―第17話 『 カチンカチン菌 』―
先日、宣言していたように、マーエン率いる新ネオテーラが超災害を引き起こした。
新ネオテーラとしての超災害の一発目は、観光名所にもなっている超高層の電波塔「Tokyo Tree Tower」に開発したユルユル菌を吹き付けて、全ての螺子を緩ませて崩壊させようとする災害だった。
しかし、今回もレスキューフォースとドリルストライカーの活躍で、超災害を爆裂的に鎮圧する。
爆鎮完了後に集まるレスキューフォースの前に、ネオテーラが忽然と姿を現した。
しかも有無を言う間もなくサーンとシーカが、バズーカの砲身をレスキューフォースに構え狙いを定める。
サーンは隊長とレイに。シーカは輝と響助と寿里に。
「本当の目的はこれなのダー!・・サーン!シーカ!やっておしまいー!」
ド――――――――――ンッ!ド――――――――――ンッ!
マーエンの命令が下るや否や、すかさず砲弾を発射させた。
ズド―――――――――ンッ!!
「わぁ~~~~~~~~~~ッ!・・・」
「きゃあ~~~~~~~~~ッ!・・・」
サーンが撃った砲弾が隊長とレイに命中する。が、
「うわぁ~っと!」
「きゃぁ~~~~~~~~・・・」
「寿里さん、危なぁ~~~い!」
シーカの砲弾は愛しの寿里を照準から僅かに外して撃った為に、輝と響助にかわす時間を与えてしまい外れてしまった。
しかし、
ズド―――――――――ンッ!
「うわあ~~~~~~~~~!・・・」
流れ弾が遥か後方にいた一般人に当たってしまった。
「まぁ良いわ!2人に命中したし、あんた達、今日は帰るわよ!・・・あのバカ達を足止めする為にあれ出しといてね!」
マーエンは踵を返して引き上げる。
「了解です、お嬢様ぁ!・・・メガトンクライシス発動!」
マールはダークコマンダーを起動させ、二足歩行型巨大超災害発生メカ「ズッケイン」を出現させる。
「レスキュー親父とR3にはユルユル菌を、流れ弾に当たった一般人にはカチンカチン菌を打ち込んだから、お大事にね~!」
「またの機会ザンス―――!」
「バイバイでゴンス―――!」
マーエンと三幹部はレスキューフォースを残して、意気揚々と引き上げて行った。
「待て、おまえら~~~!!」
「隊長、レイさん、大丈夫ですか?」
輝と響助はネオテーラを追おうとし、寿里は隊長とレイに駆け寄った。
「輝ぅぅぅ!・・・痛て・・・響助!・・・うぅ・・・お前達はズッケインを止めろ!・・・う!・・・寿里は被弾された方々の救護に回れ!・・・キュルキュルキュル~~~・・・自分達は・・・先に・・・帰還する・・・」
隊長は被弾したユルユル菌の影響で、お腹がユルユルになり顔面蒼白になって指示を出して、こちらは真っ赤な顔色をして、モジモジしているレイをゼロファイヤーに載せて帰還する。
「じゃ、寿里!被弾された方々の救護は任したぞ!行くぞぉ、輝~~~!」
「はい先輩!・・・寿里さん、要救護者は任せます!」
「はい!・・・救護は任せて下さい!・・・ズッケインの爆鎮、頼みます!」
輝と響助と寿里は互いに言葉を交わして、輝と響助はズッケインを爆鎮しに、寿里は被弾した人々の救護へコアエイダーと共に向う。被弾した人々が蹲っている場所へと着いた寿里は、その人々の全員が男性と確認してから声を掛けた。
「どうしましたか?・・・大丈夫ですか?・・・きゃッ!?・・・」
蹲っている男達の様子を見て寿里は驚いてしまう。
男達は股間を途轍もないほどまでに大きく怒張させて、脂汗を掻いていたのである。
ネオテーラがばら撒いたカチンカチン菌は、男達のペニスに影響を与えたのであった。
「ちょっと・・・これって・・・」
寿里は真っ赤になって俯いた。
「破裂しそうなんだぁ~~~・・・」
「何とかしてくれ・・・」
「助けて・・・etc.etc.・・・」
男達は情けない格好を嘆くも、寿里に助けを求める。
「わかりました!・・・では、みなさん脱いでください!」
人々のピンチに恥ずかしがってもいられず、寿里は数人の男達をコアエイダーに載せ、冷静に処置を施そうとする。
「え?・・・」
「ここで脱ぐの?・・・」
「それは・・・ちょっと・・・etc.etc.・・・」
男達は寿里の前で下半身を露にすることを躊躇う。
「ごちゃごちゃ言ってないで早く脱ぐッ!処置が手遅れになったらどうするのッ!!!」
モタモタしている男達に寿里はキレてしまう。
「はい!」
「わかりました・・・」
「脱ぎます・・・etc.etc.・・・」
寿里の逆鱗に触れてしまった男達は、カチンカチン菌に侵されたペニスを取り出した。
デロ――――――――――ン!デロデロデロ――――――――――ン!!!
