くノ一闘辱帖~野乃七海(ハリケンブルー)完結編~


七海「ん…」
しばらくして七海は、自分が気絶していた事に気付き、意識を取り戻す。
視界には木の葉と空が見える。
相変わらず体中雁字搦めに縛られ、猿轡も淫具もそのままだった。
七海「!!? んぅっ!!」
ようやく今の自分の状況を理解し驚愕した七海。
後ろからウエンディーヌが七海を抱きよせて、木の枝上で幹により掛って座っていた。
ウエンディーヌは足を七海の足に絡みつけ、腕を七海の上半身に巻き付けていた。
まるで、ベッドの上で抱擁されているマグロ状態みたいだ。
この状況に困惑し頬を真っ赤にして暴れる七海を、ウエンディーヌが易々と抱く締めて抑える。
だが、混乱しきった七海は、尚も抵抗する。
七海「んう~っ!」
ウ「落ち着きなさい。」
静かな命令も、混乱と嫌悪でいっぱいの七海には聞こえない。
ウ「落ち着きなさいって言ってるのが聞こえないの!?」
そう言って、七海の股間を刺激するウエンディーヌ。
毛束が陰部を容赦なく刺激し、その刺激が七海を我に返らせた。
苦痛と官能と屈辱に猿轡を噛み締める七海を、ウエンディーヌが抱擁する手で愛撫しながらなだめる。
ウ「もう大丈夫よ。ここは現代…。ほら、見慣れた景色でしょう?」
頬を撫でながら言うウエンディーヌが、顎を摘み森を見せながら耳元で囁く。
七海(! …本当だ。)
確かに、ここは何度も修行で使った森だった。
だがやはり、素直に喜べなかった。
未だ敵であるウエンディーヌに捕まっていて、この後ジャカンジャのアジトに連行されるのだから。
しかし、何故自分が気絶している間に連行せず、ここで余計な事をしているのだろうか?
ウエンディーヌも実はさっきまで気絶していたのだろうか?
そう疑問に思う七海だったが、次のウエンディーヌの一言で、真実が分かる。
ウ「ようやく目が覚めたわね。じゃ、首輪の電波を飛ばして、お仲間に知らせてあげる。」
七海「!!?」
ウ「この首輪の唯一の弱点は、装着者が気絶している時は電波を飛ばせないのよ。」
七海(ま、、まさか…)
表情が険しく歪む七海に、ウエンディーヌは耳元で囁く。
ウ「皆まとめて捕まえてあげる。」
七海「!!?(い、、いや、、いや!)ふぐぅっ、、ぐ! うむうっ…ぅ!」
何とか皆への危害を止めさせようと、ウエンディーヌから逃げようともがく。
だが、全身雁字搦めに縛られ、淫具と猿轡と痺れ薬と媚薬で完全に弱り切り動けない七海には、無駄な抵抗だった。
それでも、大切な仲間への危機に、涙を流しながら呻きもがき続ける七海だった。
そんな七海の体を、ウエンディーヌは苦もなく抱擁し続ける。
マグロ状態の七海のイキのいい抵抗が気持ちいいという風に、自分の頬を七海の顔に擦り付けて愛しげに扱う。
七海「うむうっ…! ぐうぅ!」
嫌悪いっぱいにあがいても、無駄であった。
やがて疲れて抵抗も弱まった七海をウエンディーヌは見守り、話しかける。
ウ「あっちで相当ひどい事をされたのねえ。こんな物までされて。」
そう言って、玉付針二つを見せつけた。
七海(!? それは…)
忌まわしい記憶がよみがえる。
忍者2が七海の陰唇に挿入した毛束を、網タイツの引き攣りで抜け落ちないように固定するための針だった。
という事は、股間の毛束も?
そう思いたかったが、陰核を縛りつける毛束の感触がありありと伝わってきて、そうでないとすぐに気付く。
ウエンディーヌは股縄を外し、コスパンを捲り上げて七海に股間を見せつけた。
やはり毛束は陰核に縛り付けられていたが、固定具の針を外されたため、毛束の先は陰唇から出ていた。
ウ「やっぱり昔の人は面白い事を考えるわねえ。けど、郷に入れば郷に従え、よ。」
七海「…?」
何やら意味深な事を囁くウエンディーヌに、訳が分からない七海だが。
ウ「これ、、何だかわかるかしら?」
七海「…!!?(こ、、これって…!?)」
またもおぞましい記憶が蘇る。
覚羅モドキに吸収された水流破の凝縮玉だった。
だがBB弾くらい小さく、何故だろうと思った。
ウ「フフ、覚えているようね。そう、あなたのお股に施した水流破の残り玉よ。」
残り玉だからこんなに小さいんだ、と納得した七海だが、恐怖は拭えない。
この小さな凝縮玉で、散々いやらしい目に遭ってきたのだから…。
そんな七海の恐怖を見抜いていたウエンディーヌは、媚薬チューブを取り出した。
七海「!!!」
ラベルに「女狂淫媚液」と書かれた、、一度七海に施されたあの媚薬だった。
七海(それをまた、、あたしのアソコに…)
ウエンディーヌはチューブの先を凝縮玉に付けると、思い切りチューブを押して中身を全て縊り出した。
中身に残った多量の媚薬が全て凝縮玉に混ざり、真っ白に染まった。
こってりと大量の媚薬が込められている事が分かる。
七海「…!!!」
ウ「この玉に媚薬をたっぷり凝縮させて、これを毛束の先に括りつけて…と。」
見せつけるように七海の首を起こし、股間部の毛束の作業をするウエンディーヌ。
やはり七海の恐怖は大きく、震えが大きくなる。
すると作業を終えたウエンディーヌは、凝縮玉に自分の気を送り込んだ。
七海「…っ」
そして七海のトロけた陰唇を網タイツ越しに押し開くと、その中に向かい凝縮玉を発射した。
七海「うっ!!!」
凝縮玉は彼女の伸縮自在の網タイツを奥に押し込み、凝縮玉に括りつけられた毛束も中に入って行った。
膣の肉壁に毛束がなぞり上げる気持ち悪い感触にビクビクと震える。
水流破のエネルギーのおかげで、凝縮玉と毛束は奥深くまで入っていった。
さらに水流破のエネルギーは時折凝縮玉を振動させて、括り付けた毛束をも振動させる。
よって、彼女の膣奥深くだけでなく、肉壁や陰唇、縛り付けられた陰核までも連動して刺激する。
七海「ぐむっ、、ぅふぃう…っ!」
忍者2に施された固定針よりも、官能に苦しむ施しだった。
そんな七海の苦しむ顔を存分に満喫しながら、耳元で囁く。
ウ「ウフフ、凝縮玉の媚薬は徐々にあなたの股間に染み込んでいくわよ。あなたの水流破の力で、毛束を膣の中に押し込み続けて時折振動し、媚薬をコスチュームを通しあなたの生肌に浸透していくのよ。」
七海「っ!!(酷い、どこまで酷い事を…!)」
慄く七海を堪能しながら、ウエンディーヌはいくつもの糸で彼女に股縄を、パンツの中で、パンツ越しに、複雑に施していった。
この女も超亀甲縛り並みの緊縛法をマスターしていた。
何ともおぞましい女だろうか…。
自分の股間の惨めな姿に、七海は恥辱と絶望で目眩がする。
だがそんな七海にお構いなく、ウエンディーヌは身を起こすと、
ウ「さて、そろそろ行きましょうか? まずは、イエローね。」
七海「っ!!」
寝そべっていた体を起こし、七海を立たせた。
イエローを捕まえるために、ウエンディーヌが七海を従え出発した。
太ももは相変わらずの緻密な緊縛で、七海の抵抗を抑えたまま走らせる。
木から木へ跳びながら、一度止まってウエンディーヌが囁く。
ウ「実は、さっき飛ばした電波は、正確な位置までは掴めないようにするものなのよ。」
七海「…」
大人しく聞く七海。
ちゃんと聞いて、対抗策を考えて仲間を救わないと、と思っているのだろう。
ウ「だからあの二人は、二手に分かれてあなたを探すでしょうねえ。大切な仲間のあなたを早く見つけるために。」
七海「っ…」
ウ「けどこちらからは、あなたの発信機の逆利用で、二人の正確な位置が分かるのよ。」
七海「っ…!」
ウ「この先にイエローがいるわ。あと3分と言った所かしら。レッドとは充分過ぎるほど離れているから、捕獲するチャンスね♪」
七海「!!!」
脅威に感じる七海だが、抵抗などできない。
周りは中忍2,3人が取り囲んでいて、刀を突き付けてくる。
下手な抵抗などできようも無かった。
…静かな森の中を歩いて行ってどのくらい経過しただろうか。
ウエンディーヌが縄尻を引き、七海を立ち止まらせた。
七海「っ…」
ウ「フフフ、あと少しで来るわ。」
七海「っ…! むぐ!」
その言葉に驚いた七海の首筋に、中忍二人の刀が左右から挟み込む様に突き付ける。
刀の刃が七海の首輪のすぐ上の、鶴のように細い首筋の生肌に当てられる感触に身が竦む。
ウ「動いちゃだめよ。」
七海「ぐ…」
その体勢で数分経過しただろうか。
首筋を挟む様に刀に突き付けられた七海は、正に身動き一つ取れなかった。
すると、何かに気付いたウエンディーヌは、ニヤリと笑うと。
ウ「出てきなさい、ハリケンイエロー! いるのは分かってるわよ!」
七海「!!?(こ、吼太!?)」
全く気配が無かったためにその言葉に驚く七海。
だが今の言葉に困惑してか、微かに気配が露わになる。
ウ「フフ、驚いたようね。お前達の小癪な忍術など、私には効かないのよ。」
七海「っ!!(くそ、、あたしの発信機を利用して居場所を特定しているくせに!)」
身動きも文句も出せず、悔しげに猿轡を噛み締める七海。
ウ「さて、いいから出てきなさい、ハリケンイエロー。そこに居るんでしょう?」
ウエンディーヌがある方向に指をさし、気配はより顕著になった。
本当に居場所を掴まれている事に、困惑が高まったのだろう。
だがシラを切る気なのか、再び気配が薄くなり、沈黙が続く。
きっと時間を掛けて、レッドの応援を待っているのだ。
その事は七海も理解している。
呆れるようにため息をつくウエンディーヌは、七海に刀を突き付ける中忍に命じる。
七海「んっ…!」
中忍の一人が突き付けた刀を微かに動かした。
七海の首筋に僅かに刃が掠り、小さな傷ができた。
その傷から、僅かながら血が浮き出て流れる。
七海「っ!!」
慄く七海に、気配も再び顕著になった。
明らかな脅迫である。
ウ「分かってるわよねえ? 出てこないと、可愛いお仲間が苦しむ事になるわよ。」
七海(くそぉ…っ、出てこないで、吼太。)
自分が重しとなって大切な仲間を危機に陥れようとしているこの状況がたまらなく嫌で、仲間の無事を捕まった状況で祈るしかなかった。
しかしそんな七海の願いをあざ笑うかのように、ウエンディーヌが脅しを掛ける。
すると、七海に刀を突き付ける中忍の一人が、再度刀を動かすと、耳に突き付ける。
ウ「今度は、耳を削げ落としてやろうかしら。」
七海「!!!」
すると、もはや気配ははっきりと感じるようになった。
大分動揺しているのだろう。
耳にはっきりと冷たい刃の研ぎ澄まされた感触が感じ、七海も怯える。
ウ「可愛い七海ちゃんをこれ以上傷つけたくないでしょ?」
決定打だった。
すると、そばの草がガサッと動いたかと思ったら、黄色い戦士が出てきた。
ハリケンイエローの吼太だった。
俊敏で力強い戦闘時の動きは全く無く、人質を取られた七海のために、ゆっくり無防備な歩みで出てきた。
そんな吼太の姿に満足げに微笑みを向けるウエンディーヌ。
ウ「フフ、良く出来ました。」
吼太「くそっ…!」
彼は焦りの表情いっぱいにウエンディーヌを睨んでいた。
ウ「フフフ、戸惑っているようねえ。分かるわよ、仲間と通信が取れないんでしょう?」
七海「!!?(なっ、、何ですって…?)」
驚きの目をウエンディーヌと吼太に向ける七海。
吼太もそんな惨めな七海の緊縛姿に可哀想な目を向ける。
ウ「通信妨害電波を辺り一帯に発信しておいたのよ。だから仲間と通信は取れないわ。」
七海・吼太「…!?」
何ていう事だ…。
今までウエンディーヌの脅しに中々吼太が出てこなかったのは、仲間に応援を求める時間稼ぎだったのだ。
しかし潜んでいる間、吼太は通信が利かない状況にかなり戸惑っていたのだ。
七海もさっきまで抱いていた希望をあっさり叩き折られ、呆然とする。
吼太「ぐッ、、七海を離せっ!」
グイッ
七海「むぐっ!」
残酷なまでの七海の緊縛姿と絶望的な状況に、居ても立っても居られなくなった吼太が七海を救出しようと歩を進めようとした。
しかしその瞬間、中忍が強く首筋に刀を突き付け、吼太を脅し動きを封じる。
吼太「くそ…」
立ち尽くすしかない吼太に、ウエンディーヌは満足げに命じる。
ウ「さて、自分の立場が理解した所で、まずは武器を全て差し出してもらおうかしら?」
残り一人の中忍が、吼太に近付く。
吼太「く…」
悔しげに立ち尽くす吼太に、ウエンディーヌは脅しかける。
ウ「逆らったら、七海ちゃんが痛い目に遭うわよ。素直に従いなさい。」
吼太「…分かった。」
もう吼太には逆らう術は無かった。
力無くため息をつき、所持している武器を全てそばの中忍に差し出した。
そんな力無い吼太の姿を、申し訳なさと屈辱が混じった何とも言えない目で見守っていた七海だった。
そんな二人を眺めるウエンディーヌは、調子に乗って命じる。
ウ「フフ、聞き分けのいい男は好きよ♪」
吼太「お前に好かれる必要など無い!」
ムカついて反抗する吼太。
すると表情を一変したウエンディーヌは、七海を押さえる中忍に合図しながら言う。
ウ「何その言い方?」
七海「ぐうっ!」
吼太「あっ、、七海!? やめろお!」
中忍の一人がそのごつい手で七海の乳房を鷲掴みし、揉み込んだ。
力任せの暴力的な揉み方に、七海は痛みに顔を引き攣らせて呻く。
驚いた吼太は立ち尽くしたまま吠える。
ウ「あなたに反抗する権限はないわ。大人しく私達に従うのよ。さもないと七海ちゃんを、、分かるわね?」
吼太「わ、、分かったから、もうやめてくれっ」
ウ「それはあなた次第、、次はグローブをお外し。」
痛めつけられる七海を前にした吼太は、素直に両手のグローブを外した。
素直に従う吼太を確認すると、ウエンディーヌは再び表情を明るく戻す。
中忍の七海への甚振りも止まった。
相変わらず刀を突き付けられているが。
ウ「ウフ、いいわあ。次はマスクを外しなさい。」
吼太「…」
自分の防御を敵の言うとおり自ら剥ぎ取る行為に戸惑う。
グイッ
七海「んっ…!」
だが中忍が七海を甚振る素振りを見せると、吼太は歯を噛み締めてマスクを外した。
ウ「はい、良く出来ました。そのまま動いちゃだめよ。」
そう言うと、懐から細い糸の束を取り出した。
七海(!? なっ! あ、あれは…まさか!)
