―第14話 『 忘れ物 』―

『サポートシステム起動!・・・マスターダーエンの遺志は以後、この私が引き継ぐ!』


謎の紫の発光体の支配から解き放たれ、ダーエンから乖離した大淵が最後のレスキューを行い、宇宙の彼方で散った数週間後のある日。
ベイサイドシティの工業地帯で火災が発生したとの一報が、レスキューフォース本部に入った。火災は地元消防により消火したのだったが、火災現場で黒のコアストライカーの目撃情報が多数寄せられた。

「黒いコアストライカーって、大淵先輩の車じゃないですかぁ!」

以前にその車に乗っていた大淵と出会っていた輝の記憶から、その謎のコアストライカーをレスキューフォースは手分けして捜索に当たる。
その捜索中、R4の前に真っ黒のコアストライカーが忽然と現れた。

「これが、大淵先輩の車!?・・・」

R4の目の前で車は停車し、助手席側の扉が開いた。
その中をR4は恐る恐る覗き込んでみる。

「・・・誰もいない・・・」

と、そのとき、
「きゃッ!」
誰もいないはずの車に、R4は手を引っ張られて引き摺り込まれた。

バタンッ!

扉が閉まると、車はR4を乗せたまま急発進をする。

「何?・・・何?・・・どうなってんの?・・・」

戸惑うR4に、
『私はAIダーエン!』
車が話し掛ける。

「AIダーエン???・・・」

驚くR4に自身の正体を明かす。

『私はマスターダーエンが任務を遂行出来なかった場合に備えて、彼の能力と思考パターンを人工知能にコピーしたサポートプログラムである!』

正体を知ったR4は反論する。

「何よ!プログラムなんでしょ!そんなの大淵先輩なんかじゃないわよ!」

正論をぶつけたが、AIダーエンは慌てることはない。

『お前の言うとおり、私はマスターダーエンと異なり人の感情や記憶を持っていない!故に心などと言う不確かな物に惑わされることなく、計算通りに目的を果たすことが出来るのだ!』

自身の完璧さを説明する。

「あなたの目的って何よ?」

R4の疑問を聞くと、AIダーエンは挑発的な行動を取った。

『では、見せてやる!・・・スタート、アップ!』

すると黒いレスキューストライカー「ダークストライカー」が現れ、火災を巻き起こす。
大淵の心の闇が、ダーエンの亡霊となって最悪の形で復活したのだった。
R4を除くレスキューフォースは、突如として現れたダークストライカーの鎮圧に躍起になる。

『くくくくく・・・陽動作戦に引っ掛かったな・・・さて、本当の目的を見せてやるわ、R4!』

AIダーエンが笑いを押し殺しながら言うと、R4の目の前に大淵が出現した。

「え?・・・大淵先輩???・・・」

死んだと思っていた大淵が突然に目の前に現れ、R4は目を丸くさせて驚愕する。

「本当の目的とは・・・R4・・・いや、寿里!お前とセックスすることだ!」

「な!?・・・セックスって?・・・」

更に寿里は目を丸くさせる。

「私は長い間、EDに悩まされていたのだが、お前をひと目見た瞬間に確信したのだ!この女だったら、私の悩みを解消してくれると!」

「ED!?・・・勃起不全???・・・」

「そうだ!私は闇に堕ちてからというものの、ずっと悩まされていたんだ。」

「それで、あたしを付け回して狙ってたの?・・・」

「あぁ、そうだ!お前は私を充分愉しませてくれた。そして、淫蟲に犯されているお前の姿で完全に症状は完治したのに・・・それを・・・あの石黒のせいで・・・」

「隊長が来なかったら、あたし産卵するとこじゃったじゃん!」

「あのまま射精していたらな!・・・しかし、あのとき私は、淫蟲を消滅させる準備をしていたのだ。その為に石黒に不覚を取ってしまった・・・」

「それじゃあ?・・・」

「そう!・・・初めからお前に蟲の卵など産ますつもりは無かった!私のEDの治療の為だけに犯させた!・・・だからEDが直った今、あのときの忘れ物を取りに来た!即ち、寿里!お前とセックスをする為に!」

AIダーエンの身勝手な言い分に寿里はブチ切れる。

「何、訳分かんないこと言ってんのよ~~~~~ッ!・・・火事場の~スゥ―――――パァ―――――パワ~~~~~~~~~~ッ!!!」
ブンッ!ブンッ!ブンッ!

