってモニターを見ている青山は、となりに並んで座っている“あきら”と呼んだ女性に向かって微笑みかける。
だがその女性からは何の反応もない。彼女はだらしなく口を半開きにし、うつろな照点で正面を見ていた。いや、向いていただけで彼女の瞳には何も映っていないのかも知れない。
彼女は少し前までデンジピンク・桃井あきらと呼ばれていた屈強な女戦士だった。
だが今の彼女からはそんな面影は微塵も感じられない。ただ人形のように青山の隣に座らされているだけだ。
彼女はベーダーの狡猾な罠にハマり植物状態にされ、この青山の部屋に連れて来られていた。
▼あっ、あっ、あん…あぁん…はあぁん▼ モニターには青山の慰み物にされているあきらの姿が映し出されていた。
だがそんな自分の姿を見てもあきらは何の反応も示さない。彼女は、ただ抜け殻のようにぼーっと前を向いているだけだ。
「ウフフッ、しゃべらないあきらちゃんもかわいいなぁ…でもこれからはずっといっしょだからね♪…えへへへへっ」
「…」
そんな何の反応も示さないあきらに、青山は右手で彼女の左胸を揉みほぐしながら、また不気味に微笑んだ。
-完-