―第26話 『 続・女神様 』―

摩天楼のような超高層ビルが建ち並ぶオフィス街の一角に、木々が覆い茂っている広大な公園があった。その中には人がほとんど立ち寄らない雑木林があり、その雑木林の前のベンチに一人の女の子が、ジャージにハーフパンツという軽装で、大きな旅行用鞄を傍らに置いて辺りを見渡しながら腰掛けていた。
どうやら誰かを待っているようである。
雑木林の中には、ブルーテントの家々が並んでいて、その家のひとつから一人の大柄な男が、大きな伸びをしながら出て来た。その大柄な男を見て、その男が遭いたかった男だと確信した女の子は、急いで鞄を転がしながら駆け寄った。

「おはようございます!」

突然声を掛けられて、びっくりしたように男は振り返った。

「ん?・・・おぉ!?・・・いつぞやの女神様じゃね~か!」

その女の子は寿里だった。

「はい!覚えていて下さったんですね・・・みなさんお元気ですか?・・・今日は再度、健康診断に参りました♪」

寿里は屈託のない愛らしい笑顔を浮かべて、その男に答えた。
その大柄な男は以前、寿里の優しさから提案したボランティアの健康診断を開催した、あの日にみんなを煽り、尚且つ一番初めに寿里をレイプしたリーダー格の男だった。

「また、来てくれたのか?・・・」

舌舐めずりするように男は、寿里の全身を見回す。

「はい!」

寿里は変わらず笑顔を浮かべている。

「そうか!・・・!?・・・ちょっといいか?・・・」

寿里の服装に少し違和感があることに気付いた男は、寿里のジャージのファスナーに手を掛けて下げて行った。

「え?・・・ああぁぁ~・・・(あ!・・・だめ!)・・・」

ファスナーが下がって行くと、そこからは寿里の白い柔肌が現れてくる。

「くくくくくくくっ、こりゃあ愉快だ!」

笑いながらファスナーを下げ切った男は、ジャージを全開になるように広げる。

「だめッ!」

寿里はジャージの中には何も着けておらず、自慢の美乳を晒してしまう。

「見当通りノーブラか!ジャージ越しに乳首が浮いていたからな!・・・女神様!」

寿里は思惑がバレてしまったと思い、顔が真っ赤になり俯いた。

(何しに来たのかバレちゃった・・・恥ずかしい・・・)

「こっちはどうなってんだ!」

ハーフパンツの上端を引っ張って、その中を男は覗き込む。

「だめッ!そこはッ!」

寿里は手で抑えようとするが男に阻まれる。

「ワッハッハッハッハッハッハッ!下はノーパン!・・・そらそうよ!パンツに染みが浮き出ているんだからよ~!」

自分が何の目的でここに来たかが、全て見透かされていることに恥ずかしさで一杯になった寿里は、不意にガッシリと男に抱き寄せられる。

「あ!?・・・(全部見透かされてる~~~・・・)・・・あッ!あぁぁ~~~・・・」

男の手がいきなりショーツの中に潜り込み、指が肉壺に侵入する。

「へっへっへっへっへっ!・・・女神様がその気なんだからしてやるよ、ヤリマン女神!」

寿里のデリケートな場所を態と乱暴に男は弄る。

「あッ!痛いッ!・・・痛いです!・・・やッ・・・」

両手で男の手を抑えて侵入を阻止しようとした寿里だったが、男の力が勝り乱暴により以上の侵入を許してしまった。

「痛い!やめて!・・・やめて!・・・痛いッ!・・・・・・・えっ?・・・」

男が寿里の耳元で何かを囁くと、寿里の態度が一変した。

「お願いします。寿里のいやらしいヤリマンおまんこを優しく弄って下さい・・・」

再び大笑いをした男は、寿里の肉壺を快楽に誘うように指で掻き回す。

「あッ!あッ・・・あッ・・・(気持ちいい~~~♪・・・もう、お汁が溢れてる~~~♪・・・)」

男は寿里に自分の言った通りに復唱することを要求し、そうしなければ寿里の肉壺を二度と使いものにならないようにすると脅した。
その為に寿里は言いなりになったのであった。