眼前に迫る大淵の顔に目掛けてパンチを繰り出した。
が、
寿里の拳は大淵の体をすり抜けて空を切った。

「え?・・・なんで?・・・」

完全に捉えたと思った寿里は、あまりの不可思議な現象に戸惑う。

「カカカカカカカ・・・無駄だ、寿里!私はAIダーエンが作り出した立体映像!過度の力を加えると私の体に触れることは出来ない!」

大淵は寿里のパンチが空を切った説明をする。

「だったら、あたしとセックスなんて出来ないじゃん!」

その説明を聞いた寿里が言い返す。

「うむ・・・良い質問だな、寿里」

しかし、大淵は動じない。

「立体映像で、どうやって・・・うぐ~~~ッ!・・・」

反論する寿里の唇が大淵の唇によって塞がれた。

「う~~~ッ!・・・(なんで?・・・なんで?・・・)」

大淵の手と顔が、寿里の付けているマスクを通り抜けて顔を押さえ、唇を奪い、舌を貪る。
その行動に抵抗する寿里の手足は、無情にも空を切ることしか出来なかった。

「わかったか、寿里?・・・私はお前の体を触れることが出来る!しかも、お前がマスクとスーツを着ていようが、そんな物は無用の長物でしかない!お前は私の前で、全裸でいるも同じ!おとなしく私に抱かれるが良い!」

大淵は唇を離すと不可思議な現象の説明をする。

「うそぉ~~~・・・(これじゃあ~、手出し出来ないよ・・・)」

寿里は逃げることも、倒すことも不可能な状態に陥った。

「きゃッ!・・・あん~ッ♪・・・」

大淵の左手がレスキュースーツをすり抜け乳房を鷲掴みにし、右手もすり抜けて乳首の根元を摘み上げる。
その拍子に寿里は甘い声を漏らしてしまった。

「どうだ、言った通りだろう!」

「あんッ♪・・・やめ・・て・・・」

誇らし気に話す大淵は、摘んでいた寿里の乳首を根元から折り曲げる。
敏感すぎる乳首を責められ寿里は、その快感に苛まれる。

(やだぁ~~~・・・アンドロイドに、虫に、今度は実体の無い空中映像???・・・変な物ばっかりに犯される~~~ッ!・・・)

過度な力を込めれば、大淵の体を取り押さえることが出来ないと頭では理解できていても、寿里の手足は大淵の体をすり抜けて宙を彷徨い、もがき続けていた。

「きめ細かく吸い付くような白い肌・・・細すぎるほどの体のくせに豊かで柔らかい乳房。清楚な顔をしているくせに厭らしく勃起しているピンク色の乳首。そして、触られると過度なまでに反応する肢体!・・・なにもかもが素晴らしい!・・・私が探し求めていた女だ!」

大淵は十数年振りに味合う女に、寿里の体に感動していた。

(立体映像のはずなのに・・・ホントに人に触られてるみたいだよ~・・・隊長~~~、レイさぁ~~~ん、助けて~~~・・・あたしはここよ~~~・・・)

寿里は心の中で助けを求めるが、その想いも大渕に見透かされて粉砕される。

「くくくくくくく・・・お前を誰も助けには来ない!・・・なぜなら、石黒の横にお前の立体映像を投射しているからな・・・私を満足させるまでお前は私に抱かれるのだよ!」

「そんなぁ・・・」

最後の希望を打ち砕かれ寿里は絶望感が募った。

(あぁ~・・・逃げれない・・・犯されちゃう・・・)

右手の掌で寿里の乳房の柔らかさを堪能するように揉み込み、親指と人差し指を使って乳首で遊ぶように捏ね、根元から先端に這い上がるように指は動く。
時に摘み、時に引っ張り、時に扱いて、乳首に愛情を注ぎ込む。

「んあッ・・・ん・・・んん~・・・はッ・・・」

敏感過ぎる乳首を愛撫され、寿里はその都度、体をビクつかせて甘い吐息を吐いてしまう。

チュプッ♪

もう一方の乳首は口に含まれる。
舌先で先端から嘗め回し、舌の腹を使って舐り上げると、再び舌先で転がす。
また吸い上げ、甘噛みをして弄ぶ。

「う・・・あ~ッ・・・んッ・・・はぅッ・・・」

更に体をビクつかせて、寿里は吐息を漏らす。
寿里の体を抱えていた左手は、寿里の顔を撫で回していた。
口を、頬を、耳を愛おしく撫でる。また口の中に指を挿し入れて、寿里の舌を弄ぶ。

