化粧武器兄妹~ユウリ(タイムピンク)後編~


夜になり夕食を済まし、ドモンを除き自由時間に入った。
ユウリも自室で報告会を待っていた。
その時だった。
ペロリ
ユ「ひ!」
いきなり耳を舐められた感触に震えあがったユウリ。
慌てて見渡しても、誰もいるはずがない。
気のせい、、いやそんなはずは、、
ペロリッ
ユ「ふぁっ!」
さらにはっきりと耳を舐められた。
耳を触っても、何も無い。
だが断続的に舐められるのだ。
訳が分からず慌てて鏡台で見てみる。
すると、あり得ない光景が見え、驚いた。
ユ「!!?」
何と痴漢に嵌められたイヤリングの真珠が変形し、まるで口の様な形となっていた。
口から舌を出し、それがユウリの耳を舐ぶっていたのだ。
ユ「きゃあ! 何よこれ!?」
現実離れした事に思わず慌ててイヤリングを外そうとしたが、やはり外れない。
冷静になった時、ハッとして固まる。
ユ「待って…じゃあ、胸のイヤリングも…はぅっ!」
そう思ったと同時に、答えるような抜群のタイミングで乳房を舐められた感触に襲われた。
タンクトップの胸元から見てみると、ブラを抜き取られた乳房がやはり真珠の舌に舐められていた。
驚いて見ていると、真珠はからかう様に乳首を舐めてきた。
ユ「ふわぁっ!」
あまりに壮絶な感触に恐れ、取り外そうとする。
するとそれに歯向かう様に、真珠が今度は乳首を咥えてきたのだ。
ユ「うぐぅっ!」
乳首が吸われるおぞましさに、慌てて真珠を掴むと、今度は歯を立ててきた。
その痛みに、胸全体に官能のショックが走って仰け反った。
ユ「ふぐあぁっ!」
何と真珠は、舌で舐めるだけでなく、口で吸う事もキスする事も噛む事も出来るのだ。
いやらし過ぎる脅威に愕然としていると、
ユ「うあああっ!」
クリトリスを吸われた感触に、ビクンと弓なりに仰け反った。
確かにこんにゃくに挟まれているが、吸うほどの強烈な感触は受けないはずだ。
という事は、、震えてパンティを脱いで見る。
すると動いていないはずなのに、こんにゃくがクリトリスや秘陰を愛撫してきたのが感触で痛いほど分かった。
ユ「ふぐあああっ!」
蝶々で見えないが、中でこんにゃくが独りでに動いている。
それだけではない、各々多彩な責めを展開していたのだ。
クリトリスを吸う、撫でる、抓る、擦る、引っ張る、刺し込む…
秘陰をこじ開ける、舐める、引っ張る、、中の肉壁を掻き回す、撫でる、挿入したり出したり…
あまりに多彩過ぎる責めは、神経の塊のようなクリや秘陰には強烈過ぎた。
ユウリは鏡台の椅子の上で、為すがままブルブル震え、あっという間に絶頂を迎えた。
ユ「あっ、、ああぁー…!」
再び大量の愛液が噴出し、蝶々の隙間から溢れ出る。
何とも滑稽で酷過ぎる事態に、蝶々を外そうとするが、やはりベルトが邪魔で外せない。
そうしている内にも、中のこんにゃくがからかう様に股間を責める。
その事が嫌でたまらなく、諦めずに刃物を取り出してベルトにあてがう。
そしてベルトを切ろうとした、その時!
バチイッ!
ユ「ぎゃんっ!!」
股間にこれまでに無い痛烈過ぎる痛みが走った。
蝶々から電撃を喰らわされたのだ。
おそらく無理に外そうとすると、電撃を発するように出来ているのだろう。
ユ(おぞましい蝶々を、股間から外せない、、大人しく嬲られているしかないの…?)
唖然としているユウリの耳元で、囁きが聞こえた。
「もがいても無駄だ。外せねえよ。」
ユ「なっ…!」
慌てても誰もいなかった。
「当然、イヤリングも指輪も、全部外そうとしたら電撃だ。諦めろ。」
その言葉に脱帽したが、その低い男の囁く声がどこからか分からず恐ろしく、辺りを見渡す。
ユ「だ、、誰!? ひあっ…!」
するとすかさず、イヤリングに耳たぶを吸われた。
「俺だよ俺。お前の耳のイヤリングだ。」
ユ「な、、そんな!?」
何とイヤリングの真珠が話していたのだ。
真珠は舌や口で愛撫するだけでなく、話す機能も付いているのだ。
すると、再び声が聞こえた。
「俺たちはロンダーズの幹部が作った特別製でな。獲物を捕らえて逃がさず、身も心も嬲り尽くすのさ。」
やはりあの痴漢はロンダーズだった、しかも幹部とは…
駅で戦闘員を放って電車に乗せ、ろくに抵抗できない状況に追い込み、いい様に痴漢した上責め具を嵌めこんだのだ。
何て狡猾で恐ろしい男なのだろう…
慄くが、今のイヤリングの恐ろしい物言いに、ユウリは怯える。
ユ「そんな、、ふざけないでっ、やめてよ! ふぐぅ…!」
気丈に反抗すると、首を絞められた。
ネックレスが縮み、ユウリの細い首を締め上げたのだ。
「何だその態度は…!?」
反抗したお仕置きを受け、ユウリの心を蝕む。
まるで奴隷にされてしまったようだ…
さらにネックレスは元に戻ると、今度は首筋を舐め上げられる感触がした。
ユ「きゃっ!」
背筋が凍る思いだった。
鏡で見ると、ネックレスの真珠もやはり口の形に変形し、各々首筋を舐めてきていた。
「俺たちは全てが連動している。お前が逆らえば、全ての責め具を駆使して辱めてやる。」
ユ「っ…!」
「耳のイヤリング、、指輪、、ネックレス、、胸のイヤリング、、蝶々、、」
ユ「っ…!!」
そう、ただのアクセサリーだと思っていた装飾品全てが、責め具だったのだ。
口紅以外の装飾品は、全てユウリを辱めるために嵌めたのだろう。
痴漢に対し、言いようのない恐怖と悔しさを感じる。
「どこを責められたい? 指、、首筋、、耳、、乳首、、マンコ、、乳房、、クリトリス……ククク」
ユ「いっ、、いや! やめて…!」
今にも責められる恐怖に、ユウリは思わず懇願してしまった。
「いやだろう? だったら大人しくするんだ、抵抗もするな。分かったな!? 答えろ!」
ユ「…はい。」
とうとう敬語で答えた。
あの誇り高い、気の強いユウリが。
そんな姿に満足したように。
「ククク、いい子だ。なあに、怖い事はしないさ。存分に気持ち良くしてやるからな。ベロリッ」
ユ「ふわぁ…!」
耳の穴を盛大に舐められる。
存分に気持ち良く、、また自分を嬲るつもりなのだ。
恐ろしくてガタガタ震えるユウリだったが。
コンコンコン、、
ユ「!?」
ドアをノックする音が聞こえた。
幸い鍵をかけているので、開けられる事は無い。
竜「ユウリ、皆戻ったよ。とりあえず報告会やるけど、具合はどうだ? 出れるか?」
そこから声を出そうとしたが、その瞬間、乳首を真珠の口で噛まれた。
ユ「んぅ…っ!」
慌てて口を塞いだユウリ。
竜也には聞こえなかった。
「ちゃんと顔を出して、面と向かって断われ。仲間に失礼だろうが!」
何を勝手な事を、、そう憤るが、命令に背いてどんな辱めを喰らうか分からない。
「仲間に泣き付いてばらすなよ。その瞬間、お前の股間やおっぱいを最大電撃で焼いてやるからな。大人しく断われ。」
恐ろしい脅迫に絶望感がひしめく。
逆らえない…
が、とりあえず報告会の欠席を許された。
悔しいながらも言うとおりにドアを開ける。
ユ「ごめん、、やっぱり出れない、はうっ!」
何と竜也と顔を合している時なのに、股間のこんにゃくが秘陰の中を掻き回してきたのだ。
竜「ど、どうしたんだ!? 大丈夫か?」
やはり竜也にも不審がられてしまった。
心配してユウリを介抱しようとする竜也を、ユウリは気丈に我慢して断る。
ユ「だ、、大丈夫、よ! まだ具合悪い、ぁ…からっ、寝てる、ひぅ…わね。。」
そう言って、すぐドアを閉めた。
すかさずユウリは、口を塞いで目を瞑った。
ドアの向こうにまだ竜也がいる。
愛しの彼に、喘ぎ声など聞かれたくない。
こんな恥ずかしい事、知らされたくない。
ユ「大丈夫だから、、1日寝たらきっと治るわ。だから報告会に行って。」
何とか普通に言えた。
竜也は渋々ながらも、部屋を後にした。
「クックック、良く出来たな。お利口さん。」
ユ「っ…! 何て、、事を…!(よりによって、竜也の前で…!)」
