―第11話 『 魔の手 』―
(ふぅ~・・・間に合ったぁ!・・・ぁ~・・・今日は疲れたぁ~・・・)
過密状態の夕刻の通勤電車に、白いブラウスに深い紺色のミニスカートのスーツ姿の寿里が飛び乗った。
今日は救急救命医療のセミナーに出席し、その後は討論会にも参加していた寿里は、直帰の許可を得ていたので自宅に帰る電車に揺られていた。扉のすぐ側に立っている寿里は、当然の如く乗客に周りを囲まれていて、そして、流れ行く夜景を、ぼんやりと眺めていた。
(2時間くらい掛かるのかなぁ?・・・長いし、退屈だし、息苦しいなぁ~・・・)
退屈を持て余していると、ひとつ目の駅に到着する。
寿里が今いる反対側の扉が開き、人々が乗り降りする。乗車する人達の方が多かったのか、寿里のいる所まで乗客の圧力が掛かり、寿里は扉横の手すりまで押しやられた。
(ん~・・・狭いよ~!・・・)
心の中で不満を漏らす。
(ん?・・・お尻に何か触れた?・・・)
臀部に違和感を覚えた。
(満員電車だし・・・誰かに当たるのは当たり前か・・・)
特に気を留めないでいた。
次の駅に停車し、今度は寿里がいる側の扉が開いた。
一旦降りようと思ったが周りの乗客が動かなかった為に、寿里自身も身動きが取れなくなり、気が付けば周りを、黒っぽい服を着た大柄な男達に囲まれてしまっていた。
(この人達、何?・・・何か・・・不気味・・・)
窓に映る男達を見て、少し不安が過ぎる。
(んッ!・・・お尻が触られてる!・・・やだッ!痴漢!)
体が当たるのは満員だから仕方がないかとは思ったが、これは明らかに態と触っているものだと確信した。
(満員過ぎて逃げられないよ~~~!・・・)
痴漢のもう一方の手も、素肌の内腿を撫で回す。
(いやぁ~ん・・・脚が広げられる~・・・)
困惑していると、臀部を擦っていた手が突然、割れ目に指を這わして臀部を鷲掴みにされ揉み回された。
(やだ!やだ!やだ!気持ち悪い!・・・触んないで~~~ッ!・・・)
身を捩り、手で払おうと試みるが、電車が満員の為に痴漢の手には届かない。
(んッ!・・・)
体がピクッと反応してしまった。
痴漢の中指がショーツ越しに秘裂に埋没し、そして、陰唇を目一杯広げられ敏感な肉芽を捕らえられ擦り付けたからだ。
(だめぇ!・・・そんなとこ・・・触らないでぇ~!・・・)
指の動きが早まり、秘所を激しく揉み回される。
(あぁ・・・だめぇ・・・そんなに強くしないで・・・)
右腕に被せるように背後から手が伸びて来て、ブラウス越しに胸を鷲掴まれた。
(んんんん~~~ッ!・・・これ以上は、だめぇ・・・もう・・・やめてぇ・・・)
痴漢の手は的確に敏感な場所を探し当てる。
(きゃんッ・・・)
ブラウスの上からブラジャー越しに胸を揉まれているのに、中指の腹の部分は白い膨らみの頂にあてがわれた。
(あぁぁ・・・感じちゃうよ~~~・・・痴漢されてるのに~~~・・・)
痴漢に弄ばれているのに感じてしまう、自分の敏感過ぎる体を恨めしく思う。
(んんん~~~ッ・・・)
ブラウス越しに膨らみの頂を刺激された。
(え~~~~~んッ!・・・気持ち良くなってきちゃったよ~~~・・・)
肉芽を指先で擦り付けられ、陰唇を指で這わされる。
(あぁぁ♪・・・痴漢されてるのに感じちゃうなんて・・・あたしの・・・馬鹿・・・馬鹿・・・)
寿里が抵抗を示さないことを良いことに、痴漢は更に力を強くして胸を揉み回し、肉芽を擦り付けて臀部を揉み回す。
(あぁぁぁ~~~ッ♪・・・最近、こんなのばっかりだよ~~~・・・)
快楽に誘おうとする痴漢の魔の手に、寿里は翻弄される。
(誰か・・・誰か助けて・・・)
寿里は俯き身を震わして恐怖に耐える。
寿里が恐怖に戦いて抵抗が出来ないと判断した痴漢は、胸を揉むのをやめてブラウスのボタンを片手で外し始めた。
