やめて!!汚された戦士の休日

 不思議なほど平和な木曜日だった。放課後、いつものようにデジ研の部室に集まる5人。だが、久保田博士からの緊急連絡も何もなく五人はしばらく談笑に耽っていた。下校時刻を知らせるチャイムが響く。
 「あ~ぁ、たまには何もない日ってのもいいな~、、、。今日はこのまま帰ろうぜぇ~?」 健太があくび混じりに耕一郎に話しかける。
 「うむ、、、。もう下校時間にもなったしな、、、。よし、今日はこのまま解散だ。」 
 耕一郎はいつもと同じ堅い口調でそう告げた。
 「いぇーい!!じゃあケーキでも食べにいこっかなぁ~??」
 みくは満面の笑みで跳ね上がって喜び、瞬の腕を掴んで無理矢理連れ出そうとする。
 「もう、、、!!少しは甘いもの控えて、ダイエットしたらぁ?」
 千里は横からみくの脇腹をつまみ上げてみせるが、
 「いいですよ~だ!どうせ私は、千里みたいにスタイル良くないし、スマートでも無いんだから~。」
 と、みくは笑ってごまかして、瞬の腕を掴んだまま、夕焼けに染まる廊下に姿を消していった。
 「よし!!じゃあ俺達も帰るか~!?」
 健太が勢いよく立ち上がると、残された3人は部室を後にし、それぞれの家路についた。 

 夕日がビルの隙間から見え隠れする繁華街の本屋から、千里は鼻歌混じりで紙袋を手に姿を現す。
 「たまにはこんな日もいいよね??」
 心の中で健太が言った言葉を噛みしめると、思わず笑いがこみ上げてくる。
 「さっ、本も買ったし家に帰ろう、、、。」
 そう思い足を踏み出したときに、
 「千里ーっ!!?」
 と声がして、千里は思わず後ろを振り向いた。
 「エリ~、何してるのよ~!!」
 千里が表情を大きく崩して、声の主に駆け寄る。そこにいたのは、千里のクラスメイトのエリだった。
 「うん、今から彼氏と遊びに行くの!!良かったら千里も来ない??」 
 エリは少し濃い化粧で、いかにも今からデートと言った風なスタイルで千里を誘惑した。
 「えっ、、、私、、、?いいよ、私は。せっかくのデートなんだし、、、。」
 千里は少しうつむきながら、遠慮がちにエリに笑って見せる。だが、
 「なんだか彼氏の友達も来るんだって、、、。たまにはいいじゃん!?何か最近忙しいみたいだけど、たまには女子高生らしく遊ばなきゃ?ねっ??」
 と、エリは千里の手を握って微笑み掛け、答えを待った。
 「たまには、、、こんな日も、、、いっか??」
 勉強とメガレンジャーの合間、こうして友達と遊ぶ時間だってそうそうなかった。そう思うと、エリの「女子高生らしく」と言う響きが千里の胸を少しだけ動かした。
 「じゃあ、、、少しだけね、、、!!」
 そういうと、千里はエリの後について繁華街の中へ歩を進めていった。

 
 「やっほ!!待った??」
 本屋からしばらく進んだ辺りにあるコンビニの前でエリは手を振って、制服に茶髪のロングヘアーと言った、いかにも今風な男の腕に抱きついていった。その少し後を千里が歩く。
 「ケン、この子は城ヶ崎千里。さっき会ったんだけど、一緒に来てもいいよね??」
 少し早口に喋るエリの声の後から、 
 「、、、はじめまして、、、城ヶ崎千里です、、、。」
 と、千里は緊張気味にうつむいて話し、軽く頭をケンに下げる。
 「はじめまして!俺はナガタ ケン。今友達が中にいるから呼んで来るわ。」
 ケンはそういうと、コンビニの中に入っていく。そして、しばらくすると、
 「どうも、はじめましてっ!!」
 と、ケンの後について、コンビニの中からスポーツ刈りの体育会系のガタイのいい男と一見普通の学生だが、いかにもインテリで頭の切れそうな男が並んで姿を現した。
