時桃2



2000年●月3日
昨日は眠りにつくのが遅かったが、起きるのはいつも通り早かった。
あまり眠れなかった。
昨日の脅迫・辱めによる恐怖・屈辱・不安のためだ。
股間の恥ずかしい箇所にしっかりと埋め込まれたバイブの存在…。
ユ(夢なんかじゃない…、現実なんだわ。)
そう思い知り、朝から呆然としてしまう。
だがいつまでもしょげているわけにはいかなかった。
今日も仕事があるのだ。
ユ(しっかりしないと。)
ユウリは意を決し、布団から起き上がる。
だがその時、
ヴィンッ!
ユ「くあぁっ!」
バイブが中振動をし、思わず大きな呻き声を上げてしまった。
朝っぱらからの強い振動。
まるでⅩが、「おはよう」といやらしい挨拶をしているよう、、。
また、さっきのユウリの心の葛藤を叩き潰すようだ。
そんなⅩの行為に、ユウリは唇を噛みしめ、また恐怖・不安に苛まれる。
今日確実に辱めを受ける、一体どんな事をされてしまうのか…。
不安な面持ちを健気に抑えようと、ユウリは仕事の準備をしていく。
だが体を動かすたびに陰部を擦らすバイブの感触が、そんな健気さを削り取っていく。

この日は夏が戻ってきたようにさらに暑い日だった。
仕事の用事で遠い街に行き、バイブの振動が来やしないかと、彼女は緊張して気を引き締め続けた。
だが、振動は来ない、、ユウリの緊張をあざ笑うように…。
けど歩くたびにバイブが陰部を擦り、わずかなしかし決して無視できない刺激に、顔をしかめそうになるのを必死に耐える。
ペニスを挿し込まれながら歩いている…、いやらしいこの状況に、そう錯覚してしまう。
体からは、いつしか汗が浮かんできていた。

何とか無事に任務を済まし、帰ることにする。
もう夕方になってしまった。
街を歩く、、と、
ヴィ、ヴィイイン。
ユ「うっ…!」
とうとうバイブが弱く振動をはじめ、小さく声を出す。
周りには街を歩く人々がたくさんいた。
何とかばれないように我慢しないと…。
だがそんなユウリをあざ笑うかのように、バイブは小刻みに不規則なオンオフを繰り返し、刺激で苦しめる。
ユ「く…っ。(くそっ! こ、こんな、、やめて…。)」
自分を辱めるバイブの巧みな動きに、屈辱に身を震わせながら歩く。
もう少しで駅だ。着いたらトイレに逃げ込もう、と思った時。
ヴィイインッ!
ユ「ひあぁっ!!」
強烈なバイブの振動が彼女の陰部を捏ねくり回し、鋭い刺激に思わずビクッと反応し悲鳴を上げてしまった。
周りを歩く人々がそんなユウリに何だろう?と視線を送る。
子供が、、お年寄りが、、学生が、、サラリーマンが、、主婦が、、たくさんの様々な人がユウリに注目する。
振動が止み、バイブによる蹂躙から解放されたユウリは、恥ずかしい思いと共に、陰部のバイブがばれたのではと錯覚し、必要以上に怯えてしまい、余計注目を浴びる。
ユウリはあまりの恥ずかしさに、逃げるように駅への道を急ぐ。

駅に着いた。
トイレの一室に入り、洋式便座に座る。
おずおずとスカートを捲ってショーツを見て、愕然とする。
ショーツは自分の体内から染み出たのだろう愛液で湿っており、自分の痴態に情けない思いになる。
と、ショーツを見ていた時、
ヴィイイィィッ!