(!・・・いやぁぁぁ~~~・・・こんなとこで脱がさないでぇ~~~~~~ッ!・・・)
ボタンが外されて行く様子を寿里は見つめるしか出来ない。
ブラウスのボタンを全て外した痴漢は、ブラウスをスカートから引き出す。
(いやッ!?・・・)
背後からブラウスの中に手を忍び込ませた痴漢は、ブラジャーのホックを容易く外した。
(あ!・・・やだぁ~~~~~・・・)
痴漢の手は再び胸に戻って来る。
今度は直に乳房を鷲掴みにされて揉み回される。
(やだ!やだ!やだ!やだ!やだ!やだ!やだ!・・・)
息遣いが荒くなり始める。
(もう、やめて~~~~~ッ!・・・もう赦して~~~~~ッ!・・・)
下半身を責めていた手が後方に下がると、その手もショーツの中に潜り込み、敏感な肉芽を直に触る。
「んんんん~~~~~ッ♪・・・」
上下を同時に責められ、体が痺れていくように感じ始めて声が漏れそうになった。
(このまま弄ばれたら・・・声が出ちゃう・・・あたし逝っちゃう・・・)
乗客に痴漢されているのがバレるかもしれない、逝ってしまうのが見られるかもしれないという恐怖が寿里に切迫する。
「くッ!・・・」
胸を揉み回していた痴漢の手が止まり、人差し指の指先が膨らみの頂の周りをなぞり始めた。その頂は早くその指に弄られたいと渇望しているように、ピンッ!と立っていた。
(ん~~~~~ッ!・・・そんなに焦らされたら・・・余計に感じちゃうぅぅぅぅぅ・・・)
寿里の注意を胸に引き寄せた痴漢は、不意に背後からショーツに忍び込ませていた手を前に回り込ませて肉芽を捉えて擦りつけた。
「ふんッ・・・んんん・・・んんんんん~~~~~・・・」
腰が抜けたように身を屈ませ、臀部を痴漢に密着させてしまった。
「んふぅんんぅぅぅぅぅぅッ♪・・・」
その刹那、焦らすように頂の周りをなぞらっていた指が、それを摘むと中身を絞り出すように扱き始め、掌で膨らみを揉み解す。
「あ・・・あ・・・あ・・・」
俯いていた顔が自然に上がり、車内の天井を見上げてしまう。
(このままじゃ・・・声が出ちゃうぅ・・・)
鞄を持っている左手が上がり、声が漏れないように自ら口を塞いだ。寿里の姿勢が下がるにつれ、痴漢が体を使って持ち上げる。
「ん・・・むむむむ・・・んんんんん・・・」
肉芽だけを責めるのに飽き足らない痴漢は、蜜壺の入口にも指を這わす。
(だめぇ・・・そこは・・・だめぇ~~~~~・・・今、指を入れられたら・・・逝っちゃう・・・)
寿里の儚い願いは、痴漢により簡単に踏み躙られた。
(あぁぁぁぁぁ~~~~~ッ♪・・・)
節くれだった痴漢の指が寿里の中に侵略し、激しく掻き回す。
(あんッ!!!・・・もう・・・もう・・・だめ・・・)
頭の先からつま先までに雷が直撃したような衝撃を受けた感覚に陥った寿里は、全身がビリビリと痺れてしまうと。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~んッ♪・・・」
寿里は遂に切なくもあり、甘えるような悦びの声を上げて絶頂に達してしまった。
しかし、その声は電車のアナウンスとブレーキ音と、そして、寿里の周りを囲んでいた男達の携帯型音楽プレーヤーのヘッドフォンのコードが取れた際の大音量に掻き消された。
(う・・・う・・・う・・・こんな所で・・・なんで、あたしがこんな酷い目に・・・)
大粒の涙が頬を伝う。
「くくくくく・・・なかなか可愛いとこがあるではないか・・・R4!」
痴漢が背後から寿里の顔を覗き込むようにして耳元で囁いた。
「ダーエン!?・・・」
寿里はダーエンの声を聞き、そして、驚き振り返ろうとする。
ダーエンとは、地球・人類の滅亡を企むネオテーラの首領であり、三幹部マール、サーン、シーカの創造主である。
