―第3話 『 電磁の大蛇 』―

ネオテーラに新たに作り出されたクライシスメーカー(超災害を引き起こすメカ)が、新エネルギー発電所を襲撃する。
この発電所から供給される電力は、東アジアの地域を全て賄っているのである。
ネオテーラはその電力を奪いに来たのであった。
緊急出場するレスキューフォース。
人々を非難させ逃げ遅れている人々の捜索中に、建物の壁が突如として崩壊し一人だけ地下室に閉じ込められたR4は、そこでクライシスメーカーを発見する。
それは無数のコイルが発電機に絡みつき、さながら大きな蛇の様相を呈していた。
その大きな蛇、電磁の大蛇の破壊に向かうR4だったが、動き出したコイルに体を縛り上げられ捕らえられてしまった。

「しまった!」

その様子を眺めていた人類の滅亡を計る組織「ネオテーラ」の三幹部、男型アンドロイドの頭脳自慢のサーンと同じく体力自慢のシーカは、日頃の恨みを晴らす為に痛めつけてやろうと思い立ち、サーンがクライシスメーカーに指示を出した。

「弄べザンス!」

その声を聞き、このままでは殺されると思った寿里は、最終兵器を使おうと思い立った。

「火事場のぉ~ス―――パ―――パワ――――――――――ッ!!!」

「火事場のスーパーパワー」とは戦闘が著しく苦手な寿里が激昂したり、頭に血が上ったり、ブチギレたりする際に発揮される力のことで、所謂「火事場の馬鹿力」の究極版である。
この力が発揮されれば数十トンもの物体を持ち上げ、また、破壊するパワーが発揮される。
しかし、その力が発動する前に電磁の大蛇は、その先端部をR4の両乳房と股間に張り付き、強烈な電磁のエネルギーを放出した。

バチッバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!・・・
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~ッ!・・・」

「なんザンスか、これは?・・・」
「なにしたでゴンスか?・・・」

思惑とは違ったことが起こり、何が何だか訳が分からず不思議な面持ちで見ているサーンとシーカ。
寿里の体は四肢をコイルで縛り上げられ、空中で大の字にされている。
無数の電磁のコイルは寿里の乳首、乳房、秘所とあらゆる場所に、あらゆる性感帯に電磁のエネルギーを放出して刺激を与える。その刺激は単純な振動ではなく強弱をつける。寿里の自慢のお椀型の乳房は原型を留めないほど歪み、波打ち、揺れ動き、先端部もその振動で上下左右に弾かれる。
その為に「火事場のスーパーパワー」は不発に終わった。

「いやぁぁぁぁぁぁ・・・こんなの・・・・やだぁぁぁ・・・あぁぁぁああぁぁっぁぁぁ~・・・」

「苦しんでいるみたいザンスね?」
「そのようでゴンスね」

苦しんでいるようなので由とする二人。

「あぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~んッ♪・・・」

寿里は電磁の責めにより何度も頭の中が真っ白になるが、クライシスメーカーは弄ぶのを止めることは無かった。

「あぁ~はぁぁぁ~~~~~・・・いやぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~んッ・・・」

絶え間なく続く責め苦。
寿里が悶絶する姿を楽しんでいるかのように、それは電磁のエメルギーを彼女に放出し続ける。寿里はマスクの中では瞳からは涙が止め処も無く流れ、口からも涎を垂れ流していた。またスーツ内では愛液が溢れだし、失禁もしていた。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁ・・・止めて・・・許して・・・・あっぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっぁぁぁっぁぁぁ~・・・はやく・・・はやく・・止めて~・・はやく・・・止めて~~~・・・お願い~~~~~~~~~~~~~~~ッ・・・」

「・・・・・・」
「・・・・・・」

得も言われぬときめきを感じ無言になる二人。

バチバチバチバチバチバチバチバチ!
「あああぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ぁッ♪・・・」

寿里の絶叫と電磁の発する音のみ響き渡る室内。

「だめだってばぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ぁッ♪・・・」

寿里の乳房は吸い上げられ、その先端も限界まで伸ばされる。

「あぁッ・・・あぁッ・・・あぁッ・・・いやぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~んッ♪・・・」

しかも、ミクロン単位の電磁の力で、その膨らみと先端の全てに刺激を与える。

「ふは~~~ッ・・・くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ・・・はぁ~~~~~~んッ♪・・・」