ユ「ふあっ!、、う…っ!」
バイブが強振動を開始し、いきなりの強烈な振動に、ユウリは何とか悲鳴をこらえて体を丸め、手でバイブを抑えるが、バイブは止まるはずもない。
ショーツは中のバイブでぶるぶると震え、それを見て歯を噛みしめるユウリ。
まるで自分に見せつけるような暴虐に、耐えきれずショーツを脱ごうとする。
だがディスクの内容を思い出し、口惜しくもバイブのいたぶりを受け続ける。
バイブが止み、ユウリは屈辱に苛まれながら、染み出た愛液をティッシュで丹念に拭く。
トイレを出て、ホームに向かう。
夕方の込む時間帯で、駅のホームは人で溢れ返っていた。
ユウリは、いつ来るかもしれないバイブの振動に怯えながら、電車に乗る。

電車の中は予想以上の満員だった。
周りは皆自分より背の高い男ばかりで、暑さでかいた汗に異様な熱気が溢れている。
そんな時、またバイブが弱く振動を始めた。
ユ「ぅ…。」
満員状態の中、必死に周りに気付かれまいと反応をこらえるが、その反動として、顔は強張ってしまっている。
隣の会社員の男がそんなユウリを見る。
若いきれいな女性が強張って何か我慢しているような表情は異様に美しく、どんどん気になっていく。
さらに中振動がユウリの陰部を襲う。
ユ「く…ぅうっ!」
悲鳴が漏れ、羞恥に顔をしかめる。
その表情に会社員は我慢できなくなり、そっとユウリの体に腕を伸ばす。
ユ「?……っ!」
自分の体に何かが触れる違和感がした。
すぐに分かった、痴漢だ。
スカート越しにだがお尻をピンポイントに触れてくる。
だが、ユウリの反応に怖気づいたか、手はすぐに離れた。
それにより、犯人を特定できない。
だが、その時再度バイブが振動し、刺激に顔をゆがめる。
また誰かの手がお尻を触れる。
今度は掌で、撫でてきた。
さっきよりもあからさまだ。
お尻を撫で上げられる感触に、ユウリはゾクリと身を震わせる。
ユウリの反応を確認するように慎重にお尻を撫でる手は、だんだんあからさまにいやらしくお尻を丸みを味わうように撫でつける。
知らない男に痴漢される屈辱に、ユウリはその手首をガッと掴み、振り返ろうと、、
だが逆方向から、スカートからのびる太ももを撫で上げられる。
そのおぞましい愛撫から、掴んだ手首を逃してしまった。
しまった!と思ったところに再びお尻をスカート越しに撫でられる。
二つの手は別人で、複数犯なのか…と動揺する。
動揺により動きが止まったユウリを、男たちは嬉々と愛撫する。
お尻を撫でる手は、時折揉み込む様に撫でつけていく。
太ももを撫でる手は、少しずつ付け根に向い這い上がり、スカートをたくし上げていく。
はっとしたユウリは、両手で男たちの手を掴もうとし、
その時、バイブが中振動でオンオフし、刺激に動きを止めてしまう。
その隙に、ユウリは両手を掴まれてしまった。
ユ「あ…。(し、しまった! 腕を…。)」
Ⅹはどこかで見ているのだろうか、、
いやにタイミングよく、まるで痴漢と一緒に自分を辱めている気がし、恐れ慄く。
両手の動きを封じられたユウリは、嬉々と愛撫してくる痴漢たちの手から逃れようと、何とか体を動かそうとするが、満員のキツキツ状態ではそれもできない。
二つの手はやがてスカートを捲りあげ、白いショーツが丸見えになる。
手触りのいいシルクの感触を堪能するようにショーツ越しにお尻や腰回りを撫で、その感触にゾクリと身を震わす。
さらに太もも・内腿の付け根を撫でまわす手も相変わらずだ。
いやらしいお尻の指は、時折ショーツ越しにお尻の溝を突き、溝に沿ってつつーっとゆっくり這いまわしていく。
ユウリはそんな愛撫に恥辱でいっぱいだった。
ユ(一般の人にまで、、辱められるなんて…。)
羞恥と共に、自分の無力さが悔しくてたまらない。
だが抵抗したらすぐさまバイブが強くねちっこい振動をはじめ、ユウリの抵抗を押さえ付ける。
「大人しく辱めを受けろ!」と、この場にいないⅩに命令されているような気がし、何とも屈辱だ。