「歯向かうのか?」
ギクリと怯え、これ以上の文句を辛抱した。
あんな目にはなるべく遭いたくはない。
悔しいが耐えるしかないのだ。
「疲れただろう。ベッドで休むんだ。」
言われた通りベッドに腰掛けた。
だがそんなユウリの努力をあざ笑うかのように、、
「ククク、ではこれからお前を嬲り尽くしてやる。せいぜい悲鳴を出さないように頑張るんだな。」
ユ「!!!? そ、、そんな! ふあぅっ! ぐぅ…!」
あまりに惨過ぎる事態に、思わず反抗の声を上げるが、有無を言わさずに責め具が強烈な愛撫を始めた。
悲鳴が漏れそうになり、慌ててベッドに顔を埋め、声が漏れるのを防ぐ。
蝶々のこんにゃくで股間を嬲られ、乳房を舐められた。
ユ「んっ…んんぅ…!」
必死になって悲鳴を堪えるが、
ユ「んふうっ!」
強烈すぎる刺激に、やはり悲鳴を堪え切れない。
慌ててベッドに潜り込み、悲鳴を漏らすのを防ぐ。
ベッドの中でブルブルと震えて、悶えているのが、掛け布団の揺れからよく分かる。
それでも何とか刺激に我慢するユウリだった。
しかしその時、胸に何か異常な感触がして驚き、思わず見てみる。
顔を上げたタイミングを見計らって、蝶々のこんにゃくの動きが激しくなった。
ユ「ふ、、ぐわああっ!!」
思わずベッドに顔を押しつけて悲鳴を漏らさずに済んだが、体の方は遅かった。
絶頂、、早くもイカされてしまった。
余韻に屈辱ながら、肩で息をする。
ズズ、、、ズズズ、、
乳房を這う何とも気持ち悪いベタリとした感触に、ゆっくりと胸を見る。
すると、呆然としていた目を見開いて驚いた。
ユ「なっ、、こ、これは!?」
何と胸の真珠があり得ないくらい大きく変形していた。
まるで真珠が解体しているように、細長いミミズのような形に変形して、乳房に巻き付くように這っている。
乳房の裾から、徐々に頂点に向かい這いあがるように。
さっきから全身の急所を襲う舌の様なこんにゃくの様な感触のミミズが、乳房に巻き付いているのだ。
おぞましくてすぐにでも取り除きたいが、逆らったら電撃だ。
無防備でか弱い神経の塊のように敏感な各急所に電撃…
その痛烈さは、まさに痛いほど味わっている。
悔しくて苦しいながらも、責め具の責めに対し、大人しく受け入れるしかないのだ。
やがてミミズが乳房にグルグル巻きになり、先端がヒョウヒョウと宙をかき、リングでくびり出された乳首の周りをうろついている。
どうせ先端で乳首を嬲るのだろう。
そう思っていると、もう片方の真珠も変形し同様に、しかし今度は素早くグルグルと乳房に巻き付いた。
ユ「きゃっ」
一瞬で左右の乳房が同じように縛られ、しかもその時。
ギュウウゥッ
ユ「ふわあぁっ!」
左右のミミズが乳房を締め上げたのだ。
思わずベッドの中で悶えるユウリ。
まるで搾乳機のようにギュウ、ギュウ、と締めたり緩めたりしてくる。
そのリズムは左右バラバラでしかも一律でなく、強弱もバラバラだった。
多彩な責めに、目を瞑って耐えるユウリだが、そんなユウリをあざ笑うかのように、ミミズの先端がとうとう乳首を突いた。
ユ「くわあぁっ!」
弓なりにビクンと反応してしまうユウリ。
さらに先端は乳首を突いたり舐めたり吸ったりする、無論乳房の搾乳もやんでいない。
何と先端も口の形に変形しているのだ。
そんな事までできるとは、、
あの痴漢はなんておぞましいロンダーズ戦士だったのだろう…
改めて痴漢に脅威を感じ、悶える。
ユ「ひぎいぃっ!」
そして官能に体が充分に燃え上がったところに、蝶々のこんにゃくの刺激が強くなった。
またあっさりと絶頂を迎えてしまった。
ユ「はあ、、はあ、、はあ、、も、もう許して…お願い…!」
あまりに強烈すぎる責めに、どんどん迎える絶頂…
いくら戦士とはいえ若い女性には、とても耐えられるものではなく、懇願してしまう。
だがやはり冷酷な責め具は。
「何言ってんだ。まだ始まったばかりだぞ。始めて10分でやめるバカは居ねえよ。こんないい女が手に入ったんだ。存分に愉しんでやる。お前の意識が無くなるまで、たっぷりじっくり辱めて、存分に嬲り物にしてやるから、覚悟しろよ。」
ユ「…!!!」
恐怖に慄くユウリに、責め具は再び責めを開始した。
ユ「ひぎゃああぁ…っ!」
「ククク、あんまり大声を出すと、お仲間に聞こえるんじゃないか?」
ユ「!!!(そ、そうだった…)」
確かにそうだ。
部屋は分厚く、ベッドの中に潜り込んでいるとはいえ、こんなに大声を出したら、気付かれてもおかしくは無い。
そう思っていたら、案の定ノックが聞こえた。
彼女の肩がビクッとそびえる。
竜「ユウリ? 声が聞こえたんだが、大丈夫か? そんなに具合悪いのか?」
しかもよりによって竜也だとは。
今報告会が終わったのだろう。
皆部屋に戻り、たまたま通りかかった竜也が気付いたのだと言う。
幸い責め具は責めを弱め、やわやわとくすぐる様な愛撫に変わった。
気持ち悪いが、これなら喘ぎ声を我慢できる。
何とかごまかさないと。
ユ「な、、何でもないわ。今度捜査で会う人と打ち合わせしてたら、ちょっと話がこじれちゃって、、」
「ほほう、、ごまかすのが上手いじゃないか。さすが聡明な女捜査官だな。」
イヤリングが嫌味を囁き、耳を舐る。
ユ「っ…とにかくその人と話を済ませるから、、竜也ももう寝て。疲れたでしょ?」
竜「あ、ああ。じゃあ、、」
帰ると思ってた竜也は、何故かドアの向こうから動かない。
ユ(まさか、、感づかれたんじゃ…)
竜「あのさ、ユウリ。何かつらい事があったら、いつでも俺たちに相談しろよ。他の奴らはともかく、俺には相談してほしい。」
ユ(! …竜也。)
気付いたのではなく、ユウリを本気で心配しての言葉。
竜「じゃあ、おやすみ。」
部屋に戻る竜也。
思わぬ事に、ユウリは辱めの最中である中、感動してしまった。
そんなユウリを辱めたまま、責め具は責めを再び強くした。
ユ「ふぐうっ!」
慌てて布団に潜り顔を布団に押し付け声を我慢する。
「泣かせてくれるなあ。お優しい男じゃないか。お前ら、付き合っているのか?」
ユ「っ…!」
辱めながらのいやらしい尋問に、ユウリは悔しげに口をつぐむ。
「答えろよ。(バチッ!)」
ユ「やぁっ!!」
乳首にあの電撃が、、答えないとこのまま痛めつけられる。
仕方なくユウリは悔しい口を開いた。
ユ「ち、、違います。きゃあ!」
答えるとまた電撃に襲われた。
ユ「ああ、、ど、どうして…? 答えたのに。。」
「嘘をついたからだ。」
ユ「な…っ!?(ど、どうして分かるの…?)」
「さっきあの男との会話の際、お前胸がときめいていただろう? 言っただろ、全ての責め具と連動していると。乳房を締め上げる責め具から、お前の胸の高鳴りが丸分かりだったぜ。」
ユ「!!(そんな、、辱めるだけじゃなく、心の内まで見透かされてしまうなんて…)」
この責め具の恐ろしさがどんどん増幅され、気丈なユウリでも怖くて怖くて仕方無くなってしまった。
「まあいい。おしゃべりの時間はお終いだ。」
ユ「ふぐわっ…!」
激しい責めが再開される。
「奴隷のくせに嘘をついた罰だ。存分に朝まで辱めてやる。」
ユ「!!!」
もはや言い返す事も出来なかった。
まだ時間は10時過ぎ、、
朝まで単純計算で8時間はある。
8時間ずっと、このまま強烈な辱めを受けなければならないと言うのだ。
昨日の夜からずっと起きていて、さらに朝からずっと続く辱めに、もうユウリの意識は今にも吹っ飛びそうな状態だった。
だが責め具の強烈な責めが、眠ることを許さない。
ユ「ふああぁっ!」
「いいぞ! いい声で鳴くじゃないかお前。そうだ、悶えろ、苦しめ、喚け、泣き死ね!」
胸や股間に首筋、耳、指まで、全ての責め具を総動員してユウリという獲物を辱める。
すぐに絶頂に達し、余韻に浸る暇もほとんど与えられない内に、激しい責めの再開。
そんな状態が、何時間続いただろうか…