「きゃッ!」
男達の青紫に変色し、腫れ上がったように大きく勃起しているペニスを見て、寿里は思わず悲鳴を上げつつも、それを凝視してしまった。
(・・・おっきい・・・何これ?・・・馬並みじゃん!)
恐る恐る一人の男のペニスを手に取ってみる。
「うッ!・・・」
男が呻き声をあげる。
(ホントに鉄みたいにカチンカチンに固くなってる・・・)
次に寿里は何本ものペニスを色々な角度から観察する。
「早く治療してくれよ~~~・・・」
寿里にペニスを観察され恥ずかしさで一杯になった男達が、我慢できずに叫んだ。
「あ!・・・ごめんなさい・・・」
その一言で我に返った寿里は検査に入る。
菌を採取し、コアエイダーに内蔵されているコンピュータで解析する。と、寿里の顔がみるみる内に真っ赤になって行った。
「どうしたんですか?・・・」
「治療法はわかったのか?」
「早く治してくれ~~~!・・・etc.etc.・・・」
寿里の様子の変化に気付いた男達が声を掛ける。
「はい・・・でも・・・あの~・・・」
真っ赤になったまま寿里は、しどろもどろに答える。
「ちゃんと言ってくださいよ!」
「治らないのか?」
「痛いんだ・・・早くしてくれ~~~!・・・etc.etc.・・・」
モジモジしていた寿里だったが、人々を助ける為には恥ずかしがってもいられない。寿里は恥ずかしさをかなぐり捨てて治療法を話した。
「ペニスに溜まっている毒素・・・精液を全て吐き出してください!そうすれば直ります!」
その言葉を聞いて、今度は男達が固まってしまい、
「???・・・」
「え?・・・吐き出す?・・・」
「吐き出すって・・・射精しろと?・・・」
モジモジとしてしまった。
「そうです!早く射精してください!」
寿里は毅然とした態度で、きっぱりと言い切った。
男達は言う通りにするしか道は無い。
「すまないが・・・R4さん・・・ヘルメットを取ってもらえないですか?・・・」
一番前に立っていた男が、寿里にお願いをする。
「え?・・・はい、わかりました」
その理由がわからなかった寿里だが、男のお願い通りにマスクを取り外す。と、
シコシコシコシコシコシコシコ・・・
寿里の素顔が現れると、男達は一斉にペニスを扱き始めた。
その男は何でも良いから自慰のネタを求めて、寿里の素顔で扱こうと思い立ち、彼女にマスクを外すように願い出たのであった。そして、予想もしていなかった寿里の美貌に男達は射精を確信して懸命に扱く。
「きゃッ!・・・」
その異様な光景に寿里は恥ずかしさを覚えて、益々顔色は真っ赤になった
(うそ~~~!・・・治療とは言え、おちんちん扱いてる人達の前に立ってるのは恥ずかしいよ~~~!・・・早く出してよ~~~!・・・)
シコシコシコシコシコシコシコ・・・
(まだなの~~~?・・・)
自分の感覚では、かなりの時間が経過したと思った寿里は、男達の様子を窺ってみる。男達は寿里の姿を凝視して、懸命に扱いていた。