見覚えのある糸に、七海は目を大きく見開く。
見覚えがあるのは当然だった。
今、七海を雁字搦めに縛り上げている蜘蛛の糸だったのだ。
訳が分からず困惑している七海の耳元で説明するウエンディーヌ。
実は七海と接触する前、江戸時代の大蜘蛛と接触を図っていたのだ。
最初は大蜘蛛も警戒していたが、結局は同じジャカンジャなので、大蜘蛛も最終的には納得した。
その際に選別として、蜘蛛の糸をプレゼントしたのだ。
そういえば、牢屋からウエンディーヌが七海を連れていった時、あれだけ屋敷中が騒いでいたのに大蜘蛛が全く現れなかったのはおかしいと思っていた。
だが事前にウエンディーヌと接触を図っていて、その際に作戦を知ったのだ。
だから、あの逃亡劇の時も大蜘蛛は現れなかったのだ。
その事を理解したと共に、その蜘蛛の糸の強力さを正に肌で思い知っている七海は、その糸をこれから吼太に施す事に危機感を感じる。
この糸は本当に強力で、例えハリケンジャーでも果たしてほどけるか分からない。
しかし七海の場合は、完全にエネルギーを絞り取られた状態で縛られたためにビクともしないが、エネルギー万全の吼太なら問題無いのでは?という希望も持っていた。
すると、吼太の側にいた中忍が不意に札を取り出し、吼太の体に貼り付けた。
吼太「何を、、うっ…!?」
すると突然、吼太が呻いて力が抜けたようになってしまったのだ。
吼太「ち、力が、、抜けていく…! 何を、、したんだ?」
ウ「フフ、あなたに質問権は無いんじゃなくて?」
吼太「ぐ…!」
七海を盾に脅されると、吼太はもう聞く事ができない。
あの札を見て七海はハッとした。
最初、覚羅モドキに出会った時…あの時の結界の札に似ていた。
おそらく、相手のエネルギーを無効にする札もあるのだろう。
その札には「無」と書かれていた。
理解したと共に、彼女の表情に焦りが深まる。
ウ「残念だったわね、七海ちゃん。」
七海「っ!!」
さっきから彼女の微かな希望を瞬時に叩き折られ、絶望を教え込む。
そんなウエンディーヌの行動は、狙ってした事なのだ。
自分に対するウエンディーヌの深い憎悪を知り、怯えが一層大きくなる七海だった。
ウ「さ、七海ちゃんを傷つけたくなかったら、動かないでね。吼太君。」
そう言って、糸の束を持って吼太に近付く。
七海(吼太…)
吼太「く…」
糸の束をほどいて、吼太に構えるウエンディーヌ。


七海「ぐ、、うう…(何て、、なんて事を…)」
顔を真っ赤にして俯く七海、いや俯く事も許されず僅かに視線を下に向けることしかできなかった。
吼太も同様に、顔を真っ赤にして七海を間近に見ていた、いや見る事を強制されていた。
ウ「フフ、いい姿ねえ。お二人さん。」
そんな二人をいやらしく笑って眺めて、毒付くウエンディーヌ。
二人は、ピッタリとくっ付く格好で、蜘蛛の巣の様に糸できつく複雑に絡まって縛り付けられて固定されていた。
吼太が七海の体を後ろから抱き付く格好で、彼の両手がそれぞれ彼女の乳房と股間を覆う体勢で、さらには彼の両足が彼女の両足に絡みつかせる様な体勢で、彼の顔が後ろから彼女の顔を覗き込むように、彼女の耳元と頬に彼の口が触れるか触れないかくらいの体勢で、糸で縛り固定されていたのだ。
七海の両足は開いていたとはいえ彼の足に絡みつくように複雑に縛られていたため、地面を踏ん張るのも難しく歩けもしなかった。
ミニスカートは捲り上げられていて、濡れ返ったパンツの股間を彼の大きな手に覆われて、彼がその濡れた状態に気付いているのは明白で、彼女は恥ずかしかった。
薄いスーツに覆われた乳房の膨らみを彼の大きな手が覆っていて、彼の指は動かすのが申し訳ないという様に凍りつき、時折固まらせた反動でピクピク動き、彼女の柔らかい乳房の肉を突く結果になり、彼女が小さく悲鳴を上げて再び指を凍りつかせる吼太。
その度に謝りたいが、彼の口は猿轡を噛まされ、言葉を発せないようにされていた。
彼は七海より頭一つ分くらい背が高いが、彼の足は大きく開かれていたため、二人の腰は同じくらいの高さにあった。
そして、七海はお尻を後ろに突き出すような体勢を強いられ、彼女のお尻が彼の股間を押しつける事になり、糸の緊縛が剥離を許さない。
官能に燃え上がった七海のコスチューム姿の体を後ろから密着し、腫れた乳房と濡れた股間に手を当て、股間をお尻に押し当て、足に太ももやふくらはぎを押し付けている格好で固定されている。
官能に燃え上がった彼女からは何とも言えない女の匂いがむんと立ち上がり、煽情的なコスチューム姿がいやらしさを助長する。
そんな危うい状況の中、彼の股間は反応しビクビクと膨らむ。
その様子は、完全に密着させられた彼女のお尻を通して彼女に気付かれ、その彼女の表情が間近に顔を寄せられているためにすぐに分かってしまう。
彼女は恥ずかしさに顔を染めていた…。
また、彼の口も彼女の耳元と頬に寄せられているため、彼の興奮の息も彼女に丸分かりで、かつその息が彼女の敏感な耳を刺激する事になる。
しかし、彼は興奮を抑える事が出来ず、息を押さえられず彼女の耳に吹く。
その度にきれいな黒髪がフンワリなびき、同時に髪のいい香りが鼻をつき、官能のムンとした匂いと混ざり、彼をさらに興奮させる。
七海「んッ、、ぐ! ぅう…っ」
その度に七海は呻き身動ぎし、その動きが密着した彼の股間と両手を擦る。
彼女のお尻が彼の股間に、、乳房と股間が両手に、、髪の毛が鼻腔に、、
興奮して膨らんだ彼の股間は、彼女のプリンとした丸く柔らかい桃の様なお尻に完全に埋もれていた。
彼の興奮はどんどん増幅している。
ウ「ウフフ、いやらしい光景だ事。」
七海・吼太「っ!!」
そんな姿を悠々と眺めて嘲笑しているウエンディーヌが、二人の恥辱をさらに高める。
周りの中忍もその煽情的な姿に興奮しているのが分かり、七海は特に恥辱だった。
自分を餌に、中忍が股間を膨らませて興奮していると思うと、18才の娘には耐えがたかった。
七海「ぐうっ…!」
やり場のない恥辱を唸って発散するしかなかった。
その唸りも、男達の興奮を促進させる事になるのだが。
一息ついたウエンディーヌが何やら中忍に命じると、
ウ「さて、これからレッドをおびき寄せようと思ったけど、あんまりあなた達が仲良くイチャついてるから、止めたわ。」
七海・吼太「っ!?」
ウ「自力で探させることにしたわ。私達はちゃんとレッドを捕まえる罠を張らないとねえ。」
七海・吼太「!!?」
ウ「私は先にレッドの様子を覗ってくるわ。あなた達、罠を張ったら来なさいよ。」
中忍「了解です。」
ウ「フフ、じゃあたっぷり仲良くしてなさい。若いお二人さん。」
そう言うとウエンディーヌは、静かに跳んで行ってしまった。
残った中忍は二人を嘲笑すると、二人に見えないように周りに何やら罠を張る。
何をしているか、吼太は興奮しながら、七海は喘ぎながら、その様子を覗おうとするが見えなかった。
手早く作業を終わらせると、中忍はウエンディーヌが跳んだ方向に行ってしまった。
そこには、いやらしく密着した忍び男女二人が残された。
厳しく縛り上げられ、猿轡を噛まされ、男が女を嬲れる恰好で固定されて残された。
七海は、吼太を警戒する事もせず、ウエンディーヌに膣に仕込まれた凝縮玉の事を気にしていた。
吼太が密着している状態で、媚薬が溶け出して膣に染み込んだら、、
恥ずかしい悶えを見せてしまうかもしれないと恐れる七海。
だが、そんな七海に追い打ちを掛ける事が…。
七海「っ…!?」
凝縮玉の媚薬が、とうとう玉から滲み出てきたのだ。
見えないが、感触でありありと分かる。
媚薬が膣の肉壁を濡らしている。
七海(こ、このままじゃやばい! どうしよう…)
そんな七海の戸惑う表情を、横から間近で眺めている吼太だった。
時間が経過して周りには誰もいない状況が、吼太の興奮と邪念を生じさせる。
彼女の柔らかいお尻が股間を押しつけ、腫れた乳房と濡れた股間が両掌に掴まされ、官能に燃えてムンと溢れる汗と女の匂いとサラサラになびく髪が鼻腔をつく。
時折凝縮玉がエネルギーでピョコピョコ振動し、毛束を連動して膣から陰核まで刺激して、七海を呻き悶えさせ、密着した彼の股間を刺激する。
もはや精力盛んな若い吼太も我慢の限界だった。
グ、、
七海「…。」
吼太は股間を彼女のプックリとしたお尻に押し付ける。
お尻に感じる股間は充分に膨らんでいた。
かなり興奮している事が分かる七海。
彼女は微かに反応し戸惑うが、すぐに気を落ち着かせる。
きっと偶然だとでも思っているのだろう。
それが彼を増長させる。
次に吼太は右手で添えられている左乳房を、そっと掴む。
七海「ん…」
微かに声を出し身を震わすが、やはり偶然と思ったのかすぐに落ち着く。
しかし彼女の僅かな反応も、間近で顔を固定されている吼太には丸分かりだった。
それから吼太は顔を寄せて髪に鼻を擦り付け、匂いを嗅ぐ。
七海「ぅ…」
クン、と匂いを嗅ぐ音と髪に感じる鼻の擦り付けの感触に、また微かに戸惑う七海。
少し疑いを持った七海が吼太に視線を向けると、吼太はバツが悪いかのように視線を逸らし、動きを止める。
やはり偶然かな?と疑いを止めた七海は、視線を戻す。
仲間である吼太を純粋に信じ切っているのだろう。
こうなると、七海の純な瞳が吼太の加虐心を生む。
すると吼太は彼女の股間を、添えられている左手でそっと撫でる。
七海「ふぅっ…」
ミニスカートが捲り上げられた股間を、パンツの布の感触を確かめるようなソフトタッチ。
驚きに七海はハッキリ反応し、ビクンと体を動かし反射的に股間を遠ざける。
そのせいで、お尻が彼の股間を押しつけ、彼の興奮が高まり息が荒くなって彼女の耳元をくすぐる。
七海「ぅひゅ…っ」
耳をくすぐる息のくすぐったさに、七海は肩を竦ませる。
普段の優しい吼太なら、そんな女の子の怯える様子に手を止める所だが、密着を外せなく女の匂いが常に漂うこの状況で、若い彼の精力を止める事は出来なかった。
さらに吼太は股間をお尻に押し付けゆっくり動かし、パンツの股間と乳房のソフトタッチも止めない。