 「俺はタケ。」
 スポーツ刈りがそう言うと、
 「俺はマサヒロ。」
 と、インテリが続いて千里に声を掛け、千里は二人にケンにしたときと同じように軽く会釈をした。
 「さぁ、いこうか??」
 ケンがエリの肩に手を回すと、
 「行きましょ、千里。」
 と、エリが軽く手招きして、それに続くように千里は残る二人に肩を押されて歩き始めた。
 もう陽が傾きはじめ、街に闇が舞い降りはじめていた、、、。


 『エルドラド』と書かれた看板の前を左に曲がると、地下への階段がぽっかりと口を開けていて、ケンがその中へとエリを連れて降りていこうとする。そこに来てはじめて千里は怪しい雰囲気に一瞬足を止めた。
 「どうしたの、千里??」
 エリが怪訝そうな眼差しで千里に声を掛ける。
 「だって、、、何か怪しくない、、、??」
 千里は顔に露骨に不安を浮かべてエリにそう答える。すると、
 「ゴメン、みんな先に入ってて?すぐに行くから~。」
 と、エリはケン達に話して千里に近づいていき、千里に向かって、
 「ちょっと、千里!ここまで来て何言ってんのよ。せっかく声掛けた、私の身にもなってよ!?」
 と、少し言葉を荒げて話しかけた。
 「、、、ごめん。でもさぁ、、、何かね。ここって、クラブでしょ?私には場違いだし、、、。エリはこんなとこよく来るみたいだけど、、、。」
 千里はエリから視線を逸らして、下を向いてブツブツとエリに答える。が、エリは冷たい目線を千里に送ると、
 「何よ!!いつもそうやって優等生ぶって!!私、千里のそんなとこが大ッ嫌いだからここに連れて来たのに、、、。今日は今までの千里を忘れさせてあげるわ!!」
 と言って、千里の背後に回ると背中から千里を階段へと突き飛ばし、無理矢理千里を中に入れようとした。
 「チョ、、、チョット、、、エリ!!?」
 そこから言葉を続ける間もなく、今度は階段の下からケンとマサヒロが顔を出し、
 「喧嘩してる時間が無駄だぜ!?喧嘩なら後でしてくれればいいから、とりあえず中に入ろうよ。」
 と、千里の手を掴み中へ引き入れようとする。その後ろから、エリが再び背中を押し、千里は仕方なく階段を下りていった。

 
 重たい防音扉を開けると、そこからは千里が想像していたような騒々しい音楽は、全く流れてこず、逆に人の気配もしないほど『エルドラド』は静まり返っていた。まだオープン前なのか、千里には全く想像がつかなかったが、テーブルにつくとバーテン風の男が千里の横に紳士的によってきて、グラスに注がれたアイスコーヒーを差し出した。
 それからしばらくは、まるで喫茶店にでもいるかのように五人は世間話に花を咲かせて、千里は和やかな空気のなかで会話を楽しんでいた。
 「やっぱり、こんな日もいいよね。今日は何も起きないで欲しいなぁ。」
 階段の上で躊躇していたことを忘れるほど、千里はエリとケン達との談笑を楽しみ、そう思うとおもむろにデジタイザーに手を伸ばし、それを外すと、
 「今日は何も起きませんように!!」
 と、何かに祈ってから、デジタイザーを鞄にしまい込む。丁度その時、壁に掛かった時計から午後六時を告げる音が響き、千里はふと我に返ると、
 「ちょっと家にだけ連絡するね。」
 と、携帯を手に席を外そうとした。その瞬間、
 「そんな事しなくていいんだよ!!」
 ケンの怒声が響き、タケがその体格通りの力で千里の手首を握りしめ、グイッと千里を元の席に引き戻す。
 「やめてよ!!」
 千里がタケの手を振りほどこうとするが、その手はなかなか離れない。気がつくと店内に邪魔にならない程度のボリュームで、サイケデリックな音楽が流れ出して、その中でケンが、
