- 捕獲されたヒロインたち 狩られていく女戦士たち -
…モデル並みの見事なプロポーションを誇る桃色の女戦士、デンジピンク・桃井あきらの身体を徹底的にしゃぶり尽くした“死の商人”と呼ばれている男、デストレーダー。ゴソッ…その彼がスーツのポケットの中からある物を取り出す。それはまだ“何も”焼き付けられていない、一枚のCD-ROMだった。
「…ぁ…ぁ……ぁ……」
!?…な、何よっ、あれ??…た、ただの“CD”…??
自身の身体を犯しぬかれ消耗しきってしまった、また目の前の男への恐怖に口から上手く言葉が出てこないあきらが、怪訝そうな表情を浮かべ頭の中でそのような事を呟く。
「クククッ、分からないという顔をしてるな?…これはわたしが作らせた、まぁ言わば“新しい”タイプのTVゲームだ。おまえにはこのゲームの登場キャラクターになってもらう、クククッ、ククククククッ」
えっ??…な、何よっ、それ??……デストレーダーの言う意味が全く理解できず頭の中が混乱するあきら。だが次に彼の口から出てきた言葉が彼女を更なる絶望へと追い落とす。
「フフフッ…なぁに、別におまえは何もする必要はないさ…ただ“コイツ”の中に封じ込まれてくれればいいだけだよ…どうだ?簡単だろう?ククククッ」
えっ?えっ??ウ、ウソ!?…あきらがここに捉えられて以来謎だった事…幻影の彼が残していった意味深な“ある計画”という言葉…たった今、その恐るべき計画をあきらはおぼろげながらもようやく理解した。
「フフフッ…このゲームは『悪の怪人になってあのスーパーヒロインとあんな事やこんな事も……』という内容のゲームだ。まぁようはコスプレヒロインが相手のエロゲーだな、ククククッ」
??…ス、スーパーヒロイン?コスプレヒロインって?…も、もしかして?…そ、それって……デストレーダーの口から出た“そのキーワード”にあきらはとてつもない嫌な予感を覚える。そして、その嫌な創造は見事に当たってしまう。
「…そしておまえにはその“スーパーヒロイン”として登場してもらう…つまりはゲームをするプレイヤーに“色んな事をされる”側ってわけだな、クククッ、ククククククッ」
!?…や、やっぱりそうなの??…わ、わたしを“あんなモノ”に封じ込めて…しかもその中で……そ、そんな!?そんなのイヤよっ!…そ、そんな!の?イ、イヤ、イヤ、イヤァ!…だが彼から続けて発せられた言葉が彼女を更なる恐怖に陥れていく。
「…だが“コイツ”はただのゲームではないぞ。コイツは生身の人間が中に入り込めて楽しめる新感覚のゲームだ。そしてゲームに登場するキャラクターもほとんど生身の人間と同じような状態なのだ…つまりはプレイヤーの男が“このゲーム”の中で“合法的”に女をレイプできるってわけだな、ククククッ」
徐々に明かされるデストレーダーの“計画”…それは女のあきらにとって、とても許せない卑劣なものだった。普段の彼女ならその計画を聞いて、怒りにわなわなと打ち震えているはずなのだが…それを聞いても今の彼女は目の前の男への恐怖におびえるだけだった。そして、そこまでデストレーダーの“その計画”を聞いてしまったあきらは、自分をどうしたいのか何となく想像できてしまった。
「…そしておまえにはデンジピンク・桃井あきらとして“そのまま”の状態でこのゲームに登場してもらう、クククッ、ククククッ、ククククククッ」
!?…そ、そんな!?や、やっぱりそうなの!?…イ、イヤ、イヤ、イヤッ……あきらが想像した通り、ヤツは彼女を“本物の桃井あきら”として登場させたいらしい…それを聞いて彼女はドンドンと顔色を失っていってしまう。
「フフフッ…だが喜べ。ゲームの中に放り込む時、わたしがズタズタに切り刻んでやったおまえのピンクの服は元通りにしてやる…しかもデンジピンクにも変身できるようにしといてやるぞ。そしてこの中に封じ込まれたおまえは“永久”に歳を取らない。永遠の若さを手に入れる事ができる、“その美貌”をずっと保つ事ができるってわけだ…どうだ?素晴らしいだろ?…まんざら悪い話でもないのではないか?ククククッ」
…ゲ、ゲームの中に封じ込まれても“デンジピンク”になれるのなら何とかなるかもしれない……彼女が少しだけ見出したわずかな希望…だが、あきらのそんな甘い考えもヤツから発せられた次の言葉が、残酷なまでに打ち砕いてしまう。