数時間後、、
屈強な女戦士であるユウリでも、もはや肉体的にも精神的にも限界を超え、悶絶する事も満足にできなくなっていた。
激しいもがきや悲鳴をずっと耐えなければいけない状況が、数時間もユウリの性感を鋭敏にし続け、さらには疲労も爆発的に蓄積されていった。
これ以上責めたら壊れてしまう、、
そう判断した責め具は、激しい責めを終えた。
ユ「はあ、、はあ、、はあ、、」
もはや疲弊しきっていた。
数時間の辱めで布団の中の熱気はすさまじく、ユウリは汗だくで、本当に重病でうなされているようだった。
意識を失いかけるが、、
ユ「ぐっ、、ぅ」
時折責め具の優しいがねちっこいような責めが加えられ、悶え続けるユウリ。
さらには、、
「乳首コリコリ、乳首コリコリ、乳首コリコリ、乳首コリコリ、乳首コリコリ、乳首コリコリ、乳首コリコリ…」
ユ「!!?」
何度も何度も卑猥なセリフを呪文のように繰り返される。
本格的な言葉責めだった。
イヤリングの真珠による口撃なので、本当に耳元で、いや耳の穴まで潜って卑猥なセリフをユウリの脳に叩きこんでいた。
ユ「う、、あっ…やめて…っ!」
耳を塞いでも当然無駄で、卑猥なセリフを聞き続けるしかなかった。
「マンコビチョビチョ、クリトリス弄りたい、マンコビチョビチョ、クリトリス弄りたい、マンコビチョビチョ、クリトリス弄りたい、マンコビチョビチョ、クリトリス弄りたい、マンコビチョビチョ、クリトリス弄りたい…」
永遠のように繰り返し続く卑猥なセリフにより、彼女の性感が再び鋭敏に高められていく。
言葉責めがここまで威力を持つ恐ろしいものだったとは、、
ユウリは慄きながら悶える。
しかも時折送られる責め具の愛撫が、彼女の性感が高まっている事をまざまざと思い知らせ、かつ性感をさらに高める。
「お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い…」
ユ「ふぅ、、やめて!」
さっきの言葉責め以上の動揺を見せる。
指、耳、首筋、乳首、股間…
女性の急所をくまなく強烈な刺激を与えられ続けたにも関わらず、お尻には一切手をつけられていなかったのだ。
お尻を除く全急所の長時間の強烈責めのせいで、放置され続けたお尻は熱を持ち、穴が痒くなっていったのだ。
「お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い、お尻が痒い…」
そんな中のこの言葉責めでお尻に意識が向き、お尻の穴が反応してヒクヒクと物欲しそうに空回りしている。
長時間の放置プレイで、お尻の特にアナルが痒くて痒くて仕方ない。
まるで、痒燥剤で責められているほどの強烈な痒さである。
「乳首コリコリマンコビショビチョクリトリス弄りたいお尻が痒い、乳首コリコリマンコビショビチョクリトリス弄りたいお尻が痒い、乳首コリコリマンコビショビチョクリトリス弄りたいお尻が痒い、乳首コリコリマンコビショビチョクリトリス弄りたいお尻が痒い、乳首コリコリマンコビショビチョクリトリス弄りたいお尻が痒い、乳首コリコリマンコビショビチョクリトリス弄りたいお尻が痒い、乳首コリコリマンコビショビチョクリトリス弄りたいお尻が痒い、乳首コリコリマンコビショビチョクリトリス弄りたいお尻が痒い…」
休むことの無い長い言葉責めを脳に叩きこまれ、お尻はもちろん全身がヒクヒクと反応し、高まる。
「チクビコリコリマンコビチョビチョクリトリスイジリタイオシリガカユイ、チクビコリコリマンコビチョビチョクリトリスイジリタイオシリガカユイ、チクビコリコリマンコビチョビチョクリトリスイジリタイオシリガカユイ、チクビコリコリマンコビチョビチョクリトリスイジリタイオシリガカユイ、チクビコリコリマンコビチョビチョクリトリスイジリタイオシリガカユイ、チクビコリコリマンコビチョビチョクリトリスイジリタイオシリガカユイ、チクビコリコリマンコビチョビチョクリトリスイジリタイオシリガカユイ…」
永遠とも思える痛烈な言葉責めに、ユウリは耐えきれずに両手を股間に運んだ。
ユ(もうダメ! 耐えきれない!)
片手で蝶々越しに股間を掴み、お尻の穴にもう片手の指を入れる。
掻き回そうとしたその時、
バチッ!
ユ「いだいっ!」
蝶々から電撃を喰らい、痛烈さに悲鳴を出す。
「俺の責め具でオナニーする事は許さん。そんなに気持ち良くなりたくば、俺に〈どうかイカせて下さい〉とお願いしろ。」
ユ「なぁ…っ!?」
自ら絶頂を、辱める責め具にお願いしろというのだ。
あまりに屈辱過ぎる命令に、躊躇していると。
ペロッ、モミモミ、、
ユ「ぐぅ、、うふうっ…!」
焦らす様に優しい責めが耳や首筋や乳房を襲い、屈辱の懇願をユウリの口から引きずり出そうとする。
さらに、
「チクビコリコリマンコビチョビチョクリトリスイジリタイオシリガカユイ、チクビコリコリマンコビチョビチョクリトリスイジリタイオシリガカユイ、チクビコリコリマンコビチョビチョクリトリスイジリタイオシリガカユイ…」
再びの言葉責め、、
焦らし責めも加え、もはやユウリは我慢できなかった。
ユ「お、、お願いします。あたしを、、イカせて下さい。」
とうとうユウリの口から、屈辱の懇願が発せられた。
「クハハハ! あの気の強いタイムピンクのユウリが、、イカせて下さい、だとよ! クククッ」
ユ「……(酷い、、死んじゃいたい…)」
もはや何も言い返す元気も無かった。
「クックック、いいだろう。お尻は許してやるから、自分でやれ。存分にイカせてやるよ。そらよ!」
ユ「!!! あ……っ…っ……っ!!!」
一斉に責めが開始された。
言葉責めや焦らし責め、放置プレイで散々焦らし抜かれた体を、強烈な責めが襲う。
ユウリはお尻の穴に指を入れ掻き回していたが、とてつもない責めに、何度も指が痙攣しそうになる。
しかしお尻の痒さも尋常じゃ無く、痙攣しながらも指でアナルを掻き回し続けた。
もはや喘ぎ声を洩らす事も出来ないほどの凄まじすぎる官能が体を駆け上がり、一気に絶頂を迎えた。
ユ「ふうぅぅ~…っ」
焦らして焦らして焦らし抜かれたお尻を掻き回し、全身を色責めされた事で、最高の余韻に浸る。
長時間の起床と散々の辱めによる疲労で、責めが終わったユウリは意識が重くなっていった。
ユウリの意識が落ちていく。
「明日の午後6時に、●×工場の第一倉庫に一人で行け。分かったな?」
ユ「はい……」
もはや逆らう気力も考える余裕も無く、素直に返事して眠りに落ちていく…。


次の日、ユウリは深すぎる眠りから、ようやく目を覚ました。
ユ「ん……ふぎっ!」
いきなり胸を揉まれ乳首を突かれた。
「おはよう、可愛い奴隷のユウリ。」
耳元でいやらしい声でいやなあだ名で呼ばれ、屈辱感で意識をはっきりする。
ユ「くっ!(そうだ、あたし、、痴漢に責め具を嵌められて、深夜まで辱められたんだわ…)」
胸元を見ると、相変わらず真珠がミミズ状で彼女の柔らかい乳房に無残に巻き付いて締め付けており、先端は乳首の前で構え、今にも突かれそうだった。
夢ではない、、現実なのだ…
痴漢による責め具に捕まっている…
朝から意気消沈としてしまい、気を取り直すように時計を見て時間を確認すると、
もう午後4時だった。
ユ「嘘、、もうこんな時間…?」
朝が早いユウリには信じられない時間帯だった。
昨日は明け方近くまで嬲られていたから、半日近くは寝ていた計算だ。
そんなに長時間全く気付く事無く寝ていた事など、普段浅い眠りのユウリには無かった。
「よほど気持良かったんだろうな。あれだけはしたなくイッてたしなあ。」
ユ「っ…!(他人事みたいに、、あんたが無理やり辱めたくせに!)」
「クク、あんなに悶えて、、淫乱な女だ。」
ユ「っ…!!(違う! あたしは淫乱じゃない! あんたの方がよっぽど変態じゃないの!)」
文句を言いたかったが、逆らって電撃を喰らうのが怖く、その言葉を飲み込み心の中でのみ毒付く。
何とも情けない思いがしたユウリは、唇を噛みしめて恐る恐る部屋を出る。
社にはもう誰もいなかった。
皆もう捜査に行ったのだろう。
テーブルを見ると、昨日の報告会のまとめの書類と、書置きがあった。

