ピンクターボＶＳラゴーン
「きゃあぁぁぁぁぁ！！」
「あぁ、ピンク?????！！」
「フハハハハ！ピンクは、もらったぜ！」
「待てぇ！ヤミマル！！キリカ！！」
レッドの叫びも虚しく、ピンクターボは、ドラグラスに捕まり、いずこかへと連れ去られてしまった。
「あぅ！・・・こ、ここは・・・？」
周囲を見渡すピンクターボ。
「何ぃ？！ピンクターボ？！！小娘めが、どこから紛れ込みおったぁ？！」
「な？！ラゴーン？！！」
いきなり敵の首魁の許へと、拉致された事実に驚愕するピンクターボ。
「フ、この俺が招待したのさ！ラゴーン！お前の望みを叶えてやろうと思ってな。」
柱の影から、ヤミマルとキリカが現れる。
「何ぃ？！」
「ハァ！」
「こ、これは？」
ヤミマルとキリカが張り巡らした赤いネットを警戒するピンクターボ。
「この赤い糸の牢獄は、どちらかが死ぬまで、解ける事は無い！！さぁ、存分に殺し合え！！」
立ち去るヤミマルとキリカ。
「おのれ、ヤミマルめ！こんな小娘に、この儂の相手が務まるか！」
「なんですって？！ターボレーザー！！」
ピンクターボは、腰のホルスターから、ターボレーザーを抜くと、ラゴーン目掛けて連射した！
「きゃああああ？！」
ターボレーザーの光弾は、ラゴーンに跳ね返され全てピンクターボに命中した。
「そ、そんな・・・」
「フン！そんな物が、この暴魔大帝ラゴーンに通じるものか！！死ねぇ！」
ラゴーンは、口から光線を放った！
「くっ・・・トォッ！！」
前転して光線をかわしたピンクは、ターボレーザーの剣でラゴーンに斬り掛かる！
「甘いわ！！」
ラゴーンは、触手を伸ばし空中のピンクを迎撃する！
「きゃあぁぁぁぁぁ！！」
身動きのとれない空中で、ラゴーンの触手をかわす術など無く、まともに喰らい火花を散らしながら落下するピンク。
「まだ、終わりではないぞ！」
ピンクを迎撃した触手の他に、三本の触手が伸びて、ピンクの四肢を搦め捕り、大の字に宙吊りにする。
「喰らえぇ！」
ラゴーンは、目と口から破壊光線を連射し、四肢を拘束されたピンクターボを攻め立てる！
「きゃあぁぁぁぁぁ！！あぁ、ああぁぁぁぁぁ！！」
四肢を触手に拘束されているので、回避は疎か防御もままならなず、無防備なまま破壊光線に全身を蹂躙されるピンクターボ！
「あぁ！くっ、きゃあ！あ、あぁ！ああぁ！くっ、あぁ！ふ、振りほどけな・・・きゃああああぁぁぁぁぁ！！」
諦めずに、触手を振り解こうと、もがくピンクターボだが、触手は、ビクともせず、破壊光線は、ピンクの強化スーツを破壊し続け、ピンクの強化スーツは、爆発で、全身が黒焦げになりつつあった。
「そぉら、次はこれだ。じっくりと斬り刻んでやるぞ！」
ラゴーンは、大振りな大剣を持った腕をピンクターボ目掛けて伸ばしてきた！
「きゃああああああ！！！」
ピンクターボの左肩から右脇腹までを大剣が一閃し、その斬閃に沿って火花が走る！
左胸にあったターボレンジャーのエンブレムまでが斜めに断ち割られていた。
「あ、あうぅ・・・くっ・・・きゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！」
ラゴーンに斬られた強化スーツが、間を置いて大爆発を起こし、鮮血が噴き出すが如く、斬り裂かれた強化スーツから、火花が噴き出した！
ピンクターボの全身で、スパークを伴い、無数の爆発が起きて強化スーツを破壊する！
「う、うぅ・・・」
斬り裂かれた裂傷が、大きく口を開け、内部メカが白煙を上げていた。
「嬲殺しにしてくれるわ！！」
ラゴーンは、無数の触手と大剣、そして破壊光線でピンクターボを攻め立てる！
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！ああぁ！あぁぁぁぁぁぁ！！」
ピンクの悲鳴が響く度に、ラゴーンの攻撃がピンクターボの強化スーツを破壊していく！
「ああぁ！きゃああああ！！き、強化・・・ああぁ！強化スーツが・・・きゃああああ！・・・も、あぁん！・・・もたない、きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
鋭い牙を生やした触手が、ピンクターボの強化スーツを喰い千切る！
「・・・い、嫌っ！・・・そこは？！・・・あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
有顎触手は、ピンクターボのスカートに群がり、ボロボロに喰い散らかす！
「そぉら！！」
「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」
ラゴーンは、四肢の拘束を外すと同時に、目と口と触手から、破壊光線を一斉発射し、ピンクターボを赤い糸のネットに叩き付けた！
全身の強化スーツが爆ぜながら、ピンクターボは、赤い糸に背中から叩き付けられる！
「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」
ピンクターボの背中が、激しく爆発を繰り返す！
「・・・あ、あぁ・・・う・・・くっ・・・」
「まだ終わっておらんぞ！喰らえ！！」
ラゴーンは、触手から大量の火花を噴出させて、ピンクターボを襲う！
「うっ・・・くっ、あぁぁぁぁぁぁ！！」
ピンクの強化スーツが破壊痕を中心に爆ぜる！
「そらそら、どうした？」
ラゴーンは、火花を噴出させている触手をピンクターボの両胸に押し付けると、そのまま赤い糸に叩き付ける！
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！きゃああああああああああああああああ！！！！！」
前後から同時に苛まれ、絶叫するピンクターボ！
苛烈なエネルギー流がピンクターボの全身を駆け巡り、全身で激しく大きな爆発が絶え間無く起こり、強化スーツを破壊し尽くす！
「フン！」
ラゴーンが触手を外すと、ピンクターボは、全身で爆発を起こしながら、ゆっくりと崩れ落ちた・・・
「あ、あぁ・・・」
ピンクターボの強化スーツは、鮮やかな光沢のあるピンクの生地の九割近くが、爆発によって吹き飛び、内部メカが痛々しく露出して、火花を散らしていた！
「うっ・・・くっ！」
それでも何とか立ち上がろうとするものの、少し動く度に、ボロボロの強化スーツが爆発しピンクターボを苛む。
「くっ・・・あぁん！」
立ち上がろうとするも、全身で今だ続く爆発の勢いに負け、俯せから仰向けになり、再び倒れ込むピンク。
仰向けになったピンクターボの両胸は、内部メカは元よりアンダースーツすらも吹き飛び、乳房と秘部が露出していた。
「フフフ・・・良い事を思い付いたぞ・・・」
ラゴーンは、再びピンクターボを触手で拘束し、自らの前に吊し上げた。
「フフフ・・・ピンクターボよ、お前には儂との間に最強の流れ暴魔を孕ませてやるぞ・・・」
「・・・うぅ・・・」
「そぉら！！」
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」
ラゴーンに、処女を奪われたピンクターボ。
その瞬間、強化スーツが激しく爆発する！
ラゴーンが抽送する度に強化スーツは、爆発し続けた・・・
ピンクターボの地獄は、何時果てるともなく続くのであった・・・
その後、四人になったターボレンジャーは、苦戦に次ぐ苦戦の末、暴魔に追い詰められ、最期には、ピンクターボが産み落とした流れ暴魔に惨殺されてしまったのだった・・・