「あッ~あッぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~あッ!・・・寿里のいやらしいおまんこからドスケベなお汁が溢れてます・・・もっと、ドスケベなお汁を溢れ出して下さい・・・」

寿里は自らの意思で慰み者になりには来たが、今までこのようないやらしい言葉を言ったことがなく、恥ずかしさで顔が真っ赤になり俯いている。男は寿里の肩を抱き寄せ、寿里を立たせた状態にして尚も弄び、また耳元で男が囁いた。

「ヤリマンでドスケベな寿里を逝かして下さい!・・・淫乱なお汁で溢れ返ってるヤリマンなおまんこに入ってる指を2本にしてもっと激しく弄って下さい・・・」

寿里は今にも泣き出しそうな表情になっていた。
男は寿里の言った通り、二本の指を挿入し直して肉壺を激しく掻き回した。

「あぁぁッ!・・・あぁ~~~ッ!・・・あんんんッん~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

寿里は激しい痙攣を起こして、肉壺から大量の雫が零れ落ち、ハーフパンツがびっしょりと濡れた。

「寿里の淫乱なお汁でびしょびしょに濡れたパンツを脱がして下さい・・・」

その通りに男はする。
寿里はジャージを袖に通しただけでの姿になった。

「寿里のドスケベでヤリマンのおまんこをあなたのお口で苛めて下さい・・・あッ!・・・寿里のふしだらなおっぱいをあなたの両手で苛めて下さい・・・あ、あぁッ、あぁぁぁ~~~・・・」

寿里は両手を男の肩にしっかりと握り締めたまま体全体を震わせ、ときには痙攣を起こしながらも立ち尽くし男の愛撫を受ける。
もちろんこれも男の指示である。

「あぁあぁッぁあぁあぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

寿里は絶頂の頂点を迎え、体がガタガタと震えていた。

「もう立ってられません・・・」

男にまだ立っていられるかと質問されて寿里は答えた。
男も座ることを許し、鞄を寝かせてその上に座るよう命じる

「ありがとうございます・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

寿里は大きく肩で息をしながら、鞄に腰掛け顔を上げた。

「ひっ!・・・」

そこにはテント村の全ての住人が目の前に居た。
寿里が弄ばれている間に、その嬌声で全員が目を覚まし、外へ出て来て寿里の痴態を見物していたのであった。
男達は口々に寿里に歓喜の声を掛ける。

「ごくッ!・・・」

寿里の喉が鳴った。
いよいよ始まってしまう。
十五人の男達による輪姦。
自らの意思で来たとはいえ、やはりそれなりの覚悟が必要だった。
男達が輪になり近付いて来る。
寿里の頭の中は期待感と恐怖感が、荒波のように押し寄せて来る。
男達の輪が狭まり全員が寿里を見下ろした。
リーダー格の大柄な男が寿里の眼前に顔を突き出し、また寿里の耳元で囁いた。

「あなたのおちんちんを下さい!寿里のお口に捻じ込んで下さい!お口に捻じ込んでイマラチオをして下さい!・・うぐッ!!!うッぅんぐッううううううううううう~~~ッ・・・」

寿里の言葉を聞き、歓声と笑い声が上がった。
その大柄な男は寿里の口にペニスを捻じ込み、寿里の頭を抑え付けて乱暴に寿里の頭を前後に振り回す。

「うぐッ・・・うッぅんぐッ・・・うううッん・・・ぐッふッんうううう~~~ッんぐッ・・・」

寿里は男達に間近で取り囲まれ、その視線を感じ、また嘲りの笑い声を耳にしながら、手を大柄の男の太腿に添えて、その男のペニスを喉の奥から味合わされていた。
一見すれば屈辱的な光景だが、寿里の頭の中ではこの行為ですら、その声ですら心地よく感じ、慰み者にされている自分自身に興奮していた。