何とか思い通りに触れられまい、とユウリは健気に足同士をくっつき合わせる。
痴漢の指が無理やりこじ開けようと、内腿の付け根を擦る。
そんな感触にぶるぶる足を震わせながらも、何とか耐える。
仕方なく痴漢は、責める個所を変えることにした。
いきなり彼女のジャケットを脱がせ、その行為に驚くユウリ。
痴漢は胸を嬲ろうとするつもりだ。
ジャケットが彼女の腕に絡み、それにより彼女の腕が拘束されたように動けなくなる。
彼女の胸を見た痴漢は、ふと気付く…。
ピンクの薄いタンクトップから、胸のふくらみの形、さらには乳首までがありありと見える。
まさか、、痴漢はすかさずタンクトップの脇から手を入れる。
その行動に驚き、すぐさま抵抗するユウリだが、満員状態で周りに気付かれないようにするために体をあまり大きく動かせない。
さらに両腕を痴漢たちに掴まれている上に脱がされかけたジャケットが手首に絡み後ろ手状態のまま動かせない。
まるで後ろ手に縛られているようで、何ともいやな感じだった。
嫌がる彼女の胸を痴漢は淡々と探り、ブラがない事に気づいた。
痴漢「君は、何て恰好をしているんだ…。」
信じられないと言うように、痴漢は彼女の耳元で囁いた。
ユ「…」
ユウリは何も答えられなかった。
脅されて仕方なく…、そんな事を言っても、痴漢をさらに喜ばせるだけ…。
痴漢はタンクトップに手を入れたまま、その乳房を指でつつく。
プニプニ、、と柔らかく弾力性のいい乳房の感触に、嬉々としてさらに胸を嬲る。
指をいやらしく器用に動かし、乳房を撫で、揉みつける。
もう片方の手は、タンクトップの細い肩袖にかかり、ゆっくりと下ろしていく。
痴漢の行動にユウリは驚く。
ユ(い、いやっ! まさかこいつ、、こんなところで、胸を晒す気!?)
羞恥にあがくユウリをからかうように、痴漢は嬉々としていやらしい手つきでそっと細い腕に沿い肩袖を下す。
もう片方の肩袖も下す。
そんな成り行きを、ユウリは震えて見る。
ノーブラのため、タンクトップの細い肩袖を外され、たちまち白く細い肩が露わになる。
あからさまな痴漢たちの視線に、竦み上がるユウリ。
タンクトップは、何とか胸の膨らみに引っかかっている、という感じだ。
次は胸が晒される、、何とか気丈に痴漢たちに向って、
ユ「もうやめて…! 馬鹿な事は、、しないで…!」
と、小さくだが悲痛に囁いて頼み込む。
しかし痴漢たちはそんなユウリの言葉を無視し、後ろの痴漢が彼女の脇から両手を伸ばし、
ユ「ひ…ぃ…」
思わず悲鳴を上げそうになる。
痴漢の両手が、タンプトップ越しに乳房を包んで掴んだ。
いやらしく揉み込む、、その動きを止める。
そして、ゆっくりした動きで、少しずつタンクトップを胸から下ろしていく。
その様子を固唾をのんで凝視する痴漢たち。
あまりの恥ずかしさに彼女は顔をゆがめて真っ赤になる。
そしてついに、彼女の乳房が露わになった。
大きいとは言えないが、年相応に豊かで、形はよく張りがあり、また白くきれいだ。
そして、先ほどの蹂躙で、先端の乳首はすっかり膨らんでしまっていた。
眺めていた男たちは、この光景に、ホーッと感心のため息を漏らす。
ユウリは羞恥に顔を逸らす。
そして後ろの痴漢は、再び手で乳房を覆い、撫で揉む。
ユ「うっ、、く…ぅ…っ!」
乳房の肌に、じかに触れてくる痴漢のいやらしいペッティング。
あまりにひどい事だった。
さらに、指をゆっくりと蛇のように動かして乳房を撫で上げ、乳首に達する。
乳輪の周りをじわじわと撫でまわし、彼女の不安を煽り、そしてついに乳首を撫でる。
ユ「くぅっ…!」
悲痛な顔で耐え、悲鳴を漏らす。
続いて彼女の乳首を摘み、爪で引っ掻き、ユウリを苦しませ続けた。
あんまり執拗なので、ユウリは体を揺らし乳首責めから逃れようとするが、痴漢はそんな抵抗をでも易々と乳房・乳首に手を触れ、しつこく揉み込む。
それでも嫌がり抵抗するユウリ。と、
ヴィイィィィィイインッ!