しかし、発射の予兆は欠片も無い。
「すみません・・・その耐火服は脱げませんか?・・・」
発射の兆しが一向に起きず、焦り始めた男が寿里に新たなリクエストをしてみる。
「・・・わかりました!」
しばし躊躇した寿里だったが、自分では妙案が浮かばない為に、そのリクエストを受けることにした。
「お!?おおおおおおおぉ!」
レスキュースーツを自ら強制解除すると、男達は驚きに似た歓声を上げた。
寿里のスラっとして白くて長く美しい脚線美が強調されるような、ミニスカートの制服姿になったからだ。
シコシコシコシコシコシコシコ・・・
今度は寿里の脚線美をネタにして扱く男達。
(あ~・・・だめぇ~・・・恥ずかしい~・・・)
男達におかずにされる寿里の視線は上下左右を彷徨い、腕は前に後ろに所在無さげに組み替えて、ソワソワした態度で立っていた。
シコシコシコシコシコシコシコ・・・
それでも発射の兆しは起きない。
(これでも駄目なの~~~・・・あたしって・・・魅力無いのかしらぁ~?・・・)
徐々に寿里は不安になり、男達にも諦めムードが漂い始める。
(え~~~いッ!こうなったら、とことんやってやるわよ!)
その気配を感じ取り、美少女と自負しているプライドとレスキューフォースの意地に掛けて射精させてみせると、寿里は処置台に上がり、やや脚を広げた膝立ちになってスカートの裾をゆっくりとめくり始めた。
ミニスカートなので直ぐに黒の小さなショーツが露になった。
「おおおおおおおお・・・」
寿里の白い柔肌が映える黒のショーツを見て男達がどよめく。
そのショーツはサイドが極細の紐状で、前の布は逆さを向いた細長の二等辺三角形状になっていて、その布地は僅かしか無く、後ろはTバックになっているセクシーランジェリーそのものであり、前の布が1cmでもずれたら、寿里の大事な秘めたる場所が露になってしまいそうな物だった。しかも脚を少し広げてしまった為に、下から見上げる形で扱いている男達から、その箇所がどこに隠れているか簡単に想像がついた。
(でも・・・やっぱり、恥ずかしすぎる~~~!・・・)
覚悟は決めても、やはり羞恥心が襲う。
(見られてる~~~・・・あたしのおまんこを透視してるみたい~・・・あぁ~・・・恥ずかしい・・・早く出して~~~!・・・)
羞恥に耐えながら寿里はスカートをめくり上げ、それに比例するかのように顔を背けて俯き、そして、体を震わせる。
シコシコシコシコシコシコシコ・・・
正義の美少女ヒロインが羞恥に耐えながらも、自慰のおかずになってくれていることで男達は興奮し、更にペニスを扱く。
(恥ずかしいよ~~~・・・男の人達のオナニーのネタになってるよ~~~・・・)
寿里は目眩を感じながらも、必死でポーズを保持する。
(お願い~~~!・・・早く出して~~~!)