そのダーエン自らが姿を現し、今、寿里の前に立ち塞がっていた。
「んぐッ!」
しかし、巨大で冷たい手に、顔を電車の扉に押し付けられてしまった。
「動くな、R4!・・・私に逆らったら電車の中にいる人間共に危害を加える!」
ダーエンは乗客を人質に取り脅迫する。
(卑怯者!・・・)
心の中で呟くも寿里は僅かに頷いた。
関係の無い人々を守る為には、そうするしかなかった。
寿里は自分が犠牲になるしかないと考えた。
「くくくくく・・・さぁ、お前達!この女を悦ばしてやれ!」
ダーエンが寿里に聞こえるように指示を出す。
(まだ他にも誰かいるの?・・・もしかして・・・マール、サーン、シーカ・・・)
四方から寿里を目掛けて、複数の黒い手が伸びて来た。
(あ!?・・・冷たい・・・痛い・・・)
口を塞いでいた左手を掴まれ下げさせられた。身動きの取れなかった右手も掴まれ、両手の自由を奪われてしまった。
(あぁぁ~・・・そんな・・・たくさんの手が・・・あたしを・・・あぁぁぁ・・・)
胸に伸びた二本の手に両乳房を鷲掴みにされる。そして、ショーツの中には、前後から手の侵入を許して秘筋に沿って這わされた。
(いやぁぁぁ~・・・ダーエン・・・あたしに恥をかかせて・・・何がしたいの?・・・え!?・・・)
窓に映る自身のあられもない姿を見て、黒い手の正体に気がついた。
「アクスト!・・・アクストなの!・・・んんんん~~~~~ッ・・・」
アクスト達が一斉に攻め立てる。
(だめぇ~~~・・・・)
両の乳房を激しく揉み回され、乳首を扱かれる。
(いやぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~・・・)
ショーツの前方から忍び込んだ手は肉芽を擦り付け、後方から忍び込んだ手は陰唇をなぞる。
(はぁ~~~~~んッ♪・・・)
腰が砕けたように身が屈むと、今度は腰を両側からがっしりと掴まれた。
(また手が増えたぁ!・・・アクスト4体もいるのぉ~?・・・)
寿里は全身を四体のアクストに弄ばれる。
(だめぇ~~~~~~~~~~ッ♪・・・)
ショーツの前後から忍び込み込んでいたアクストの機械性のゴツゴツした太い中指が、示し合わせたかのように同時に寿里の蜜壺に侵入する。
「んぐッ♪かはッ!・・・」
前からの手は肉芽に這わせながら、後からの手は秘穴を刺激しながら、寿里の蜜壺を激しく掻き回す。
(んんんぅぅぅぅぅうううううううううッ♪・・・)
大粒の涙を溢れ出しながら寿里は頭を左右に大きく振って、体を弓なりにして仰け反った。どんなに体を動かそうとも、寿里は大柄な四体のアクストに取り囲まれている為に、他の乗客からは気付かれない。
ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!・・・
激しく掻き回される蜜壺から音が漏れる。
「ふんんんんん~~~~~ッ♪・・・あ!あぁ!あぁぁぁ~~~・・・うぐッ!・・・」
アクストに否応無しに快楽に誘われて声を漏らしてしまったが、アクストに口を塞がれてしまう。その姿を寿里の真横に立つダーエンは、笑い声を押し殺して眺めている。
(4体のアクストが・・・同時にあたしを・・・責める・・・もう・・・だめ・・・)
別々の二本の指に掻き回される蜜壺からは、甘い蜜が溢れ返り、それが内腿に垂れていた。
寿里の体が小刻みに震え、顔も真っ赤になり、白い柔肌も紅潮して来た。
(逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ♪・・・)
寿里は大きく体を震わせて、再び絶頂へと導かれた。