ユ「んふっ…!」
バイブのうねりを混ぜたいやらしい中振動に、彼女は抵抗を抑えられた。
その不自然な反応に、痴漢たちは疑問の目をユウリに向ける。
そんな痴漢たちの反応に、ばれたんじゃ、、不安がりながら、必死に平静を装う。
もしバイブの存在にまで気付かれたら、、痴漢たちは容赦なくそれをネタにもっと自分を辱めるだろう。
それだけはせめて、、ユウリは悲痛な面持ちで耐え、脚をキュッと閉じて股間への愛撫を防ぐ。
Ⅹは本当に、どうやって自分を見ているのか…。
もしかしたらすぐそばにいるんじゃないかと、ゾクリと身を震わせる。
と、電車が急カーブに差し掛かり、ガクンと電車が大きく揺れた。
そのせいで、踏ん張ろうと思わず脚を開いてしまった。
しまった!とすぐさま閉じようと、、だが内腿に男の足のズボンの感触が。
ユウリが足を開いた隙を逃さず、痴漢の一人が彼女の足の間に自分の足を差し入れ、閉じられなくした。
ユ(あ…。)
愕然としてしまい、がっくりと首をうなだれるユウリ。
彼女の脚が開放され、痴漢たちは嬉々として股間に向けて指を手を、入れて愛撫してくる。
ユ(やめて…!)
切実に心の中で懇願するが、届くはずもない。
両手を掴まれ脚の自由を奪われた身では、どうやっても痴漢たちのペッティングから逃れる術はなかった。
黙って、受け入れるだけ…。
絶望感に身を震わせるユウリ。
最後まで取っておこうと、まだ手を付けていないショーツの前側の股間に、痴漢の指が迫る。
ショーツ越しに股間に指を触れた痴漢は、妙な硬い感触がしたことに疑問を持つ。
とうとうショーツ越しにバイブに触れられた事と、痴漢たちの疑問を察知したユウリは、ガクガクと身を震わせる。
バイブによる刺激に反応していたユウリ、痴漢たちは彼女のその不自然な反応に疑問を持っていた。
ショーツの股間部を見てみると、、、。
女にしては妙に盛り上がっていて、時折振動している。
ショーツは一回り小さいサイズ故に彼女のお尻や股間にピッチリと張り付いているため、わずかに陰部からはみ出たバイブの膨らみにも容易に気付かれてしまう。
何ともいやらしい光景だった。
その光景が、痴漢たちの加虐心をさらに駆り立てているのだが。
さては、、嫌がるユウリを抑え、その盛り上がりに再度手を触れる。
手触りのいいシルクのショーツに覆われた、固い感触が…、その時。
ヴィィイイッ!
ユ「ふぅ、、ぅ…っ!」
痴漢が指を触れた途端、固まりが中振動し、その途端彼女はビクンと反応し、呻く。
間違いない、、バイブを仕込んでる。
こんなにきれいで、清純で気の強そうな女性が…。
ノーブラの事といい、さすがに痴漢も信じられない思いだった。
それと共に、彼女に対し加虐心がさらに増す。
痴漢はユウリの耳元で囁く。
痴漢「君は、何ていやらしいものを仕込んでいるんだ。」
ついにバイブがばれてしまった、羞恥に顔が真っ赤になる。
ユウリは否定したい思いでいっぱいだが、何も言えるはずなどない。
大人しく黙っているユウリに、痴漢は調子付き、悠々と囁き脅す。
痴漢「助けを呼んだりしたら、周りにこのバイブをしている事をばらすぞ。」
そう彼女を脅し、自分を脅す人間が増えてしまったことに、愕然となってしまう。
「大人しくしてろ…!」と囁き脅し、ユウリは抵抗を諦める。
痴漢たちはそれでも警戒して、彼女の両手を掴んだままで、抵抗を封じたまま愛撫を続ける。
耳に息を吹きかけ、太ももを撫でまわし、ショーツ越しにお尻やバイブを仕込まれた陰部を撫でる。
お尻を撫でる手は、小さいためお尻を締め付けるショーツの裾から時折、無理やり指を入れ、直にお尻の肌を撫でつける。
さらにいきなり痴漢は、彼女の晒された乳房を握る。
ユ「ふぐ、、ぅ…っ!」
必死に声を上げそうになるのを堪えるユウリ。
そんな彼女に、痴漢はますます加虐心に燃え、脅しをかける。
痴漢「バイブだけじゃない。この生の乳房も、周りに見られることになるぜ。それがいやなら、大人しくしてる事だ。」