 「さぁ、今日も始めようか!!」
 と、ご機嫌な、だが、どこか冷たい表情で仲間に叫んでいた。
 「チョット、、、!!エリっ、、、!!」
 千里は意味が分からず、あわててエリの方を振り返る。
 「エッ、エリっ!!?」
 しかし、千里が振り返った先にいたのは、テーブルに置かれた小瓶の中のカプセル剤を飲み、瞳孔が開き、視線が中空をさまよった、完全にトリップした状態のエリだった。すると、隣で手首を掴んでいたタケの手が、急に千里のブレザーに伸びる。
 「チョット、、、ヤメテよ!!」
 千里が声を荒げて振りほどこうとすると、今度はテーブルの向こうから鈍く光ったバタフライナイフが、千里の喉元に突きつけられた。
 「騒いだって外には聞こえないよ、、、。」
 落ち着いた口調で、ナイフを手にしたマサヒロが千里に話しかける。
 「チョットでも余計なことをしてくれたら、その顔や身体に傷が付くからね、、、。」
 そう続けると、マサヒロはナイフの先を千里の頬にあてがって冷たく笑って見せた。頬にあたるナイフの冷たさが、今までのどんなネジレ獣と対峙したときよりも大きな恐怖を千里に伝えていく。その恐怖感で硬直した千里の身体から、タケがブレザーを剥ぎ取ると、 「テーブルに上れよ!!」
 と、ケンが顎で千里に指図してみせる。目の前ではマサヒロがナイフをちらつかせて千里を煽り、背中からタケが力ずくで千里を押して、テーブルの上に上がらせようとする。千里の額から冷たい汗がにじみ出て、千里は唇を噛みしめると固まっている身体をゆっくりと動かし、テーブルの上に上った。
 「きゃっ!!何するのよ!!」
 テーブルに上り立ち上がったとたん、今度はマサヒロがナイフで千里のスカートをめくり、その中をのぞいて、 
 「かわいいパンツ履いてるじゃん!?」
 と、卑猥な笑い顔で千里に呟いた。
 「まずはベストを脱いでもらおうか?」
 ケンが立ち上がり、千里のスカートの中を覗きながら千里に話しかけると、千里は黙ったままでベストを脱ぎ、テーブルの下に落とす。
 「なかなか利口じゃないか、、、。でも俺は、スカートの中の方が見てぇんだけどなぁ?」 それを見たタケが続けて口を挟む。
 「、、、い、、、イヤッ、、、そんなのは、、、。」
 千里が小声でそう漏らす。が、
 「スカート脱げって言ってんだろうがっ!!」
 と、さっきまで一番穏やかに話しかけていたマサヒロが、一変して大声を張り上げて、勢いよく手にしたナイフをテーブルに突きつけ、今度はそれを抜き去ると、千里の足の周りでちらつかせて見せた。
 「、、、、、、、、、、、、、。」
 千里はためらいながらスカートに手をまわす。が、なかなか指が動かない。しかし、自分の足をなめ回すように動くナイフの切っ先を目で追うと、観念したように固く目を閉じて、スカートを脱ぎ、足下に落とした。ほんのりと薄くピンクがかった白いパンティーが、少しブラウスに隠れながら顔をのぞかせる。
 「へへっ、、、!!いい感じだね!??そのままオナニーしてよ!!?」
 テーブルの下から千里を見上げて、トリップしたままのエリが千里に投げかける。
 「エリっ!!?そんな、、、何を、、、!!」
 千里がエリに話しかけようとした瞬間。-ドカッ-タケが千里の立っているテーブルの脚を思い切り蹴り上げ、テーブルもろとも、千里は床に大きく転げ落ちた。
 「アァアァァァーーーーッ!!」
 さらに転げ落ちた千里の背中にタケがサッカーボールキックを何発も見舞う。
 「、、、イヤッ、、、!!ヤメテ!!」