足下に涙のような大粒の滴を零して。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
肩を上下させて呼吸を整える。
「まだだR4!・・・お前には、もっと逝ってもらって、私を愉しませてもらう!」
ダーエンが囁くと寿里の腰を掴んでいた片方の手が離れ内腿をなぞり、それを持ち上げる。
(やんッ!・・・)
寿里は左脚を持ち上げられた為に、股間が大きく広がって無防備にされてしまった。
ズブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
「んぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ♪・・・」
ダーエンの右手の握り拳が、寿里の蜜壺にあてがわれていた。
その手には何かが握られている。
ヴォンッ!ヴォンッ!ヴォンッ!ヴォンッ!ヴォンッ!ヴォンッ!・・・
「ん~~~ッ!・・・ん~~~ッ!・・・ん~~~ッ!・・・」
ダーエンは超特大のバイブを寿里の蜜壺に挿入させていた。
そのバイブが激しく振動して寿里を弄ぶ。
その爆裂的な振動で、寿里は激しく体をビクつかせて悶絶する。
(やめてぇ~~~・・・お願い・・・赦してぇ~~~~~・・・)
全身がガタガタと震えている寿里は今にも倒れそうになっていたが、四肢をアクストに掴まれて為す術も無くダーエンの責めを受ける。
ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!・・・
超特大バイブが水飛沫を巻き上げ、勢い良く出入りを繰り返す。
(あッ!・・・あぁぁぁ~・・・あぁッ!・・・そんな・・・)
無慈悲なダーエンは、更に新たな寿里に辱めを与える。
ジジジジジジジジジジジジジジジジジジ!・・・
「んぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ♪・・・」
アクスト達が寿里の勃起した乳首と肉芽に、強力電動マッサージ器を押し付けた。
ダーエン達は寿里の敏感な場所を徹底的に責め抜く。
全身から快楽が襲う寿里の意識が、それに負けて霞掛かる。
グイッ!
「ん゙ん゙ん゙ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ♪・・・」
しかし、その都度ダーエンはバイブを抉り、寿里の意識を現実に呼び戻す。
そして、寿里の股間からは、際限無くボタボタと水滴が滴り落ちている。
ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!
(あぁ~・・・また、来たぁ・・・逝っちゃう~・・・)
ジョバ!ジョバ!ジョバ!ジョバ!ジョバ~~~~~ッ!
今度は水滴では無く、小水のように甘い蜜を大量に垂れ流した。
ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!ジュボッ!
寿里が幾度も絶頂に達し、幾度も甘い蜜を大量に垂れ流してもダーエンとアクストは、バイブと電マによる責めを止めることは無かった。
(はぁ~・・・だめぇ~・・・ん・・・ん・・・んぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ♪・・・)
ジョバ!ジョバ!ジョバ!ジョバ!ジョバ~~~~~ッ!
ダーエン達に蹂躙される寿里は、幾度も悦楽の境地へと達した。
(んんん~~~ッ・・・もう、だめぇ~~~・・・また逝っちゃう・・・・また漏らしちゃうぅ・・・)
ジョバ!ジョバ!ジョバ!ジョバ!ジョバ~~~~~ッ!
際限なく弄ばれる寿里に逃げ場は無かった。
そして、ダーエン達は飽きることなく寿里を弄んだ。
ドンッ!