【皆捜査に行ってくる。昨日の報告書を置いておく。具合が悪かったらゆっくり休んでくれ。朝食を冷蔵庫に入れておく。 竜也】

冷蔵庫を見ると、確かにラップで包んだ朝食が入っていた。
もう昼食の時間も過ぎているが…
レンジで温めて遅い朝食を取りながら、報告書に目を通す。
やはり各々おかしな点があったようで、今日はその捜査に出ているのだろう。
朝食を食べ終わり、食器を片づけている最中に
「おい、忘れてないだろうな? 午後6時に●×工場の第一倉庫に行けよ。」
ガッチャーンッ
ユ「あっ…!」
昨日眠る前にされた恐ろしい命令を耳元で再度囁かれ、恐怖が沸き上がり震えたユウリは、食器を落として割ってしまった。
そう、、行かなければならないのだ。
「言う事を聞かないと、電撃…分かってるだろうな。」
逆らう訳にはいかない。
どういう魂胆があるかは分からないが、言われた通りに行くしかないのだ。
悔しがりながらも、外出の準備をする。
昨日から風呂に入っていないため気持ち悪い。
戦闘で暴れ、辱めを散々受けて悶えた体の匂いを嗅いでみると、ムワッとした。
汗と愛液にまみれて、何とも言えない女の匂いに溢れていた。
たまらずユウリは、ふらつく足で風呂に入る事にした。

服を脱ぎ風呂場の鏡をふと見ると、責め具のせいで何とも滑稽な姿に一瞬目を逸らす。
耳のイヤリングと親指の指輪、首輪のようなネックレス。
さらには乳房をグルグル巻きにする真珠様に輝くミミズに、乳首に嵌るリング。
そして股間に吸いつく滑稽な蝶々。
蝶々の細いベルトは、屈辱の腰縄と股縄を施し、お尻を見てみると、柔らかいお尻を割るようにベルトが埋まっていた。
ピンクに濡れて輝くような唇も、そんな痴漢に塗られたという事で、きれいでも屈辱の証でしかない。
ユ「こんなの、、酷過、ぎるわ…!」
その場で居たたまれず泣き崩れてしまう。
ずっと耐えていた我慢が、滑稽な自分の姿に情けなくなる気分を期に一世に溢れ、涙がコンコンと溢れて滴となって床に零れる。
声を上げて泣きじゃくる、だが。
「いい声で泣くじゃないか? 気高いタイムピンクさん。ククク」
ユ「…!!」
そう、彼女の体中に嵌っている責め具には意思があり、常に彼女を見張っているのだ。
自分をいやらしく辱める奴の前で泣くなど、気高いユウリにはできなかった。
溢れる涙をグイッと拭き、嗚咽を堪えて泣くのをやめた。
「いい心がけだ。好きだぜ、そんな気の強い女。本当は弱いくせに必死に気丈にふるまう健気なところなんて…。これだから気高い気の強い女はたまらねえんだ。」
ユ「ぐっ…!!」
自分の弱さをまざまざと指摘し、卑猥な言葉を投げかける責め具に、ユウリは思わず唸る。
電撃という武器が無かったら、とっくに文句を言っているところだ。
だが電撃が怖いユウリは、大人しくシャワーを浴びる。
温かいお湯が彼女のズタズタに辱められた体を慰め、忌まわしい汚れを落としていく。
気持良さそうに体を洗う。
「きめ細やかで、きれいな体だ。」
ユ「…!」
「スレンダーで、それでいてメリハリがあり、丸く柔らかくて締りがある女体。」
ユ「っ…!」
「21歳、、ちょうどいい若さだぜ。それに、気の強さを感じる輝く瞳に、端正できれいなお顔に、さらさらな黒髪。最高だぜ、ユウリ。」
ユ「っ…!!(やめて、、言わないで!)」
シャワーを浴びながら、ねちっこい卑猥な言葉に震えてしまう。
辛抱して全身を洗い、無事に着替える。
昨日とほぼ同じ格好だ。
シャツはピンクのノースリーヴだが。
風呂場を出るともう5時だった。
命令された倉庫はそんなに遠くないが、もう行かないと。
昨日直したクロノチェンジャーだが、使えるようになるまで時間がかかる。
完全に直るまであと1日は待たなければいけないらしい。
通信が使えない、、万が一の時仲間に助けを呼べないのだ。
居場所も分からない…。
けど変身機能は今日中に直るらしい。
少し待てば変身できる!
そう自分に言い聞かせる。
どっちにしろ、行かなければならないのだ。
気を引き締めて、歩き方に気をつけながら社を出るユウリ。

外は気持いい快晴だった。
駅に着くと、帰宅時間帯のためか人が多い。
昨日の痴漢を思い出し、さらに自分の体のいやらしい責め具を感じると、とても電車に乗ろうと言う気になれない。
ユウリはタクシーを使う事にした。
幸い今まで、責め具による責めは無く、安心してタクシーに乗る。
ユ「●×工場の入り口まで。」
第一倉庫は近い。
とりあえず工場の入り口を指定した。
途中、思った通り何故そこに行くのか運転手に聞かれた。
ユ「実は、知り合いが近所に、っ…!」
乳房を揉まれた。
思わず口をつぐんで悲鳴を殺した。
まさか、タクシーの中で辱める気じゃ…
ユ(やめて…! こんな状況じゃ、運転手にすぐばれちゃう!)
運転「どうかしました?」
ユ「あ、いいえ。そう、近所に住んでいるんです。だから、ぅ…」
首筋を舐められた。
気持ち悪さに、少しだけ声を出す。
運転手は、少し不信感を感じたが、何とかこらえて平静を装うユウリ。
ユ「だから、会いに行くんで、すっ!」
話している最中に股間を襲う刺激。
とうとう声を上げてしまった。
運転「だ、大丈夫ですか?」
ユ「はい、、大丈夫、っです。少し、ぁ…具合悪くて…。」
ねちっこく胸や股間を擦られ、返事がしどろもどろになってしまう。
ユ「すみません…少し、ぃ、休みます…。」
そう言って何とか会話を切れた。
相変わらず胸や股間をねちっこく撫でられ、顔を歪めて耐える。
幸い声は我慢できるので、これ以上運転手に不審がられる事は無い。
後ろを振り返られる可能性のある停止の時だけ気をつければ。
しかし、
運転「なあお嬢さん、ホントに大丈夫かい?」
ユ「え?」
まだ運転中なのに、どうして分かるのか?
運転手を見ると、バックミラー越しに、時折ユウリの様子を見ているのだ。
ユ(なんて事、、これじゃあ、常に見られてしまうかもしれない。)
顔が見えないように俯きでもしたら、余計不審がられてしまう。
ユウリは抵抗できない事を悟り、大人しく我慢する事にした。
気を紛らわすために外の景色を見るが、景色の情報は全く脳に行きわたらない。
刺激の官能が脳を支配してくる。
時々、小さな喘ぎ声を出しながら、ユウリは懸命に耐える。
そんな姿をバックミラー越しに見ている運転手は、明らかに不審そうだった。
まさかタクシーの中で辱めを受けるとは、、
ユウリは屈辱いっぱいに官能と戦い続けた。