スローモーションのように時は進まない。
「だめだ~~~・・・」
「出ねえよ・・・」
「R4さんがこんなに協力してくれてるのに・・・etc.etc.・・・」
いくら扱いても射精出来ない男達の手が止まった。
「諦めちゃ駄目です!」
寿里の激励も効き目は無い。
「それでは・・・これで・・・どうですか?・・・」
寿里は制服の上着を脱ぎ捨てタンクトップ姿になると、片手でスカートを捲くり、そして、もう一方の手でタンクトップも捲り上げてブラジャーをも見せた。
小さな黒のブラジャーは、乳首周辺に正三角形の布があるだけで、その周りには豊かな白い乳房が顔を出しており、張りがあり形の良い乳房だとはっきりと認識出来る。
手当てとは言え寿里は、両乳首と股間に前張りを張っているような姿を晒した。
「うおおおおおおおお!」
シコシコシコシコシコシコシコ・・・
寿里が痩身である為に、胸はペチャパイだろうと思っていた男達の予想を覆す豊満な乳房が現れ、男達は歓声と共に再び扱き始めた。
(恥ずかしいよ~・・・裸になっちゃったみたいだよ~~~!・・・恥ずかしいよ~~~・・・・・・恥ずかしすぎるよ~~~・・・)
恥ずかしさによる寿里の体の震えが大きくなって行く。
その中で寿里自身も異常な興奮を覚え始めてしまう。
その証としてブラジャーの頂点には、ぷっくりとした突起が浮かび上がっている。
(やだ!・・・あたし・・・感じてきちゃったかも・・・変な気分になって来た・・・)
ショーツの中で滑り気があることにも気づいた。
(あ~~~ん!・・・染みが浮き出ちゃうよ~~~・・・)
しかし、寿里の果敢な行動も空しく、男達の手が再び止まった。
「やっぱり、だめだ・・・」
「なんで出ないんだよ~~~!」
「最高のおかずなのに~~~!・・・etc.etc.・・・」
やはり発射の兆しは無く、男達は皆、諦め顔になった。
「諦めないで!もう一度調べ直しますから!」
寿里は衣服を正し、再びコンピュータで早急な治療法は無いのかと調べる。
「え!?・・・ええ~~~~~~~~~~ッ!?!?!?・・・」
すると突然、寿里が素っ頓狂な声を上げて固まってしまった。
その姿に驚いた男達がコンピュータの画面を覗き込む。
「あ!・・・え?・・・お!?・・・げぇ!・・・おわぁ!・・・」
男達もその画面に出ている答えを見て、驚きの声を上げてしまう。
そこには、
『性行為を行って、射精すべし!』
と書かれていた。
「お願いします!R4さん!・・・私たちを救って下さい!」
一人の男が土下座して深々と頭を下げた。
「お願いします!・・・お願いします!・・・お願いします!・・・」
すると、次々と男達は土下座して頭を下げて行く。
(あぁ~~~ん・・・どうして・・・こんなことになっちゃうのよ~~~~~ッ!・・・)
寿里は大きく溜め息を吐いて、そして、嘆いた。
(でも・・・仕方ないよね・・・それしか助ける方法が無いんだから・・・あたしが助けるしかないんだから・・・)
自分に言い聞かせる。
「順番を決めて、一人ずつ、この処置台に仰向けになってください!」
寿里は覚悟を決めて男達に向かって指示を出す。
男達の中でざわめきが起きり、そして、話し合いが行われ、一番の男が処置台に上がって仰向けになった。
スルスルスル・・・
それを確認した寿里は気恥ずかしそうに、ショーツを脱いで行く。
「みなさん、このことは秘密にしておいてくださいね・・・誰にも話さないでくださいね・・・」
寿里は顔を真っ赤にして、男達に頭を下げてお願いする。
男達も、うら若き乙女が治療とは言え、大勢の男とセックスしなければならないことを理解して大きく頷いた。
「それから・・・治療中は・・・見ないでくださいね・・・」
再度、皆にお願いして寿里は処置台に上がり男に跨った。
「行きますね・・・」
顔を真っ赤にさせたまま、男に声を掛ける。
「お願いします!」
男も言われたように目を閉じて返事をする。
(おっきいよ~~~・・・鉄みたいにカチンカチンだよ~~~・・・)
ペニスを手に取って自らの蜜壺にあてがった。寿里の蜜壺 はHなポーズを取っている間に、充分濡れていて準備は万端に整っていた。
「あふッ♪・・・」
腰を沈めてペニスが入り込むと、甘い吐息を漏らしてしまう。
「あッ♪・・・あッ♪・・・あッ♪・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~♪・・・」
更に腰を深く沈めると、巨大に膨れ上がってカチンカチンに固くなったペニスが、スカートの中に消えて行く。そして、それが蜜壺を押し広げ、肉壁を抉り、襞に絡み付いて、寿里に多大な快楽を与えながら奥深くに達して行く。これは治療だからと我慢しようとしても、寿里は甘い吐息を吐かずにはいられなかった。