寿里の降車する駅に着き、目の前の扉が開いた拍子に、ダーエンに突き飛ばされて寿里は電車から降りることが出来た。突き飛ばされてホームに突っ伏したときに、寿里は我に返り、慌ててスーツの襟元を掴んで胸を隠した。
(はぁ ̄・・・はぁ ̄・・・はぁ ̄・・・やっと解放された・・・)
振り帰って見ても、電車の中を探してみても、ダーエン達の姿は消え去っていて見つけられなかった。
そのまま寿里は異様に重たく感じる体を引き摺って、トイレに隠れて休息してから身嗜みを整える。
(ショーツが無い・・・)
どうやらショーツは、ダーエンに毟り取られたまま奪われたようだ。仕方ないのでショーツ無しで寿里は自宅までふらつく足取りで帰った。
ようやく寿里は自宅のマンションに着いた。
安堵して部屋へと向う。
カチャ!
扉の鍵を開けたときに、背後から声を掛けられた。
「落し物ですよ!」
慌てて声のする方に振り返る。
「んぐッ!・・・」
背後から黒く冷たい大きな手で口を塞がれて、羽交い絞めにされた。
「くくくくくくく・・・R4、ショーツを忘れているぞ!」
声の主はダーエンであり、口を塞いで羽交い絞めをしているのはアクストだった。
「ん~~~~~!・・・(ここまで着けてきたの?・・・)」
抵抗する間も無く寿里は、自分の部屋へと引き摺り込まれた。
ガチャ!カチャカチャカチャリ!
ドサッ!
寝室へと引き摺られて行き、ベッドの上に放り投げられた。
「ダーエン、貴様何をしようと・・・んぐ~ッ!・・・」
体を起こして反撃しようとしたが、一体のアクストに再び羽交い絞めされると、そのまま口を塞がれ、残り三体のアクストに手足を押さえ付けられた。
「くくく・・・R4、さきほどの続きをして、私を愉しませてくれないか!」
心底愉快そうに笑うダーエンの左手には寿里のショーツが、右手には超特大のバイブが握られていた。
「ん~~~~~ッ!・・・(なんなのよ~~~ッ!)」
寿里はダーエンを睨むことしか出来ない。
「ここなら、とことん愉しめるからな!・・・お前達、やれッ!」
ダーエンの命令が下ると、アクスト達は寿里の衣服を剥いで行く。
「ん~ッ!・・・ん~ッ!・・・ん~ッ!・・・(やめて!・・・やめて!・・・やめて!・・・)
寿里は身を捩ろうとも手足をバタつかせようとも意味は無く、あっさりと全裸に剥かれた。
「さきほども感じたが、素晴らしく良い体をしておるな、R4!・・・私が満足出来るまで愉せませてくれよ!・・・」
ダーエンが寿里の上に覆い被さろうとすると、アクストは寿里の足首を掴んで脚を大きく広げる。
(やだ!やだ!やだ!やだ!やだぁ~~~!・・・敵の首領にも犯される~~~ッ!・・・)
レイプの恐怖に体が強張る。
ズブゥゥゥゥゥゥゥゥ―――――――――ッ!
「んぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~んッ♪・・・(またバイブなの~~~・・・でも、このバイブ強烈すぎる~~~~~ッ!・・・)」
バイブを突き刺された衝撃で、寿里の体は弓なりに仰け反った。
ヴオン!ヴオン!ヴオン!ヴオン!ヴオン!・・・
ジュブッ!ジュブッ!ジュブッ!ジュブッ!・・・
「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~んッ♪・・・」
バイブの振動を最大限にさせて根元まで突き刺しては抜き、抜いては突き刺して蜜壺を掻き回す。時間は経ってはいたが、電車の中で散々と弄ばれた体は、再び快楽の火が点火して寿里は悶絶する。
「こんなに細い体なのに大きい胸をしておる!」
「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~んッ♪・・・」
胸を鷲掴みにされ、もみくちゃに揉み回される。
「可愛い顔をして、こんなに勃たせているのか!」
「んぅぅぅうううううううううう~~~ッ♪・・・」
乳首を口に含まれて、舌で転がされる。
(あぁ~・・・やめてぇ・・・また・・・逝っちゃう・・・また・・・噴いちゃう~~~・・・)
ダーエンに弄ばれる寿里の体の震えが大きくなる。
顔は真っ赤になっていた。
揉み回されている乳房も赤み掛かっている。
「お前たちも参加しろ!」
ヴィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ―――――ン!
