―第32話 『 最終決戦! 』―

遂にマーエンは、レスキューフォースとの最終決戦を決意する。
寿里に入れあげて仕事が疎かになり、全く役に立たない三幹部に対し、堪忍袋の緒が切れて大激怒したのであった。
このままでは地球と人類の滅亡計画は遅々として進まない。
その最大原因の寿里に怒りの矛先が向けられた。
寿里に対し激しい憎悪の念を抱いたマーエンは、彼女の残虐なまでの抹殺と、地球と人類の滅亡とを同時に果たす作戦を立て、それを自らの手で実行する為に実体を現した。
マーエンの実の姿は、両性具有の古代生物であった。

レスキューフォースが現着すると、マーエンは太古の昔から、共に地球を監視していたナノコンピューターの集合体であるバーツを東京上空に出現させる。その大きさは関東地方を丸ごと日陰にするほどの巨大な物体であった。
マーエンとバーツこそ、大淵を陥れてネオテーラを結成させ、地球滅亡と人類滅亡とを図った張本人なのであった。
東京上空に出現したバーツは、更に光の集合体を集め、自身と同じ規模の模造体を世界各地に出現させる。更にバーツはレスキューフォースに不穏な行動を取れば、全世界を同時に一斉攻撃すると警告する。
マーエンとバーツは地球と全人類を人質に取った。
その為に手出し出来ずに、対策に苦慮するレスキューフォース。
人々は大混乱して逃げ惑う。
その混乱の最中にマーエンは、自らの手で寿里を襲い、バーツ内に連れ去った。

バーツ内に浚われた寿里の姿が、空中映像に映し出された。
寿里は既にマーエンにより殴る蹴るの暴行を受けて、マーエンの足下に蹲っていた。
フェイスマスクは割れ、レスキュースーツのあちこちには亀裂が入り、そして、寿里の口元から流血しているのが、はっきりと映し出されていた。

「寿里!・・・ぅおぉぉぉぉぉぉぉぉ!・・・」
「寿里さん!」
「寿里―――ッ!」
「じゅ~り~~~・・・」

隊長は叫び、輝、響助、レイは絶句する。
レスキューフォースは益々手出しが出来なくなる。
寿里を簡単に殺してしまっては勿体無いと、全世界の人々が見ている前で屈辱を味合わせてから抹殺しようと、見世物のように陵辱してしまおうと考えていたマーエンは、股間から八本もの大蛇のように太い生殖器を出現させた。

「いやぁぁぁあああああああああああああああああああああああ~~~~~ッ!!!・・・」

寿里の四肢に一本ずつ生殖器が絡み付き、寿里は宙に吊り上げられ大の字にされてしまった。

「痛い・・・千切れる・・・」

寿里の腕と脚をもぎ取らんとするように、目一杯に引き伸ばす。

「キャハハハハハハハ!・・・お前達が愛する女が汚れて行く姿を見ちゃうのダーーー!」

そして、マーエンは両手でレスキュースーツの喉元を掴むと、肩から胸部に掛けて纏っている装甲部もろとも一気に引き裂いた。

バキッ!バキバキッ!ビリビリビリビリビリビリ――――――――――ッ!
「きゃあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!・・・」

中に着用しているインナーのタンクトップごと、レスキュースーツは股間に至るまで真二つに引き裂かれ、そこから寿里の白い肌が垣間見える。

(いやぁ~・・・仲間が見ている前で・・・世界中の人の前で・・・化け物に犯される・・・)

涙を溢れさせる寿里の股間には、狙いを定めた四本の生殖器が、号令が掛かるのを今か今かと待ち侘びて蠢いていた。

「キャハハハハハハハハ!・・・」

マーエンは引き裂いたレスキュースーツの胸元を掴んで広げ、寿里の白い乳房が露になる。

「くッ・・・」

寿里は思わず目を伏せ俯く。
寿里が陵辱されるその映像を、今は忸怩たる想いで眺めることしか出来ないレスキューフォース。石黒隊長は輝と響助にビーグルで、いつでも発進出来るようにスタンバイさせ、寿里の憐れな姿を見て半狂乱しているレイを抱き寄せていた。