(凄い・・・とっても・・・感じちゃう・・・)
男のペニスの1/3程が入りきらないところで挿入が止まった。
「んぅッ♪・・・んぅッ♪・・・んぅッ♪・・・んぅッ♪・・・」
それを感じて寿里は声を押し殺して、腰を上下に動かせ始める。
腰が上下に動く度に、男のペニスがスカートの中のから現れては消え、消えては現れる。
(早く出して~~~!・・・まだまだ、たくさんの人がいるの~・・・全員の人と行為をしなくちゃいけないから・・・早く射精してくださぁ~~~い!・・・)
寿里は一心不乱に腰を動かす。
上下運動に加えて前後にも動かし、そして、ローリング運動まで加えて男の発射を促す。
「とっても気持ち良いよ、R4さん・・・もうすぐ逝きそうです・・・」
男は良かれと思って寿里に話し掛けたが、寿里は更に顔を真っ赤にさせて両手で顔を覆い、それを左右に大きく振って恥ずかしがった。
(そんなこと言わないでください!・・・これはHじゃなく、治療なんです~~~ッ!・・・)
巨大でカチンカチンに固まったペニスにより齎される快楽に飲み込まれそうになる寿里は、セックスをしていると思えば、それに流されそうになることを恐れて、自分自身にこれは治療行為なのだと言い聞かせて、腰を必死で動かせる。
それでも快楽が全身に流れ込み、そして、染み渡る。
「あ~・・・出そう・・・R4さん・・・もうちょっとで・・・出る・・・」
男は呻きながら報告した際に思わず目を開けてしまい、懸命に腰を振り続ける寿里の姿を見てしまった。
(可愛い・・・)
寿里は恥ずかしげな表情を浮かべ、顔は真っ赤になっており、懸命に腰を動かしていた。
「出るんですね?・・・もうちょっとなんですね?・・・」
顔を覆っていた手を男の腰に下ろした寿里は、腰の上下運動を激しくさせた。
「う!・・・来ました・・・来ました・・・う、ううッ!!!」
発射直前の込み上がる感情で、男は思わず寿里の腰を強く掴んでしまう。
(あ!?・・・腰を掴まれたら・・・逃げられない・・・)
その刹那、
ドビュ―――――ッ!!!ビュルビュルビュルビュルビュル―――――ッ!・・・
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~んッ♪・・・」
男は通常では考えられないほどの大量の精液を、例えるならば膀胱に目一杯溜まった小便ほどの大量の精液を、寿里の中に一気に噴射させ、そして、同時に寿里を絶頂に導いた。
(そんな・・・中に出されちゃった・・・)
寿里は体をガタガタと震わせて、男の胸に顔を埋めるように崩れ落ちた。
(こんなこと・・・まだまだ・・・たくさんしなくちゃいけないの?・・・体がもたないよ・・・)
昂ぶった体を鎮めながら寿里は考えていた。
一番の男も想像を超える量の精液を射精させて、そして、凄まじいほどの爆裂的な快感に感動して放心状態になっていた。
「あの~・・・順番が痞えてるんだけど・・・」
二番の男が申し訳なさそうに二人に話し掛ける。
「あ!・・・ごめんなさい!」
寿里は上体を起こして謝り、
「すまん!・・・あまりに気持ち良かったので、つい・・・」
男は放心状態から我に返って謝った。
「やだ・・・」
その「気持ち良い」の言葉を聞いて寿里は、恥ずかしさのあまり再び顔を手で覆い隠した。
「R4さん、ごめん!・・・そういう意味じゃ・・・」
その姿に男は慌てて寿里にも謝る。
「いいえ、良いんですよ・・・それより・・・あの・・・その・・・あれは・・・大丈夫ですか?・・・」
寿里は顔から手を放すと男を気遣い笑顔で答え、腰を浮かせてペニスを吐き出した。
ヌチャ~~~・・・
寿里の中から、スカートの中から現れたペニスは自身の精液に塗れ、寿里の愛液が塗れてはいたが、通常時の大きさに戻っていた。
「もう痛くない!・・・もう腫れ上がって無い!・・・カチンカチンに固まって無い!・・・大丈夫です!直りました!」
「良かったぁ~~~♪・・・」
男の報告で寿里は安堵して笑顔になったが、のんびりとしている訳にはいかない。
「では、そこにティッシュと消毒液がありますから、ご自身で綺麗にして下さい!・・・それでは次の方、横になって下さい!」
寿里は迅速且つ冷静に指示を与えると、男達は言われたように行動する。
そして、二番の男が処置台で仰向けになった。
寿里は自身で蜜壺を洗浄すると二番の男を見る。
(・・・うぅ・・・この人のも大きいよ~~~・・・ううん!泣き言を言ってる場合じゃないわ!・・・あたしが治療しないと、みなさん死んじゃうんだから!)