ダーエンの指令でアクスト達は手にしていた強力電動マッサージ器を、寿里の性感帯に押し付ける。
「っはぁッ!・・・んぅぅぅぅぅうううううううううううううううううう~~~んッ♪・・・」
ジョバッ!ジョバッ!ジョバァ~~~~~~~~~~~ッ!・・・
再び寿里は絶頂に達し、勢い良く甘い蜜を垂れ流した。
「くくくくくくく・・・素晴らしい!・・・なんて素晴らしいのだ!・・・この細い体のどこに、こんなに愛液が蓄えられているのだ!」
満足そうに呟くダーエンは、尚も寿里を弄ぶことはやめない。
「お前達、用意しろ!」
アクストに更に指令を下す。
(今度は何なの?・・・)
息も絶え絶えの寿里は、ダーエン達の行動を見ているしか出来ない。
羽交い絞めにしていたアクストと、ダーエンが場所を入れ替わる。
「R4・・・もっと気持ち良くしてやるからな!」
耳元で囁く。
(何?・・・!?・・・いや!・・・いや!・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~ッ!・・・)
ヌプゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!
ダーエンと場所を入れ替わったアクストが寿里の脚を掴んで大きく広げると、股間から特大ペニスを取り出して寿里に挿入した。
(お、おっきい・・・)
挿入したアクストは動こうとはせずに静止する。
(ん・・・んん~・・・何?・・・中でモゾモゾ動いてる・・・)
アクストのペニスは、寿里の膣に完全フィットする為に形状を変化させて行く。
自身のペニスを100%味合わせる為に変化する。
長さ、太さ、硬度は勿論のこと、襞に馴染ませる為に変化する。
「あ・・・あぁ♪・・・あぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああッ♪・・・」
ペニスの形状が変化して行くに従って、寿里の感度を最高潮までに高め、艶やかな声を出させる。
「くくくくくくく!・・・気持ち良いだろう、R4?・・・私が作り上げた対R4専用のアクストの味は!・・・お前だけの為に作ってやったんだぞ!・・・感謝して淫らに悶えて、私を愉しませろ!・・・カカカカカカカ!」
ズコンッ!ズコンッ!ズコンッ!ズコンッ!ズコンッ!・・・
「あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」
ダーエンが話し終えると同時に、アクストのペニスも準備完了になりピストン運動を開始する。その表面は凸凹としていて、それが襞に吸い付き、肉壁全体を擦り上げるようにして動く。そして、左右に回転もし、不規則な間隔で激しい振動も発生させる。しかも、それ自身に意志が有るかのように、根元から上下左右に掴まれた太い鰻のように暴れ回る。
寿里専用に変化したペニスで突き回される為に、寿里はたちどころも無く感じてしまい、絶叫せざるを得なくなった。
ズコンッ!ズコンッ!ズコンッ!ズコンッ!ズコンッ!・・・
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~ッ♪・・・やめてぇ~~~~~~~~~~ッ♪・・・だめぇ~~~~~~~~~~ッ♪・・・」
寿里がアクストに突き回されると、背後から上半身を抱き締めていたダーエンが、寿里の乳房を両側から包み込むようにして手を添える。親指と小指が乳房の根元を強く握ると、それから薬指、中指、人差し指が順番に乳房を握り締めて、勃起していた乳首を更に勃たせる。
ヴィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ―――――ン!
「ひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~ッ!」
そうなるのを待っていたかのように寿里の両側にいる二体のアクストが、その勃起した乳首の頂上に強力電動マッサージ器を押し付ける。
そして、ダーエンは電動マッサージ器に責められる乳首の根元を二本の指で摘みながら、残りの指で乳房を揉み込む。
「やめて~~~~~ッ!・・・あぁぁぁ~~~~~ッ♪・・・やめて!・・・やめて!・・・やめて!・・・やめて~~~~~ぇッ!・・・」
泣き叫ぶしかない寿里。
その寿里の叫びを無視して、
「次だぁ!」
ダーエンは号令を掛ける。
その号令に従い寿里の両脇にいるアクストが腕を掴んで、足下にいるそれも腰に腕を回して、ペニスを突き刺しているそれも太腿を抱えて寿里を持ち上げる。
ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!・・・
「あ”ぁ~ッ♪・・・あ”ぁ~ッ♪・・・あ”ぁ~ッ♪・・・あ”ぁ~ッ♪・・・」
持ち上げられるとペニスのピストン運動は更に激しく高速になり、寿里の嬌声はより艶やかに大きくなった。
次いで、その寿里の腰を持ち上げているアクストが、見せつけるようにして金属製の音叉のような形状の物体を取り出した。それは音叉にしては金属の棒は細くて長く、そして、U字型の幅も極めて狭くなっていた。
(何、それ?・・・それで何する気なの?・・・)
激しく喘ぎながら寿里は、得体の知れない物体を見さされ恐怖を感じる。
充分に寿里に恐怖を与えたアクストは、その音叉のような物を寿里の体の下に持って行く。
グサ―――――――ッ!!!
「いやああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~・・・」
そして、アヌスに差し込んだ。
音叉のような物体は、これもダーエンが寿里用に開発したアヌス用バイブだった。
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ―――――!
それを根元まで埋没させてから、凶暴な振動を発生させる。
「だめぇ~~~!・・・だめッ!・・・だめッ!・・・だめッ!・・・いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~ッ!・・・」
しかも、二本の金属棒が振動すると互いにシンクロして共振し、荒れ狂うほどの凶悪なまでに振動を発生させた。
「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~ッ♪・・・」
初めて知ってしまった魅惑的なまでのアヌスの快感に、寿里は体を激しくビクつかせて大絶叫してしまった。
ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!・・・
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ―――――!
ヴイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ―――――――――――――ン!
「ひぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~ッ♪・・・」
前も後ろも同時に犯され、一番感じる乳首も責められて、寿里は快楽に弄ばれる。
そして、アヌス用のバイブを使用した為にベッドの上に放置されていた電動マッサージ器に気付いた乳首を責めているアクストの一体が、それを手に取ると、今、唯一責められていない肉芽に強く押し付けた。
「あ”ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ~~~ッ♪・・・」
遂に寿里は全身を犯され、爆裂的な快楽を与えられる。
全身を襲う快楽に、寿里は抗う術も無く絶頂に導かれた。
「あ”ぁぁ~ッ!・・・あ”がぁ~ッ!・・・あ”ぁぁ~~~ッ♪・・・あ”、あ”ぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~んッ♪・・・」
そして、次から次へと、代わる代わるにアクスト達は、入れ替わり立ち代って寿里の全てを犯し、それから合間を縫ってダーエンもバイブを突き刺して愉しんだ。
ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!・・・
「いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」
グオンッ!グオンッ!グオンッ!グオンッ!グオンッ!グオンッ!・・・
「あぁぁぁ~~~ッ♪・・・あぁ~ッ♪・・・あぁ~ッ♪・・・あぁぁぁぁぁ~~~~~ッ♪・・・」
正に快楽地獄の責めに、寿里は白い柔肌を紅潮させ、細い体を激しく震わせて、大粒の涙を流し、甘く切ない声を上げて、絶頂を迎え続けてダーエンを愉しませた。
「あぁぁぁ~~~ッ♪・・・壊れる~~~ッ!・・・壊れちゃう!・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・やめて・・・やめて~~~・・・あぁ~ッ♪・・・あぁ~~~ッ♪・・・あぁぁぁ~~~~~ッ♪・・・逝くぅッ♪・・・だめぇ~~~ッ♪・・・逝っちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~・・・
チャチャチャチャ-チャ-、チャ-チャッチャッチャ―――♪
「・・・!・・・う、う~~~ん・・・」
携帯電話の着信音で寿里は目覚めた。
頭がボーっとしたまま電話を取る。
「バカもぉ―――――ん!何、寝坊をしている!早く出て来い!・・・ガチャン!・・・」
隊長からだ。
時計を見ると、朝の集合時間はとうに過ぎていた。
寿里はダーエン達の責めで、いつしか失神してしまい意識を失っていたのだった。
体は全裸のままだったが、あれだけ蜜を垂れ流し散らかっていた部屋は綺麗になっていた。
「あれは夢だったの?・・・」
昨日のことは夢だったのかと思い返そうとしたとき、ベッドの傍らに置いているテーブルの上に超特大バイブとアヌス用バイブと特大電動マッサージ器が、それぞれ一個ずつ置いてあるのに気付いた。
「やっぱり・・・あたし・・・ダーエンに犯されたんだ・・・ん?・・・」
そのバイブの横にメモと手紙を見つけて、それらを手に取りメモを読んでみる。
「『昨日は愉しまさせてもらった。これらは礼にお前にくれてやる。存分に愉しむが良い。それから一緒に置いている手紙を石黒に渡せ』・・・手紙ってこれ!?・・・」
寿里はダーエンからのメッセージを受け取り、レイプされたショックを忘れて、慌てて衣服を着て家を飛び出した。
「遅れてすみませぇ~~~~~ん!」
レスキューフェニックスに寿里が、慌てて飛び込んだ。
「バカも――――――――――ん!何をしている!」
隊長はカンカンだ。
「すみません・・・あの~・・・隊長・・・これ・・・」
寿里はダーエンから渡された手紙を、石黒隊長に手渡す。
「寿里!・・・昨日、ダーエンに会ったのか?」
手紙を受け取った隊長は、差出人がダーエンと知り寿里に質問をする。
「いえ・・・あの・・・その・・・」
隊長の驚いた大声で、他の隊員達も隊長と寿里の元に集まる。
ダーエンに辱めを受けたなんて、みんなの前では告白出来ずに寿里はモジモジとして説明出来ない。
「ダーエンと知らずに手紙を受け取ったのか?」
「・・・そんなところです・・・・・・・」
「それで今日遅刻したのか?」
「はい・・・」
「そうか・・・」
隊長は封筒の中身を取り出す。
そして、ダーエンからの手紙を読み進める内に、隊長の表情が強張って行く。
「なんだとぉお!?・・・ダーエンが・・・大淵先輩だと!?・・・」
驚きすぎて隊長は思わず口に出してしまった。
「ダーエンが大淵先輩?」
「隊長!大淵先輩って誰なんですか?」
「隊長はダーエンの正体を知っているんですか?」
「説明して下さい!隊長!」
輝、響助、レイ、寿里は口々に隊長に詰め寄った。
みんなに問い詰められた石黒隊長は、訥々と大淵について語り始める。
「大淵先輩は・・・私の先輩であり・・・初代レスキューフォースのR1だった・・・10年前、私と大淵先輩は、とある外国の災害現場に緊急出場したんだ・・・そこは平和利用の為に新しいエネルギーを開発していると世間には公表されていた研究所だった・・・しかし、裏では密かに新型兵器の開発をしていて・・・その開発中の事故で災害を引き起こしたことを知り・・・愚かな人類への怒りが爆発して、そのまま失踪したんだ・・・その大淵先輩が・・・人類の敵になって・・・ネオテーラとなって復讐に現れた・・・」
石黒隊長の告白によりネオテーラの首領ダーエンが、レスキューフォース初代R1だったことを知り、他の四人の隊員は絶句するしかなかった。
つづく