と囁きながら、コリコリと乳首を摘む。
ユ「ん、、ふぅ、、ぅ…っ!」
再びの脅しに屈辱を感じながら、その感触に息が咽る。
胸、太もも、お尻、股間を愛撫する指、、さらには耳元、首筋を愛撫する唇・舌…。
痴漢二人は、彼女の成熟しかけの若い体をくまなく味わい堪能していく。
ユウリの反応・表情を確かめながら…。
そんな静かな、しかし濃密な責めをされた彼女は、悲鳴や抵抗を我慢している分、愛撫に過剰に反応してしまい、官能に身を震わせる。
そして痴漢は、そんなユウリをからかおうと、彼女のバイブをショーツ越しにトントンとノックし、ビクッと反応する彼女を愉しみながら、
痴漢「ノーブラの上、こんなバイブを付けて電車に乗って、いやらしい女だ。まるでチンポが付いているみたいだぞ。」
ユ「く…っ!」
卑猥な言葉責めをされ、ねちっこく全身愛撫される。
目の前のいやらしい恰好の美しいユウリに、痴漢はすっかり魅惑され、
痴漢(ふふ、、このままどこかの駅におろして、やっちまうか…。こんないやらしい恰好なんだ、、こいつも期待してたんだろ、、抵抗なんてするものか…。いざとなれば脅せばいいしな。)
と、彼女をかっさらおうと目を怪しく光らせる。
しかしそんな魂胆を感じとったユウリは、自分の駅に着いて降りる寸前、痴漢たちを振り払い、素早い動きで逃げるように電車を降りる。
脱がされかけたタンクトップとジャケットを羞恥いっぱいに慌てて着直し、トイレに向かう。
もう体は汗だくで、見ていなくてもショーツは湿っていると分かる。

トイレに入り、ショーツを恐る恐る見ると、思った以上にショーツは大きい染みができ、触ってみると指に粘々した愛液がつく。
ユ(いやっ!!)
嫌悪感いっぱいに指と濡れたショーツをティッシュで拭き、手を丹念に洗う。
噴き出た汗をしっかりと拭き、仲間のところに戻る。
家に入る前に再度汗を拭く。
ユ(皆の前では…お願い!)
そう儚く願うユウリだった。
だが、聞き入れられることはなく、先ほどよりもいやらしくそーっとバイブの蹂躙を受ける事になる…。

家に戻ったユウリ。
いっぱい辱めを、それも一般人に辱めを受けてしまった。
それにより、ユウリの刑事・戦士としてのプライドはズタズタにされ、心ここにあらず、という感じだった。
いけない、しっかりしなければ!
仲間の元に戻ったのだ、しっかり気を引き締めなければ。
これから今日の任務の報告をしなければならない。
まだ終わってないのだ。
さっきまでの蹂躙でユウリは汗だくだ。
とりあえずトイレに入り、ハンカチで体の汗をできる限り拭う。
薄いタンクトップは濡れていて、透けてしまっている。
ずっとこんな状態だったのだ…。
無性に恥ずかしく思い、顔を赤らめながらも、汗を拭う。
胸が透けており、ユウリはジャケットを改めてちゃんと着て、胸を隠す。
さらに、おずおずとスカートを捲り、ショーツを見る。
駅から歩いただけで、バイブの小さな刺激により新たに溢れた蜜で濡れていた。
ティッシュでその染みを丹念に拭く。
ショーツの布に染み込んだ染みは、完全には拭きとれず、大きな染みが残る。
恥ずかしく、そんな染みを溢れる自分が情けないが、我慢してトイレを出る。
報告をしなければならない。

仲間の元に向い、仲間の目が心配で仕方なかったが、何とか大丈夫そうだ。
何とか安心したユウリは、仲間に今日の報告をする。
だが、恐れていたことはすぐに訪れる。
皆の前で報告していたその時、バイブが振動した。
報告で声を出していたため、悲鳴を抑えることができず、皆に気付かれてしまった。
まさか仲間の目の前で、、驚き慄く。
恥辱を感じるが、皆に見られているため、顔に出すことはできない。
悲鳴を上げることも、顔に出すこともできない。
ギリギリの状況の中でまたもや辱められる。
心配し声をかける仲間に、気丈に何でもないと、報告を続ける。
ユ(お願い…やめてっ!)