再び覚悟を決めて、その男の上に跨る。
「では、行きますね♪」
笑顔を浮かべて二番の男に話し掛けてから、再び巨大なペニスを収める。
「あ♪・・・あ♪・・・あ♪・・・あ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~♪・・・」
声を出すことを我慢しようとしても、堪らず甘い声が出てしまう。
(あ~~~ん・・・どうしようもなく・・・感じちゃうよ~~~♪)
快楽に負けそうになるも、寿里は挫けずに治療の為だと腰を振る。
(頭がくらくらして来た・・・)
これは治療だと言い聞かせても快感は襲って来る。
「すみません・・・体を支えてもらえませんか?」
今にも快楽で力が抜けて、体勢が崩れ落ちそうだと感じた寿里は二番の男に申し出る。
「はい、わかりました」
ガシッ!
二番の男にも腰をガッシリと掴まれた。
(そこ掴まれたら・・・射精のとき、逃げられないよ~~~・・・)
そうは思っても寿里の腰の動きは止まらない。
「俺も・・・出ます―――ッ!」
寿里の懸命な腰使いで二番の男も佳境を迎えたらしく、寿里に報告をする。
(射精は良いんだけど・・・このままだったら、また中に出されちゃう~~~・・・)
寿里は今度こそ中に射精されることから逃れようと、二番の男の手を掴んで振り解いた。と、その男も発射直前の込み上がる感情が湧き上がり、寿里の手もろとも再び腰をガッシリと掴み直した。
「だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~ッ!」
ドビュ―――――ッ!!!ビュルビュルビュルビュルビュル―――――ッ!・・・
そして、二番の男も寿里の中に、ありえないほどの大量の精液を注ぎ込んだ。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~んッ♪・・・」
寿里は再び男と共に絶頂に達してしまう。
(え~~~ん・・・1回1回逝っちゃって・・・それに1回1回中に出されてたらホントに体がもたないよ~~~・・・)
寿里は一回毎に逝ってしまい、その都度精液を大量に中に出されることを嘆いたが、
ドビュ―――――ッ!!!ビュルビュルビュルビュルビュル―――――ッ!・・・
「あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~んッ♪・・・」
ドビュ―――――ッ!!!ビュルビュルビュルビュルビュル―――――ッ!・・・
「逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ♪・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~んッ♪・・・」
三番・四番の男とも同じ過ちを繰り返してしまった。
(もう~・・・無理~~~・・・)
寿里は処置台の上で倒れ込みぐったりとしてしまった。
それでも、
「次の方ぁ~~~♪」
笑顔を浮かべて健気に治療に励もうとする。
「え・・・と・・・どうしたらいいのかな?・・・」
寿里が処置台の上でぐったりとしているので、五番の男が寿里を見下ろして質問する。
「すみません・・・あたしがもう上になれないから、このままご自由になさってください!」
体力の限界を感じた寿里は、あとは男達に任せようとした。
「わかりました・・・ちょっと脚を広げますよ・・・」
五番の男は寿里の脚を掴んで、お伺いを立てる。
「良いですよ・・・ご自由にどうぞ・・・」
「目、開けてするよ・・・」
「良いですよ・・・」
快楽で頭がボーっとしている寿里は、考えることが出来ず全て肯定の返事をしてしまう。