「…ただしおまえは“この中”の人間としてずっと、半永久的に暮らす事になるのだ。プレイヤーが扮する怪人の“レイプ”の対象としてな…だが一度犯されてもゲームがリセットされれば身体の傷もボロボロにされた服も元通りだ。ただしゲームの中でされた“記憶”まではリセットされないがな。つまり、おまえはゲームの中で色んな男から延々と、半永久的に犯され続けるってわけだ、クククッ、ククククッ、区ククククッ」
そんな“このゲーム”の紹介をしているデストレーダーは嬉々として楽しそうである。あきらを更なる絶望の淵へと追い込んでいく彼の話はまだまだ続く。
「…そしてこのゲームでプレイヤーが扮する怪人はどれも“超”がつくほど強力なヤツらばかりだ。おまえ程度の強さでは、どんなに抵抗しても毎回のように返り討ちになってボロボロにされるのが関の山だろうな…それにどうせ“コイツ”から脱出する事はどんなに頑張っても“不可能”なのだ。それなら割り切って“セックスマシーン”として“この中”での“ナニ”を楽しんだ方がいいのではないか?…おまえのその“いやらしい身体”ならきっと“コイツ”の中で一番人気になれるぞ、クククッ、ククククククッ」
!…そ、そんな!?そんなのって…イ、イヤ、イヤ、イヤ…イヤァ!イヤァァ!…いやあああぁぁぁ!……次から次へと突きつけられる絶望的な条件があきらの自我を次々と破壊していく。
「クククッ、それにしても…こんな“エロゲー”を夜な夜なプレイするのは現実の世界で女に相手にされない“オタク君”ばかりだろうな。だがそんなヤツらもおまえのその“いやらしい肢体”が満たしてくれるってわけだ…そう考えるとおまえの役目は意外と重要かも知れないぞ?中途半端な強さで“こっち”の世界で正義の味方の真似事などやってるよりよっぽど世の中のためになるかもしれないな?クククッ、ハハハッ、ハーッハッハッハッ!」
「…ぁ…ぁ……ぁ………」
イ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤぁ…いやああぁぁぁぁ!……更に追い討ちを仕掛けるようにあきらへ次々と屈辱的な言葉を浴びせていくデストレーダー。だが、既に自我が崩壊し、ただいやいやをするようにかぶりを振るだけの人形のようになっているあきらには、もはや何を言っても彼女の耳には届いてなかった。
「フフフッ…ではそろそろ本当のグランドフィナーレだ。それにしても…おまえの“身体”には実にお世話になったよ…“コイツ”の中に入っても“その肢体”でせいぜい男共を楽しませてくれよ、クククッ、ククククククッ」
陰湿な笑みをたたえていたデストレーダーが手にしていたCD-ROMを指差しながらそのような事を言うと…パァァァァ…そのCD-ROMが妖しく光りだした。
「…ぁ…ぁ……ぁ……イ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ…!?…き、きゃああああぁぁぁぁぁぁ!!」
あきらのその甲高い断末魔のような叫び声と共に、デストレーダーの四本の舌に四肢を絡め取られていた彼女の身体が、妖しい光を放つCD-ROMの中に吸い込まれていく。
プシュゥゥゥゥゥ……そして、あきらの身体はその“小さな円盤”の中へと消え、やがてそのCD-ROMも妖しい光を放たなくなる。後に残るのはそのメディアから水蒸気のような白煙が立ち昇るばかりだった。
更に先程まで“何も”焼き付けられてなかったはずの彼が手にしていたCD-ROMには、1cm大のピンク色の文字、デンジピンクの“D”を表す文字が焼き付けられていた。
「フフフッ…まずは一匹目だ…クククッ、ハハハッ、ハーッハッハッハッハッ…!」
高らかに勝利の外貨を上げるデストレーダー。何もかもが思い通りになっている彼は、今、とてつもなくご機嫌である。
「フフフッ…では後は女戦士三匹か…やたら清楚さを強調している知性派の娘・渚さやか、ロリコンにはバカ受けしそうな小娘・大河冴、そして思いがけず我が手に落ちた宇宙警察のメス犬、確か礼紋茉莉花・ジャスミンとかいう名前だったな、クククッ、ククククククッ…それでは次は誰を“コイツ”の中に放り込んでやろうか?ククククッ」
ピッ…彼はポケットの中から携帯用の小型モニターを取り出す。ヤツは次に“どの女戦士”を手にしていたCD-ROMの餌食にするか、その小型モニターで他の三人の様子を伺っているようだ。その視線の先には…数多くに分裂したライムのために涙まみれの醜態を晒している渚さやかの姿が映っていた。
『…ぁ…ぁ……ぁ……イ、イ…ヤ、イヤ、イヤァ!…い、いやあああああぁぁぁぁぁぁ!!』