七海「うっ、、むふ…!(ちょっ、、吼太!?)」
さすがにおかしく思った七海は、僅かに顔を後ろに向け、吼太に戸惑いの目を向ける。
しかしもう吼太は行為を止めず、逆にその表情を眺めていた。
そんな彼の顔は、怯えるメスを狙ういやらしく獰猛なオスだった。
彼は猿轡をされた唇で彼女の耳に口付けをし、そのまま口で耳や頬を愛撫する。
七海は逃げたいが、糸の緊縛により顔の動きをかなり制限され、逆に彼の顔の糸は甘めだった為、余裕で彼女の顔を追いかけて愛撫する。
七海「むうっ! ふ…っ、ぐ!(やめて吼太…! 媚薬が染み出てきているっていうのに…。ま、、まさか、ウエンディーヌの狙いは、これなの…?)」
これでようやく七海は気付いた。
ウエンディーヌはわざと吼太が七海を抱き付き急所に触れる様な挑発的で煽情的な恰好を強いる緊縛を施し、さらに彼女が僅かでも動けないように、彼には少しは動ける余裕を作る様に、緻密に縛っていた。
そして、七海の膣に媚薬をたっぷりと染み込ませ、陰部に淫具を取り付け、僅かな行為でも七海が大きく反応し感じるように仕込む。
そうすれば、当然若い吼太は興奮するだろう。
そうやって、吼太に七海を辱めさせようとしたのだ。
そんなこと思いもしなかったうぶな七海は、仲間に辱められるショックとウエンディーヌへの屈辱に、涙を流す。
しかしその涙を、吼太の唇が啜る。
七海「んんっ!!(いやあっ!)」
目元を唇で吸われるおぞましさに、七海は嫌悪いっぱいにくぐもった悲鳴を上げて、少しでも逃げようと動けない体をビクンと動かす。
だがその動きが、彼女の体を彼の掌と股間と鼻腔を擦らして刺激し、尚も抱擁での愛撫を促進させる。
そして吼太は両手での乳房と股間のタッチを強くする。
乳房を撫で擦るだけでなく揉み、乳首を摘むと、乳首が大きく膨らんできている事に気付いた。
敵の媚薬による甚振りのせいで、すぐに乳首が反応し膨らんでしまった。
吼太(七海、、感じてるんだ…。こんなに早く、、いやらしい女の子なんだな。)
もはや吼太には七海が敵に媚薬を施され嬲られていた、と冷静に考える事もできないくらい興奮が高まっていた。
仲間と信頼していた、すぐ後ろの吼太に対する女性としての恐怖が、彼女を支配し始め身を震わす。
その震えも密着している吼太には丸分かりで、そればかりかその動きが彼の股間等を刺激し興奮を高めていく。
興奮した彼は、乳首をコリコリと摘み擦る。
七海「んぅうっ!」
嫌がる七海のくぐもった悲鳴などもはや気にせずに、愛撫に集中している吼太。
吼太(乳首がこんなにコリコリして、気持ちいいんだな…。もっと気持良くさせてあげるよ。)
自分が七海を嬲る行為を正当化する口実ができ、彼は遠慮が無くなっていく。
もはや歯止めが無くなった吼太は、股間をしごいているもう片手の動きを激しくする。
今までの嬲りで完全に濡れ返っている股間を弄り、どんどん愛液が溢れてくる。
七海「んんぐっ、、うぅぅ。。むーぅ、ふぅっ!」
吼太(ビショビショだ、、何ていやらしい子なんだ。という事は、クリトリスも…)
そう思い、何かを探る様に指でパンツを撫でうろつく。
シルクの様に手触りがいい水色のコスチュームパンツを撫で擦り、陰唇をなぞる。
七海「んひゅ…っ」
するとさらに愛液が滲み出て、彼の手を濡らす。
彼は手応えを確かめるように、その指の粘々を擦る。
そして、ゆっくりと再び陰唇に指を付けると、股間の底部に向かいいやらしくゆっくりと撫でる。
七海「ふぐ、、わ…っ」
それだけでも、彼女は官能に震え愛液をトロトロと吐き出す。
お尻に押し付ける股間の動きも激しくなり、完全にピストン運動になっている。
シルクの様に肌触りがいい感触と薄い素材のコスチュームのミニスカートは、この状況では防御どころか男を興奮させる負の要因でしかない。
さらに彼女の桃の様にプックリと丸く柔らかいお尻の感触が、彼の股間の興奮を高める。
七海「んんんーっ!」
お尻への股間のピストン運動に、彼女は嫌悪の悲鳴を出すが、今の吼太には興奮の促進剤でしかない。
たまらず避けようと腰を前にすると、股間を突き出す事になり、彼の手による愛撫の促進を招く。
彼はその指を彼女のコスパンの股間の底部で止めると、残った指を広げて内腿に伸ばす。
この状況ではあまりに薄く頼りなく煽情的な網タイツ越しに、彼の指の生々しい感触がありありと感じる。
それは、全コスチュームも同じだった。
痛み等に対しては防御の高いコスチュームだが、ただ触る行為に関しては、薄過ぎてリアルに感触を感じてしまう。
そんな彼女の内腿を、指でプ二プ二とつつき、撫で擦る。
縛られて僅かにしか腿を動かせない為、彼の愛撫から逃げきる事ができない。
さらにそんな中途半端な抵抗が、彼の加虐心を誘う。
彼はからかう様に彼女の耳に息を吹き込む。
七海「んふうっ…!」
思わず身をビクンと震わすと、彼女のお尻が彼の股間を刺激し、彼はそのお尻の感触の気持ちよさに満足げなため息を、彼女の耳に吹き付ける。
七海「っ…!!(酷い、、吼太…仲間なのに…。どうしてこんな事に…、ウエンディーヌ、、もうやめて!)」
信頼する仲間からの甚振りに精神的ダメージが大きく俯く七海に、吼太は頬に口付けをする。
七海「ううっ!」
嫌悪の悲鳴を出し顔を動かす七海。
見ると、吼太はいやらしく笑っていた。
七海(!!? こ、吼太…?)
もう完全に性的興奮に支配された吼太のおぞましい表情に、本気で怖がる七海だった。
そして吼太は、七海のコスパンの底部に当てた指を微かに擦った。
七海「ん…っ」
そうやって彼女の意識を股間に戻す吼太は、メインイベントだという様な顔で、怯える七海の表情を眺める。
つつーー、、
七海「っ…ぐ…!」
指をコスパン越しに股間の底部から、蛇のようにゆっくりと上に向かい這い上げていく。
いやらしい指が陰唇をなぞり上げる感触に、彼女はゾクリと官能に震え愛液を沸き出す。
薄過ぎるコスパンと網タイツを浸透して彼の指を濡らし、彼は彼女の耳元でいやらしく笑いながら彼女の耳に口付けする。
しかし彼女はその行為に怒る余裕は無かった。
彼の指はさらに上に上がり、とうとう陰核に差し掛かろうとしている。
陰核を刺激された時の刺激の大きさは、もう充分過ぎるほど嬲られ理解している七海は、これから起こる大きな刺激にただ抱き締められながら怯えるしかなかった。
そして、彼のいやらしい指が、彼女のプックリと膨らんだ陰核に到達した。
七海「!!!」
正確な位置までは把握してなかったのか、彼の指が移動した勢いそのままに陰核をなぞり上げてしまい、かなり大きな刺激に襲われてビクンと反応した。
やはりその動きが彼の股間を刺激し、彼女のお尻に押し付けてピストン運動をする。
そして、とうとう彼女のお尻に押し付けたままイッてしまった。
ビクッ、、ビクビクッ、、ドクドクドクンッ、、
七海「っ!!!」
昇天を迎えた男根の脈打ちと精液の生ぬるくドロッとした感触が、彼女の薄過ぎるスーツを通して密着したお尻にリアルに感じる。
お尻に精液をぶちまけられてしまったのだ。
七海(何て、、なんて事を…吼太…。)
だが、吼太は悪びれる様子も無かった。
むしろスッキリしたように陰核のタッチを止める事もせず、陰核の形と手触りを確かめるかのように陰核中を撫で擦っていく。
吼太(こんなにクリトリスを腫れ上がらせて、、首輪の文字通り案外淫乱な娘なのかもな、七海って。…ん? 何だこれ?)
七海のプックリと膨らんだ陰核の根元に、何かが縛り付けられた。
何だろうと、指で慎重に撫でて探り確かめる吼太。
その行為は、何ともおぞましい愛撫で、毛束の無数の毛までが彼女の陰核を撫で擦る。
七海はゾクリと身を震わせ動かすが、
吼太(こら! 分かんないだろ。抵抗するな!)
身動きを止めさせるように、お仕置きを兼ねて彼女の陰核を摘んだ吼太。
七海「!!!! んぐうっ!!」
吼太(うおっ!!?)
するとそのあまりに大きい刺激に、七海はビクンッと身を仰け反らせた。
まさかここまで激しく反応するとは思っていなかった吼太は、面食らった。
膣の凝縮玉の媚薬が、彼女の官能を高めているせいもある。
さすがにもう陰核を摘めないと思った吼太は、優しいタッチで恐る恐る陰核の根元と周辺を擦る。
七海「っ…!!」
しかしそんな優しいタッチも、七海の官能のくすぶりを招くのだ。
吼太(こ、これは!?)
ようやく吼太も、七海の陰核に毛束が縛りつけられている事に気付いた。
目を見開いて仰天した吼太。
しかもさらに指を探ると、毛束が陰核から陰唇にまで伸びて膣の中に埋め込まれている事に気付いた。
吼太「…!!」
女性に対する非常に残虐な淫具に驚愕し、施された七海の顔を見る。
彼女は顔を真っ赤にして涙を溢れさせ、悲痛な表情でいた。
その表情を見て、吼太は異常な興奮から目を覚ました。
さっきまで彼女を甚振っていた愛撫を止めた。
その事に気付いた七海は、意外そうに吼太を見た。
吼太「ぐう…(七海、ごめん…。俺はなんて酷い事をお前に、、バカだった…。)」
懺悔いっぱいの表情で七海を見る。
目を覚ました事に気付いた七海は、ホッとして猿轡をされた顔で微笑む。
七海「むう…(もういいのよ…。よかった、元に戻って。)」
二人はようやくいつもの二人に戻った。その時、
「吼太! 七海!」
聞き慣れた声が聞こえ、二人はハッと顔を上げた。
木の枝に、ハリケンレッドがいた。
周りに敵の気配がいない事を確認し、姿を現して声を掛けたのだ。
七海「んんっ!(鷹介! 助けに来てくれたのね!)」
二人とも表情が一気に明るくなった。
さっき吼太が七海を辱めたという衝撃的な事態のせいで、敵が罠を張った事を忘れ浮かれていたのだ。
そんな二人の表情を見て、鷹介も安心したのだろう。
二人を救出しに木を下りた。
だがこの時、吼太が敵の罠を思い出した。
吼太「むぐうっ!(来るな鷹介!)」
だが、猿轡をされていてはくぐもった声しか出せず、鷹介を制止できなかった。
バサアアッ!