「ごふッ!・・・げほッ!・・・げほッ!・・・げほッ!・・・」

男がペニスを引き抜いた途端、寿里は咳き込んで涎を大量に垂らした。
周りに居る男達の笑い声と嘲りの声が聞こえる。

「んぐぅぅぅぅぅぅぅ~~~!・・・」

続けざまに別の男がペニスを捻じ込む。
この男も寿里の頭を乱暴に振り回して愉しんでいる。

「げふッ!・・・げふッ!・・・ん、んぐぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~ッ♪・・・」

それから寿里は、十五人の男の全てのペニスを、口と喉の奥で味合わされた。

「ううううう~~~~~・・・じゅぽッ!・・・がはッ!・・・がはッ!・・・がはッ!・・・」

休む間も与えられずに次々と男達のペニスで突き回された寿里は、苦しさで咳き込み、涙目になりながらも微笑みは消えることなかった。
全員のペニスを咥え終わった寿里に、再び大柄な男が近寄ると、下を向き咳き込む寿里の顎を持ち上げて顔を見据えてニヤリと笑い言い放った。

「どうして欲しいんだ女神様よ!・・・どうされたいんだ女神様よ!・・・はっきりあんたの言葉で俺達に啓示してくれよ!」

また俯き、顔を赤らめ、身を震わしながらも、寿里は自身の言葉で答え始めた。

「寿里の・・・体を使って健康診断をします・・・皆さん・・・寿里の・・・ドスケベでいやらしいおまんこに・・・皆さんの・・・おちんちんを突っ込んで・・・めちゃめちゃに犯して下さい・・・ドスケベで・・・いやらしいおまんこを・・・皆さん・・・の・・・精液でドロドロにして下さい・・・何回も・・・何回でも・・・構いません・・・めちゃめちゃに犯して下さい・・・」

思いの丈を吐露したが。

「何を喋っているのか全く聞こえね~な、このヤリマン女神様よおッ!・・・人に物事を頼むときはちゃんと目を見て話さねーかよ!・・・このヤリマン女神ッ!」

「あッ!痛い!痛い!ごめんなさい!・・・ちゃんと言いますから放して下さい!」

男は寿里の乳首を目一杯の力で抓り上げていた。

「ごめんなさいだぁ、このヤリマン女神が!・・・なんて口の訊き方してんだよ!・・・すみませんでしただろ~が!・・・ちゃんとした日本語で喋りやがれよ、このヤリマン!」

尚も抓り上げる。

「申し訳ございませんでした。今度はちゃんと話します。ですから手を放して下さい!」

「まぁいいだろう・・・」

男は抓り上げていた手を放した。

「あッ!・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

「で、どうして欲しいんだ。ヤリマン!」

まだ乳首がヒリヒリするのを我慢している寿里は、その男の目を見ながらはっきりとした口調でお願いの言葉を口にする。

「?あたしの体を使って健康診断をします!皆さん、あたしのドスケベでいやらしいおまんこに皆さんのおちんちんを突っ込んでめちゃめちゃに犯して下さい!ヤリマンなあたしのドスケベで淫乱なおまんこの中にザーメンを出して下さい!皆さんのザーメンでドロドロに汚して下さい!何度でも構いません!何回でも構いません!みなさんのザーメンを中に出して、ドスケベで淫乱でヤリマンのあたしを思う存分犯して下さい!」

男達の大笑いが渦巻いた。

「よし、わかった!ヤリマン女神。お望み通り中に出して犯してやるよ!」

リーダー格の大柄な男が寿里を押し倒す。

「おめえら!女神様のご厚意だ、ありがたく頂戴するんだぜ!・・・おっと、順番は決めておけよ!・・・一番は俺様から行くぜ・・・あらよっと!・・・くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~♪・・・女神様のおまんこは、ちんこに絡みついてきやがるぜ!・・・すっげぇ~締りがいいぜ!」

「あんッ!・・・ぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああ~~~♪」

十五人の男達に取り囲まれ、寿里は間近で見られながら犯される。
木漏れ日が差す草むらで男達の宴会が始まった。


ドピュッ!
幾度となく犯され、中に注ぎ込まれる。

(こんな人達に輪姦されてる♪・・・中出しされてる♪・・・体がドロドロに汚されていく♪・・・寿里がめちゃめちゃに汚されていく♪・・・だけど・・・気持ちいい♪・・・とっても、感じる♪・・・生温かい感触が気持ちいい~~~♪・・・)