 その言葉にタケの蹴りが止む。すると千里はゆっくりと床に座り、右手の指先を股間に持っていき、ゆっくりとそこをさすり始める。羞恥心と悔しさに頬を赤らめながら千里は目を閉じて何度も指でそこをいじりまわす。
 「、、、んん、、、ぁあ、、、、、、んっ、、、、、、。」
 徐々に快楽に敏感になっていく身体に逆らうように、千里は固く口をつむりその潤んだ声を漏らさないようにした。
 「ぁん、、、、、、ぅんん、、、んんんっ、、、、、、、、、、。」
 少しずつ指先が触れる部分に湿り気が生まれてきても、千里は押し寄せてくる波を喉で押し殺して見せる。気を抜けば加速してしまいそうな指の動きも、ゆっくりとしたままで堪え続ける。しかし、そこに千里の意思とは別に、あらぬ力が加わった。
 「何よ、おもしろくないわねぇ!!」
 そこには、千里の指の動きよりも巧みに彼女の秘所を刺激する、エリの指があった。それは、千里が軽く触れながらなぞっていただけの窪みの中へと入っていく。
 「、、、んんっ、、、、、、うぅんん、、、ぃやぁあ、、、、ん、、、やぁめてぇ、、、、、。」
 エリの指の動きが激しくなるに従って、千里は固く結んでいた口をだらしなく開き、そこから憂いに満ちた声を漏らし始めた。
 「ねぇ、、、早くイッちゃいなさいよ~!!」
 その言葉と同時にエリが内股に指を這わせて、そこから、千里のパンティーの中に指を侵入させようとしたとき、
 「イヤッ!!ヤメテっっ!!!!」
 と、千里はここに来てはじめての抵抗を試み、エリの肩口を蹴って、自分に密着しようとしている彼女の身体を後方へ引き離した。
 「きゃぁっつ!!」
 エリの小さな悲鳴が響く。それに素早く反応して、ケンが千里の頬に-ビシッ!!-と、平手を打ち込むと、
 「なにしやがんだよ!!お前にゃあ、お仕置きがいるみたいだなぁ!!?」
 と、千里のブラウスの襟を掴んで立たそうとする。が、それに反抗して、千里はどっしりと腰に重心を置いたまま立ち上がろうとはしない。それに業を煮やしたタケとマサヒロが、ケンに力を貸すべく千里を取り囲み両腕を脇から抱え上げると、抵抗も虚しく、千里は抱え上げられ、広いホールの隅にいくつかあるドアの前へと連れて行かれた。


 「キャァッ!!」
 千里が力任せに放り込まれたのは、小さなバスルームだった。黒を基調としたホールとは逆に明かりに照らされたバスルームは、一面をクリーム色のタイルに囲まれていた。床に突っ伏した体勢だった千里がゆっくりと体を起こすと、タケは素早く千里の背後に回り、ズボンの後ポケットから取り出した結束バンドで千里の両手首を後ろ手に拘束した。マサヒロがバタフライナイフを手にして、それを見ながらニヤニヤと笑う。
 「何をする気よっ!!?」
 強気な口調で、千里は3人を睨みながら吐き捨てる。が、身体は既に恐怖感に機敏に反応し、バスルームの隅へと尻をついた状態で後ずさっていく。と、その瞬間。
 「きゃぁーーーっっ!!」
 突然、ケンの手にしたシャワーのノズルから、勢いよく水が千里に向けて放出された。 「いやっ!!、、、ごぼっ、、、がほっ、、、、、、!!」
 思わず水を飲み込み、千里はむせ返りながらバスルームの隅で身を捩った。千里を襲う水が、ブラウスを濡らし、その下につけたパンティーと同色のブラを透かしてみせる。そして、ずぶ濡れになったパンティーの下からは、千里の秘書を覆う茂みが既に露わになっていた。
 放水が止むと、ケンは千里に近づき、その長い髪を鷲掴みにして無理矢理千里の顔を上げさせると、
 「素直に言うことを聞く気になったかい!?」
 と、千里に問いかけた。だが千里は、唇をキュッと噛みしめると無言でケンを睨み付けた。