「あん~~~ッ♪・・・」

寿里の吐息が漏れる中、大淵の標的は、いつしか下腹部に移っていた。
右手で陰唇を目一杯開いて秘裂をなぞり、左手は肉芽を捉えて擦りつけている。乳房を存分に責められ呼吸が乱れている寿里は、その手を押さえようとしているが、またしても大淵の手をすり抜けて空を切る。

「寿里!お前はなんて素晴らしい女なのだ・・・」

愛撫を続けながら大淵は、寿里の耳元で甘く囁く。

「やめてぇ~~~~~!・・・」

「そんなに嫌がるな、寿里!・・・逝って、逝って、逝かし続けてやる!・・・おとなしくして私に身を任せるのだ!」

大淵の愛撫が激しくなる。

「いやぁ~~~~~~~~~~・・・」
グチュッ!グチュッ!グチュッ!グチュッ!グチュッ!グチュッ!・・・

大淵の指が、蜜で溢れ返っている寿里の蜜壺に侵入して掻き回す。
寿利は仰け反り、身を捩って逃げようとする。
が、大淵は無理に押さえつけようとはしない。
その為に寿里はうつ伏せになって尚も逃げようとする。
しかし、ここは狭い車内、大淵は容易く背後から蜜壺に指を挿入し続けて掻き回し、そして、乳房を揉み込み、寿里を激しくビクつかせる。

「あッ・・・んんん~・・・はぅッ・・・うぅッ・・・」

反撃出来ない寿里は、助手席から這いずり逃げ惑う。
大淵は容易く寿里に覆い被さって追い掛ける。
寿里が必死で逃れようとする行動は、大淵により多くの興奮を与えていることに寿里は気づかない。
それでも寿里は蜜壺を掻き回されて、その蜜が溢れ返って内腿を濡らし、乳房を揉み込まれて乳首を扱かれて、快感に体が支配されようとしていても大淵から逃れようとする。

(このまま、こんな物に犯されたくない~~~・・・)

ようやく寿里の上半身が後部座席に移動する。
しかし、寿里の下半身は助手席のシートに未だ残っていた為に、大淵に腰を掴まれてしまい、無防備になっていた股間に顔を埋められてしまった。

ジュルッ!ジュルジュルジュルジュルジュル・・・
「あぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~・・・」

舌を蜜壺に潜り込ませて、口全体を屈指して、寿里が作り出す甘い蜜を大淵は啜り取る。
蜜壺をむしゃぶられる寿里の体が、幾度もビクンと痙攣を起こす。

(あ~~~んッ!・・・逃げられない~~~・・・)
ジュルッ!ジュルジュルジュルジュルジュル・・・

腰を掴んでいた手が離れ、右手は腰に絡めて肉芽を擦り、左手は伸びて乳房を揉みしだく。
寿里は手足を無駄に足掻き続けて、大淵の愛撫を執拗に受けた。


一方、陽動作戦とは知らずにダークストライカーと戦うレスキューフォースは、ファイナルレスキュー、ウォーターキャノンを阻止されてしまった。そこで石黒隊長は中型ビークルを全機発進させる。しかし、AIダーエンは石黒隊長の行動パターンを熟知しており、その作戦を逆手に取って、全中型ビークルを奪いハイパー合体してしまった。
戦いは益々長引く。


「あぁ~ッ♪・・・んぐッ!・・・ん、ぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~んッ♪・・・」

寿里は大渕に股間に顔を埋められたまま嘗め回されて、絶頂の頂に導かれてしまった。

「はぁ/ッ・・・はぁ/ッ・・・はぁ/ッ・・・ん、んんん!・・・」

逝ったばかりの寿里を仰向けにして組み伏した大淵は、寿里の呼吸が整うまで待つと、笑みを浮かべて寿里に囁きかけた。

「寿里、私は寿里のことが好きだ!」

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・あたしに酷いことばっかしておいて、なに言ってんのよ・・・あたし専用のアクストまで作ってレイプさせるし・・・いい加減にして・・・」

「愛するが故のことだ!・・・それに、あのアクストもその日の内に破壊した」

「・・・破壊?・・・」

「そうだ!・・・お前を犯して喜んでいる姿に嫉妬してな・・・ふふ・・・ヤキモチと言うものだな・・・それほどまでにお前を、寿里のことを愛しているのだ!」

「そんな勝手な言い分、受け入れる訳ないわよ」

「寿里が受け入れなくとも、私の気持ちに変わりは無い!・・・行くぞッ!」

「いや!・・・いや!・・・いやぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ・・・」
ズボズボズボズボズボズボズボズボッ!