五番の男の手によって寿里の脚が開いて行く。それに伴い、寿里が着けているタイトなミニスカートが捲くり上がり、薄く生え揃ったアンダーヘアーと陰部が晒された。
「綺麗だ・・・R4さん、行きますよ・・・」
五番の男が合図を送り、
「どうぞ♪・・・」
寿里は微笑んで答え、
ズブブブブブブブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!・・・
男はカチンカチンに硬くなり、巨大になったペニスを突き刺した。
「おっきい~・・・あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~んッ♪・・・」
突き刺された衝撃で寿里は弓なりに仰け反った。
スパンッ!スパンッ!スパンッ!スパンッ!スパンッ!・・・
「あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」
一番の男の治療中は、寿里のお願い通りに全ての男達は目を瞑っていたが、二番以降は寿里の甘い声の誘惑に耐え切れずに、その姿と行為を見ていた。その為に男達には男の性が沸き上がっていた。
「おっぱい触っても良い?」
「はい」
「乳首舐めるよ」
「はい」
「体位変えるよ」
「はい」
男は治療の為のセックスだけでは飽き足らなくなっており、寿里とのセックスを楽しみたい欲求に駆られていた。その為に、その都度したいことを要求する。
どっぷり快楽に浸ってしまい頭が働かない寿里は、相変わらず肯定の返事を繰り返す。
五番の男に激しく愛撫され、腰を掴まれペニスを打ちつけられる寿里は、当然のように絶頂に達してしまい、大量の精液を中に注ぎ込まれる。
ドビュ―――――ッ!!!ビュルビュルビュルビュルビュル―――――ッ!・・・
「逝っちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ♪・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~んッ♪・・・」
それからも寿里は、最後の八番の男まで治療を施したが、これまた良いように全身を愛撫されて絶頂に導かれてしまい、中に大量の精液を注ぎ込まれた。
(終わったぁ~~~・・・これで爆鎮完了だわぁ~~~・・・)
寿里は処置台の上で体をビクつかせながら、要救護者の治療が無事終わったと安堵する。しかし、一番・二番・三番・四番の男が寿里の傍らに並んで立っていた。
「実は・・・R4さん・・・」
深刻な表情で話し始める。
「なんですか?」
寿里は男達へと視線を向けるが、快楽の為に視界がばやけていた。
「またカチンカチンに戻ってるんだ・・・」
「え?」
男の告白で寿里は驚き手を伸ばす。
視界がばやけている為に手は宙を彷徨うが、一番の男がその手を掴んで自分のペニスを握らせた。
「まぁ!?・・・ホントにまだカチンカチン!・・・それでは急いで二回目を始めましょう!」
その言葉を聞いて男達は顔を見合わせ頷き合った。
男達の症状は一回射精したことで完全に完治していたのだったが、五番以降の男達の治療を見て、寿里のあまりにも可愛いその姿に、自分達も寿里の体を味合いたい衝動に駆られていた。
寿里の天使のような振る舞いが、男達を悪魔に変貌させてしまった。
寿里が握ってカチンカチンだと思ったペニスは、単に性欲で勃起しているだけであった。
その行動に賛同する八人の男が、寿里を取り囲み、寿里の衣服を剥いで行く。
寿里は無抵抗で全裸にされて行く。
全裸にされた寿里は男達の欲望通りに犯される。
今度は本能の赴くままに。
正常位で、後背位で、側位で、座位で、駅弁で。
口の中にも次々と挿入され、乳房を揉みくちゃにされ、乳首も弄ばれる。