「フフフッ…どうやら“渚さやか”がいい感じになってきてるようだな…では次はコイツを“狩る”か?クククッ、ククククククッ」
そう言いながら、デストレーダーは先程無造作に放り投げた、あきらが右足に履いていた白いロングブーツを拾い上げる。そして……スッ。やがて彼はたたずんでいたその場所からまたもや一瞬にして姿を消した。それは“瞬間移動”のようなものなのだろうか…?…もちろん、動き出したヤツの現時点の目的地は“渚さやか”が恥辱にまみれている場所である。
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…一方、あきらが淫らに弄ばれる少し前…あきらがいた所からだいぶ離れた場所で、渚さやかとその彼女を追いかけてきたライムAが対峙していた。
「ふへへへへへっ…さっきは少し手加減してやったけどなぁ…今度は本当に本気でやらせてもらうぜぇ…そして今度こそおいしくいただいちゃうのだぁ、ふへへへへへっ」
ぐ、ぐっ!?…下卑た笑い声を上げている緑色のバケモノを前に、さやかは内心かなりあせっていた。今まで自分たちが束になって戦ってもほとんど問題にされなかった相手…しかも彼女には先程のような“小型の隠しナイフ”のような切り札はもうないのだ。
圧倒的に不利な状況に追い込まれてしまった事に、さやかの頭の中は、目の前の緑色の強姦魔への恐怖に徐々に蝕まれ始めていた。しかし彼女はその事実を懸命に悟られないように目の前の緑色のバケモノを鋭く睨みつけている。
「ふへへへへっ…ではオレの“本当の本気”を見せてやるぜぇ…ふへへっ、ふへへへへへへっ……よっと…!」
そして彼はこれまでのようにその緑色の体を二つに分裂させた…!?…また?でもそれくらいじゃもう驚かないわ……ライムAが分裂する様子を半ばうんざりするように見ていたさやか。だが今回はここからが違った。
ふへへへっ…ふへへへへっ……二つに分裂したヤツの体がまたそれぞれ分裂して4つになった。しかも、さやかがその事に驚く暇もなく彼らはまだまだ分裂し続ける。
8体、16体、32体…ライムAたちは瞬く間にその生命体の数をドンドンと増やしていく。そしてさやかの目の前には、あっという間に体長2cmほどの数百体にも及ぶライムたちが誕生していた。それはまさに“ミニライム”の群れといった感じであった。
「く、くっ!?…い、一体いくつに増えたの?…そ、そう言えばジャスミンも言ってたわ。コイツらは“分裂したからだをまた分裂させて更に数を増やせる”って…そ、それがこういう事なの?…ぐ、ぐっ!?」
無数に増えたライムAたちの姿を見て、さすがにさやかからはとまどいの色が隠せない。自分の目の前で不気味にうごめく小さな緑色の生物の大群が彼女に言い知れぬ不快感を…得体の知れない恐怖を与えていく。
「…これで完了だぁ。白いカワイ子ちゃんはこのオレたちの大群をどう楽しませてくれるのかなぁ…?実に楽しみだぜぇ、ふへへへへへっ……それぃ、みんな、いくぜぇ…」
ズドドドドドドッ…その掛け声と共に無数の“ミニライム”たちがさやか目掛けて一斉に襲い掛かってきた。数百の小さな緑色の生物が、自分目掛けて集団で一斉に襲い掛かってくる光景はまさに不気味そのものだった。く、くっ!?…彼女はそのおぞましい光景に思わず身をたじろがせてしまう。
「ぐ、ぐっ!?…な、何よっ…やああああっ!」
「ふへへへっ…」「ふへへへへへっ…」
自分目掛けて襲い掛かってくるミニライムたちにたじろぎながらも、さやかは懇親の右こぶしをその集団目掛けて力強く打ち込む。ゴスッ!…だが無数のミニライムたちはそれを避けるようにして、彼女を取り囲むように散開していく。勢いよく打ち込まれたさやかの右拳は、やや湿り気を帯びた地面の土を空しく叩きつけるだけだった。
ぐ、ぐっ!?……さやかの周囲にぞろぞろと散らばり、自分を四方から取り囲んでいくミニライムたちを彼女は顔をゆがませ横目でチラリと見ている。
「ふへへっ…それぃ、みんな白いカワイ子ちゃんをひっ捉えろい、ふへへへへへっ」
シュルシュルシュル、シュルシュルシュル…さやかの周囲を取り囲んだミニライムたちから極細の緑色の糸のような彼らの腕が、何本、いや何十本も彼女目掛けて伸びてきた。
ガシッ、ガシッ!グイィ…そしてそのさやか目掛けて次々と伸びてきた何十本もの極細の糸のような腕が、彼女の白いスーツを掴みにかかる。その何十本もの腕に、身に着けている白いスーツごと身体をグイグイと引っ張られるさやか。