 「ほぅ、、、。いい根性じゃねぇか!!」
 ケンは千里の髪を掴んだまま、今度は水のたまった浴槽の前に千里を引きずっていき、勢いよく千里の顔面をその中に突っ込み、後から頭を押さえつけた。
 「んんんん、、、、、、、。ごぉぼ、、、、、、がぁ、、、、、、、。」
 はじめは息を殺して耐えていた千里の口元から、はじめは小さな、そして徐々に大きな気泡があがり始める。限界に達し、千里は頭を大きく水の中で振り、ケンに押さえつけられた身体をバタバタと動かし、捩る。
 「あぁぁ、、、、、、ゴホッ、、、、、、ゲホッ、、、、、、、。」
 浴槽から身を引きずり出されたときには、千里は半分白目を剥いた状態で気を失っていた。


 「んんっ、、、、、、ッ!!」
 千里はベッドの上で、チクチクする痛みに目を覚ました。まだ身体は濡れており、両腕は後ろ手に拘束されている。そして、ゆっくりと見渡した両足は誰が縛ったのか、見事に両脚をM字型に開くように麻縄で縛り付けられていた。その両足の付け根の辺りに、男の頭がある。恐る恐るそこを千里がのぞき込む。
 「おっと、お目覚めかい?でも、動くんじゃないぜ?ちょっとでも動いて手元が狂うと、お前の大事な部分に傷がついちまうからなぁ!」
 股の間から顔をのぞかせたマサヒロが一瞬千里を見て、また股間に目を戻す。
 「ちょっと!!ヤメテよ、変態!!」
 そう吐き捨てた千里の目線の先には、シェービングクリームで真っ白になった自分の茂みと、それをナイフで刈り取っていくマサヒロの姿があった。その後にはビデオカメラを構えた、バーテン風の店員の姿が見える。何とか体を動かしてマサヒロから逃れようと思うのだが、千里の頭にさっきのマサヒロの言葉がよぎると、千里は体を動かすことをためらった。
 「ヤメテ!!何やってるのよ!!」
 何度も言葉を反復させるしか千里には許されることはなかったが、その間にも確実に千里の茂みは刈り取られていき、
 「さぁ、綺麗になったよ、、、。」
 というマサヒロの言葉と同時に、茂みに覆われていた千里の恥丘が露わになった。
 「あぁぁぁ、、、、、、。お願い、、、見ないで、、、、、、。」
 千里は晒された自分の秘所を見つめながら、小声で顔を赤らめて懇願する。が、無情にもビデオはそこに近づいていき、マサヒロの指先が露わになった丘の上を這い、そして中に入っていく。
 「きゃぁっ!!、、、ヤメテ!、、、、イタイっ!!」
 マサヒロの指先が千里の奥深くへと入っていくと、千里は声を上げる。
 「、、、、、、??ん、、、?お前、処女なのか、、、!?」
 マサヒロが千里に尋ねるが、千里は黙ったまま頬を紅潮させていた。そこにブリーフ一丁の姿になったケンとタケが姿を現すと、マサヒロは千里が処女であることを二人に知らせる。
 「ふ~ん、、、それは楽しみじゃねぇか!!」
 そう言って、口元を弛めると、ケンとタケはゆっくりと千里の乗るベッドへとあがっていき千里の身体を捉えると、ケンはベッドに仰向けに寝そべってブリーフを脱ぎ、その勃起したイチモツを千里に見せつけた。
 「イッ、、、イヤっ!!お願い、ヤメテっ!!!!」
 目に涙を浮かべ、必死にタケから逃れようとするが、タケの腕力と拘束された状態のせいで、千里は上半身を振るのが精一杯だった。どんなに暴れ、逃れようとしてもタケはそれを押さえつけ、今度は千里を持ち上げる。そしてついに、千里はケンの股間の上に馬乗りになった状態に据え付けられしまった。タケが背後から千里を再び抱きしめ持ち上げる。するとケンが自分の棹に手を当てて、それを千里の割れ目に向けてロックオンする。ゆっくりとその砲台に向けて千里の身体が降下していき、割れ目にそれが入っていくと、ケンは、