「あぅッ!・・・いやだぁ~~~~~~~~~~・・・」

マーエンの手が寿里の乳房を鷲掴みにして、見せ付けるようにして揉み回す。

「キャハハハハハハハ!・・・どんな気分のダーーー?・・・みんなに見られて陵辱される気分は?・・・えぇ、R4よ?・・・キャハハハハハハハ!・・・」

寿里のお椀型の美乳は、グニャグニャになるほどに揉み潰される。

「いやッ!いやッ!いやッ!・・・寿里が何したって言うのよ・・・もう・・・やめて・・・やめてよ~~~~~~~~~~ッ!!!・・・」

寿里は悲痛な叫びを上げる。

「あぁぁぁ~~~~~~~~~~・・・」

寿里の言葉など聞く耳待たぬマーエンは、真っ赤になった乳房を揉むのを止め、両の人差し指を寿里の乳首の先端にあてがい、グリグリと押し込み、そして回した。

「可愛い顔して、いやらしい女なのダー!・・・こんなに乳首を勃起させているなんて!」

「いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~・・・」

これ見よがしにマーエンは、全世界に聞こえるように声に出すと、寿里の乳首を根元から摘み上げて中身を搾り出すように扱いた。寿里は全身を震わせて、煌びやかな甘美な声を上げてしまった。

(だめ・・・逝っちゃう・・・このままじゃ・・・逝っちゃう・・・)

感じ易く、敏感過ぎる体から快楽を受け入れるように誘われるが、寿里は必死で我慢して、その誘いを拒み続ける。しかし、マーエンの責めは尚も続く。
寿里を衆人の前で汚す為に。
この世の中で一番腹立たしい女を地獄へ堕とす為に。

「いや!・・・いや!・・・いやぁ~~~・・・あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

執拗に乳首を責められた寿里は、遂に耐え切れずに絶頂に達してしまった。

「キャハハハハハハハハ!お前達が愛する女は、この有り様なのダー!・・・R4は実は淫乱な女なのダー!・・・キャハハハハハハハ!・・・」

寿里はガックリと頭を垂れていた。

(あたしのことなんか、どうでもいいから・・・早く攻撃して・・・あたしもろ共・・・マーエンを消滅させて・・・このまま・・・こんな奴に犯されたくないよ・・・)

寿里は絶望感を募らせる。
バーツ内にあるモニターには、寿里の陵辱される姿を空中映像で観て、興奮して大喜びしている野次馬達の姿を映し出していた。
その映像が益々寿里の絶望感を大きくしていた。
寿里にとってはモニターに映っている、その野次馬達だけが世界の全てだと思い込まされている。

「あ!?・・・」

マーエンの右手が乳房から離れて、肌に触れたまま下がって行く。

(やめて・・・やめて・・・そんなこと・・・しないで・・・)

次に何をされるのか悟った寿里だったが、その手を遮る手立ては何も無い。

「じゅり――――――――――――――――――――ッ!」

レイの絶叫がこだましたとき、

「いやあああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!・・・」

寿里もまた、破滅的なまでの叫び声を上げた。

ズプゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!

マーエンの中指と人差し指と薬指が、寿里の肉壺に侵略を果たす。
長く、太く、ゴツゴツとした指の全てが肉壺に埋没する。

「いや!・・・いや!・・・やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえッ!・・・いやぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああ~~~ッ!!!・・・」

寿里は宙を見上げ、体全体が弓なりに仰け反って泣き喚いた。

「キャハハハハハハハ!・・・指が3本も簡単に入ったのダー!・・・やはり、この女、R4は相当な淫乱女だったのダーーーーーッ!!!」

寿里の肉壺から水飛沫が舞い散るほどに、マーエンは激しく指を掻き回す。

「いや!・・・いや!・・・あ!・・・だめッ!・・・だめッ!・・・だめぇ~~~~~~~~ッ!・・・」

大切であり、デリケートな肉壺を乱暴に扱われても、寿里の体は悦楽の境地に達しようとしている。

「キャハハハハハハハ!・・・皆、見ておくのダーーー!!!・・・淫乱女の証明をしてやるのダーーーーーッ!!!」

滴る水の音が大きくなると、マーエンは更に力を込めて掻き回した。

「んんん~~~~~~~~~~ッ!・・・」

寿里は悦楽に達することと、更に恥辱を晒してしまうことを嫌い、歯を食い縛って耐えようとしたが、その想いは儚く砕かれる。

「だめぇ~~~~~~~~~~・・・だめぇ・・・あんッ!・・・ぁあッ♪・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~んッ♪・・・」
プシュウッ♪・・・プシュウッ♪・・・プシュワァ~~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・