大淵の超特大ペニスが突き刺さった。

「あ、ぶ・・・っとい・・・んんんんぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

その衝撃で寿里は煌びやかな声をあげてしまった。

「寿里、素晴らしい締りの良さだ!・・・寿里を選んだ私の目に間違いは無かった!」

大淵の腰がゆっくりと前後に動き、ペニスが抜き差しされる。

「あぁぁぁ~~~♪・・・んぁぁあああ~~~♪・・・はぁッ、あぁぁぁ~~~♪・・・」

寿里の眼は大淵を恨むように睨むが、体の中から湧き上がる快感に我慢できずに甘い吐息を漏らし、睨む眼もトロンと蕩けてしまう。

「ふふ・・・強がっても体は正直なようだぞ、寿里!」

「ちがうもん!・・・ち・・・がうもん・・・(あぁ~・・・薬も盛られてないのに、なんでこんなに感じちゃうの~・・・)

否定の言葉を吐いて再び大淵を睨みつけても、それは一瞬しか保持出来ないで、寿里は快楽に飲み込まれて瞳を潤ませてしまう。

「おぉぉ!・・・肉壁が絡みつく・・・」
「最高の女だ、寿里!」
「淫蟲に膣を目一杯広げられて犯されても、緩みもせずにきつ過ぎるほどに締めつける!」
「素晴らしい!・・・素晴らしすぎる!・・・なんという名器!・・・」
「寿里!寿里はSEXする為に、男を悦ばす為に生まれて来た女なのかも知れぬな!」
「どうした、寿里?・・・感じているのだろう?・・・我慢しないで良いんだ!
 ・・・楽しめ!・・・悶えろ!・・・我慢しないで悶えろ!・・・本能の赴くままに悶えろ!
 ・・・淫らになれ!・・・寿里は厭らしい女なんだ!・・・快楽に身を堕として悶えるんだぁ!」

大淵は寿里の耳元で囁き続ける。

「あん~~~ッ♪・・・(耳元で囁かないで~~~・・・余計に感じちゃう~~~・・・言う通りに・・・言いなりになっちゃう~~~・・・)

大淵のゆっくりとではあるが力強い一突きを受ける毎に、耳元で囁かれる言葉が寿里の頭に入って行き、快楽が流入する。

「あぁぁぁぁぁぁぁ~~~~♪・・・(だめぇ~~~・・・変な気持ちになっちゃう~~~・・・)」

このまま犯され続ければ、寿里は快楽に負けて堕ちてしまうと思った。
敵に、それも空中映像に犯されて堕ちたくないと、寿里は心を守り通そうとする。

ズッ!ズズズズズズズズズズズズズズ・・・ズルッ!
「くはッ♪・・・んんんん~~~・・・???・・・」

寿里を突き回していた大淵の動きが突然止まり、ペニスをゆっくりと引き抜いた。

(何?・・・何?・・・終わってくれるの?・・・)

怯える寿里の顔を見つめて、大淵はニヤリと笑う。

「うぐ~~~~~ッ!・・・う”ぅ~!・・・う”ぅ~!・・・う”ぅぅぅ~~~!・・・」

その瞬間、大淵は寿里の愛液に塗れたペニスを、彼女の口に捻じ込んだ。

「うぶ~~~~~ッ♪・・・がはッ!・・・ゔぅぅぅ~~~~~ッ♪・・・げほッ!・・・」

寿里の頭を強く掴んで、自身のペニスを喉の奥までに突き刺しては引き抜き、突き刺しては引き抜いて揺り動かせる。

(顎が・・・外れる・・・喉が・・・潰れる・・・胃の中にまで・・・突き刺そうとしてるのぉ?・・・)