 「おぉぉ、、、、おぉっ、、、、、、、。」
 と、声を漏らし、千里は、
 「、、、ぁぁあぁ、、、ぃや、、、、、、あぁぁぁぁ、、、、、、!!!!」
 と、悲鳴を上げた。すると背後からタケが千里のブラウスを引き裂き、ブラをむしり取り、躍り出た豊満な千里のバストを力一杯揉み始め、同時にケンがゆっくりと、だが細かく腰ふり、ピストン運動を開始し始めた。
 「いやぁぁぁ~~~~っっっつ!!!ッタイっ!!やめてっ、もう!ァアァアアアッ!」 千里の知性的な、目鼻立ちのハッキリした顔が、皺だらけにくしゃくしゃに潰れていく。何の前戯も無く挿入された痛みは、まるで焼きごてを突っ込まれたように千里の股間から脳のてっぺんまで駆け上っていった。目尻から頬を涙が伝い、千里は髪を振り乱して突き抜ける痛みと格闘した。だが、今度は何かが左右に振っていた千里の頭の動きを止めた。恐る恐る千里は顔を上げる。
 「ひぃっ!!!」
 そこには真っ赤に充血したマサヒロの男性器が勢いよく姿を現していた。タケが背後から千里の顎を掴み、口を大きく開かせる。
 「、、、!!あがっ、、、ゃめぇ、、、あぁぁ、、、、、、、っん!!!!!!!」
 言葉を発そうとしたのもつかの間。千里の口腔にマサヒロのイチモツが滑り込む。そして千里の頭を掴んで大きく前後に動かすと、マサヒロは
 「ぉおぉお、、、、、、。おぁぁぁ、、、、ぁぁぁ、、、。」
 と、押し寄せてくる官能に声を上げた。次第に千里の下からのピストン運動がスピードを速めだす。それと比例するように、マサヒロのピストン運動も速度を増す。だが、先に限界に達したのはマサヒロの方だった。
 「ぉぉぉおおおお、、、イクぞ、千里っ!!!!!」
 そのせりふと同時に、千里の口の中に熱を帯びた白濁した塊がなだれ込み、千里はそれを吐き出そうとした。が、マサヒロは素早く千里の口を押さえつけると、自らが排出したものを無理矢理千里に飲み込ませた。
 「、、、げほっ、、、げほっ、、、!!!!」
 むせ返る千里に安堵の時間など無かった。
 「おおおおおぉぉぉぉぉ、、、、、、俺もイクぜぇ!!」
 千里の下から声がする。
 「いやっ!!ヤメテッッッ!!!!お願い、中には、、、ぁぁぁ~~~~、、、、。」   
 もはやどんな願いも通じなかった。千里の泣き声に混じった懇願も虚しく。今度はケンの熱い塊が千里の愛液と鮮血にまみれた陰唇の中へと入っていく。
 「なんで、、、、、、??、、、何でこんな事、、、、、、、、、、、、、?」
 ケンとタケに投げ出され、ベットに横たわった千里は、涙を流しながら、傍らで一部始終を見ていたエリに問いかけた。
 「何で??単純なこと!!私、千里が嫌いなの!いつも優等生で、頭ん中はガチガチのくせに男子からも女子からも人気があって、、、。それに加えて、メガレンジャーで、、、。私、見ちゃったのよ。千里がメガイエローに変身するところ、、、。」
 「だからって、、、こんな事まで、、、、、、?」
 千里は真っ直ぐに、だが涙でぼやけた視界でエリに話しかける。
 「どんな化け物と戦ってたって、所詮はただの女子高生じゃない!!だから、正義のヒロインが犯されるとこを見てみたかったのよ!!そして、千里っ!あんたの高校生活を壊してやりたかったのよっ!!」
 そう言うと、エリはベッドの下から何かを取り出し、笑いながら千里に話しかけた。
 「これ、なんだかわかる??」
 「ひぃっ!!!」
 エリが千里に向けてかざしたのは、透明なガラスでできた浣腸器だった。
 「いやっ!!!!!!!!」