鷹介「うわああっ!」
何と鷹介が地面に着地した瞬間、その地面から網が出てきて、鷹介を囲って捕えてしまったのだ。
鷹介「ちいっ、罠か! すぐに切って、、な、何!?」
すぐに懐から出した苦無で切断を図った鷹介だったが、その細い網は全く切れなかった。
鷹介「ど、どういう事だ!?」
困惑した鷹介は、窮屈な体勢で何とか懐から短刀を取り出し、網を切断しようとした。
だが網は切れるどころか、傷一つ付かなかった。
まさか、あの蜘蛛の糸で出来ているのでは?と七海が感づいた。
その時、何者かが近づいてきた。
七海「んむうっ(気を付けて鷹介!)」
鷹介「な、誰だ!?」
しかし、決して切れない網に窮屈な姿勢で捕らえられた鷹介には、抵抗する余地など無かった。
何物かはそんな鷹介の後ろに現れた。
ウ「はい、3人目♪」
そう言い、すぐさま鷹介の体に「無」と書かれた札を貼った。
七海・吼太(!! しまった…!)
鷹介「な、、何だこれは…? 力が、抜けていく…っ」
周到な罠と素早い動きで鷹介をも捕えたウエンディーヌは、満足げに鷹介に言う。
ウ「アハハッ、まさかハリケンジャーのリーダーともあろう者が、こんな単純な罠に引っ掛かるなんてねえ。やっぱり、大した事無いわね。」
3人「っ!!!」
ムカついた3人だったが、ウエンディーヌの言う通り無様に捕らえられた自分達の姿を見て、何も言えなかった。
そんな3人の姿を感慨深げに眺めるウエンディーヌ。
ウ「忌まわしきハリケンジャーを捕らえたのね…、私が、3人も。ウフフ…」
ハリケンジャーを全員生け捕りにした自分を誇らしく思うウエンディーヌ。
すると、呼び寄せていた中忍3人に命じる。
ウ「ハリケンブルーを除いて、二人をジャカンジャのアジトに連行しなさい! 七海ちゃんには、まだ私が用あるから♪」
そう言って七海を見て、舌舐めずりするウエンディーヌ。
そのウエンディーヌに七海はゾクリと恐怖に身を震わせる。
それは密着している吼太にも伝わり、やめるよう呻き声を出す。
鷹介も七海の危機を感じ、吠える。
鷹介「ウエンディーヌ、七海に何をするつもりだ! やめるんだ! 苦しめるなら俺をやれ!」
だが中忍は淡々と、身動きの取れない鷹介と吼太を七海から引き離し、連行する。
ウ「あら、勇ましい坊や達じゃない。可愛い七海ちゃんが心配なのねえ。」
鷹介「く、くそっ! 七海い!」
中忍に連行されていく男二人。
そんな二人と七海に、ウエンディーヌは言う。
ウ「心配しなくても大丈夫よう。七海ちゃんは私が可愛がってあげるから。たっぷりと、、ね。」
七海「んんっ!!?」
ウエンディーヌの威圧感に恐怖に竦み上がった所に、二人は消えていった…。
そこには、ウエンディーヌと緊縛された七海だけが残された。
七海「フフ、あの坊やも愉しんでたのねえ。こんなに精液を吐きだして。」
七海「っ!!(この、、悪魔っ!)」
七海のお尻にこびりついた吼太の精液を、特殊なタオルで完全に拭きとった。
彼女は相変わらず江戸時代で蜘蛛に施された超亀甲縛りで、太ももは短く繋いで歩行以外は出来ない様な縛りを施されている。
そして口に猿轡、股間に淫具、、辱められようが抵抗一つできない絶望的状況。
目の前で自分をニヤついて見下ろすウエンディーヌに、七海は恐怖で顔を上げる事が出来ない。
肩を震わす七海の肩をそっと掴むウエンディーヌ。
ウ「震えているわよ、お嬢ちゃん。」
そうあからさまに囁くと、七海は反抗するように凛と睨む。
ウ「フフ、きれいな瞳だわ。可愛くて、きれいよ。」
そう七海の頬と髪を包む様に撫でる。
七海「んむぅ…っ!」
嫌悪に避けても、ウエンディーヌはしつこく撫で回してくる。
ウ「さあ、行きましょうか。ゴウライジャーを捕まえに。」
七海「!!?(なっ、、ゴウライジャーまで!?)」
ハリケンジャーだけでなくゴウライジャーまで、、面食らった顔でウエンディーヌを見上げる七海だった。
しかもまた七海を人質にとって、ゴウライジャーを捕獲しようと…。
まんまと捕まって人質にされている自己嫌悪と危機感に、七海は呻き喚く。
七海「(そんな、、そんな、、いや!)んんんっ!! んんーんんーっ、んぅーー!」
パシイッ!
七海「ぐッ…!」
すぐさまウエンディーヌが七海の頬を強くはたき、黙らせる。
戦士の力強い平手打ちに、頬がジンジン痛み痺れすら走る。
大人しくなった七海に満足して、ニヤつくウエンディーヌ。
ウ「何か言いたげね。いいわよ、喋らせてあげる。」
七海のゴム猿轡を外して首に垂らし、口の中に詰め込まれたボロ布を優しく引っ張りだした。
七海「うっ、、くはあっ! はあ、、」
呼吸の自由すら制限していた猿轡を外され、大きくため息を吐き俯く七海。
つ、と七海の顎をウエンディーヌが摘み上げると、七海の唇に唇を寄せて、囁く。
キスをされるんじゃないかと、七海はたじろいだ。
ウ「フフ、うぶね。可愛い。チュッ」
七海「!!!」
そのまま、七海の淡いピンクの唇にキスをしたウエンディーヌ。
七海「いっ、いやあ!!、んぐふう…っ」
ファーストキスを奪われたショックに悲鳴を上げようとした口を、素早くウエンディーヌの掌が塞ぐ。
ウ「フフ、本当に可愛いわあ、七海ちゃん。」
涙に濡れる七海の瞳を眺めながら、ウエンディーヌが言う。
そして少しその状態が続き、ショックは消えないが落ち着いてきた七海の口を、そっと外す。
外す際に、指で七海の唇を撫でていった。
七海「やめてよ! きゃっ!!」
おぞましさに喚いて顔を逸らせたが、すぐさまウエンディーヌの平手打ちが飛んできた。
七海「反抗しないの。」
徹底的に七海を自分の支配下に置かなければ気が済まないのだろう。
何という恐ろしい女に捕まってしまったのだろうと思う七海。
リールを作るために、七海の腰と後ろ手首にロープを巻き付け縄尻を掴むウエンディーヌ。
ウ「さ、行くわよ。」
そう言って縄尻を引く。
七海「行くって、、ゴウライジャーの居場所をどうやって…?」
たまらず後ろを振り返って恐る恐る聞く七海。
すると、七海の目の前にド●ゴンレーダーの様な機械を見せつけた。
画面には3つの点滅が離れた所にあった。
ウ「この点があなた、あとの二つがゴウライジャーよ。」
七海「なっ! ど、どうやって!?」
困惑し思わず聞く七海に、ウエンディーヌはニヤついて耳元に囁く。
ウ「昨日、あなた達のアジトを攻め落とした時見付けたのよ。」
七海「なっ、、攻め落とされた…? そ、そんな…」
ヘナヘナと力が抜ける七海。
疾風流と迅雷流を束ねる館長の娘であるおぼろは、両流派の人間の強化スーツ・エネルギーを把握できる発明をしたのだ。
その基礎が発信機なのだが、まさかこのような物まで作っているとは…。
しかもジャカンジャに攻め落とされてしまった…。
ハリケンジャーも捕まったのに、、絶望感が広がる七海。
しかし、まだゴウライジャーが残っている。
自分たちハリケンジャーより遥かに強い、頼りになる人たち…。
仲間と言う訳ではないが、ジャカンジャが敵で地球を守るという事は共通している。
最後の希望だった。
再び希望に光を取り戻す七海の表情を、ウエンディーヌは愉しげに眺める。
ウ「フフ、まさかまだ助かるとでも思ってるの? 無駄よ、あなたの目の前で、捕獲されるんだから。」
七海「どうかしら? あの人たち、結構強いわよ。あなた達に負けるはず無いわ。」
気丈に切り返す七海に、再び笑うウエンディーヌ。
ウ「アハハハ、無様に捕まって縛られて、股間をビショ濡れにした、そんな情けない格好でかっこいい事言って、、笑えるわ!」
七海「くっ!!」
ウ「それにいやらしい首輪をして、股間は痛々しい股縄に、その下は強力な淫具、、」
首輪をコツコツとたたき、股間を優しく撫でる行為に、ブルッと身を震わせる。
七海「いや…っ!」
震える七海の耳に口を寄せ、囁きかける。
ウ「今も膣の媚薬がゆっくりと滲み出てきて、じわじわと染み込んでいってるわ。」
七海「っ…」
ウ「焼け付いた膣からは、だらしなくお汁を垂れ流して、、どれだけ感じてるか、苦しんでるかが手に取るように分かるわあ。」
七海「ぅう…っ!」
スリスリ、と股間を指で優しく撫でながら、七海の官能を炙る。
ウ「自分の無力さが分かったかしら?」
七海「っ…ぐ」
苦しみに顔を引き攣らせる七海の顔を覗き込みながら、意地悪く囁く。
七海は悔しげに唇を噛み締めながら、顔を逸らす。
ウ「フフ、可愛い子ね。じゃ、行きましょうか。愉しいデートを始めましょ♪」
グイッ
七海「うあ…っ」
軽い喋りとは裏腹に、乱暴な手つきで縄尻を引っ張り、七海を歩かせる。
しかし、ウエンディーヌにより股間に巧く毛束を施されたために、歩くたびにスーツが引き攣り毛束で固定された陰核を弾く。
さらに毛束の無数の毛が彼女の陰核や陰唇、肉壁をなぞり上げる。
忍者2よりも遥かに強い苦痛と官能が襲いかかり、歩くのも大変だった。
激痛と大きな官能に、喘いでふらつくが、ウエンディーヌの縄尻はそれを許さなかった。
グイッ
七海「ぐ! う、ぅわあ…っ」
苦痛と官能に喘ぎながら、一定の速度で歩く事を強要され、山道を歩く七海だった。

もう昼ごろだろうか、山道を歩き続ける二人の様子は対称的だった。
連行される捕虜と連行する勝者。
捕虜は苦痛と官能に喘ぎながら歩き、勝者は森の生き物を観察し楽しんで歩いていた。
ウ「あ、見て! イタチよ!」
グイッ
七海「つ…っ!」
ウエンディーヌは新たに生き物を見つけるたびに、縛り上げた七海の髪を乱暴に引っ張り、向けさせた。
ウ「あっ、あれはシジュウカラよ!」
グイッ
七海「ぐあ…!」
ウ「あ! 下にニホントカゲがいるわ。」
グイッ
七海「ったい! ちょっと、、いい加減に…」
ウ「ほら見て! キツツキよ!」
グイッ
七海「いたぃっ…! くっ、、もうやめてよ!」
掴まれている後頭部の髪を振りほどこうとするが、ウエンディーヌはしっかりと掴んでいて、離せない。
七海「離して! 離し、、あっ!」
逆に髪を引っ張られ、無理やり上向かされる。
そんな七海の顎筋をつつ、と撫でながらウエンディーヌは囁く。
ウ「捕虜は逆らわないの。大人しくなさい。」
上向かされた瞳を上から冷たい目で覗きこまれ、ゾクッとする七海だった。
そして七海の頭から手を離すと、髪を梳きながら脅す。
ウ「さあ、歩きなさい。」
股縄が食い込むお尻のパンツをポンと押して言う。
七海「あ、、くうっ…」
やはり淫具の刺激が七海を責め苛む。
一番の急所の陰核とGスポットを同じ毛束に甚振られているせいでもあるが、それだけじゃない。
膣の奥深くに押し込まれた凝縮玉は、滲み出る媚薬を水流破により肉壁に浸透させるだけでなく、毛束をも浸透し伝い、陰唇や陰核にまで媚薬を染み込ませる。
おかげで慣れる暇なく、股間の感度は時間が経つにつれ上がり、七海を苦しめる。
その事をウエンディーヌに説明された時は、七海は本当に目眩でふらついた。
そんな絶望の連行を続けていた。
すると、人の気配がした。
ゴウライジャーではない。
きっと修験者だろう。
ウ「誰かいるみたいね。七海ちゃん、いいわね? 分かってると思うけど、下手に抵抗したら、そいつを殺すわよ。分かったわね?」
顎を摘みながら脅すウエンディーヌ。
七海「っ…わ、分かったわ。」
ウエンディーヌは七海の体を後ろから抱きよせるように密着させると、お尻を蹴りながら死角の茂みに連行する。
七海「っ…痛いわよ、お尻を蹴らないで…!」
ウ「しいっ…静かになさい。」
文句を言う七海の唇に人差し指と中指を強く押し付け、唇の動きを封じ黙らせる。
憤る七海の唇に2本の指を押し当てたまま、茂みにしゃがませる。
ギリリィッ
七海「ぐあっ! む、、ぅ…っ」
しゃがむ動きで網タイツが大きく引き攣り、縛られた陰核がクニッと折れ曲がり、激痛に声を上げた所で素早くウエンディーヌの掌が覆い口を塞がれた。
七海「ふ、、ぅ…!」
苦痛と官能に震えながらしゃがむ七海の小柄な体を、大柄なウエンディーヌが覆い被さり、後ろから密着して抱擁する。
身を固まらせ、苦痛が収まってきた七海の様子に、ウエンディーヌはそっと口から手を離し、再び指二本を唇に添える。
二人は、茂みから修験者の様子を見る。
50代くらいの男が、一人で岩場で修業をしていた。
よくこの森で修業していた七海はたまに遭遇するので見覚えがあった。
怖い容姿とは裏腹に気さくなおじさんで、会った時は若い女の子の七海を可愛がってくれた。
かなりの拳法の達人だった。
もちろん、ハリケンジャーやジャカンジャ幹部と比べたらそれほどでも無いが。
七海は一瞬助けを求めようかと思ったが、すぐ諦めた。
そんな事したら、ウエンディーヌに殺されるのが落ちだ。
一瞬浮かんだ希望はすぐに消え、ため息をつきながら成り行きを見守る七海。
その男は掌に気を込めると、張り手で岩を打つ。
ドゴオッ!