「あっ、ああっ!?…ぐ、ぐぅ…か、身体が…身体が動かないわ!?…あっ、ああっ、あああっ!?」
「ふへへへへへっ…捕まえたぜぇ、白いカワイ子ちゃんよぉ…これからたっぷり遊ぼうぜぇ、ふへへへへへっ」
緑色の小さな生物、ミニライムたちに自分の周囲をズラリと取り囲まれてしまったさやか。更に彼女はその小さな生物たちの何十本もの糸のような極細の腕に四方八方から白いスーツを掴み取られ、上半身を思うように動かす事ができない。
ふへへへっ…ふへへへへっ……そのミニライムたちはさやかが自由に身動きを取れない事をいい事に、彼女の足元にわらわらと近寄っていく。そしてさやかの下から眺めるように彼女の色白の脚線美を…ムチッとした肉付きのいい太腿を、更にはその先にある白い“魅惑の三角地帯”をじっと凝視している。
ある者はだらしなく顔をゆるませ、またある者はじゅるじゅると涎をたらしながら…さやかの足元に集結したミニライムたちは、好奇に満ちた、卑猥な視線を彼女に容赦なく浴びせてくる。
「…随分と“おいしそう”な脚だぜぇ、ふへへへっ」「それにミニスカの中身は“白”だぜ白…くぅ~、たまらねえぜぇ…じゅるじゅる…ふへへへへっ」
「!?…や、やっ!?…な、何じろじろ見てんのよっ…み、見ないでっ…見ないでよっ」
自分の身体を足元から覗き込まれるようにその数百に及ぶ好奇の視線に晒されるさやか。彼女は顔を真っ赤に染め、自分の前を隠すようにたまらず股間に両手を押し当てている。
さやかの履いていた白い下着…それはテニス選手が身に着けているようなアンダースコート、いわゆる“見せパン”である。白いミニスカートをヒラヒラとひるがえして戦う事が多かったさやかは、普段から下着が見えてもいいように純白のアンスコを履いているのだ。
とは言え自分の股間を足元からじろじろと覗き込まれるのは、彼女にとって、いや誰しもがやはり嫌なものである。それが自分の周囲360度、数百の目がさやかの足元から好奇の視線を浴びせてくるのだ。
彼女は自分の下半身へのその突き刺すような視線の数々に、たまらず頬を赤らめ自分のミニスカの中を隠すように両手を股間に押し当てている。しかしその好奇の目は左右から、後ろからも彼女のムチッとした色白の太腿へ、白い下着に覆われた形崩れしてない魅惑的なヒップへと浴びせられてくるのだ。前だけを隠してもそれはまさに『焼け石に水』でしかなかった。
「ふへへっ…このお尻もプリプリしててたまらねえぜぇ、ふへへっ、ふへへへへへっ」
ピトッ、ピトッ。そして遂に我慢しきれなくなったのか、さやかの肢体をじっと凝視していた二匹のミニライムたちが純白の下着に覆われた彼女のヒップに張り付いてきたのだ。ふへへへっ…二匹のミニライムたちはその柔らかい感触を確かめるように彼女の肉付きのいい尻をカサカサと這い回る。
「!?…い、いやっ!?ヘ、ヘンなトコ触らないでよっ…く、くっ!?あっ!?こ、このっ…」
さやかは自分の股間を押さえていた左手を後ろへ回し、自身のヒップを気味悪くうごめくミニライムたちをその手で懸命に追い払おうとする。しかしその小さなバケモノたちは彼女のその手を巧みにかいくぐり、相変わらずさやかの桃尻をいやらしく這い回っている。
「…オレもいくぜぇ…そうれぃ、ふへへへへへっ」
次々とさやかの身体に襲い掛かるミニライムたち。ピトッ…今度は別のミニライムが彼女の背中に張り付いてきた。そのミニライムはさやかの背中を気味悪くカサカサと這い回り、彼女の身体を一目散に襟元へとよじ登っていく。
「!?…や、やっ!?…うっ、くっ!?こ、このっ…」
背中を気色悪くうごめく小さな生物に、さやかはたまらず自分の股間を押さえていた右手でそれを懸命に追い払おうとしている。だが彼女のその必死の行動も、さやかの背中に張り付いたミニライムはそれをあざ笑うかのようにカサカサとうごめいていく。
カサカサカサ…そしてさやかの背中を気色悪く這い回っていたミニライムが襟元から彼女の身体へと遂に侵入する。まんまとさやかの白いスーツの中に潜り込んだミニライムは、その感触を愉しむように彼女の柔肌を、白い服の中をもぞもぞと動き回る。
!?…い、いやっ!?…な、何なの!?キモチ悪い!?……自分の地肌を気味悪くうごめく小さな生物に、さやかは思わず鳥肌を立てぞわぞわと身震いをしてしまう。