そう願うが、やはり聞き入れられるはずはなく…。
ユウリが報告しようと声を出すたびに、バイブが弱く、長短さまざまな振動で、ねちっこくユウリを責め続け、悲鳴を抑えられず、見る見る顔が真っ赤になる。
皆心配するが、バイブをされている、と言えない重い理由があるため、何とかやり過ごすしかない。
もう泣きたい気分だった。
その後は、バイブは振動することはなかったが、ユウリはずっといつ来るか分からないバイブに怯えながら、報告をし終えた。
すぐさま逃げるように部屋に戻ろうとしたが、竜也に声をかけられる、今の様子に心配になったのだ。
何とかやり過ごそうとしたその時、バイブの責めが再開された。
ユ「うぅっ…!」
ユウリの顔が明らかに歪む。
心配し声をかけた竜也の目の前で、バイブをねちっこく振動され、反応を見せてしまった。
驚く竜也の視線から逃れるように、うまくやり過ごし部屋に戻るユウリ。

ばれはしなかったろうが、仲間の前で、愛しい人の前で辱められ、ショックで涙を浮かべるユウリだった。
携帯が鳴る、、身を震わせるユウリ。
Ⅹからだ。中身は画像だった。
ユ(なっ!! う、うそっ…ど、どうやって…?)
その画像は、昨日と今日のユウリの痴態だった。
穿いていたショーツを脱いで恥ずかしいショーツを穿く瞬間、、そのショーツを穿いたままノーブラで人前を歩き、不安げな表情をする瞬間、、電車内で痴漢され愛撫された瞬間、、仲間の、竜也の目の前で辱められた瞬間、、様々な角度で至近距離からその姿や表情を撮られ、恐れ慄く。
本当にどうやって…Ⅹとは一体何者なのだろうか?
自分を脅し辱めるⅩに、戦慄を感じる。
さらに、文章がある。

『言い忘れてたよ。分かってると思うけど、もし逆らったら、この恥ずかしい写真をばらまいて、ディスクの中のことを実行するからね。ちゃーんと私に従うんだよ。あと、ショーツは手洗いをしてね。洗わないで何日もそのままにしておくと、君のお汁の匂いと体臭で、皆にばれてしまうよ。トイレとお風呂と寝る時は脱いでもいい。洗った後は、一晩で乾くから、ちゃんと毎日穿こうね。』

く、、と顔をしかめる。
自分を辱めるショーツを自分の手で洗う。
何とも屈辱だったが、Ⅹの言う通り、辱めによりショーツは愛液で濡れ、異様な匂いを放っている。
放っておいたら皆にばれないとも限らないし、第一気持ちが悪い。
ユウリは大きく染みで濡れているショーツを見て顔を赤らめ、そっと脱ぐ。
陰部に挿入されたバイブが離れる感触…。
ユ「う、、ああぁあ…!」
ニチャ…、いやらしい音と共に、バイブが陰部の肉壁を擦りあげ、ユウリは悲痛な顔でショーツを脱いでいく。
ショーツを脱いで、見たとき、愕然とした。
ショーツの内側は、表側よりずっと濡れており、バイブは彼女の愛液に濡れ、何とも滑稽な光景だった。
ユウリは屈辱でいっぱいの顔をし、ショーツをおずおずと摘みあげ、皆に見つからないようにこっそりと洗濯場に行く。
そこで慣れない手つきで愛液に濡れたショーツを洗う。
付属のバイブを洗っている時は特に屈辱だった。
これが自分を辱め、散々いたぶってきたのに、こうやって自分でそれを手入れしている。
何とも悔しかった。言う通りにするしかないなんて…。
愛液のヌルヌルとベトベトとする感触をまざまざと感じ、顔をしかめながらも洗い続ける。
そこに、竜也が通りかかり、珍しく洗濯しているユウリを見つけ、声をかける。
竜「へえ、珍しいな。普段洗濯とかしないユウリが手洗いしてる。」
何気なく声をかけた竜也に、ユウリはビクッと過剰反応してしまい、すかさず抑えようとする。