そこまでされても騙されていることに気づかずに、寿里は悪魔に変貌した男達に貪り尽くされた。
ドビュ―――――ッ!・・・
「あぁぁぁぁぁぁ~~~~~~んッ♪・・・逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~ッ♪・・・
八番の男が四回転目の射精を終えると、男達は各々座り込んだ。
「もう出ねえ・・・」
「はぁ・・・大満足・・・」
「R4さん、抱き心地満点だったなぁ・・・etc.etc.・・・」
悪魔達は小声で囁き合う。
「もう、みなさん・・・大丈夫なんですか?」
騙されて犯されていたとは露とも思ってもいない寿里は、心配そうに悪魔達に声を掛ける。
「だ・・・大丈夫です!」
「完全に直りました・・・」
「元に戻りましたよ・・・」
悪魔達全員の声を聞いた寿里は、
「良かったぁ~~~♪」
天使のような微笑を悪魔達に投げ掛けた。
その笑顔に罪悪寒を覚えた悪魔達は、人の心を取り戻す。
精液に塗れた寿里の白い体を丁寧に拭き取り、膣内を洗浄し、処置室の掃除を始める。
寿里の服装を元に戻すと、疲れきり、逝ききって動かなくなった寿里を、コアエイダーの運転席に運んだ。
「念の為、明日中にここの病院へ行って、検査を受けてくださいね。病状はこちらから連絡しておきますからね」
病院のリストを男達に手渡した。
(すまなかった、R4さん!)
(R4さん、ごめん!)
(もう2度と、こんな過ちはしませんから!・・・etc.etc.・・・)
男達は天使を騙した罪悪寒を抱き、深々とお辞儀をして心の中で謝罪した。
「みなさん、お元気でぇ~~~♪」
寿里は手を振り、自動運転でコアエイダーを発進させ、男達と別れて帰路に着いた。
「こちら寿里・・・隊長・・・響助さん・・・ひかるん・・・応答願います」
みんなのことが心配で無線で呼び掛ける。
「寿里さん!こちら輝です!・・・今さっきズッケインの爆鎮を完了しました!」
輝がいち早く応答する。
「良かったぁ・・・こちらも全員の処置終わりました」
寿里も応じる。
「さすが寿里さん!・・・あとは隊長とレイさんだけですね!」
「そうねぇ」
「寿里!今どこにいる?・・・輝ぅ!今から寿里を拾いに行くぞ!」
「了解です!」
「響助さん、ありがとう」
響助も応答して寿里は、二人が迎えに来るのを待つことにした。
「・・・寿里・・・聞こえるか?・・・」
そこに隊長から個別回線で連絡が入った。
「隊長、大丈夫ですか?」
「いや・・・なんというか・・・とりあえず・・・う!痛ぇ~・・・早く帰って来て・・・(ぐ~ぎゅるぎゅるぎゅる~~~)・・・解毒剤を作ってくれ・・・」
まだ隊長はユルユル菌に侵されお腹を下していた。
「わか・・・」
寿里が返事をしようとしたときだった。
(隊長~~~♪・・・もっと、もっとくださぁ~~~い♪・・・)
レイの甘ったるい声が聞こえて来た。
「わッ!・・・頼んだぞ!ガチャンッ!・・・プープープー・・・」
「ちょっと隊長?・・・隊長?・・・」
寿里の声も聞かずに隊長は一方的に連絡を断った。
隊長とレイを侵したユルユル菌は、男性に感染するとお腹を下し、女性に感染するとお股をユルユルにしてしまうものだと判明したのは、寿里が帰還し菌を調査したときだった。
「隊長とレイさん・・・しちゃってたんだぁ~~~♪」
そして、カチンカチン菌も改めて調査した結果、恐るべきことが判明した。
「え~~~ん!・・・24時間安静にしてたら毒素が無くなるって、何なのよ~~~ッ!・・・あたし・・・やられ損じゃないの・・・ぐすんッ・・・」
新たなる敵、マーエン率いるネオテーラは、より強大な敵としてレスキューフォースに立ち塞がるのだった。
つづく