ふへへへへっ…カサカサカサ……身体を硬直させ身震いしていたさやかの柔肌をもぞもぞと這い回るミニライム。そして、その小さな生物が彼女のブラのカップをこじ開けその中へと遂に侵入した。ポヨポよと柔らかいさやかの左乳房をもぞもぞとうごめくその小さなバケモノ。
「!?…い、いやっ!?あ、あっ!?…く、くっ…ど、どこ触って…!?」
ふへへへへっ…ポヨポよと柔らかいさやかの左乳房とそれをやさしく包み込むブラのカップの間をもぞもぞと動き回るミニライム。ヤツがその乳房を気味悪くうごめくたびに彼女に耐え難い不快感を与えていく。
!?…い、いやっ……自分の左胸から伝わってくる貴職悪さとほんの少しの悦楽にさやかはたまらず頬を赤らめ顔を蒸気させる。そして左手で白いスーツの胸元を押し広げ、その広げた胸元から右手をその中に突っ込み、自身の性感を蹂躙しているミニライムを捕まえようとする。押し広げたスーツの胸元から彼女の白いブラがチラリと顔を覗かせる。
何だぁ?ふへへへへっ…シュルシュル…あっ!?…しかしさやかの左乳房をうごめくミニライムは突っ込まれたその手の中指と薬指を絡め取る。!?…あっ、ぐ、ぐぅ…あ、あっっ……さやかの指を絡め取ったその小さなバケモノは左胸に突っ込まれた彼女のその手を放さない。
あっ!?ぐ、ぐっ……絡め取られたその手を、今度、さやかは自分の胸元から懸命に引き抜こうとしている。あ、あっ!?い、いやっ!?…は、放してっ……さやかは身体を弓なりにし、瞳を潤ませその顔を真っ赤に蒸気させている。目をトロンとさせ、汗ばんだその表情で胸元に右手を突っ込み自分の左胸をまさぐるような格好になっているその光景はまるで“自慰行為”でもしているかのようだ。
「…そうらぁ、ロッククライミングだぁ、ふへへっ、ふへへへへっ」
尚も容赦なくさやかの肢体に襲い掛かるミニライムたち。ピトッ、ピトッ…今度は二匹の小さなバケモノたちが正面から彼女の両の膝頭に飛びついてきたのだ。カサカサカサ…ふへへへへへっ…更にヤツらはさやかの色白の脚を…肉付きのいい内腿を股間へ向けてよじよじと這い上がっていく。
「!?…や、い、いやっ!?……こ、来ないでっ…」
さやかは搾り出すような弱々しい声を漏らし、胸元を押し広げていた左手を自分の足元へと回す。そしてその手で自身の両太腿をよじ登ってくるミニライムたちを必死に追い払おうとしている。
しかしヤツらはすばしっこく動き回ってその手を巧みにかいくぐり、彼女のミニスカの中へと一目散に這い上がっていく。だがこうしている間にもさやかにはミニライムたちの新たな“魔の手”が伸びていたのだ。
ふへへへっ…ふへへへへへっ……シュルシュルシュル、シュルシュルシュル…ビシィッ!…あっ!?……さやかの注意が自分の脚元に向いていたその時、彼女の左右から緑の細い糸のようなミニライムたちの腕がさやかの両腕に絡み付いてきた。
グイィ。き、きゃっ!?……両腕を絡め取られたさやかは、その腕を真っ直ぐ水平に伸ばされ胸を張るような体制にさせられてしまう。
そして右手を突っ込むため押し広げていた胸元はだらしなくはだけたままだ。乱れた白いスーツの隙間から彼女の白いブラとその乱れた下着からはみ出しそうな色白の乳房がチラリと顔を覗かせている。
両腕、上半身と完全に動きを封じられてしまったさやか。ふへへっ、ふへへへへへっ…その間にも彼女の色白の両脚に張り付いたミニライムたちはさやかのムチッとした内腿をよじよじと這い上がっていく。あっ!?い、いやっ……自分の股間へ一目散によじ登ってくる小さなバケモノたちを彼女は唯一自由になる両脚をバタつかせ懸命に振り落とそうとする。
「ふへへへっ…そのおいしそうな脚もちっとは黙っててくれねえかなぁ?ふへへへへへっ」
シュルシュルシュル、シュルシュルシュル…あ、あっ!?い、いやっ……しかし必死に暴れていたその両脚も左右から伸びる数十にも及ぶミニライムたちの緑色の細い腕に絡め取られてしまう。
グ、グイィ…あっ、ああっ!?……両手、両脚と絡め取られ上半身の身動きも封じられてしまい、首から上以外の自由を完全に奪い取られてしまうさやか。
「ふへへへっ…これからたっぷりと、存分にかわいがってやるからなぁ、白いカワイ子ちゃんよぉ、ふへへっ、ふへへへへへっ」
さやかの身動きを完全に封じ込めたミニライムたち。カサカサカサ……そしてヤツらはおもむろに目の前に絡め取った獲物を…彼女の肢体という食べごろの“ご馳走”をいただきにかかる。手始めにさやかの脚に取り付いていたミニライムたちが彼女の足の付け根へとよじ登っていく。
