「ちょっと、健太何すんのよ!?」
「いいだろう、千里。ちょっとだけだって、な? おれたちだってたまにはスキンシップも必要だろ? な? な?」
 健太はなれた手つきで千里を押し倒すと、シャツのボタンをはずしていった。
「変態!! あんた、退学よ?」
「んなのしんねえよ。メガレッド様がいなけりゃ、地球は終わるんだからよお?」
 体育館でちょっと話がある。迂闊だった。健太は男だった。「千里だって、たまにはやりたいだろ?」
「も、もう、いい加減に……」
 徐々にその雄の顔に恐怖感を覚え始めていた。健太の右手の人さし指と中指が千里のパンティの上から味蕾を押した。誰でもない異性に強引に変態行為をされるなんて、しかもメガレンジャーとして信頼していた健太から……!
「んんっ……」
「ほら、おまえだって、気持ちいいんだろう?」
「そんなわけないじゃない! 痛っ!」
 足をバタバタさせてるうちに跳び箱の縁に腿がぶつかった。
「悪いようにはしないって」
 シャツの中に手を入れて健太が背中のホックを外した。胸丘を鷲づかみして、乳房を指で挟んだ。
「んんん……ぁ……」
「ほら、これだけでびんこだちじゃねえかよ、なあ?」
「け、けんたぁ」