下半身も同様に、クリトリスをその力で撫で回されるように責める。

「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ~~~ッ♪・・・」

秘所には、何本もの男根が潜り込むように、その力が入り込み膣壁で乱反射して暴れ回る。

「あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」

電磁の力により寿里は犯される。

「あッぁぁぁ~・・・あッ・・・んん~・・・あんッ♪・・やんッ♪・・・ああぁあッぁぁぁ~・・・んぐッ・・くはッ・・・はぁ~~~~~ッ・・・んんッ・・・あ・・ん・・・」

「かわいいザンス♪」
「かわいいでゴンス♪」

すっかり悶え苦しむR4に虜になってしまった二人。
その強力な刺激は、未だバイブの類の刺激を知らなかった寿里の理性を崩壊させて、寿里は電磁のエネルギーを受け入れてしまう。

(だめ・・・気持ち良すぎる・・・感じすぎちゃう・・・)

その力で開発されていく体は、快楽を愉しみ悦びの声を寿里に上げさせる。

「あっぁぁあぁあっぁぁぁぁ・・・だめぇ~~~・・・あぁっぁぁっぁぁぁぁぁ~・・だめだってばぁ~・・・あぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~・・」

ところが、電磁の大蛇に犯され、快楽に身悶え、絶頂を迎える寿里の痴態に見とれていた為に、サーンとシーカは他のレスキューメンバーが接近していることに気づかなかった。

ドゴゴゴゴゴゴゴ・・・ドガ――――――――――ッン!!!

「R1只今参上!!!」

電磁の大蛇は急襲したR1(輝)に爆鎮されると、サーンとシーカは慌てて逃げ出した。
一方、電磁の大蛇から開放された寿里は、床の上で倒れているところをR1に助け出された。

「寿里さぁん!大丈夫ですか?」

「あッ・・・・あッ・・・あッ♪・・(だめッ・・近寄らないで・・・まだ体が感じちゃっている・・・余韻が残ってる・・・ひかるんにあたしがお汁塗れになっているのがバレちゃう・・・)・・・R1・・・ありがとう・・あたしは大丈夫よ・・・」

「寿里さん、僕がおんぶして行きますよ!・・・クライシスメーカーにあんな酷い仕打ちを受けていて泣き叫んでいたじゃないですか!」

「!!!・・・(バレてる!・・・あたしが悶えていたのを見られている・・・)あれくらい平気よ・・・大丈夫だから・・・」

「無理しなくてもいいですよ、寿里さん!・・・あんなのに締め上げられて、痛めつけられたら僕だって痛くて泣いちゃいますよ!」

「!?・・・(ひょっとして・・・ひかるんはわかってないのかな?・・・その手のことは疎いのかな?)・・・わかったわ‥じゃあ、肩だけ貸して♪」

「遠慮しなくていいですよ・・・よいしょっと!・・・寿里さんは軽いですね~・・・さぁ、みんなの所まで帰りましょう!」

「きゃっ!・・・・・・・・ありがとう・・・(あ~~~んッ・・・まだ体がビクビクしているから、ひかるんと接しているところが感じちゃう~~~♪・・・今度はひかるんに責められているみたい~~~♪・・・ひかるん、もっと、あたしを苛めて~~~♪・・)」

輝は寿里が背中越しに感じているのを、クライシスメーカーに痛めつけられた為に息が荒くなっているのだと勘違いしていた。
そして、寿里を優しくおんぶして行き、みんなの下へと帰路に着く。

(ひかるん・・・逝くッ・・・逝っちゃうッ・・・あぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~んッ♪・・・)

一方の寿里は、レスキュースーツ内は愛液塗れになって、輝の背中で感じまくっているのを誰にも気がつかれなくて済んでホッとする。

(あれは癖になっちゃう・・・・あれ欲しかったなぁ~・・・それに・・・ひかるんに悪戯されたみたいになってもっともっと感じちゃったわ・・・うふッ♪)



そして、逃げ出したサーンとシーカは、
「おのれ~~~・・・R4~~~~~~~!・・・萌え~~~~~~~~~~ザンス!!!・・・」
「うおおおおおおおお!・・・この張り裂けそうな気持は何でゴンス~~~~~~~~~?」
寿里に対し訳の分からぬ感情が湧き上がっていた。

                                     つづく