ぁ…い、いやっ……自身の注意が自分の脚元だけに完全に向いてしまっていたさやか。!?…ひ、ひっ!?……しかしその間隙を縫うように彼女のヒップに取り付いていたミニライムたちがそれを覆い隠す純白の下着の中に潜り込んできたのだ。ふへへへへっ…さやかの白いアンスコとパンティの間をもぞもぞとうごめく小さなバケモノたち。
!?い、いやっ、いやぁ……!?…ひ、ひっ!?……だがまだまだ容赦なくさやかへと向けられるミニライムたちの毒牙。今度は彼女の内腿を這い上がっていた緑色の小さなバケモノたちが足の付け根へと遂に到達する。
モゾ、モゾ、モゾ…そしてヤツらは彼女の白いアンスコをその下に身に着けていたパンティごとこじ開け、その中へと侵入する。や、やめて…い、いやっ……さやかの股間の黒い茂みをもぞもぞと這い回るミニライムたち。女の大事な陰阜をいじられる事での言い知れぬ不快感と耐え難い屈辱感が彼女を襲う。
ふへへへへへっ…このピンク色の乳首もいい感じに立ってきてるんじゃねえかぁ?ふへっ、ふへへへへへっ」
モゾ、モゾ…左乳房をうごめいていたミニライムがさやかの桜色の突起物の上に辿り着き…ペシ、ペシッ。!?…や、あっ、あんっ…今までのミニライムたちの責めでツンと立ってしまっていたその乳首をペシペシと引っぱたく。やっ!?い、いやっ……自分のその性感を攻められるたびにさやかは瞳をトロンとさせ、たまらず甘い吐息を漏らしてしまう。
「ふへへへへっ…そうれぃ、ここもほじくってみるかぁ?ふへへへへへっ」
股間の黒い茂みをうごめいていたミニライムたちが彼女の女性器に近づいていき…ブシュッ!…!?……ヤツらの糸のように細い腕がさやかの“そこ”を勢いよく突き刺した。突如として“女”を貫かれた彼女に耐え難い激痛が走る。その痛みに彼女からは悲鳴、いや声すらも出てこない。
ふへへへへっ…グリ、グリ、グリ……更にヤツらはさやかの“そこ”に突き刺した糸のように細いその腕で、膣の中をかき混ぜるようにグリグリとほじくり回す。!?…あ、あっ…い、いやっ、いやっ、い、いやあぁぁ!……まるで男の“モノ”を挿入したかのようなミニライムたちの責め…次々にさやかへと向けられる小さな強姦魔たちの卑猥な行為が彼女の精神をドンドンと破壊していく。
「ふへへへへへっ…そんなにやたらと清楚さを強調しているから“処女”かと思ったが実はそうじゃなかったんだなぁ?…ちゃんと“やる”事はやってんだなぁ、ふへへっ、ふへへへっ、ふへへへへへっ」
「あっ、あんっ!?…い、いやっ、や、やめ…あ、あんっ…い、いやっ、いやあぁぁ」
普段のさやかなら顔を真っ赤にして恥じらいの様子を見せそうなヤツらの卑猥な言葉…しかしひたすら性感を責め続けられ、半泣き状態でただ身悶えるだけの人形に成り下がっている今の彼女はまったく反応しない。ヤツらの性感への責めに合わせるようにただ弱々しく喘ぐだけである。
「ふへへへへっ…オレたちも負けずにドンドンといくぜぇ、ふへへへへへっ」「…おうよ。こっちも負けねえ是ぇ、ふへへへへへっ」
それに呼応するように、さやかのヒップや左胸の中に潜り込んでいたミニライムたちも負けじと彼女を悪戯していく。
彼女の白いアンスコとパンティの間に潜り込んでいたミニライムたちが、その尻の割れ目をなぞるように、もう一匹のミニライムがさやかのアナルをパンティの上からほじくり回す。
「!?…あっ、い、いやっ…や、やめ…!?…あっ、あぁん…」
ふへへへへへっ…そしてさやかの左乳房をまさぐっていたミニライムが彼女の桃色の突起物にしゃぶりつくようにチュウチュウと吸い付いている。!?…い、いやっ…あ、あんっ…い、いやぁ…あぁん…小さなバケモノにすっかり勃起してしまった乳首をしゃぶりつかれるたびに、さやかは更なる悦楽の渦へと飲み込まれてしまう。
「ふへへっ…オレたちもドンドンいくぜぇ、ふへへへっ、ふへへへへへっ」
さやかへと更に降りかかる陵辱地獄…シュルシュルシュル、シュルシュルシュル…今度は彼女の周囲にいた数十匹のミニライムたちから緑色の細い糸のような腕が彼女の白いブラを…胸の谷間のベルトを絡め取ってきたのだ。
グイィ、グイィ…そしてヤツらはその白い下着を彼女から強引に引き剥こうとする。あっ!?な、何するのっ!?…い、いやっ、や、やめてっ…い、いやあぁ………数多くのミニライムたちの力が集められてるからなのか、見た目からは想像もつかないようなパワーがさやかのバスとから純白のブラを引き剥がそうとする。