やがて、目的の工場入り口に着いた。
タクシーから出た途端、外の空気を浴びた。
悶えて呼吸もままらなないユウリは、思わず懸命に空気交換をした。
そんな息絶え絶えなユウリを運転手は、好奇な目で見る。
運転「お嬢さん、お勘定頼むよ。」
ユ「あ、、はい。」
再度タクシーに入り座り、お金を渡すと、運転手はいきなりユウリの体を引き寄せた。
ユ「きゃっ!?」
思わぬ行為に、官能でふらついているユウリは為すがまま引き寄せられる。
運転手は、抱き寄せたユウリにキスをした。
ユ「!!? んっ、、ぅ・・んぅう…!」
驚きに目を見開いて抵抗しようとするが、運転手は荒々しくユウリの華奢な腰に腕を巻き付け抱き、逃げられないようにした。
唇を舐り口をこじ開け、歯ぐきをベロベロ舐めてさらにこじ開け、舌を絡ませる。
おぞましいディープキスに、嫌がって抵抗するユウリを押さえ付け、運転手はユウリの唾液を舐り取った。
そして満足した運転手は、ユウリの口を介抱した。
ユ「ぷはあっ! ゲホッ、、ゲホ、、ケホ…」
気持ち悪い口付けから解放されたユウリは、息苦しさから咳き込む。
そんなユウリの顎を掴み目の前に引き寄せる運転手は、ユウリの美顔を眺めながら。
運転「愉しかったぜ、淫乱娘さん。一人で悶えやがって、、そんなに挑発されたらおじさんも興奮するだろう。」
ユ「っ…!」
やはり、ユウリの悶絶に運転手が興奮してしまったのだ。
なんて事、、責め具のせいで、淫乱と思われてしまうなんて、、
弱々しく俯くユウリの顎をしゃくり上げ、さらに脅す。
運転「タクシーにはビデオカメラが付いててな。お前の淫乱な様子もバッチリ捉えたぜ。」
ユ(! し、、しまった…!)
運転「ばらされたくなかったら、明日の夕方、この場所に来い。」
そう言い、恐らく居場所が書かれたメモ用紙を取り出した。
何故か用紙を細長く畳み、ユウリの口元に運び、唇の間に割り込む。
ユ「んん、、んゃ…っ!」
思わず抵抗するユウリだが、
運転「おい! 逆らうなよ、、大人しく咥えるんだ。」
ドスの利いた声で脅す運転手。
普段のユウリだったらビビらないが、このおぞまし過ぎる状況にすっかり弱ってしまい、言うとおりメモ用紙を口に咥える。
運転「いい子だ。そのまま大人しく降りろ。いいか? 俺が出発して見えなくなるまで、そこに立ってメモ用紙を咥えていろよ。逆らったらビデオをすぐに流してやる。」
そう言って、彼女の腰から手を離す。
ユ「っ…!(なんて奴なの!? けど、逆らえないわ…)」
言われた通り、すっとタクシーから降りて、そのまま立ち尽くした。
口にはメモ用紙をそのまま咥えており、まるで猿轡を噛まされたような屈辱を彼女に与える。
運転「ククク、いい眺めだ。じゃあ、また明日愉しもうな。」
などと勝手な事を言って、タクシーを出発させた。
悔しさに、メモ用紙を噛む口に力が入る。
タクシーが見えなくなるまで、ユウリはメモ用紙を口に咥えたまま立ち尽くしていた。
そして見えなくなると、ユウリは悔しげにペッとメモ用紙を吐き捨て、内容を見た。
それは、駅の近くのラブホテルの広告だった。
明日の夕方、このホテルでユウリを辱めようとするのは明確だった。
一般人にまで脅されて、唇を奪われて…
誇り高いユウリの心は、ズタズタにされる。
「ククク、惨めだなユウリ。」
しかも追い打ちをかけるように、責め具が罵倒する。
「気高いタイムピンクが、一般人に脅されて辱められる、たまらねえぜ。」
ユ「くうっ!(あんたのせいで、、あんたが全部悪いんじゃない!)」
ただ悔しげに唸り、心の中でしか文句言えないのが悔しい。
意気消沈としてしまう。
しかしそんなこと言ってられない。
これからが本番なのだ。
工場のプラントを見て、気が引き締まる。
運転手は確実に一般人なので、明日会って、たっぷりとお灸を据えてやればいい。
そのためにも、まずロンダーズの件を解決しないと!
そう決心するユウリだった。
住宅地のそばの工場で、作業員は居なかった。
誰もいないプラントは不気味で、行くのをためらってしまう。
すると、乳首が抓られる。
ユ「うくっ!」
「ほら、早く行くんだ、ユウリ。歩け。」
ユ(わ、分かってるわよ…!)
言われるがまま、足を進めて工場を歩く。
歩くたびに急所がなすられ、特に剥き出しのクリトリスの刺激はたまらなかった。
急所の刺激にふらついてる内に、さっき決心した時の強い心はズタズタにされ、辱められるかもしれない恐怖に怯えてしまう。
それでもユウリは、命令された第一倉庫へと向かう。
倉庫にはすぐに着いたが、入口が閉まっている。
と、扉にメモ用紙が挟まっていた。
それは、第二倉庫に行けという指示と第二倉庫までの地図が載っていた。
第二倉庫は工場の奥で、そんなところに連れて行ってどうするつもりなのだろうと、怯えてしまう。
すると案の定、首筋のネックレスによる愛撫が。
ユ「ふわぅっ!」
「何立ち止まってるんだ。早く行け!」
ユ「っ…!」
命令されるまま、地図を確認したユウリは大人しく歩きだす。
すると、責め具が意外な命令を下した。
「そうだ。そのメモ用紙を畳んで、口に咥えろ。さっきタクシーの運転手にされたようにな。」
ユ「なっ、、そ、そんな…! きゃあっ!」
戸惑うと、秘陰にこんにゃくが突っ込まれた。
「逆らえないんだよ、お前は。クックック」
逆らえない、、けどそんな命令に従うなんて、、
戸惑いながらも、ユウリは丁寧にメモ用紙を細く畳み、口に咥える。
その時、責め具が乳房を搾乳する。
ユ「むぐぅ…っ!」
用紙を咥えていたため、くぐもった声を上げる。
「ククク、まるで猿轡だな。悔しかろう? だが絶対に紙を落とすなよ。さあ、そのまま歩け。」
ユ「…」
あまりの屈辱に、ユウリは言い返す元気もなく呆然としたまま歩き始まる。
歩くたびに急所の、特にクリトリスの刺激が酷く、ユウリは口に咥えるメモ用紙を強く噛む。
時折、刺激の激しさにメモ用紙を落としてしまいそうになるが。
「落とすなよ。しっかり咥えて、第二倉庫まで大人しく歩くんだ。これは命令だからな。」
と脅されているため、メモ用紙をしっかりと咥えているしかないのだ。
逆らってメモ用紙を落としたら、容赦ないお仕置きをするだろう。
紙を口に咥えながら歩くという屈辱に涙を流しながら、ユウリは命令された第二倉庫までの道のりを歩く。

倉庫の大分奥にある、第二倉庫に着いた。
大きい扉はしまっていたが、そばの小さめのドアは開いていた。
ここから入れという事だろう。
メモ用紙を吐き捨てたユウリは、ドアの前に立つ。
クロノチェンジャーを見るが、まだ変身はできない。
もう夕暮れで、倉庫内はかなり暗い。
恐怖を感じながらも、中の様子に注意しながら、ドアを開けた。
中は静かだ。人の気配は…
ユ「ふ…っ!」
気配を探ろうとしたら、耳を舐られた。
「何止まってるんだ。早く入れ!」
仕方なく、気配を探る事無く中に入った。
するといきなり、照明がついた!
ユ「うっ…!(眩しい! な、何?)」
真っ暗な中でいきなり照明が付き、一瞬ユウリは目が眩んでしまった。
ユ「きゃっ!」
するといきなり背中を乱暴に押され、ユウリはドア付近から倉庫の真ん中に倒されてしまった。
後ろを見ると、戦闘員がいた!
戦闘員は鍵を取り出すと、ドアの鍵を閉めてしまった。
分厚いドアの鍵が、、これでユウリは自力で倉庫からの脱出が出来なくされてしまった。
焦るユウリは辺りを見渡すと、戦闘員がたくさんいた。
ユ「!!!」
気配を殺して待ち構えていたのだ。
普段のユウリだったら、気配を探って気付いたろうが、責め具の邪魔により気付けなかった。
結果、倉庫に閉じ込められて囲まれるという不覚をとってしまった。
動揺するユウリに、戦闘員は襲いかかった。
ユウリは何とか冷静に、戦闘員の攻撃をかわすが、案の定責め具の刺激が凄まじく、避け切れず殴られてしまう。
倒れこむユウリに、容赦なく襲いかかる戦闘員。
ユ(このままじゃ…)
覚悟を決めたユウリは、引き裂くような刺激に歯を食いしばって耐え、戦闘員の足を引っ掛け転ばせた。
その隙に、戦闘員の隙間を縫って逃げ出した。
「クク、そうだ。ちゃんと死ぬ気で逃げないと捕まってしまうぜ?」
ユ「!!」
はじめからここで捕まえる気だったのだ。
そのために、痴漢、いやロンダーズはユウリに責め具を付けて悶えさせ、この倉庫に戦闘員を待ち構えさせた。
狡猾な謀略に唇を噛みながら、通路を逃げる。
第二倉庫はまるで迷路みたいに入り組んでいて、倉庫というよりテレビ局だ。
だが明るい照明の中、すぐに見つかってしまい、ユウリは責め具の刺激に喘ぎながら懸命に逃げる。