間欠泉の如く、寿里の肉壺から大量の潮が噴射した。

(・・・あ、あぁ・・・潮吹きまで・・・)

寿里は再び大きくうな垂れてぐったりとする。

「凄げーーー!潮噴いたぁ!」
「正義のヒロインの大量潮吹きサイコーーー!」
「俺もやりてぇよーーー!」

全世界の無責任な野次馬の声が、モニターから寿里の耳に入る。
レイと石黒隊長はコアエイダーの中で、輝と響助はビーグルの中で、映像からは目を伏せてはいたが、寿里の悲鳴が耳から入り、怒り狂いそうになっていた。

「キャハハハハハハハハ!・・・淫乱女と証明してやったのダー!・・・キャハハハハハハハハ!・・・キャハハハハハハハハ!・・・」

マーエンの高笑いは止まらない。

「見るのダーーー!・・・私の手を!!!」

マ-エンは寿里の肉壺から指を引き抜くと、映像に映し出されるように差し出した。
指から手に掛け、そして、腕にまで寿里の甘い蜜が纏わり付き、三本の指先から蜜がポタポタと滴り落ちている。

「キャハハハハハハハ!・・・キャハハハハハハハ!・・・」
ズブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!
「いやぁ~~~~~・・・もう、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえッ・・・」

高笑いを続けるマーエンは、再び寿里の肉壺に指を侵略させる。
今度は四本も。
寿里も再び泣き叫び、宙を見上げ、胸を突き出すように弓なりに仰け反った。

「あぅッ・・・いやぁ~~~・・・」

突き出してしまった胸をマーエンは鷲掴み、中指と人差し指の間で乳首を摘み上げると、それを扱き、そして、乳房を揉みたくった。
肉壺に侵略した四本の指も暴力的に掻き回す。
寿里の体を破壊するように。
寿里の心を崩壊させるように。
寿里という存在を、この世から抹殺する為に。

「んぐッ・・・あひゃぁ~ッ・・・うぐッ・・・あ・・・あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~んッ♪・・・」

プシュッ♪・・・プシュッ♪・・・プッシュワァ~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・

「キャハハハハハハハハ!・・・キャハハハハハハハハ!・・・キャハハハハハハハハ!・・・」

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!・・・

寿里が何度も達して、何度も大量の潮を噴出させても、マーエンは寿里を休ませることなく、高笑いを上げながら暴力的に肉壺を掻き回して、寿里の全てを破壊する為に弄んだ。



「キャハハハハハハハ!・・・果てしなく潮を噴くのダーーー!・・・どうしようもない淫乱女なのダーーーーーッ!!!・・・キャハハハハハハハハハ!・・・」

「あぁぁぁ~~~ッ・・・もう赦してぇ~~~・・・んッ!・・・んッ!・・・やぁ~~~~~ッ・・・」
ブシュッ♪・・・ブシュッ♪・・・ブシャア~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・

あれから寿里はマーエンに嘲笑われながら、幾度と無く潮を噴出させられた。
意識は朦朧として体に力は入らない。
瞳の力も微かしか無く、今にも消え入りそうになっていた。

ズボッ!
「んッ!・・・」

嘲笑っていたマーエンが指を引き抜くと、寿里は低い呻き声を発して、体が波打った。

(はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ッ!!!・・・痛い・・・何?・・・体が締め付けられる・・・)

大きくうな垂れている頭を出来得る限り動かして、体の異変を確かめようとする。しかし自分の意思では、ほとんど動かない。仕方ないので視線だけで追ってみる。

(ひッ!?・・・)

両手首、両足首を拘束していた生殖器が、腕と脚に巻き付きながらせり上がっていた。
そして、股間を覗いていた四本の内二本の生殖器も、寿里の腰に巻き付いた。亀の頭のような生殖器の先端からは、粘り気のある分泌液が出ているようで、オレンジ色のレスキュースーツが光沢を帯びている。

(犯される・・・8本の生殖器で・・・世界中の人が見ている前で・・・犯されるんだ・・・)

逃げ出すことが不可能な寿里は、犯されるのみの状況になった。

「R4、あれを見てみるのダーーーーーッ!!!」

寿里の顔を掴み上げて、マーエンはモニターを見せ付けた。
そこには心無い全世界の野次馬達が「早く犯せ~!」、「やっちまえ~!」、「バッチシ見せてくれ~!」等と、口汚く叫んで喜んでいる姿が映っていた。