ブチ…ブチブチ…ブチブチブチ!……ヤツらが絡め取った“それ”を力強くドンドンと引っ張るたびにさやかのブラのホックが、カップと背中のベルトを繋ぐ肩ヒモが引きちぎられていくような音が徐々に激しくなっていく。
い、いやぁ!?ホ、ホントにちぎれちゃう…お、お願い、やめてっ…い、いやぁ、いやあぁ!……今、まさにさやかは自分の衣服を徐々に剥かれていく恐怖に…強姦魔の餌食となる屈辱に晒されていた。
「…そうれぃ!大漁だぁ、ふへへへへへっ」
ブチブチブチ…ブチブチブチブチ!……ブチーンッ!……その何かが引きちぎれるような強烈な音と共に、さやかの白いブラは遂に彼女のバスとから完全に引き剥かれてしまう。
ふへへへっ…ブラジャーも“白”とは徹底してるよなぁ?…なぁみんな、ふへへへへへっ……う、ううぅ……うなだれるさやかの目の前でミニライムの集団は彼女から奪い取った純白の下着を勝ち誇ったようにその群集の頭上に掲げている。その様子はまるで合戦でもぎ取った敵将の首をかかげ、勝どきでも挙げているかのようだ。
「ふへへへっ…ついでにその白い服もひん剥いちまおうぜぇ、ふへへへっ、ふへへへへへっ」
グイィ、グイィ…さやかの下着をひん剥いたヤツらがその行動を起こすのはもはや必然と言えた。続けて彼女の周囲にいたミニライムたちはさやかの上着を…白いスーツを引きちぎろうとする。ひ、ひっ!?…お、お願い、や、やめてっ…もうやめ…い、いやぁ、いやぁぁ、いやああぁぁ!……しかし彼女はそれに抗う事もなくただ泣き叫ぶ事しかできない。
「…ふへへへへっ、オレたちも負けずにいくぜぇ、ふへへへへへへっ」
それに呼応するように彼女の身体に取り付いていたミニライムたちも更に激しくさやかを辱めていく。熟れた果実のように柔らかい彼女のヒップに取り付いていたミニライムたちはパンティの上から彼女の尻の割れ目を…アナルを弄んでいく。左乳房に潜んでいたミニライムはただひたすらに彼女の乳首をペシペシと弄繰り回している。
「!?…あっ、あんっ…や、い、いやっ…や、あっ、あぁん…」
こっちもまだまだいくぜぇ、ふへへへへへっ…グリグリグリ……更にさやかの黒い茂みをうごめいていたミニライムたちは彼女の秘所を容赦なく責め立てる。さやかの膣の中へと潜り込ませたヤツらの細い腕が“彼女の中”をひたすらほじくり回していく。
!?…あっ、あああぁ!?…お、お願い、やめて、もうやめてよぉ、い、いやぁ、いやあぁ、いやああぁぁ!……自らの身体に次々に降りかかる恥辱の嵐。だがどんなに自分を淫らに弄ばれてもさやかはそれに抗う事もできず、ただ泣き叫ぶ事しかできない。胸、尻、そして股間…次から次へと襲い掛かる辱めにさやかの精神はもはや崩壊寸前だ。
「…そうれぃ、こっちもいくぜぇ…オーエス!オーエス!…ふへへへへへっ」
既に恥辱まみれのさやかに更なる陵辱が襲い掛かる。先程から彼女の白いスーツを掴み取っていたミニライムたちが、その細い緑色の糸のような腕でさやかの上着を…白いスーツを綱引きのようにグイグイと引っ張り始めたのだ。
ビ…ビリ…ビリ…ビリ……身にまとっていた純白のスーツを四方八方から引っ張られてしまうさやか。!?…ぁ…ぁ……や、やめ…て…い、いやっ、いやぁ、い、いやああぁぁぁ!……上半身を前後左右から引っ張られ自身の衣服が徐々に引き裂かれていく感覚に彼女は目に涙を溜めて、ただその恐怖におびえる事しかできない。
「…そうれぃ、もう少しだぁ、ふへへへへへっ」
ビリ…ビリビリ…ビリビリビリ!……さやかの真っ白なスーツが引き裂かれていく音が更に激しくなっていく。!?…い、いやぁ、もうやめてっ…い、いやぁ、いやあぁ、いやああぁぁ!……自分の服が徐々に破かれていく感覚に、彼女はその恐怖と屈辱感で顔を涙でくしゃくしゃにして、ただいやいやをするようにかぶりを振り、泣き叫ぶ事しかできない。
「そうらぁ、そうらぁ!もう少しだぁ!…ふへへっ、ふへへへへへへっ」
バリバリ!…バリバリバリバリ!!……さやかのスーツが引き裂かれていく音が更に激しさを増していく。そして…ビリビリビリ!バリバリバリ!…ビリリリッ!!……遂にその純白のスーツが彼女の身体から完全に引き剥がされてしまう。
一糸纏わぬ姿に剥かれてしまったさやかの上半身…露出させられた彼女の肌は色白でとても張りがあり、いわゆる“若さ”に溢れている。また戦士でもあり訓練された軍人でもある彼女の身体は意外なほど筋肉質だ。それでいてその肢体は女性特有の丸み、柔らかさも持ち合わせており、その身体は女戦士としての“力強さ”と女性としての“美しさ”の絶妙なバランスを兼ね備えていた。