ドピュッ!ドピュッ!
求められるままに容易く鞄の上で体位を変えられながら犯され、幾度も中に注ぎ込まれる。

(気持ちいい~♪・・・もっと中に出して~~~♪・・・あぁ・・・感じすぎちゃう~~~♪・・・15人も相手にしてるからかしら・・・すっごい・・・すっごい・・・感じちゃう~~~♪・・・)

ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!
始めは快楽を得ながら中に注ぎ込まれる感触を楽しんでいたが、次第にその感触が心を蝕んで来るような感覚を受けるようになる。

(だめッ!・・・頭が変になりそう~・・・感じすぎちゃって気が狂いそう~・・・中に出され続けるからなの~・・・気が変になる・・・頭がガンガンして来た・・・頭がおかしくなっちゃう~~~・・・もう・・・訳わかんないッ!・・・ア――――――――――――――――ッ!・・・・・・・・・だめ!だめよ!寿里・・・しっかりしなさい!・・・耐えるのよ・・・このくらい中に出されて、犯されるくらいで泣き言を言っちゃダメ!・・・このくらいで音を上げていたら、あの2人とのHが愉しめないのよ・・・あの2人のHはこんなものじゃないはずよ!・・・耐えなさい!耐えるのよ、寿里!・・・これは特訓なのよ!これは修行なのよ!・・・もう一段階も二段階も成長する為に、ここに来たんでしょ・・・もっと感じて・・・もっと逝って・・・もっと愉しむのよ!)

ここに来た本当の目的を再確認した寿里は、心の底から愉しむように犯されて、そして、男達の欲望の全てをひたすら中に注ぎ込まれて行った。


ドピュッ!
「あぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~ッん♪・・・」


もう公園には街灯の灯りが点っていた。
半数の男達が焚き火の周りで酒を煽って騒いでいる。
残りの男達は寿里を堪能し尽くして寝所に戻っていた。
寿里は鞄の上で度々痙攣を起こし、満足そうな表情をして横たわっていた。

(もう、誰も犯りに来なくなっちゃったなぁ・・・もう終わりなのかな?・・・寿里のこと飽きちゃったのかな~?・・・どれだけ犯されたんだろう?・・・何回転したんだろう?・・・2回転目の途中までは数えてられたんだけど・・・・・・・・・・でも、最後まで耐えられたわ・・・最後まで愉しめたわ・・・もう、どれだけHしても大丈夫だわ・・・どれだけ中出しされても大丈夫だわ♪・・・今日はここに来て正解だった・・・これだけ滅茶苦茶に犯してくれる人達はいないもんね♪・・・まだ出来るけど・・・誰も来ないんなら仕方ないな・・・)

体を起こした寿里は、焚き火の周りにいる男達を見てみた。
誰も寿里のことなど忘れているようだった。
寿里は少し寂しさが募った。
鞄を開いて、その中からボトルやタオル、コットン等を取り出し精液塗れになっている体を寿里は拭い始め、大量に精液を注ぎ込まれた膣内も綺麗に洗い流した。
汚された体を綺麗に拭き取ると、寿里は下着を着け、ジーンズを履き、トレーナーを着て、くしゃくしゃになった髪の毛をキャップの中にしまい込んだ。
もう男達は寿里には全く興味を示さず、誰も気にする者もいなかった。
着替えを済ませた寿里は、取り出した物を鞄にしまい終わると立ち上がった。

(お世話になりました。皆さん、お元気で・・・失礼致します・・・)

心の中で挨拶をして一礼した寿里は、また来たときと同じように鞄をゴロゴロと転がしながら公園を後にした。



一週間後、
あのブルーシートのテント村に役所の行政代執行が執り行われ、怒号が渦巻く中、ブルーの家々は次々と取り壊されていた。
そこの住人達はバスに強制的に乗り込ませられ、自立支援センターへ収容される。
その光景を遠巻きに見ながらにっこりと微笑む一人の女の子が、白地に赤のラインが入った大型の車に乗り込んだ。

「コアエイダー発進!」

車は走り去った。

                                     つづく