何とか撒いたと思ったら、目の前に待ち構えていたように戦闘員が!
もはや対峙するしかない!
ユウリは構えようと手を前に動かした瞬間、その両手がグイッと後ろに引っ張られた。
ユ「え!? あぁっ!」
何といきなり両手が後ろ手に、縛られたようにくっ付いてしまった。
混乱しているユウリに襲いかかる戦闘員。
何とか避けて転ばし、逃げる。
そして物陰に隠れて何とか撒いた。
再び括られた両手をもがかせるが、親指の付け根でくっついたまま、動かせないのだ。
親指、、まさか!
ユウリは何とか不自由な体勢で後ろを見て、親指を見た。
ユ「! やっぱり…!」
彼女の親指に嵌った指輪同士が、くっ付いていたのだ。
指輪の宝石が他の真珠同様変形し、指輪同士をくっつけていたのだ。
ユ「こんな…くっ! う、、うぅっ!」
両手に力を込め、拘束を外そうともがいたが、指輪はビクともせず、彼女の親指の根元にきつく嵌ったまま拘束する。
戦闘員「いたぞー!!」
ユ「はっ…!」
またも戦闘員に見つかってしまい、仕方なくユウリはそのまま逃げだした。
やはり急所の刺激が酷く、これ以上の逃走は限界だった。

何とか戦闘員を撒き、地下への階段が目に入った。
ユウリは地下へと降りた。
地下は見るからにボロボロで、電球も壊れていてかなり暗い。
ちょうどいい、、ここに隠れる事にしよう。
後ろ手に縛られたユウリは、フラフラと暗い地下を歩く。
そこに、誰かが来る気配がした。
戦闘員のものではない。
もっと不気味な、、どっちにしろロンダーズだろう。
地下に逃げ込んだ事が気付かれた。
ここにいては見つかる。
仕方なくある部屋に入る。

その部屋はとても広く、さらに光も無い部屋で、隠れるには絶好だ。
ユウリはここに入る事にし、ドアを閉める。
ガタンッ!
ドアが盛大に音を出して閉まり、ユウリは気付かれる!と動揺する。
だがドアを閉めたこの部屋は本当に真っ暗で、隠れるには絶好だ。
ユウリは手探り、いや手は縛られているので体探りで、部屋を進み、隅の物陰に隠れる。
とそこに、
ギイーーッ!
ドアが開いた、その音も盛大だ。
慌てて身を固まらせるユウリ。
ドアの閉まる音はなく、開けたロンダーズが確認しているのだろう。
ユウリは物陰に隠れているので、ドアの位置からは絶対に見つからない。
ユ(…見つかりませんように!)
怯えで震えて隠れていると、
ガタンッ!
ドアが閉まった。
去ってくれた、と安心してたら。
コツ、、コツ、、コツ、、
ユ「!!」
間違いなく部屋の中を歩く足音が聞こえる。
ロンダーズは去って無かった。
部屋の中に入って、ユウリを探っているのだ。
再度身を凍らせ、見つかりませんようにと願いながら隠れる。
すると、足音が消えた。
気配を消したのだろう。
どんなに探っても気配が分からない。
やはりただの戦闘員ではない…。
もっと強くて恐ろしい、ロンダーズ一味なのだろう。
怯えて隠れている。と、
ユ「っ…!」
こんな時に、乳房が責め具に絞られる。
ギュウ、、ギュウ、、
ゆっくりとしかし強く揉みこむ搾乳に、漏れそうな声を必死で抑える。
さらには、首筋と耳と股間も、、
それでも全く声を漏らさない。
捕まったらお終いだ、、今までとは危機的状況が違う。
この辺はさすがタイムピンクだ。
今まで以上の辛抱強さで、ユウリは必死に耐えていた。
全てはロンダーズに見つからないため…
しかしその時、、
ユ「ひいっ!」
何と何者かの指に撫でられる感触が、唇を襲った。
?「見い付けた。」
ユ「いやあっ!」
今までの辛抱が弾けて、暗闇でいやらしく囁く声にユウリは恐怖で悲鳴を上げて逃げる。
急所の刺激に悶えながら、ユウリはドアの位置に向かう。
真っ暗だが、位置関係は何とか把握しているのだ。
幸いロンダーズも見失ったのか、追ってこない。
しかし気配は感じず、どこにいるのか全く見当もつかない。
ドアに着き、後ろ手でノブを探る。
その時、
コツ、、コツ、、コツ、、
ユ「!!」
奴が近づいてくる音がした。
早くしないと、、必死にノブを探っていた。
ユ「ひっ! いぁあ…!」
その時再び唇をなすられ、さらには腰を撫でられた。
?「逃がさないよ。」
ユ「いやあああっ!」
抱きつくように身を寄せてくるロンダーズに、ユウリはたまらずドアから逃げ出してしまった。
その時ユウリは疑問を感じた。
ユ(なんで、、暗闇の中あたしの唇をピンポイントで…)
唇をなすられる事は屈辱だが、それ以上に暗闇の中を唇を正確に撫でてくる疑問がもっと不安をかきたてる。
確かに鍛えたものならば、気配で相手の位置を大体のレベルで把握する事は可能だろうが、
唇を正確に撫でてくるのは、例え気配が分かっても不可能だ。
訳が分からず戸惑っているユウリの唇に、また優しい指使いが。
ユ「うっ、、いやあ!」
今度は唇を摘むように撫できて、たまらず悲鳴を出して逃げるユウリ。
もはや見えないロンダーズが恐ろしくてたまらない。
真っ暗で視界が利かない状況で襲われる、という状況は普段以上にユウリの精神を蝕む。
恐怖の限界のユウリは、悶えて歩きながら、助けを求めようと声を出す。
外には敵しか居ないが…そっれどころではない状況だった。
しかしその時、
ユ「むぐっ…ぅ…!」
何者かの手がやはり口にピンポイントで迫り、今度は口を塞がれた。
思わず逃げようとしたところで後ろから腰を荒々しく抱かれ、抱き寄せられた格好で押さえ付けられた。
ユ「ぅん…っ!」
?「捕まえたぞ、ユウリ。」
耳元でドスの利いた声で囁かれた。
声色が変わった、、この声どこかで…
そう思っていたユウリだったが、すぐに気付いた。
ユ「!!」
「気付いたようだな。ちなみにその責め具は俺がプレゼントしたものだ。」
そう、ユウリの耳のイヤリングの声と同じものだったのだ。
ユ(あ、、あの時の痴漢!? やっぱりロンダーズだったのね…) 
理解したと共に、ロンダーズ・ファミリーのおぞまし過ぎる謀略に、それにまんまとハマって苦しみ悶えた事に、絶望感が募る。
「何故暗闇でお前の位置を把握できたか、知りたいか?」
ユ「! むぅ…っ!」
余裕綽々で話しかける痴漢から逃れようと思ってもがいたが、
痴漢は相変わらず強い力でユウリの口を塞ぎ、逃げる隙がない。
「実はお前の唇に塗った口紅は、ロンダーズだけに見える特殊蛍光塗料でな。塗ると暗闇の中で唇が光り、お前の位置は丸見えになってしまっているわけだ。」
ユ「!!?(な、、なんて物を…!)」
つまり、暗闇の中ユウリの光る唇を目印に位置を当てていたのだ。
責めの用途が全く分からなかった口紅、、てっきり恥辱を与えるだけで関係無いと思っていたが、いや思いたかったが。
これもやはり責め具だったのだ。
ユ(何ていう事、、)
とんでもないいやらしい責め具を全身に施されてしまった事に改めて恐れ慄く。
そんなユウリを動けないように力強く且愛おしげに抱きしめて口を塞いだまま、耳元に口を付けて息を吹きつけながら囁く。
「さあ、、俺たちのアジトに行こうか…存分に愉しもう、ユウリ。一方的にだけどな。」
ユ「!!! んぐっ…ん…!」
今のセリフに怯え、思わず抵抗するユウリだが、やはり痴漢の手は彼女の口をガッチリと塞いだまま離さない。
こうなったら…
ユ「ふぐうっ!」
「ぐわああっ!!」
口を塞がれて腰を抱かれたまま、後ろから密着する痴漢に蹴りを浴びせた。
蹴った場所は泣き弁慶…人体急所の一つであり、ロンダーズにも通用する。
たまらず痴漢はユウリから手を離し、うずくまった。
ユ「ぷはあっ…!」
久方ぶりに息苦しかった口を解放されたユウリは、そのまま急いで地下を出た。
急所の刺激がつらい、、戦闘員が追ってくる、、責め具の電撃が来るかも、、
しかし生きるか死ぬかの瀬戸際、そんなこと言ってられない。
幸い、責め具の電撃は無かった。
おそらく装身主が弱っているため、一時的に機能を失ったのだろう。
そう判断して、懸命に追手を時々転ばしながら、悶え逃げる。
後ろ手に縛られて股間に蝶々を着けられているため、それしか攻撃の手段がない。
痛烈な刺激に強固な意志で耐えて、追手を撒いてついに第二倉庫から出た。
工場の入り口に向かおうとすると、戦闘員も出てきた。
危機感からユウリは、助けを求めて叫ぼうとする。
工場の隣は住宅地、、聞こえるかもしれない。
ユ「助け!、、む、んぅう…!?」
するとどうした事だろう。
唇の上下がくっ付いてしまい、声が出せなくなってしまったのだ。
ユ「んんんぅ…っ!?(い、いや! どうしてよ!?)」
訳が分からず混乱したまま、再度懸命に声を上げようとするが、やはり口は閉じたままくぐもった声しか出ない。
これではとても、未だ遠い住宅地までは届かない。
「クックック、これも責め具の力だよ。」
ユ「んんっ!?」
痴漢の声に、慌てて髪を振り乱して後ろを振り返る。
そこには、ロンダーズに化けた大柄な男が立っていた。
あれが痴漢の正体、、
今まで自分を辱めてきた痴漢の姿を、ユウリは凝視する。
そんな様子に満足しながら、淡々と自己紹介する。
「俺はロンダーズの幹部だ、そして化粧水が武器のロンダーズの兄貴分でもある。」
ユ(!! じゃあ、あの女の…?)
昨日の朝、地方都市の林の中で辱められ、危うく捕らえられそうになった時の事。
あの時の女が死ぬ間際に言った兄者とやらだったのだ。
「俺たちは化粧品を武器にしていてな。妹分は主に液体を操っていたが、俺は固形物を扱うのだ。化粧・美容品だけでなく、アクセサリーも含めてな。」
ユ「…」
今まで忘れていたが、女よりも遥かに残虐性が強い男だった、、
わざわざ一般人のフリして痴漢して、責め具を着けて行って、そしてずっとその責め具で嬲り物にして、脅迫して工場に行かせて、今戦闘員も駆使して自分を捕らえようとしている。
緻密で狡猾で、執拗で完璧な計画。
確かに、女よりも遥かに高い残虐性、、
ユウリは目の前の痴漢がこの上なく恐ろしくなった。
そうこうしている内に、戦闘員に取り囲まれる。
もう逃げられない。
だが、このまま捕まりたくもない。
どうしようかと困惑するユウリに、痴漢が話しかける。
「第一絶対に俺からは、お前は逃げられないのさ。妹分がお前にまぶし込んだ化粧水の気配を、俺に感知できる力があるのだからな。」
ユ「…」
最初から逃げられない、、
じゃあこれまでの死ぬ気の逃亡は、全部無意味だったのだろうか…
再びめまいに襲われるユウリに、痴漢は言う。
「さて、いっぱい感じて疲れたろう、ユウリ。」
ユ「っ…!」
「ゆっくりお休み。。」
ユ「? んぐっ!」
言い終わる内に、ユウリが身構える隙もなく、後ろから戦闘員が鉄棒で彼女の後頭部を殴り付けた。
無論、致命傷にならない程度に力を加減して。
その場に力無く倒れ込むユウリを、痴漢の手が抱き寄せて支える。
「おっと、、ごめんなユウリ。こうでもしないと、大人しく連行させてくれないだろう?」
ユ「ぐ…」
ダメージで完全に弱ってしまうユウリに、囁く痴漢。
鉄棒で殴られたために彼女の頭から血が出ている。
そんなユウリを、痴漢は抱き寄せたまま囁く。
「さあ行くぞ。この倉庫の中に、ユウリのお部屋を用意したんだ。」
力の抜けたユウリを抱っこして、倉庫の中に再び入っていく。