…ぁ…ぁ……い、いや…い…や…い、いやあああぁぁぁ!ああああぁぁぁぁ!…なす術なく自分の衣服を剥かれてしまったショックにさやかは顔を真っ赤にし、森全体に響き渡るような甲高い、悲痛な叫び声を上げる。彼女のその悲しい絶叫はいつ終わる共なく続く…。
「ふへへへへっ…別に晒しても恥ずかしい“ハダカ”じゃねえと思うけどなぁ?」「…ああ、出るトコはちゃんと出てるし引っ込むところはちゃんと引っ込んでるしムダのない身体だと思うけどなぁ?…その色白の肌も艶があってぜひペロペロしてみたいもんだぜぇ、ふへへへへへへっ」
いやあああぁぁぁ!あああぁぁぁ!!……完全に露になったさやかの裸体を目の前にして、その見事なハダカへの賛美の言葉を口々に言い始めるミニライムたち。
だがそんな事は今の彼女の耳には届かない。それよりも自分の衣服をなす術なく無残に剥かれてしまったショックの方が大きかったからだ。ヤツらはさやかの白いスーツだけではなく、彼女の最後の拠り所になっていた“女戦士としての誇り”や“どんな戦いにも折れない心”、“絶対に元の時代に還ってみせる”といったものもズタズタに引き裂いたようだ。
「ふへへへへっ…もうオレたちは白いカワイ子ちゃんの身体に取り付いてるモンねぇ…邪魔な服もなくなったし、これからもっと楽しく遊んじゃうのだぁ、ふへへへへへっ」
「!?…ぁ…ぁ…い、いやっ…や、やめ…て…い、いやぁ、いやああぁぁ!」
その言葉通り、既にさやかの肢体に取り付いていたミニライムたちが嬉々として彼女への悪戯を再会する。
下着越しとは言え型崩れしてない、肉付きのいい魅惑的なヒップ、上半身のスーツを剥かれてしまったおかげでその全貌が露になった色白の左乳房、まるで“女”を貫かれているかのような感覚を与えてくる股間…さやかの肢体に取り付いていた小さなバケモノたちが彼女へ更なる恥辱を次々と、容赦なく与えていく。
「あ~、ズルイぜぇ!…オレたちも混ぜてくれよなぁ…ふへへっ、ふへへへへへっ」
シュルシュルシュル、シュルシュルシュル……更にさやかの周りを取り囲んでいたミニライムたちから、糸のように細い、数十本にも及ぶヤツらの緑色の腕が次々に彼女の見事な裸体へと伸びていく。
細い首、几帳面な彼女らしくキチンとムダ毛処理を怠っていない両脇、色白でたわわな右乳房、キュッとくびれた細腰、引き締まっている腹筋、そして一点の曇りもない、色艶も鮮やかな色白の裸身…彼女の上半身の、ありとあらゆる部分をその糸のように細い緑の触手がワシャワシャと触りたてていく。
「…へへへへっ、オレたちも負けてられねえぜぇ、それぃ…ふへへっ、ふへへへへへっ」
さやかの周囲を取り囲んでいたそのミニライムたちの行動に触発されたのか、彼女の桃尻や左乳房、秘所に取り付いていたミニライムたちもさやかを更に激しく責め立てて行く。もはや彼女に抵抗する術も気力もなく、さやかはただ数多くの小さなバケモノたちにされるがままの“正の玩具”に成り下がっていた。
「…ぁ…ぁ……ぁ……イ、イ…ヤ、イヤ、イヤァ!…い、いやあああああぁぁぁぁぁぁ!!」
ガクッ…そして無数のミニライムたちの数々の辱めに晒されていたさやかが遂に両膝から地面に崩れ落ちようとしていた。だが質感たっぷりの彼女の両脚に絡み付いていた緑色の細い糸のようなヤツらの腕が、崩れ落ちようとしていたさやかの両膝を受け止めるような形になる。
「おっと!?もう終わりなのかぁ?…オレたちはもっと楽しみたいんだがなぁ、ふへへへっ……まぁ白いカワイ子ちゃんが立って炊くないって言うならオレたちは別に構わないけどなぁ、ふへへへへへっ」
ドサッ…崩れ落ちる寸前だった彼女の両脚を支える形になっていたミニライムたちがさやかの両膝を、やや湿り気を帯びた地面に静かに、ゆっくりと落とす。
…ぁ…ぁ……ヒ、ヒック、ヒック…ヒッ、ヒック…う、ううぅ……しかし数々の恥辱にまみれ、泣きじゃくるだけのさやかにはもはや立ち上がる力も気力も、更には抵抗する意思でさえも残っていない。
地球の未知なる力、アースフォースを浴び、伝説獣・マーメイドを守護獣に頂いた知性派の女戦士、“電撃戦隊の頭脳”とうたわれたチェンジマーメイド・渚さやかに肉体的、そして精神的にも完全なる敗北の瞬間が訪れようとしていた…。
- 以下 捕獲されたヒロインたち 続・狩られていく女戦士たちへ続く -