「はぁ……しっかり……」
 その日の深夜、デカベースの中枢コンピューターが究極電脳生命体スティービー・ゲーツにより乗っ取られた。当直だったジャスミンとウメコは緊急変身したが、対アリエナイザーのために要所に配置された装置や、AI搭載マシンによって、なんなく捕らえられてしまう。
「くううっ……ああっ、いっちゃうよー」
 ウメコは海老ぞりになって叫んだ。二人の股間のスーツは引きちぎられ、プローブが刺し込まれていた。生体レベルとほぼ同じの特殊溶液が、その中をとくとくと音を立てて流し込まれていた。
「ウ、ウメコ……」
 デカマシン・メンテナンス用の特殊AIを搭載したマシンが音も無く姿を現すと、そのアルミ色に輝くハンドでデカイエローのマスクを掴み、一撃の下に破壊せんとした。激しい火花がおき、頭頂部の外殻が外れ、口元のシルバーの部分が脱落した。
「うううっ……んんんんっっ……」
 すかさず差し込まれたプローブはジャスミンの濡れた口元に侵入すると特殊溶液を送り始めた。
「ああ、このままじゃ、あたしたち……!」
 ウメコはジャスミンの身体にすがり付きながら、止まることのない陵辱に耐えていた。そのとき、近くの壁に設置された液晶ビューが付き、スティービー・ゲーツが二人を覗き込んでいた。
「お楽しみのところ失礼するよ」
「デカベースを乗っ取ってただで済むと○×□△!? いやあぁーー!」
「んんあぁぁ……」
「おまえらデカレンジャーは果たして、どこまでイキ続けられるかな」