すると硬い岩は、掌に溜まった気功の力で破壊された。
その光景に、七海を背中から抱き締めたウエンディーヌが囁く。
ウ「ほぉ、、手品じゃなさそうね。普通の人間があれほどの力を持つなんて、ありえないのに。」
七海「そんな事無いわよ。」
地球人の力を侮る発言に、七海は小さく言い返す。
ウ「あら?」
そんな七海の反抗にその唇を、二本の指で押し当てたまま見つめるウエンディーヌ。
七海「厳しい修行を積めば、誰にだってできる可能性があるわ。」
ウ「フフ、あなたはできないじゃない。ハリケンブルー。」
満足げに七海の唇を、押し当てる二本の指で撫で付けながら耳元で囁き、顔を寄せるウエンディーヌ。
七海「っい、今は、できないわ…。けど、修業したら出来るようになるわよ。あなたなんか目じゃないくらいにね。」
ウ「へえ、、そうかい?」
いやらしく笑い、七海の顎を摘み上げ、顔を寄せ悔しげな表情を眺めるウエンディーヌ。
ウ「けどあなたは、その将来を奪われた。永遠にね。」
七海「っ…!!」
無惨に縛り上げられ捕虜となった七海の顔を眺めながら囁き、屈辱に歪む七海の表情を堪能する。
七海「っ…! 言っとくけど、これから会うゴウライジャーの二人は変身しない状態でも簡単にできるわ。あなた達に敵うのかしら?」
ウ「へえ、そうなのお。フフ、生意気な所も可愛いわ。」
七海「っ…」
自分の反抗が敵に満喫されている事に、七海は言葉を飲み込む。
ウ「それにしても、生身の人間が強化スーツ無しで、あれほどの力を持つなんて驚きだわ。」
七海「人間を嘗めないで…!」
小さく反抗する七海。
ウ「ウフ、その通りね七海ちゃん。じゃあ、私達の障壁になる前に、消しておかないと。」
七海「なっ!? うっ、ふわあっ!」
急にウエンディーヌは七海を立ちあがらせ、網タイツの引き攣りで陰核を刺激され、大きく呻く七海。
その呻き声に、修業をしていたおじさんも気付いたようだ。
おじ「なっ、、七海ちゃん!?」
目の前でおかしな格好の女に無惨に緊縛と首輪を施されている七海を見て、おじさんは面食らった。
そのおじさんの信じられないという視線を見て、七海は改めて自分の無惨な姿に対し恥辱に顔を歪める。
ウ「頑張り屋のおじさん。悪いけどあなたには、死んでもらおうかしら。」
おじ「なっ!!?」
いきなりの信じられない事態に、おじさんは混乱するしかなかった。
おじさんもハリケンジャーの事は知っていたが、実際に敵と死闘を経験した事は無いため、困惑するしかない。
七海「に、、逃げておじさん!」
あまりに厳しい緊縛のせいで身動きの取れない七海は、おじさんにそう言うしかなかった。
そんな七海を立たせたままおじさんに向かい歩くウエンディーヌ。
大きな剣を取り出し、気を込めた。
七海「や、やめてウエンディーヌ! お願い!」
立ち尽くすおじさんに剣を構えるウエンディーヌに、必死に叫び懇願する七海。
修業しているとはいえ、普通の人間がウエンディーヌの大技を喰らって無事に生き残るはずがない。
ウ「そこで大人しく見ていなさいな。」
そう言って、剣を振りかぶり、その気をおじさんに向けて放出した。
七海「いやあ!!」
何もできず見ているしかない七海は、悲痛に叫ぶ。
ドガアアアッ!!
おじ「うわあああー!!」
辺りの岩場が吹っ飛んだ。
だが、おじさんは吹っ飛んで気絶したものの、生きていた。
ウ「なっ、、どういう事?」
驚いたウエンディーヌ。
すると目の前にゴウライジャーの一人が立っていた。
七海「い、一鍬さん!」
絶望に歪んでいた七海の表情が久々に明るくなる。
間一髪でクワガライジャー・霞一鍬が駆け付け、彼の防御技でウエンディーヌの剣気を受け止めたのだ。
一鍬「ぐ…」
七海「あっ…(ダメージを…)」
しかし間一髪でウエンディーヌの大技を全て受け切れるわけがなく、おじさんの命は辛うじて守れたものの、一鍬もかなりのダメージを負ってしまった。
七海「一鍬さん、大丈夫!?」
一鍬「七海…」
心配で呼びかける七海のあまりに無残な緊縛と首輪に絶句した。
そんな彼の表情に、七海も羞恥に縮こまる。
そして彼は七海にこんなむごい事をしたウエンディーヌを睨みつける。
一鍬「ゆ、、許さんぞ、ウエンディーヌ。叩き殺してやる!」
だがウエンディーヌはそんな一鍬の気迫をサラッと受け流す。
ウ「フフ、そんな傷だらけの体でかい? 分かってるわよ、立っているのでやっとの筈だと…。」
七海「!!」
一鍬「…」
ウ「それに、私達の妨害電波で、ゴウライジャーのお仲間に連絡が取れない。どうやって私達と戦うというの?」
七海(達? あっ!?)
すると、周りから中忍が10人ほど姿を現し、一鍬達を取り囲む。
一鍬「ちいっ! あ、七海!?」
さらにその隙にウエンディーヌが七海の側に駆け寄り、後ろから抱き付きその首筋に剣を突き付けた。
七海「う…っ!」
ウ「あなた達の実力は充分に分かってるわ。傷付いたとはいえ、油断はしない。この子を殺されたくなかったら、大人しく投降しなさい。」
七海「くっ…(何て、汚いの!)一鍬さん、構わないわ! 全滅よりマシよ! あたしに構わず、、むぐぅ…っ」
ウエンディーヌは素早く七海の口を塞ぎ、そして彼女の首筋の剣をさらに強く押しつける。
七海「んんっ!」
彼女の首筋からつぅー、と血が垂れる。
そんな七海の耳を甘噛みしながらウエンディーヌは囁く。
ウ「あなたは黙ってその無様な姿を晒していればいいのよ。」
七海「っ…!!」
一鍬「…」
もはや一鍬は抵抗できず、諦めたように肩を下ろす。
そんな一鍬に、一人の中忍が「無」と書かれた札を貼り付け、エネルギーを奪う。
一鍬「うぅ…」
七海(一鍬さん…、ごめんなさい、あたしのせいで…)
自己嫌悪に絶望の表情を浮かべる七海。


そして中忍が厳重に一鍬を捕らえると、アジトに連行していった。
ウ「さあ、行こうかしら。お歩き。」
七海「…」
自分のせいでハリケンジャーばかりかおじさんや一鍬までもジャカンジャにやられてしまい、もはや抵抗する元気を失った七海は、森の中を大人しく歩く。
ウエンディーヌは顔を七海に近付け話しかける。
ウ「あとはカブトライジャーだけね。」
七海「…」
ウ「一番厄介な奴が残ったわあ。どうやってやっつけようかしら。ねえ、七海ちゃん?」
七海「…」
どうせ自分を盾に脅して、生け捕りにする気だろう。
もう何も答えたくない七海は、悔しげに口をつぐむ。
自分のせいで今度はカブトライジャーを。
そんな七海の姿にニヤつきながら連行するウエンディーヌ。
静かに歩く二人。
聞こえるのは鳥の鳴き声と、歩く事で網タイツが引き攣り陰核を刺激するため生じる七海の苦痛と官能の呻き声だった。
少し歩くと森を抜け、街が見えた。
七海「え? ち、ちょっと…」
さすがに街には近付かないだろうと思っていた七海だったが、悠々と街に向かい連行するウエンディーヌに、困惑する。
七海「ね、ねえっ、、街に行かないでよっ、 一般人がいるのよ! いたっ」
抗議する七海の頭を小突くウエンディーヌ。
ウ「黙って歩きなさい。」
七海「け、けど、、あっ」
困惑する七海は、街に入ってとうとう通行人に見つかってしまった。
通行人は非常に驚いた顔を向ける。
バツが悪そうに顔を俯かせる七海だったが、その時ウエンディーヌが短刀を取り出す。
七海「う…っ」
すると短刀で七海の顎に当てて顔を上げる。
避けようと思った所で、顎筋に刃を突き付けられる。
ウ「顔をしっかり上げなさい。」
七海「く…っ」
反抗的な目を向ける七海のコスパンの股間部に、短刀を振る。
ザクッ、、ザクッ、、
七海「なっ…!?」
通常の刃物では絶対に切れないコスパンが切れ、網タイツ越しに毛束で括りつけられ膨らんだ陰核と、毛束を挿入された陰唇が見えた。
七海「っ!!」
羞恥に染めていた顔をさらに真っ赤にする。
ミニスカートを捲り上げられ股縄を施されたパンツ、さらにそこから恥ずかしい陰部を見せるような格好になった。
淫部は完全に愛液に濡れ返っていた。
しかも毛束は愛液だけでなく、七海の水流破の力で媚薬が浸透し、陰核部分まで媚薬の白濁液でこってりとなっていた。
媚薬は愛液と混ざり陰唇や陰核の隅々まで媚薬が塗られてしまっていた。
どおりで股間がズクズクと脈を打つように疼き、敏感に感じるわけだ…。
しかもパンツは切れても、とても細い糸は全く切れずきつい股縄を食い込ませたまま。
恥ずかしい箇所だけを露出された光景に七海は絶句し、恥辱でたまらなかった。
七海「ふぅ…!」
コスパンをいとも簡単に切る強力な短刀を、再度七海の顎に押し当て顔を上げさせるウエンディーヌ。
さらに顎筋に刃を押し当て脅しかけ、七海の恐怖心を煽る。
ウ「今度はこれを民衆に突き刺そうかしら、、あなたが下手に抵抗したらね。」
街の民衆を人質に脅迫され、言う事を聞くしかなかった。
七海「っ…分かったわ。その代わり絶対に、民衆には手を出さないで。」
ウ「フフ、優しい娘ねえ。そこまで民衆を守るなんて。」
短刀を突き付けながらそう囁いて、縄尻を掴む手で七海のお尻を撫でまわすウエンディーヌ。
七海「っ!!」
あまりのおぞましさに身を震わす七海だったが、悲痛な表情で耐える。
ウ「可愛いお尻ね。じゃ、行くわよ。」
縄尻を引き、七海を歩かせた。
すぐに細い道から、大通りに出た。
そこには人がたくさん歩いていた。
たくさんの通行人が七海達に気付き、ざわつく。
「な、、何だあれ?」
「おいあれ、ハリケンブルーじゃないか?」
「マジかよ、捕まってるじゃん…」
「酷い姿だな、、どんな縛り方してんだ。」
多くの言葉が行き交い七海の耳に届き、次第に七海は顔を真っ赤にして震える。