倉庫の地下室の一室、、
そこはボロボロの地下室の中ではきれいだった。
電球も点いてて、腰かけマットまであった。
そのマットにユウリを寝かせる。
「2時間くらい待っててくれ。ドルネロ様をお呼びしてくる。寂しいだろうがいい子で待ってるんだぞ。」
ユ(!! 誰が、、。顔も見たくないわ!)
憤るユウリの頬を撫でて、部屋を出る。
「なるべく早く戻ってきてやるから、待ってろよ。じゃあ後でな、クヒヒ」
いやらしく笑いながら、満足げにドアを閉め、鍵を閉めた。
そのままユウリは、少し気を失った。

再び目を覚ます。
状況は覚えている。
時計を見ると、1時間経過している。
後1時間でドルネロと痴漢が、、
いや、なるべく早く帰る、と言っていたから、4,50分といったところだろう。
ユ「う、、いつっ!」
上半身を起こすが、殴られた頭が痛い。
血が流れていて、マットにも付いていた。
ユ「よくも…!」
殴られた怒りから、怯えで失いかけていた反抗心が蘇った。
ユ「許せない、、絶対に脱出してやる…!」
しかしどうやって、、決して外せない責め具のせいで、力が入らないのだ。
相変わらず指輪で後ろ手に縛られてるし、股間の蝶々のせいで足腰に力が入らない。
入り口の扉は鉄製で、とても壊せる代物ではない。
変身でもしない限り、、
ユ「はっ…!」
気付いて、クロノチェンジャーを見る。
変身機能が戻っていた。
ユ(しめた! これで脱出できるわ!)
ユウリの心に、久しぶりに大きな希望が戻った。
奴らが戻ってくるまで時間はある。
それまでに、変身して部屋から脱出して、ここから逃げて助けを呼べばいい。
そうすれば、自分は助かるかもしれない。
希望に目を輝かせ、ユウリはふらつきながら立ち上がり、後ろ手でクロノチェンジャーを探る。
不自由な手で、変身のための操作をした。
そしてついに、タイムピンクへと変身していく、その時。
ギュウウウッ!
ユ「うっ、、ぐっ!!」
変身し始めた瞬間、首のネックレスが音を立てて縮んだのだ。
首締めに苦しみながらも、変身は続く。
変身が終わったと同時に、首絞めが緩んだ。
だがそれは、不完全なものだった。
ユ「ふ、わあぁぁ…っ!」
マスクが無く、後ろ手に指輪が嵌って括られたまま、耳のイヤリングも口紅もそのままだった。
さらに滑稽な事に、スーツの上から乳首にリングが嵌って、ミミズが乳房に巻き付いていた。
そして股間を恐る恐る見てみると、
ミニスカートから、蝶々がわずかに覗いていた。
スカートでよく見えないが、おそらく乳首同様にスーツ越しにクリトリスをくびり出されて、蝶々がくっ付いているのだ。
刺激にたまらずユウリは、不完全なタイムピンクの格好でその場に膝を落とした。
スーツ越しに乳首とクリトリスを括られているため、動くたびにスーツが引きつり、神経の塊のような急所を締め付けるのだ。
とても立って歩けず、ひざまずいてしまう。
腰の武器に手を取ろうと後ろ手を伸ばすが、動かない。
ユ「!?」
不自由な体勢で見ると、指輪の宝石がさらに変形し、指輪同士をくっつけるだけでなく腰のベルトにもくっ付いていた。
ユ「そ、、そんな! くっ、、う、うくぅ…っ!」
必死にもがくが、強力な吸盤のように後ろのベルトに吸いつき、絶対に外せないようになっていた。
ベルトは変身スーツと一体で、絶対に外せない。
ユ(これじゃ、腰の武器に手が届かない…それだけじゃない! 変身解除も出来ないわ…!)
変身前よりも遥かにつらいこの状況…
おそらく痴漢も分かっていたのだ、、ユウリがここから脱出など絶対にできない事を。
狡猾過ぎる痴漢の企みに、ユウリはそのまま泣きべそをかいてしまう。
女の子座りのまま全く動けずにいたその時、部屋の中に気配を感じた。
何だろうと見ると、大きなネズミを見つけた。
それも3匹いる。
ユ「きゃあ!!」
その姿にユウリは怯えた。
腹を空かせたネズミは、時に哺乳類、人間さえ襲う。
この工場では食料などあるとは思えず、飢餓状態のネズミたちの肉食性も高まっているはず。
頭から血を流して動けず弱っているユウリの姿を見て、出てきたのだ。
やはり震えるユウリに近づいてくる。
ユウリはたまらず立ち上がろうとする。
しかし足を動かしたその瞬間、スーツが引きつった。
ユ「ぐうっ!」
クリトリスを弾く痛烈な刺激に、官能と共に足腰が抜け、再び腰を落とした。
ネズミはさらに近付いてくる。
ユ「(いや、、我慢するのよ、ユウリ!)ふっ、くわあああぁっ!!
必死に力を込めて声を上げて立ち上がり、それに反応したネズミは足を止めた。
ユウリは後ろ手に括られた体勢で、地団太を踏んで。
ユ「出て行って!!」
と大声を出した。
たまらずにネズミは、退散した。
ユ「ほぉーーっ…!」
大きく安堵のため息をついたユウリは、フラフラ、と腰かけマットに座った。
たかが立ちあがって地団太を踏んだだけで、強い官能に、その体はビクンと震えていた。