寿里は苦痛のあまり大粒の涙を零して、口の中を暴力的に犯される。

「ぐぽんッ!・・・がはッ!・・・がはッ!・・・がはッ!・・・」

存分に突き回すのを愉しんだのか、大淵はペニスを抜き出した。
その拍子に寿里は、むせ返って咳き込む。

「げほッ!・・・げほッ!・・・いやぁぁぁ~~~・・・もう、やめてぇ~~~・・・」

むせ返る寿里を休めることなく、大淵は寿里の左足を肩に担ぎ上げて、再び蜜壺に挿入する。乳房を揉み回し、乳首を舌で転がし、肉芽を揉み込み、背筋に舌で這わし、耳たぶを嘗め回し、口づけをして舌を貪って、蜜壺から水飛沫が舞い散るほど突き回す。

「んあぁ~ッ♪・・・あぁ~ッ♪・・・ふわッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」

寿里は突かれる度に、感じる度に体を激しくビクつかせ、喘がざるしかなかった。
再び、存分に寿里を突き回した大淵がペニスを引き抜くと、またペニスを口に捻じ込まれると思った寿里は恐怖に震える。その恐怖に引きつる寿里の顔を掴んで、自身の顔を近づけて覗き込んだ。

(いや~・・・また・・・あたしの口におちんちんを・・・突っ込むの?・・・)

再び大淵がニヤリと笑う。

「ふわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああ~~~~~~ッ♪・・・」

今度は散々突き回されていた蜜壺に指を捻じ込まれた。

「あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」

激しく指が抜き差しされる。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~♪・・・」

蜜壁を揉み込まれて掻き回される。

「素晴らしい締りの良さだ!・・・指一本だけでもペニスと同じように絡みつき、纏わりついて締め上げる!・・・しかも、こんなに蜜を垂れ流して!・・・可愛い顔をしてスケベな女よ!・・・だが、男にとって最上の女だな、寿里は!・・・フハハハハハハハ!・・・」

それからも大淵はペニスで蜜壺を突き回し、口を突き回し、そして、指で蜜壺を掻き回して寿里を徹底的に蹂躙する。
寿里の心を守ろうとしていた障壁は、大淵の硬軟入り混じった責めによって、少しずつ瓦解されて行った。

(あぁ~~~・・・もう・・・だめぇ・・・あたし・・・堕ちるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・


ダークストライカーとの戦いが長引くレスキューフォースに、本部の総司令により朗報が入った。レスキューストライカーの改良が終わったとの。この改良が終わったと言うことは、レスキューフォースは新たなる装備を手にすることとなる。
それはレスキューストライカーとレスキューセイバーの究極合体、レスキューマックスの誕生である。
このレスキューマックスは兼ねてからの大淵の悲願であった。
あのとき、大淵が石黒隊長に手渡した剣の柄に付いている宝玉の中に、このレスキューマックスの設計図を忍ばせていたのだった。十数年の歳月の彼方、大淵の悲願はここに成就するのである。
そして、レスキューストライカーとレスキューセイバーが、マックスハイパーアップに成功してレスキューマックスが、今ここに誕生した。


「あ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~んッ♪・・・」

寿里は四つん這いになって、背後から大淵に覆い被せられている格好で絶頂を迎えさせられた。もう何度も大淵に体中を愛撫され、突き回されて絶頂に達していた。
その為に、寿里には抵抗する力は存在しない。
寿里の全てが快楽に支配されていた。

「まだだ、寿里・・・もっと私を満足させてくれ・・・」

大淵は後部座席に座り、繋がったままの寿里を、その上に乗せようとする。

(だめ・・・感じすぎちゃって・・・頭がおかしくなっちゃう・・・)

透き通るような白い肌は紅潮して桃色に染まり、顔は茹で上がったような表情をしている寿里は、大渕により全てを蕩けさせられてしまった。

「はぁあぁッ♪・・・」

大淵の上に乗せられた寿里は、艶やかな声を上げて背後にいる大淵に凭れ掛かった。
もはや今の寿里は、自分で体を支えられないまでに感じ入っていた。

「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

その寿里の腰の括れを掴んだ大淵は、しっかりとペニスに押し込んでから、右に左へと大きく回し始める。
これまで散々貪った寿里の体を、まだ物足りないように大淵は貪り尽くそうとする。
腰から手を放して寿里の顎を掴んで顔を振り返して舌を貪るように口づけし、乳房を鷲掴みにして激しく震わせてから大きく揉み回し、乳首を上下に弾き、肉芽を揉みしだき、背中を舌で舐め上げ、腰を前後に揺り動かせて寿里を貪る。
ビリビリとした快感が全身を駆け巡る寿里は、されるがまま犯された。

「逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~ッ♪・・・」

それからも全身を激しく痙攣させながら、寿里は幾度も絶頂に達する。

「もう少しだ・・・あと、もう少しだ・・・寿里・・・」

失神寸前の寿里を座席に仰向けに寝かしつけて、大淵は寿里の顔を真上から見つめて語り掛ける。

ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!・・・

その直後、大淵は寿里の両脚を肩に担ぎ、自身の両手を寿里の傍らに付けて、今までより激しく強くピストン運動を繰り出す。

ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!・・・
「あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」

その動きに呼応するかのように寿里は、煌びやかで艶やかな声を上げてしまう。

「寿里!・・・寿里!・・・もっと、早くに寿里に逢いたかった・・・もっと早くに出逢っていれば・・・私は闇に堕ちることも無かっただろう・・・」

大淵は後悔の念を吐露しながら、寿里を突き回す。

ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!・・・
「あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」

言葉を返したくも、寿里は感じすぎて喘ぐことしか出来ない。

「何故、寿里は今になって・・・私の前に現れたんだ・・・何故だ!・・・それとも、私が闇に堕ちたからこそ出逢えたのか?・・・私を救ってくれる為に現れてくれたのか?・・・」

大淵の瞳から一筋の涙が零れ落ちて、寿里の頬を濡らす。

ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!・・・
「あぁぁ~~~♪・・・逝くッ♪・・・逝っちゃう~ッ♪・・・逝っちゃう~~~ッ♪・・・」

「そうか!・・・私を救う為に現れてくれたんだな・・・寿里・・・・・・もう何も思い残すことは無い・・・空の上から、私は寿里・・・・・・寿里の活躍を、地球の平和を、人々の平和を見守っている・・・頑張れよ、寿里!・・・私は永遠に寿里のことを愛している!・・・そして・・・これが・・・これこそが・・・私の愛の証だ――――――――――ッ!!!」

ブリュッ!!!ブリュッ!ブリュブリュブリュブリュブリュブリュリュリュ――――ッ!

「逝くううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううううううううううううううううううううううううう♪・・・」

寿里は眩いばかりの光を感じ、大量の精液を中に注ぎ込まれて絶頂に達する。

「っはぁ/ッ・・・っはぁ/ッ・・・っはぁ/ッ・・・」

寿里は大きく肩を震わせ、腹部を上下させて、全身で呼吸をして酸素を取り込む。
興奮しきった体を鎮める為に本能的に寿里は、その行動を取っていた。
頭の中が真っ白になった寿里は、幻の中で光に包まれているように感じていた。

「寿里・・・ありがとう・・・」

大淵が感謝の言葉を寿里に語りかけると、この世に何も思い残すことが無くなったAIダーエンは、大淵の立体映像を消去しコアストライカーと共に昇華した。

ドサッ!
「きゃッ!・・・痛ぁ~~~い・・・」

AIダーエンが昇華すると同時に寿里の立体映像は消失し、本物の寿里は隊長とレイの下に投げ出された。

「寿里、どうしたのよ?」

何も無いところで転んだとしか思えないレイは、寿里に笑いかけながら手を差し出した。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・すみません・・・」

AIダーエンから解放されたことで、寿里は我に返った。
散々犯されて、絶頂に達したこともあって、体はガタガタと震えている。
腹部にとんでもないまでの生温かい不快感と、またパンパンに膨れ上がっている。
膣からは、その精液が溢れ返って、スーツ内の内腿に垂れていた。
寿里の全てが中に快感に支配されていた。
実際には大淵に注ぎ込まれた精液も立体映像のひとつである訳で、寿里は、その感覚に陥っているだけなのである。

(大淵先輩・・・さようなら・・・最後の最後に心を救うことが出来て良かったです・・・)

寿里は犯されていながらも大淵の暗い心を見てしまった為に、悲しみの眼差しで空と、そして、たった一人残されたダークストライカーを見つめていた。

主を失い、力を失ったダークストライカーは、ハイパー合体したレスキューマックスによりファイナルレスキュー、マックスキャノンを発動されて爆鎮された。
自ら作ったレスキューマックスによって大淵は自分の心の闇に勝利し、ダーエンの全てを葬り去った。
人間なら誰にでも持っている光と闇の心。
大淵にとって闇の心が、地球の滅亡を企てたダーエンであり、光の心がレスキューマックスの図面であった。そして、レスキューフォースは大淵の遺志を継いで、人々の安全を守り通すことを決意する。

                                     つづく