無惨で煽情的すぎる緊縛姿を大勢に晒され、恥辱が爆発的に上がる。
思わず顔を伏せようとした七海だったが。
七海「ひ…!」
すぐさま恐ろしい短刀を顎に当てられ顔を上げさせられた。
ウ「下ろすなって言うのに。堂々と顔を上げなさい。」
七海「く…! えっ…?」
悔しげに唸る七海の口元に、何とウエンディーヌはあの丸まったボロ布を差し出した。
これをまた口の中に詰め込んで、再び猿轡を噛ませると言うのか。
困惑する七海の耳にウエンディーヌが言う、注目する民衆にも聞こえるように。
ウ「さ、お口を開けて咥えなさい、ハリケンブルー。」
七海「っ…!」
わざわざハリケンブルーと呼び、民衆がさらにざわついた。
「おい、本当にハリケンブルーだぜ。」
「マジで捕まっちまったのかよ。」
「まずいんじゃないか、おい。」
「けど、いやらしい姿だな。」
心配する声と共に、七海の姿にいやらしい感想を言う声も出てきた。
抵抗できない、、大人しく口を開けた七海だったが、ウエンディーヌは布を詰め込んでこない。
ウ「私は自分で咥え込みなさい、て命じたのよ。」
七海「っ!!」
憤る七海だったが、逆らえるはずもなかった。
言われる通りウエンディーヌの掌に乗ったボロ布の塊に口を寄せると、口を大きく開けて咥え込んだ。
その姿に民衆がざわつく。
それを確認したウエンディーヌは、七海の口からはみ出たボロ布を指で強く口の中に押し込んだ。
七海「ふぁがっ、、ぐむうぉう…っ!」
強引にボロ布の塊を完全に七海の小さい口の中に詰め込むと、七海の首に垂れ下がったゴム猿轡をしっかり噛ませた。
七海「ぐう…っ!」
呻く七海にきつく猿轡を噛ませ施したウエンディーヌは、その姿にニヤつき、縄尻を引いて大通りの真ん中に出て連行する。
幸い大通りは歩行者専用なため、車の心配無く歩ける。
だが、広く見晴らしのいい道の真ん中に突き出され大勢に見られている状況が、七海の羞恥心をさらに煽る。
それは淫具と緊縛の刺激と媚薬により、官能に変わる。
ウ「お汁がまた溢れてきてるわよ。感じてるのかしら? いやらしい娘ねえ。」
周りに聞こえる声で罵り、民衆のざわつきが大きくなる。
七海は猿轡された顔をブンブンと振り拒絶するが、短刀で晒された股間は愛液に濡れ返り、民衆からも良く見える。
歩くたびに網タイツの引き攣りによる陰核の刺激で喘ぐ七海の姿は、官能に感じてないと言っても何の説得力も無い。
「やだっ、あの子本当に感じてるわよ」
「いやらしい女だったんだな、ハリケンブルーって。」
「あんなに苦しそうで、、可哀想じゃないか。」
「あんなに乱れて、、変態だな。」
「やべっ、、俺も感じてきちまうよ。」
民衆の声が、七海を非難する悪意ある声が多数を占めてきて、恥辱だけでなく恐怖に震える七海。
そんな七海を、ウエンディーヌは大通りの真ん中に突き出し悠々と連行する。
周りには中忍10人が近くから遠くから取り囲み、警察をも怖気づかせた。
助けに来てくれる者は、誰もいない。
絶望と恥辱に顔を伏せようとすると、すぐに研ぎ澄まされた短刀が顎筋に押し当てられて上向かせられる。
しかも、、ウエンディーヌが突然傍で見ていた通行人の男に声を掛ける。
ウ「ねえそこのあなた、、この子を少しの間だけ連行してみない?」
七海「!!?(な、、何を言うの!?)」
何と民衆に、自分を引っ立てさせようというのだ。
そんな事民衆が承諾するはずはないと思ったが、、
最初こそ拒絶した男だったが、何度か話しかけられ頼まれると、興味深々な顔を露わにして恐る恐る承諾した。
七海(う、、嘘でしょ!?)
若く可愛い女の子がくノ一のエロチックなコスチュームに身を包み、細い糸で雁字搦めに縛られ、滑稽な首輪を嵌められ、痛々しい淫具を施された股間からはトロトロと愛液が溢れ出て、猿轡を公衆で噛まされている姿に、感じてしまった男や蔑む女は多かった。
ウエンディーヌは明らかにそうだろうという男を選び、声を掛けたのだ。
しつこく頼む事で承諾させた。
だが決して脅迫し無理やりさせたわけではない為、七海の精神的ショックは大きかった。
縄尻を一般の男に渡された七海は、この事態に戸惑いの目をウエンディーヌと男に向ける。
視線があった男は、バツが悪そうに顔を伏せたが、、
ウ「フフ、気にする事は無いわよ。この子はもう抵抗できないから。それに、一度やってみたかったんでしょ?」
男「え、えっ…?」
七海(!! な、なんて事を言うのよ!)
だがウエンディーヌはネチネチと言い聞かせる。
ウ「憧れのハリケンブルーが、、煽情的な恰好をした若い女の子がギッチギチに縛られて淫具を施され、悶え苦しんでいる姿…。いいのよ、我慢しなくても、、男はそれが健全なんだもの。やりたいんでしょ?」
七海(やめて! いやらしい事を言わないで!)
いやらしい言葉に羞恥に顔を染める七海。
男「は、、はい。やりたかったです、ハリケンブルーを!」
七海(!? …え?)
意外な言葉に、再度男を振り返る。
しかしもう男はバツが悪そうな反応をせず、むしろその姿にいやらしくニヤついて眺める。
七海(!! そ、、そんな…)
すると男は、縄尻の余りを鞭みたいに振って、七海のお尻に叩く。
七海「むぐっ!」
股間を官能に燃え上がらせた媚薬の効果は、肌を浸透して体中に行き渡り、他の敏感な部分を炙る。
ロープの鞭モドキでいちいち痛がる七海ではないが、伝達した官能とお尻を叩かれる恥辱が、彼女を呻かせる。
男「さあ、歩け!」
七海「っ…!」
一般人による屈辱の連行が始まった。
自分が縄尻で引っ立ててハリケンブルーを連行し、ブルーが喘ぎながらぎこちなく歩くこの状況に、男は調子に乗って縄尻で何回もお尻を叩く。
七海「ぐッ…! う!」
男は運動をやってそうにない根暗な感じだが、目の前で悶える七海の煽情的な姿に息を荒くし、七海に図々しく話しかける。
男「ハリケンブルー、ていやらしい女の子だったんだね。こんなに悶えて、、憧れていたのに、残念だよ。」
七海(違う、、違うの…!)
言い訳したいが、猿轡をされているため言葉を発せない。
さらに、今までされた嬲りは相当刺激の強い内容で、例え話したとしてもこの男をさらに興奮させるだけだ。
増々調子に乗った男は、七海の後頭部の髪留めを見て、髪をいやらしく梳きながら聞く。
男「可愛らしい髪留めだね。きれいな髪と可愛いお顔にマッチしてるよ。彼氏にもらったのかな?」
七海「っ…」
いやらしい敵にもらった物、、改めて髪留めに対し屈辱感に襲われる。
ウエンディーヌは愉しそうにその様子を鑑賞していた。

しばらく街中をその男に連行させると、ウエンディーヌは別の人間に呼びかけた。
ウ「ハリケンブルーの縄尻を取って引っ立てたい!て人いる?」
すると、何人かが手を上げ、驚いた七海だった。
ウ「本当にこれだけ? 他に居ないの? もう一度手を上げて!」
しかしもう一度ウエンディーヌが呼び掛けると、さっきの3倍もの手が挙がったのだ。
七海「!!?(ひ、、酷いよ、皆。)」
唖然としていた七海の縄尻を、ウエンディーヌは気の強そうなOLを指定して渡した。
何と味方であるはずのOLは、蔑むように七海を見下ろし、悠々と縄尻を受け取った。
OL「さあ、行こうかしらハリケンブルー。」
七海「っ…!」
小柄な七海の肩に肘を乗せて寄り掛り、厭味ったらしく言うOL。
思わずOLを睨みつけた七海のお尻に、強く縄尻を叩き付けた。
OL「さあ、歩きなさい!」
ビシイッ!
七海「んぐぅっ!」
そのままOLは乱暴に引っ立て、七海は悶えながら慌てて歩き出す。
しかし慌てて歩いたために網タイツが大きく引き攣り、陰核が刺激されビクンと反応して喘ぐ七海。
OL「やだ、、この子、何悶えてんの?」
蔑む目で七海を見下ろし、さらに股間に顔を寄せると、いやらしく太ももの付け根と股間を撫でまわす。
OL「こんなにむっちりとした足を露出して、股間からだらしなくお汁を垂れ流して、、淫乱娘ね。滑稽な首輪が似合ってるわよ。」
七海「っ…ぐ!(やっ! や、やめて下さい…!)」
女特有の繊細な愛撫に媚薬と淫具で官能に炙られた体はもどかしくて震え、OLの言葉で恥辱に震える。
ウ「フフフ、、」
七海「っ!!」
そんな七海の一般人に嬲られている姿に、少し離れて鑑賞していたウエンディーヌが憎らしい。
ビシイッ!
七海「んぅっ!」
OL「ほら、さっさと歩けって言ってるでしょう!」
もはやヒステリーと言っていいほど声を荒げるOLに、さすがの七海も怖気づいてしまう。
守るべき民衆に、、七海の心に何とも言えないやり切れなさが襲う。

ウ「さあ、交代よ。次は、誰が引っ立てたい?」
さっきよりさらに多くの手が挙がる。
さっきから七海達についてきている人もいて、彼女らの周りは相当な人数だった。
蔑むような目、いやらしく見る目、嫌悪に歪む目、、
それらの視線が七海を射抜き、七海を恥辱とやり切れなさに怯えさせる。
次は、ガタイのいい中年が指定された。
縄尻を渡されるとまず七海の顎を摘み上向かせ、その顔をじいっといやらしく眺めて来る。
中年「へっへっへ、可愛いお嬢ちゃんじゃねえか。愉しもうぜえ。」
七海(っ…! こ、怖い…)
あからさまに加虐心を剥き出しにして見つめてくる大きな中年に、肩を震わす七海。
中年「正義の味方がこんな事で怯えてちゃダメだなあ。とても俺達や地球を守れないぜ? へへへ」
七海「…」
何気なく言った罵りも、今の七海にはリアルに痛感する。
地球を守る正義の味方だったのに、、守るべき人々から辱めを受け、蔑まれている。
正義の戦士としてこれ以上の屈辱は無かった。
ビシイッ!
