「獣皇剣、強奪 アナザーストーリー」
「絶対私一人で獣皇剣を取り返してやるんだから!」
 あろうことか鍛冶屋オルグに獣皇剣を奪われた大河冴。落ち込む彼女にさらに追い討ちをかけたのは、仲間の馬鹿にした態度。慰めてくれるどころか、お嬢様呼ばわりまで…そんな仲間を見返して、自分の強さを認めさせるには、一人であのふざけた鍛冶屋オルグのアジトに乗り込み、皆の分の獣皇剣を取り返すこと―そんな決意を持って駆け出した彼女の身にこの後起こる悲劇など、この時は知る由もなかった。
 「♪~♪~…出来た!やっぱりいい素材だといい物が出来るぜ~」
 鼻歌交じりに獣皇剣に細工を施す鍛冶屋オルグ。五つの獣皇剣はそれぞれ違う形に姿を変えた。
 「見つけた!」
 鍛冶屋オルグがアジトとする廃工場に響く少女の声。
 「皆の獣皇剣を返すのよ!」
 鍛冶屋オルグが振り返る先にいるガオホワイト。この時鍛冶屋オルグのニヤリとした笑みを、彼女は見て取ることは出来なかった。
 「フン、もう遅い、貴様らの武器は全部俺が改造してやったぞ!」
 「そんな…元に戻しなさい!」
 置かれていたのは、無残に形を変えられた獣皇剣(正確に言えば獣皇剣「だった物」)に、ガオホワイトは言葉を失う。二本が鞘の部分を向かい合わせに重ねられた物。細長く伸ばされ、鞭のようになった物。そして…大河冴がまだ見たことのない、円柱形の先端が膨らんだ物が二本。どれも自分たちの武器が、鍛冶屋オルグの悪趣味の餌食となっている。
 とにかく、あれを取り返さないことには始まらない…ガオホワイトは残るもう一個の武器を持って鍛冶屋オルグに向かう。
 「タイガーバトン!」
 ガオホワイトの必殺技が、鍛冶屋オルグに当たる…ところで鍛冶屋オルグが反応した。
 「おっ!?いい物あるじゃねえか!」
 振り下ろされたタイガーバトンを掴むと、一気にガオホワイトから奪い去り、逆に彼女の胸に叩きつける。
 「あっ…きゃあっ、ああっ!」
 胸元で火花を上げるガオホワイトの純白のスーツ。彼女の必殺武器だけあってその威力は凄まじく、二度三度の攻撃でダメージを受けた部分は煙を上げる。
 「うっ…くぅ、なんて威力なの…」
 初めて受ける自らの必殺技。これまで幾度となく彼女を救ったそれが、今度は敵の手に渡り、自らを苦しめていることに、ショックを隠せず倒れこむ。
 「ほお、なかなかの威力、気に入ったぜ」
 鍛冶屋オルグは持っていたタイガーバトンを軽々と「く」の字に折り曲げると、再び作業台に向かう。
 「やめなさい!」
 「お嬢ちゃんはこれでも食らっとけ!」
ダメージに苦しみ上手く動けないガオホワイトの静止を聞かず、作業を始める鍛冶屋オルグ。鞘を重ねた改造獣皇剣をガオホワイトに投げつける。それはまるで意志を持ったように向かい、何とか立ち上がった彼女をブーメランのように繰り返し繰り返し胸を背中を切り刻む。
 「うあっ、きゃあっ!ああっ!」
 前から後ろから、次々襲い来る獣皇剣ブーメランをかわすことが出来ず、悲鳴を上げながらスーツを切り刻まれるガオホワイト。何度目かの攻撃が終わり、獣皇剣ブーメランが鍛冶屋オルグの元に戻ると、その場に倒れこみ、胸や背中を抑えて悶える。
 「なかなかの成功だ。やっぱり俺の腕に間違いないな」
 満足そうに獣皇剣ブーメランを眺めると、次は獣皇剣鞭を手に取る。
 「はあ、はあ、くうっ・・・」
 ブーメランの連続攻撃を食らい、ガオホワイトのスーツはところどころ破れ、内部から火花が上がる。今まで受けた中でも最も強烈な攻撃は、皮肉にも彼女たちの武器から受けてしまった。
 「次はコイツだぜ~!」
 四つん這いで苦しそうに息をするガオホワイトの背中に、今度は細長く伸ばされた鞭が叩きつけられる。
 「きゃあああ!うあああああっ!」
 鞭の威力は強烈で、一撃でスーツを破り、冴の柔肌を露出させる。
 「猫の調教だ!」
 次々に振り下ろされる鞭に背中が絶えきれず、仰向けになるガオホワイト。その胸元にも鞭は激しく打ち付けられ、火花を上げながらスーツを切り刻む。
 「あうっ!いやっ!ああああっ!」
 もはや避ける力も残っておらず、されるがままに体を打ち付けられる。鞭を受けて破れた胸元は、わずかに膨らんだ双丘も露わになる。
 「う…ああ…」
 ようやく「調教」が終わっても、ガオホワイトは小さく呻くような声しか出せず、その場に倒れ込んだまま動けない。鍛冶屋オルグはそんな彼女に馬乗りになると、マスクに右腕のハンマーを振り下ろす。
 「やめ…うあっ…」
 弱々しい悲鳴が聞こえる中、大河冴を守り続けてきたマスクが、三度目のハンマー攻撃で真っ二つに割れてしまう。