ユ「(落ち着け、、落ち着くんだ、あたし!)た、竜也。もう、びっくりしたじゃない。」
と平静に話す。
ショーツが見られてないか、と不安で仕方なかった。
竜也は勿論ユウリに気を使い洗濯物を見ないようにしたが、だがやはり違和感を感じる。
気配に気づかないなんて、、ユウリらしくなかった。
それに、いやにビクついたような…。
その心配をユウリは見抜き、洗濯物を隠しながらうまくごまかす。
安心し、部屋に戻る竜也にほーっと安心し、洗濯を続ける。
洗濯し終わったショーツを、手で隠し、周りを気にしながらそそくさと自分の部屋に戻る。
一安心するが、自分のこんな情けない行動に飽きれる。
ユ(何やってるんだろ、あたし…)
部屋の鍵を閉め、だがそれでも吊るして干すことは恥ずかしく、物陰に隠すようにそのショーツを広げ、陰干しすることにした。
明日の朝までに乾くかどうか心配だったが、Ⅹはちゃんと計算して作っていて、無用な心配だった。
風呂に入り、床について落ち着いた時、今までの辱めがフラッシュバックされる。
誰とも知らぬ者にいきなり脅迫され、あんなひどい辱めを、しかもそのせいで、電車内で一般人にまで辱めを受けてしまった。
プライドの高く若い女性らしい恥じらいも持つユウリには、何とも屈辱的だった。
しかも、昨日からずっと股間の恥ずかしい部分に埋め込まれたバイブ。
今は外しているが、明日またつけなければならない。
そして、また辱められる。
不安と恐怖で、眠ることができない。
さらに、昨日からずっとバイブにより嬲られた陰部は、あれほどの蹂躙を受けたにも関わらず一度も絶頂に達していない。
そのため、股間が疼いて疼いてしょうがない。
自分で弄って達しようか、、だが、常に監視するⅩの目が気になる。
だが、陰部の疼きは、もはや我慢できない。
思わずユウリは、ベッドに潜った状態で、股間に手をやり、さすろうと、、。
だがその時、携帯が鳴った。
ユウリはそれにビックリし、手を止める。
そして恐る恐るベッドから出て、携帯を見る。
それは、メールだった。
『隠れてオナニーをするつもりかい? けど私にはちゃんと見えてるからね。さあ、遠慮なくオナニーをしてくれ。』
その言葉に、ユウリは言い表せない恐怖に息が詰まる思いだ。
ベッドに潜って隠れても、Ⅹにはしっかりばれている。
一体どうやって監視しているのか?
そして、オナニーを愉しみにしているⅩの言動に、もはやユウリは、辛抱するしかなかった。
見られていると分かっている以上、オナニーをするのは何とも屈辱なのだ。
自分を辱めるⅩに見せて、愉しませるだけなのだから。
ユウリは、ベッドに入って寝ることにした。
やはり股間はズクズクと疼く。
たまらない感触に、払拭するように寝返りを打つ。
だがそうしても、疼きは止まらない。
無理もない、昨日から辱められ、中でも陰部は集中的にねちっこく嬲られた。
その状態でも、一度も絶頂に達していないのだ。
疼きは蓄積され、もはや我慢が利かないところまで来ている。
おそらく、Ⅹはそのことも計算して、絶頂に達しない生殺しでユウリを嬲り、さらに隠れてオナニーをするユウリを携帯の言葉責めで諦めさせ、苦しめていくつもりなのだ。
ユ(く、、何て、卑怯なやつなの…!)
ユウリはⅩの魂胆に憤りながらも、未だ収まらぬ疼きに必死に耐えて、ベッドで横になっている。
そんな状態で、眠くても股間の疼きで再び目が冴えてしまう。
その内そんな状態に体が疲れ切り、意識が重くなってくる。
結局、ユウリが眠りについたのは、明け方近くだった。