七海「むぐうっ!」
中年「ほら、とっとと歩け!」
OL以上にお尻を強く叩かれ、大人しく歩きだす七海。
こんな屈辱を受けても毅然としていられるには、七海はまだ若過ぎた。
精神的に未熟で、純粋で純情で、繊細な七海。
涙が溢れてくる。
中年「泣いてやがるぜ。弱っちい正義のヒロインだな。キャバ嬢やった方がいいんじゃないか?」
その涙をからかいながら大きめの声で言う中年。
周りからは嘲笑が溢れる。
ビシイッ!
七海「んぅっ!」
中年「いい足してるし、、」
太ももの付け根をロープで叩き、その太ももを撫で擦りまわした。
嫌がる七海だったが、さらに中年はロープを振る。
ビシイッ
七海「ぅふうっ!」
中年「いいケツだし、、」
お尻を撫で揉みまわす中年に、嫌悪に身を振る七海だったが、お尻をフリフリする事になり、さらに中年を煽ってしまう。
糸で無惨に絞り出された乳房を、中年が荒々しく揉んだ。
七海「んひゅうっ…!」
中年「ククク、いいおっぱいしてるじゃねえか。」
耳元で囁くいやらしい中年の声に、思わず足を止めてもがく七海だったが。
ビシイッ!
七海「んぐっ!」
中年「誰が足を止めろと言った。捕虜はどんなに甚振られようが、連行される時は大人しく歩き続けるんだよ。」
七海「っ!!」
胸をニギニギと揉まれながら、苦しみに歪む七海の顔を眺めながら言う中年。
悔しげにキッと中年を睨む七海だが。
ビシイッ!
七海「むぅっ!」
中年「さっさと歩けよ!」
再びお尻を叩かれ、屈辱の連行が再スタートする。
中年は未だ乳房を揉みながら、時折ツンと膨らんだ乳首を摘む。
七海「くふぅ…っ!」
息が詰まった様な呻き声を上げる七海。
厳し過ぎる緊縛で縊り出され、股間などに塗り込まれた媚薬の影響で、すっかり乳首が反応してしまっていたのだ。
そんな七海の姿に、中年は呆れ返って言う。
中年「本当にいやらしい娘だな。お前まだ17,18かそこらだろ? お年頃のお嬢さんがこんなに淫らに感じて悶えて…いいキャバクラを紹介してやろうか? きっと稼げるぜ。」
そうからかうと、周りからさらに嘲笑が起きる。
それに七海は、屈辱に顔を歪ませて耐えるしかない。
七海(も、、もうやめて…! 一体いつまで、こんな事を続けるの?)
守るべき民衆に嬲られ精神的ダメージの大きい七海は、離れて静かに鑑賞するウエンディーヌに救いの目を向けるが、やはりウエンディーヌはニヤついて手を振るだけだった。
七海「…」
屈辱の連行はまだ終わらない。

その後、七海は老若男女問わず、加虐心に燃える様々なタイプの4人の人間を指名し、連行させた。
合計7人はそれぞれ全く異なるタイプだったため、新鮮な辱めと屈辱を七海に与えた。
そんなウエンディーヌの魂胆に、反抗する元気をすっかり消耗させていた七海は、力無く目的地に足を踏む。
ウエンディーヌに連れてこられたのは、大きな市民公園だった。
中央に大きな芝生の広場があり、とても見晴らしが良かった。
その広場の中央に彼女は連れてこられた。
すでにこの公園には中忍と下忍が占拠していて、彼女達を中心に半径20m以内に囲いをして、誰も入ってこないようにしていた。
囲いの外は、やはり見物の野次馬が大挙していた。
だが中忍や下忍が見張っていたため、見物人は大人しかった。
七海(何なんだろう…)
異様な光景にショックから目を覚ました七海は、困惑するようにあたりを見渡す。
だが、中央の一本杉以外何も無いこの空間は、彼女に何も読み取る事ができないようにさせた。
かろうじて、杉の側に子供用の小さな鉄棒が二つ並んであったが。
呆然と辺りを見渡していると、足首に何かが巻き付いている感触がした。
すぐに視線を落とすと、七海を取り囲んでいた中忍の一人が、彼女の足首にロープを掛けていた。
七海「!? んむうっ!(いやっ! 何すんの!)」
慌てて足を動かそうとするが、その瞬間頬に短刀が突き付けられた。
ウ「下手な抵抗すると、、どうなるんだったかしら?」
七海「っ!!」
すぐさま抵抗を押さえられた。
ウエンディーヌは七海のスベスベな頬を短刀で撫でながら囁く。
ウ「足を閉じなさい、、ピッタリとね。」
七海「っ…」
逆らえない七海は、言われる通りピッタリと足を閉じた。
するとウエンディーヌが太ももの糸を操作し、太もも同士をギッチリと緊縛した。
七海「むう…っ」
絶望に呻く七海だったが、足元の中忍はすぐに七海の薄いブーツの上から荒縄を掛けていく。
力強くグルグルと何重も縄を巻き、足の間を通して補強し、最後にギュウッと結んだ。
七海「っ…ぐ」
足を完全にとじ合わせた窮屈な状態を強いる緊縛を施され、七海は踏ん張る事も出来ず、その場で立ち尽くすしかなかった。
ウ「どう、全然動けないでしょう? ハリケンブルーの七海ちゃん。」
厭味ったらしく囁くウエンディーヌを睨もうと振り返った瞬間、ウエンディーヌが七海の背を乱暴に押した。
ドサリッ
七海「んぐ…っ」
その場で力無く倒れる七海は、まるでイモムシの様だった。
首元から足首まで全身を窮屈に縛り上げられ、一本の棒の様にされたまま倒された。
何とも哀れな姿で呻く七海に、ウエンディーヌは加虐心でうずうずしていた。
足首のロープはかなり余っていて、10m弱あった。
中忍はそのロープの縄尻に石を括り付けると、杉の木の高い枝に放り投げた。
さらにジャンプして、高い枝にぶら下がった石付き縄尻を掴み、そのまま下に引っ張って降りた。
グンッ!
七海「んんぅ!?(きゃっ、何っ!?)」
すると滑車の原理で、中忍より遥かに体重の軽い七海は倒れた体勢から一気に体を振り起こされ、宙に浮かんだ。
着地した中忍は、さらに縄尻を下に引っ張り、七海の体をさらに高く上げた。
見物人もどよめく。
そしてしっかり縄尻を引っ張ると、傍の鉄棒に括り付けた。
七海(ああ…)
彼女は杉の枝から足首のロープで高く、逆さに吊るされてしまった。
遠くで囲む様に見物する民衆や、敵が逆さまに見え、顔に血液が溜まる感じがし、逆さに吊るされている事を否が応にも思い知らされる。
何とも惨めな拘束を公衆で受けて晒されてしまい、ひどい屈辱だった。
七海「むぐ…(こんなのって、、無いわよ…)」
逆さ吊りにされ屈辱でいっぱいの七海に悠々と、ウエンディーヌが近づいてくる。
七海(何を、、するつもりなの…?)
何をされても抵抗できない状態に拘束されてしまった七海は、迫るウエンディーヌに怯む。
長身のウエンディーヌの顔が、逆さ吊りの七海の顔と同じ高さだった。
かなり高く吊るされた事を実感する。
ウエンディーヌは七海の頬に手を当てて撫でると、七海の猿轡をされた口に息を吹き込む様に囁く。
ウ「ウフフ、いい姿ねえ七海ちゃん。見て御覧なさい、周りの人達を。」
そう言って、七海の頬に手を当てたまま周りをじっくり見させた。
ウ「みんな、あなたの屈辱的な姿にみんな興奮してるわよ。」
七海「っ…」
ウ「ほら、あそこの人は、かなり荒く息を吐いてあなたを見つめてるわ。」
七海「っ…!」
悔しげに顔を歪ませる七海に、さらに具体的に指を指してねちっこく説明するウエンディーヌ。
ウ「次はあそこ。カメラであなたに向かって何度も激写してるわよ。」
七海「っ…!」
嘘だと思いたいが、実際に見させられ、ウエンディーヌの言う通り人々は興奮していた。
そして、、
ウ「ほら見て。あの人、あなたの姿に股間をしごいているわよ。あれでどさくさに紛れてるつもりかしらね。」
七海「っ!!(いやあっ!)」
自分をオカズに股間をしごいている男の生々しい姿をリアルに見て、純情な七海は見るに堪えず目を瞑る。
そんなうぶな七海を可愛いと思ったウエンディーヌは、彼女の猿轡をされた唇をいやらしく撫でる。
七海「っ…う!?」
そのまま、七海の唇にキスをした。
しかも軽い物でなく、むしゃぶりつくす様な、ディープキスだった。
七海「んむっ、、、ぅ、んん!」
避けようと思っても、ウエンディーヌは力強く彼女の頬を包む様に両手で押さえ、顔を動かせないようにしていた。
唇をキスし、甘噛みし、舐めつくし、激しくむしゃぶりついていた。
ショックでうぶな七海の瞳から涙が溢れる。
周りの人々はどよめいて、さらに興奮の熱気が高まる。
満足したウエンディーヌは、最後に彼女の唇に思いきり吸いつくと、チュウッという盛大な音を立てて唇を離した。
ウ「ああっ、、おいしかったわ♪」
七海「う、、ううんぐぅーーっ!!」
嫌悪感とショックと屈辱いっぱいにくぐもった悲鳴を上げる。
ウ「あははははっ!!」
そんな姿の七海を、あざ笑い続けるウエンディーヌだった。

しばらくして七海が喚き止んだ頃、ウエンディーヌは何かを待っているような素振りをしていた。
ウ「やっぱり、さすがは敵方最強のカブトライジャーね。どんなに挑発しても、全く気配を見せないわ。」
七海「!!」
そう、街での引き回しから、今までの騒ぎ全部が、カブトライジャーをおびき寄せる罠だったのだ。
無論、憎らしい七海を辱めたいという醜い願望もあったろうが。
七海(一甲さん、どうか捕まらないで…)
心の中で真摯に願うしかない七海だった。
しかし、カブトライジャーが現れない状況でもウエンディーヌは余裕綽々でいた。
ウ「さあて、あなたに私の可愛いペットを紹介しようかしら。」
七海「っ!?(ペット…? 何なの、、あたしに何をするつもり?)」
不安げな表情をする七海を堪能しながら、彼女から少し離れると、何やら呪文を唱えるウエンディーヌ。
すると、地面が局所的に小さく盛り上がった。
七海「!?」
そして何と、地面の中から犬でも猫でも無い、見た事の無い獣が現れた。
七海(なぁッ…!?)
「な、、何だあれは!?」
「うわっ、気持ちわりい!」
周りのどよめきが一気に大きくなる。
ウ「そいつらは、ある星から呼び寄せた狂獣よ。」
体長1.5mはあるだろうか、地球の生き物では絶対に無い獣が3匹、逆さ吊りにされた七海の周りをうろつく。
明らかに七海を狙っている。
七海「っ…!!」
それに気付いき怯える七海に、下忍は野良犬を拾って近づく。
ウ「こいつらは食欲が旺盛でねえ。」
そう言うと同時に、下忍が野良犬を七海の方に放り投げた。
「ギャウッ! ギャウギャウッ!」
すると狂獣はけたたましく吠えると、一気に野良犬めがけて迫った。
周りのどよめきが悲鳴に変わる。
野良犬は抵抗する間もなく、狂獣に飲み込まれるように襲われる。
狂獣の動きが大人しくなったと思ったら、野良犬はほぼ骨だけになっていた。
七海「…!!!」
ゾクリと全身に恐怖が沸き上がる七海。
周りの野次馬も自身への危機を感じてか、大半が逃げていった。
だがウエンディーヌは周りの様子に目もくれずに言う。
ウ「特に、若い娘の肉が大好きなのよ。」
そう言うと、剣を取り出して気を込めた。
七海「!?」
ズバアアッ!