1時間後、鍵を開け、痴漢が部屋に入る。
中には、マスク無しのタイムピンクの格好のユウリが、お行儀よくマットに腰掛けていた。
マスクが無く晒された美顔で痴漢を睨む。
結構抵抗して悶えたのだろう。
その顔は上気して赤く染まっていた。
だがそれも、痴漢にはスパイスでしかなかった。
舌なめずりしながら、ユウリに近付いて話しかける。
「どうしたんだ、その情けない格好は? 逃げなくてもいいのかなあ? ククク」
ユ「っ…!!」
あからさまな罵倒に、ユウリは唇を噛み締めて顔を背ける。
そんなユウリの顎を痴漢は指で捕らえ、自分の方に向ける。
攻撃したいが、指輪と蝶々のせいで出来ない。
第一動いただけで、胸の責め具とクリトリスのリングによって強烈な痛みに悶えるだけなのだから。
彼女は精一杯の抵抗を示す様に、唾を吐こうと口をもごもごする。
だが痴漢はすぐに看破した。
ユウリが唾を吐くその時、
ユ「んぐっ…!」
痴漢は口紅を操作し、また唇を開けないようにしてしまった。
吐きかけた唾が、口内に残る。
「フフフ、無様だな。誇り高いタイムピンクちゃん。」
ユ「っ…!」
顎を摘んで眺めたまま、痴漢は罵倒する。
そのニヤついた表情が、突如険しくなった。
ユ「!?」
顎を摘む指に力が入る。
「よくも大事な妹分を殺してくれたな…! 仕返しはたっぷり、何万倍にもして返してやるぜ。」
ユ(!!! ぃ、、ぃや、、いやっ!!)
恐ろし過ぎる事を目の前で険しい表情で言われ、ユウリは可哀想なくらい震える。
ユウリを睨む痴漢の表情は、好奇だけでなく憎悪も交じっていた。
「覚悟しやがれ、、死よりもつらい拷問を、永遠に味合わせてやる、お前の体にな。」
そう言うと、もう片手で彼女の体を撫でる。
ユ「ふう…っ!」
おぞましさに呻くユウリを堪能しながら痴漢は、行動を開始する。
かなり長いネックレスを取り出し、輪を外すと、力を込める。
ネックレスは一瞬光ると、どんどん長くなっていった。
ユ「!!?」
やがて、4m程の長さになったところで、痴漢は先端を彼女の首のネックレスの後ろ側に取り付けた。
「絶対に外れねえぜ。」
ユ「…!!(いや、、どうするつもりなの…?)」
もはや怯える女の子と化してしまったユウリを睨みつけたまま、痴漢は長いネックレスのもう先端を、天井に放った。
見事に部屋の中央の天井の梁に通り、下に降りた先端を引っ張った。
ユ「ぐうっ!」
長いネックレスに引っ張られて彼女の首のネックレスが首を絞め、たまらずマットから立ち上がる。
スーツの引きつりに股間や胸が強烈な刺激を受け、悶えながら苦しむ。
さらに痴漢は引っ張り、ユウリを苦しめる。
死ぬのかな…、そう思った頃に、ネックレスの先端を部屋の端に固定した。
少しだけ首絞めが楽になった。
しかし部屋の中央でピン、と背筋を伸ばして立っている事を強制された。
そんなユウリの周りを痴漢は歩いて鑑賞する。
ねっとりとした視線をまざまざと受け、ユウリはその視姦に耐える。
「ククク、何とも卑猥な姿だ。欲情ものだぜ、お嬢ちゃんよお。」
ユ「っ…!!(そのお嬢ちゃんにこんな辱めを散々したのは、あんたじゃない!)」
そう言いたいが、口紅に口を塞がれているため、それも出来ない。
唯一の反抗として、痴漢を睨みつける。
「いい目だ、まだ諦めていないようだな。だったら、、」
そう言って、手元から何かビンを取り出した。
ユ(!! 何、、何なの?)
その瓶に怯えてしまうが、痴漢の視姦に何とか気丈に睨む。
満足げに痴漢は、この液体を出して言う。
「クックック、これから怖がりなお嬢ちゃんに、プレゼントをやるよ。これは、妹分の形見でなあ。」
ユ(!! あの女の形見…何を塗る気なの!? いや、やめて!)
慄くユウリだが、動けるはずもなく、くぐもった呻き声を上げる。
そんなユウリに、痴漢はククク、と笑いながら化粧水を体に塗りつける。
ユ「ふうっ!」
その手つきはやはりおぞましく、ねちっこく急所を中心に愛撫をしながら、全身に化粧水をまぶし込んでいった。
ユ(え…?)
その内、力が抜けて行った。
足腰がふらつくのだ。
「ククク、力が入るまい? まだ元気そうだったんでな。お前の反抗の気力を根こそぎ削げ落としてやろうと思ってな。」
ユ(な、、なんて事を…)
やはり脱力効果の化粧水だったのだ。だが
「脱力剤だけで無いぞ、、これから存分に愉しむために、媚薬もたっぷり含んである。」
ユ「んんんっ!!」
口紅で塞がれた口から、嫌悪の呻き声を上げるユウリ。
しかしどうしようもなく、撫でるような手つきで全身に化粧水を染み込ませていく。
「この化粧水は強力だぞ。スーツなど問題なく浸透して、生肌に染み込むのだ。」
ユ「むぐぅ~!!」
必死に嫌がり呻くが、全く動けないこの状況下、為すがままだった。
そして痴漢は手を止めると、化粧水に濡れた手をベロリと舐め、ユウリを怖気させる。
「妹分よ、仇は取ってやるぞ…。さて、タイムピンクよ。少しビンに溶液が残っている。どうしたらいいと思う?」
ユウリは、ガタガタと震えながら、首を左右に振って見つめる。
すると痴漢は横に立つと、ゆっくりとしゃがんで腰の辺りに顔を寄せる。
まさか、、ユウリも感づいて怯える。
「そうだな、、後は全部股間にやるよ!」
ユ「!! うぅ、、むひゅうっ!」
嫌がり否定の声を上げるユウリに、痴漢は素早くビンの中の液体を、蝶々の中の股間に垂れ流した。
クリトリスや秘陰、さらにはリングやこんにゃくまでも隅々まで溶液にまぶし込まれ、浸透していく。
思わず、ユウリは足腰が抜けてしまった。
ユ「うっ…!」
案の定首締めの状態になり、すかさず痴漢が後ろからユウリの体を支えて立たせた。
ユ「うっ、、ふーっ、、ふー…」
首絞めから解放されたユウリを後ろから抱き締めたまま、痴漢が息を吹き付けながら囁く。
「フウッ、危なかったなあ…。クク、あまりに気持ち良くて腰が抜けちまったのか? ああ? ベロリッ」
耳を舐って罵倒する痴漢に、ユウリは鋭く睨む。
すかさず痴漢が胸と股間を撫で擦り、揉み込んできた。
ユ「んっ、、ぐぅ…!」
あまりの刺激の強さに、再び腰が抜けてしまうが、痴漢が抱きしめて支える。
そのままねちっこくユウリを色責めにした。

ねちっこく陵辱をした痴漢は、ゆっくりとユウリから体を離す。
ユ「むっ、、フウーッ、フゥー、フー、フー・・・」
苦しそうに息をつくユウリ。
その吐息には、官能の喘ぎも含まれていた。
満足げに痴漢は、とうとうドルネロを呼び出した。
目の前にドルネロが!
ユウリは緊張して睨むが、その姿を眺めて二人とも吹き出した。
「情けない恥ずかしい格好で、よく睨むぜ! どうする気なんだよ! 捕虜のくせに。」
捕虜、、そう、とうとうユウリは捕虜となってしまったのだ。
長きに渡る陵辱と脅迫でジワジワと体力と精神力を削り取って、散々疲弊させたユウリを容赦なく監禁した。
今戦闘員や痴漢、そしてドルネロが取り囲み、完全に捕まってしまったのだ。
ドル「あのタイムピンクを捕縛するとは、、さすがロンダーズ屈指の強戦士だ。よくぞやったぞ、褒美をつかわそうぞ。」
「ありがたきお言葉です、ドルネロ様。」
痴漢は、ロンダーズでも屈指の力を持つ男だった。
確かにユウリどころか、あの女よりも強いはずだ。
ドル「本当に無様だなタイムピンクよ。こうなっては形無しだな。フフフ」
ユ「っ…」
ドル「よし、アジトに連れて帰るぞ!」
「たっぷりとじっくりと向こうで辱めてやるからな。」
ユ「ん、、ん、、んんむぅぅーーーっ!!!」
誰もいない広い工場の倉庫の地下の一室、、
ユウリの悲痛な悲鳴だけが、虚しく響き渡る…


《終》