 「い…や…」
 ハンマーの打撃とマスクが破壊された衝撃で、か細い悲鳴を上げ、大河冴は気を失った。鍛冶屋オルグはボロボロになった彼女を抱えると、先ほどまでガオレンジャーの武器を改造していた作業台に乗せると、慣れた手つきで鎖を操り、彼女を四つん這いに固定する。
 「これからが本番だぜ~!」
 喜びを含んだような声で、台の上で突き出された彼女のお尻を平手で叩いて目覚めさせる。
 「きゃっ…な、なにこれ…」
 短い悲鳴を上げて目を覚ます冴。しかし目の前にあるのは鉄の台の天井板。身体も両手足を固定されて動かせない。
 「へ、変態!何するのよ!」
 背後に鍛冶屋オルグを見つけると、驚きと焦りの表情で問いただす。
 「俺の傑作をお前に味わわせてやる!」
 まず先ほど奪われ改造され、折り曲げられたタイガーバトンが、スーツの破れた胸に当てられる。改造バトンの両端は的確に小さな胸の頂を捉え、振動を始める。
 「っ!?な、なんでタイガーバトンが…っ…」
 胸の違和感から逃れようともがくものの、ガチャガチャと音を立てて動けない。次第に胸の違和感は快感に変わり始める。
 「あっ…なんで…あぁん…」
甘い吐息が漏れる。ガオホワイトの必殺武器が、鍛冶屋オルグの手により拷問器具と化した。
「やめっ…タイガーバトンが…」
これまで冴を数々の危機から救ってきた相棒が、今は冴の弱い部分を辱めている。膨らみこそ小さいものの、年頃の少女だけあって、その感度は十分だった。
「どうだ、俺の腕は!?」
自身の改造の出来が気になるらしく、鍛冶屋オルグは狂喜に満ちた様子で冴の悶える様子を見ている。
「やっ!んあっ!」
快感から逃れようにも手足を拘束された状態では自ら動くことも外すこともできない。その間にもタイガーバトンは着実に冴を辱めていく。
「やっ!あっ!んあああああっ!」
身体を痙攣させた冴が最初の絶頂を迎えた。
「なんだ?乳だけでイッちまいやがったのか」
冴の様子を見て下卑た笑みを浮かべる鍛冶屋オルグ。しかし当然責めを止めるつもりはなく、最後の二本の(元)獣皇剣を取り出す。その円柱形になった剣先は…まさか、でもあの形は…冴の頭があるものを浮かべる。もちろん本物を直接見たことはないが、考えられるのはあれしかない。そんなことを考えている間に、鍛冶屋オルグは残ったガオホワイトの股間部を切り裂く。力を失ったスーツは最早ただの布きれでしかなく、いとも簡単に冴の秘部が露わになる。
「ひっ…いや…」
絶頂を迎えただけあって、そこはすでに受け入れる準備はできていた。目を見開き絶望的な表情を浮かべる冴。本物のペニスはもちろん、それを模った物も入れたことはなかった。これまで彼女の細い指しか受け入れたことのない、小さなヴァギナはしかし、トロトロに愛液を出し受け入れを待っていた。
「これが最後の傑作だ!」
最大の自信作を躊躇なく冴を貫く。
「ぃやぁぁぁぁぁ!!!!!痛いぃぃぃぃぃ!!!!!やめてぇぇぇぇぇ!!!!!」
ありったけの力で泣き叫ぶ冴。処女を奪われた鮮血が愛液とともに溢れ出す。
「いやっ!抜いてぇぇぇぇぇ!!!!!お願いぃぃぃぃぃ!!!!!」
タイガーバトンに続き獣皇剣までもが冴を襲う。しかし今度は冴の大事な初体験まで奪い、激痛を与える。しかし鍛冶屋オルグは構わず獣皇剣ディルドをピストン運動させる。
「ひぃっ!やあっ!あっ!んんんっ!」
次第に痛みから快感に変わり、冴の口からも喘ぎ声が漏れ出る。しかし鍛冶屋オルグの仕事はこれだけに終わっていなかった。冴を犯していたディルドが振動を始める。
「んあっ!やっ!あぁぁぁぁ!!」
振動しながら冴の小さな秘部を荒らしまわる獣皇剣バイブ。それだけでも限界に近いのに、鍛冶屋オルグは喘ぎ声が溢れる冴の口に、もう一本のバイブをねじ込む。
「んむっ!?ぐふぅっ、んんんんっ!」
これまで以上に目を見開き、苦しさのあまり声にならない声を上げる冴。
「これで仕上げだ!」
二つの穴を同時に責められ、快感・痛み・苦しみが一気に冴を襲う。
「んぐっ!むっ、むううううう!!!!!」
大きな叫び声と痙攣ののち、冴は気を失った。四つん這いの拘束は解かれていないため、顔だけを地面に拘束台に落とし、下半身を突き出した形のまま。
「ふへへ、やっぱり俺の仕事は最高だ!」
自らの改造で冴を「女として」破壊することに成功した鍛冶屋オルグは満足そうに頷いてその場を去る。もちろん、拘束やバイブはそのままで…
その後、冴は動き続ける両穴のバイブに目覚めては気絶することを繰り返し、顔は涎と涙で、股間は血と愛液でぐちゃぐちゃになり、数えきれない絶頂を迎えて痙攣した状態で仲間に発見されたのだった…