剣の気を逆さ吊りの七海めがけて放った。
いくつものカマイタチが七海を襲う。
七海「っ!!(殺される!)」
一瞬死の恐怖に襲われた七海の体を、カマイタチが掠っていった。
掠った跡が彼女のブーツに、太ももと二の腕の網タイツに、お尻のミニスカに、脇腹のコスチュームに、そして頬に残り、それぞれ血をジワリと出していた。
七海「っ…!!」
ウ「いい顔ね…」
もの凄く感慨深げに言うウエンディーヌ。
本当にこの女は、七海を苦しめ追い詰める拷問に、深い愉悦感を感じているのだろう。
恐ろしい女に、七海はブルブルと震える。
ウ「私は、憎くて可愛い七海ちゃんが恐怖に歪む顔と悲鳴が大好きでねえ。」
そう言うと、再び剣の気を七海に向けて放った。
ビシイッ
七海「!!?」
カマイタチが彼女を吊るすロープを切断した。
ウ「いい声で鳴きなさい。」
七海「んむうーーっ!!」
絶体絶命のピンチに、くぐもった悲鳴を上げる七海。
周りの野次馬も恐怖に慄き、悲鳴を出した。
「ギャウッ、ギャウッ!」
下に居る狂獣が迫る。
七海の縛り上げられた体が地面に倒れるその瞬間。
グイッ、、
七海「!?(え…?)」
その体を誰かに抱きとめられ、そのままお姫様抱っこで杉の木のてっぺんに運ばれた。
ウ「来たわね…」
ウエンディーヌが待ってましたという様にニヤつく。
七海「んんっ!(一甲さん!!)」
自分を窮地から助け出してくれた一甲ことカブトライジャーに、七海は明るさを取り戻した。
一甲「もう大丈夫だ、七海。」
七海をお姫様抱っこしたまま力強く答える一甲に安らぎを感じた七海。
だが次の瞬間。
一甲「う…っ?」
七海「?(え、、一甲さん?)」
急に一甲の力が抜けたように崩れかかり、そのまま二人は木のてっぺんから落ちた。
七海「んんーっ!」
一甲「ちいっ!」
七海を抱き締めてその体でガードしながら、自分の体を幹や枝に擦り付けて落下スピードを殺し、一番下の太い枝に着地した。
一甲「う、、うぅ…」
だが着地した途端一甲は膝を落とし、七海を枝に下ろした。
七海(この力が抜けた様子、、まさか!?)
感づいた七海は一甲の体を見る。
するとやはり、一甲の背中に力を無にするあの札が貼り付けられていた。
七海(やっぱり…! けど、どうやって?)
当然の疑問が浮かぶ七海。
すると木の上から、蔓が降りてきた。
七海・一甲「!?」
特に七海の方は驚いた。
棘が付いた蔓、、これは最初、七海を緊縛して苦しめ続けた蔓だった。
さっきから感づいていたが…あの覚羅モドキは、ウエンディーヌだったのでは?
ウ「フフ、やっと気付いたようね七海ちゃん。そうよ、覚羅に変装したのは私。あなたは覚羅を信用しきってるみたいだからねえ。あの時のあなた、隙だらけだったわよ。」
七海「っ!!!」
最初からウエンディーヌ一人の計画だったのだ。
この女一人にずっと苦しめられ追い詰められ、挙句の果てにたくさんの敵を作り狙われ辱められ、とうとう全員が捕われようとしていた。
ハリケンジャー、ゴウライジャーが。
●●の妻と言う話も、ウエンディーヌの嘘だったのだ。
一甲「ぐわあっ!」
七海「んんっ!?(いや! やめてえ!)」
その棘蔓は、枝にへたり込む一甲の体を素早く縛り上げると、そのまま彼を枝から振り落とした。
ドサッ!
一甲「ぐう…っ」
体は自由になったが、札のせいで力が入らない。
うずくまっている一甲に、下で待ち構えていた狂獣が襲いかかる。
「ギャウッ! ギャウギャウッ!」
七海「んっ! んんんーっ!(逃げて一甲さん!!)」
だが力が抜けて動けない一甲。
襲いかかった狂獣は、彼にかぶりついた。
一甲「ぐわあああっ!!」
七海「んうふっ! むぐんぅううーっ!(一甲さん!!)」
目の前で狂獣に食われる一甲に、思わず身を乗り出す七海。
結果、枝から落ちる。
ニュルルル、、グルグルグルッ
七海「んむううっ…!」
その時、枝に潜んでいた棘蔓が素早く伸びて彼女を縛り上げ、枝に引き上げた。
枝から吊るされ、一甲が苦しむ様をただ見ているしかない自分の非力さに、涙の滴を落とす。
ウ「心配無いわよ七海ちゃん。こいつらに、強力スーツを引き裂く力は無いわ。」
それを聞いて、とりあえず食い殺される事は無いと安心したが、それでも苦しむ一甲に心配でならない。
ウ「フフ、ただ充分に弱らせてやらないとねえ。敵方最強のカブトライジャー、、念には念を入れて捕えるわよ。」
七海「…っ(くそ…っ)」
棘蔓に吊るされたまま、悔しげに見守るしかない七海だった。
食えないと理解した狂獣は、興味を失ったかのように一甲から離れた。
ウ「御苦労さま。」
ウエンディーヌは狂獣を逆召喚し、この場から消した。
七海を吊るしていた棘蔓も彼女から離れた。
地面に落ち、受け身も取れず肩から無様に落ちて倒れる七海。
七海「ぐ…!」
ボロボロになった一甲は、中忍により厳重に捕らわれ、アジトに先に連れ去らようとしていた。
ウ「ちょっと待ちなさい。あなた達、あれにカブトライジャーを括り付けなさい。」
七海(あれって…? !!)
地面に倒れたまま見ると、一本杉のそばにいつの間にか、大きくて高めの台があり、そこに5本の十字架が立っていた。
しかも、、
七海(ああ…。鷹介、吼太、、一鍬さん…。)
既に連れ去られた3人が磔にされ、3人ともぐったりとしていた。
すぐさま一甲も磔にされた。
そして、地面に倒れる七海にウエンディーヌが近付くと、足首の緊縛をほどき、縄尻を取って強引に引き起こす。
七海「んぐ…っ!」
ウ「次はあなたの番よ。さ、自分の足であの十字架まで歩きなさい。」
七海「っ…!!」
逆らえない事を頭に染み込まされた七海は、悔しがりながらも大人しく指定された十字架にぎこちなく歩く。
そして台を上がり、十字架の前に辿り着くと、ウエンディーヌは目の前で忌まわしい札を取り出した。
一旦拘束をほどくので、念を入れての事だろう。
七海(散々嬲られて、力を奪われて、、もう抵抗する力なんて残って無いのに…)
本当に周到な女だった。
「無」という文字が書いてある札を七海に見せつけ、鳩尾に貼り付けた。
七海「んぐ…」
すると、確かに体の奥から力が吸いこまれていく様な激しい気だるさに襲われた。
七海「ぐ…ぅ」
立つ力まで奪われた七海は、その場で力無く倒れた。
ウ「どう、力が入らないでしょう?」
七海「っ!」
ウ「力のツボは鳩尾だっていつか言ったわよねえ。一番効果がある場所に貼って上げたわ。」
七海(く…っ)
既にほとんど無力状態だった七海に、他の仲間よりも辛辣に扱う。
本当にこの女は、七海を辱めたいのだろう。
すぐに中忍が何人か迫り、糸をほどいて行った。
中忍の一人が七海の首筋に刀を突き付け、動けないよう脅す。
七海(どうせ動けないのに…)
無抵抗の七海の糸を全てほどいた中忍は、そのまま十字架に担ぎあげ、その糸で厳しく括り付けた。
七海「むぅ…」
弱々しく呻く七海。
これで全員、ジャカンジャに捕えられてしまった。
ウエンディーヌは、その姿を感慨深げに眺める。
七海「っ…!」
そのウエンディーヌの姿に、何とも言えない屈辱に猿轡を噛み締める。
消沈する七海にウエンディーヌが目の前で何かを取り出した。
それは、またも札だった。
七海(これ以上まだ力を吸い取る気なの、、)
呆れすら感じる七海だったが、鳩尾に貼られた札とは少し違う事に気付いた。
その札には「淫」の文字が書かれていた。
七海(!!? ひっ…まさか!)
ウ「フフフ、御察しの通りよ。これは体に眠る官能を全て呼び覚まし、さらに一か所に集中させる。」
七海「んっ、、んぅー!」
おぞましい札に嫌悪感でイヤイヤをする七海に悠々と近付き、札を貼る仕草をして脅かす。
仲間も、止めさせようと呻く。
ウ「これもツボに貼ってやると一番効果的なのよ、官能のツボにねえ。」
七海「!!」
おぞましい事を言いながら膝を落とし、股間に視線を向けるウエンディーヌ。
そして札を股間に向け構える。
七海「むううーーっ!!」
必死に逃げようと身を振るが、ギッチリと糸で十字架に縛り付けられているので、ほとんど動けない。
しかも身動きする度に、太ももに食い込む糸に網タイツが引っ張られ、連動して陰核を刺激する。
陰核がクニッと折れ曲がってしまい、官能が沸き上がり陰唇がヒクヒクと刺激を求めてうごめき、トロトロと愛液を垂れ流す。
締め上げられプックリと突き出た陰核も、ヒクヒクとうごめく。
ウ「フフ、、一人で悶えてるわ。」
その光景を、ウエンディーヌは間近で眺めていた。
呼吸の息が股間に感じられるほど近い。
その息が、七海の感じ切った股間を炙り、もどかしさを常に七海に与え続ける。
愛液に溢れ返っている股間の滑稽な光景は、どれだけ七海が官能に苦しんだか計り知れない。
ウ「何ていやらしい光景なの、七海ちゃん。」
七海「ふ、、ぅ…っ」
喋る息が七海の股間をもどかしく刺激する。
太ももをやわやわと撫でながら、さらに囁くウエンディーヌ。
ウ「いいわあ、ホントいいわあ…、七海ちゃん。チュッ、、チュッ、、」
七海「むっ!、、ぐっ!」
何とウエンディーヌは、七海の毛束が取りつけられた陰核と陰唇に、愛おしげにキスをしたのだ。
軽めのキスだったが、それでも彼女の官能を脅かし恥辱させるには充分過ぎた。
ウ「メインディッシュよ。」
そう言って、七海の陰唇と陰核部分に、札を貼り付けた。
七海「んふぅ…っ」
最初は貼り付けられた感触に喘ぐ七海だったが…
七海「っ…う!?」
じわじわと体の奥から官能の大きな波が迫る様な感じに襲われる。
媚薬や辱めにより十分に絞り出された筈なのに、、今までに無い大きな官能の波が襲いかかってきた。
七海「んぐっ!!!」
ビクンッ、、ビクンビクンッ、、
厳しく縛られ固定された十字架で磔にされたまま僅かに、だが激しく痙攣した。
一気にイッたのだ。
だが官能は収まるどころか、再びさっきと同等の波が襲い掛かる。
七海「!!?(な、、何で!? イッたばかりなのに、、いっ、いやあっ!!)」
ビクンッ、、ビクンビクンッ、、
再び絶頂を迎えた七海。
どれも今までのを遥かに凌駕する官能で、しかもすぐに波が来るため、七海は訳も分からず怯えてしまう。
ウ「ウフフ、、人間の官能の大半、ていつもは体の奥深くで眠っているのよ。それに快楽のツボは全身の至る所にあるから、その分一か所の官能の大きさも分散されてしまうわ。」
ビクンッ、、ビクンビクンッ、、
再び昇天した七海だが、構わず淡々と言い聞かせるウエンディーヌ。
ウ「特に女の子は快楽のツボが多くて、官能の量も多いわ。このお札はね、その官能を体の奥から呼び覚まし、しかも全身に分散した官能を、一か所に集中する効果があるのよ。」
七海「!!!??(そんなの、酷い! いやよ、そんなの! あああっ!!)」
ビクンッ、、ビクンビクンッ、、
再び絶頂を迎えた七海。
もう股間は愛液で溢れていた。
ウエンディーヌはそんな七海の股間に口を寄せ、愛液を啜っていく。
七海「っ!!(いやあっ!)」
ウ「ああ、甘いわ。若い女の子独特の、甘くこってりとした匂いと味よ。もっと体の奥から官能とお汁を絞り取りなさい!」
七海「んぐぅうううーーーっ!!!(いやああああーーーっ!!!)」
七海のくぐもった絶頂がこだまし、5人を括り付けた十字架は、台と敵ごと消えていった。
こうしてアジトに連れ去られてしまったハリケンジャーとゴーライジャー。
あとには、敵も戦士も十字架も消えて困惑した野次馬のどよめきだけが残った。
果たして、未だ登場していない最強の戦士・シュリケンジャーは助けてくれるのか? 彼らの運命は?


《終》