 千里はベッドを軋ませながら身を捩るが、今度は男3人に押さえ込まれて完全に身動きがとれない。エリは千里の尻の穴に照準を合わせると、冷たい浣腸器の先をそこに差し込み、ピストンをゆっくりと押していく。
 「、、、っ、、、ぁぁぁぁあぁぁあぁ、、、ぅぅぅぅぅうううぅうぅぅっ、、、、、、、。」
 千里が声にならないくぐもった嗚咽を漏らすと、エリは勝ち誇った微笑みすら浮かべて、千里に話しかけた。
 「ほぅら、いっぱい入ったわよ。あなたのお腹の中に、、、。でも、まだ出すのはまってねぇ?タケがあなたのアナルに入れたいらしいから、、、ふふっ!」
 「!!!!ダメッ、、、そんなことしたらっ、、、、、、っ!!ぁぁ、、、ぁぁぁぁアアアアアアアアアァァァァっっっっっーーーーーーー!!!!」
 千里のアナルにタケの棹がすっぽりと収まる。そして激しくタケが腰を動かすたびに、千里は頭の中が真っ白になり、迫り来る便意と痛みに悲鳴を上げ続けた。そんな中で、一瞬タケの動きが止まると、タケは千里の耳元で、信じられない言葉を口にした。
 「俺、、、もよおして来ちゃった、、、。」
 その言葉に、千里の顔がさらに色を無くしていく。
 「、、、、、、やめてよ、、、??冗談でしょ、、、ねぇ????、、、お願い、、、ヤメテっ!!変態っ!!!!!、、、、ぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ、、、、、、、、、。」
 今度は千里の腹の中を撹拌するように、なま暖かい液体が千里の中に流れ込んでいく。タケは全てを千里の中にそそぎ込むと、千里を抱き起こして、ベッドの横に置かれた、簡易のおまるの上に座らせた。
 「さぁ、もう我慢しなくていいんだよ?全部出しちゃいなさいよ!?」
 エリが千里に、諭すような口調で話しかける。最初は堪えようとしていた千里だったが、次第に顔が紅く染まっていくと、我慢の限界を迎え
 「いやぁぁぁぁーーーーーーっっ!!見ないでぇぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!!!」
 と、悲鳴を上げると同時に、千里の尻からは液状になった排泄物が異様な臭いを放ちながら排出された。
 「あぁぁぁ、、、、もう、、、いやぁ、、、、、、、、。お願い、、、もう、やめて。」


 それから何時間経ったのだろう。千里は自宅でシャワーを浴びながら、今日の出来事全てを洗い流そうとしていた。だが、剃り上げられ露わになった秘所を見、そこにさわる度、忘れようとした悪夢が千里に襲いかかった。真っ暗になった自室に籠もる。そして、エリの言葉を思い出す。『どんな化け物と戦ってたって』自分は『所詮はただの女子高生』なのだと思い起こすと、自分がいかに弱いものなのかを痛感した。おもむろに月明かりに照らされた鏡に自分を映していた。


 雲の晴れない心のまま、千里は学校の校内掲示板に群がる、黒山の人だかりを見つめた。一日が過ぎても、心の傷は癒えないままだった。何の気無しに、掲示板を見つめる。その瞬間、千里は思わず悲鳴を上げそうになった。そこに貼られていた何枚かの写真は顔こそ写っていないが、諸星学園の制服を着た女のSEXシーンの写真だった。剃り上げられた股間。拘束された手首。尻に突き刺さった浣腸器の写真。そして見覚えのある背景。その写真の下には一言メッセージが添えられていた。
 『who is she? who is megayellow?』
 遠くからデジ研の仲間が駆け寄ってくるのが見えて、思わず千里は学園の外へと走り出した。

 そして、この写真を機に、『魔女狩り』の日々が千里を待っていることを彼女も知らなかった。