「キャハハハハハハハ!・・・全世界の人間が望んでいるように犯してやるのダーーー!・・・淫乱のお前の本性を、もっと晒してやるのダーーーーーッ!!!・・・」

寿里が陵辱される姿を喜んで見ている者など、実は皆無だった。
その映像はレスキューフォースの隊員と世界消防庁の幹部と一部のスタッフしか見ていなかった。
マーエンは映像を捏造して、寿里の精神を確実に追い詰めていた。

(いや・・・いや・・・いやだ~~~・・・世界中の人に見られて犯されるのなんか、やだ!・・・やだ!やだ!やだ!やだ!・・・)

効果は覿面だった。
寿利は精神が崩壊する一歩手前にまで追い詰められていた。

「いや~・・・いやぁ~・・・やめて・・・お願い・・・やめて~~~・・・」

くしゃくしゃの泣き顔の寿里だったが、涙は枯れ果てて一滴も溢れずに懇願を繰り返す。

「キャハハハハハハハハ!・・・キャハハハハハハハハ!・・・」

高笑いを続けるマーエンの生殖器が、寿里の腕と脚と腰とを絡み終えた。
腕に絡み付いた生殖器が寿里の顔を見上げ、その先端からは先走った分泌液が零れ、まるで涎を垂らしながら寿里を嘲笑っているようだった。そして、脚に絡み付いた生殖器は肉壺を覗き、腰に巻き付いた生殖器は一方は下腹部に垂れ、もう一方は臀部に垂れて、そして残りの二本も肉壺を見上げて、それぞれが舞い踊っているようだった。

(うぅ・・・体が・・・動かされてる・・・)

脚を締め付けていた生殖器が寿里の膝を曲げて、そして、脚を広げて行く。

(あ・・・やだぁ~・・・そんなのやだぁ~・・・)

寿里の体勢が屈まされて行く。

「いやぁあ―――――――――――――――――――――――――――――ッ!!!・・・」

映像から劈くような悲鳴が上がったとき、寿里は幼児が抱っこされて用を足すような格好にされてしまった。しかも股間を極限にまで広げられ、腰も前に突き出されて、濡れそぼった肉壺と秘穴を晒した。

「キャハハハハハハハハ!・・・なんて滑稽な姿なのダーーー!・・・キャハハハハハハハ!・・・さぁ、淫乱女が喘ぐ姿を見ちゃうのダーーーーーッ!!!・・・」

寿里の股間を露にしたマーエンは陵辱の開始を宣言すると、まず寿里の乳房を再び鷲掴みにして揉み回し、乳首を弄ぶ。

ズリュンッ!!!

そして、腰に巻き付き下腹部に垂れていた生殖器が、勢い良く肉壺の中に飛び込んだ。

「あ゙ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~・・・(太・・・い・・・)」

寿里はビクンッ!と体を痙攣させ、同時に飛び込まれた衝撃で頭が背後に持って行かれる。

「キャハハハハハハ!・・・あんたの大好きなペニスなのダー!・・・気持ち良いだろう?・・・もっと突き立ててあげるのダーーーーーッ!!!」

ヌリュンッ!
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~・・・」

次は秘穴に突き立てた。
寿里は前後を二本刺しにされ悲鳴を上げると、今度は頭を大きくうな垂れるまでに持って行かれる。

「キャハハハハハハ!・・・まだ許さないのダーーー!・・・キャハハハハハハハハ!・・・」

ズボォ―――ッ!
「あぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~ッ・・・」
ズプゥ―――ッ!
「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~ッ!・・・」
ジュブ―――ッ!・・・ジュボ―――ッ!・・・
「ぴぎゃ、ぎゃッ・・・びぎゃああああああああああああああああああああああああッ!・・・」

あろうことかマーエンは、人間の腕の太さ程ある生殖器を三本ずつ、寿里の肉壺と秘穴に突き立てた。
寿里は細身の体の中に極太な六本もの生殖器に侵略されてしまった。
寿里の体はプルプルと小刻みに震え、頭の先からつま先まで、そして、頭の中まで痺れて麻痺しようとしていた。

(あ・・・あ・・・凄い・・・)

全身が痺れてしまった。
その為に、寿里の全てが麻痺し、快楽に浸り、そして、意識が別世界に飛んで行ってしまう。
サーン、シーカ、そして、コアエイダーとの激しいセックスに慣れ親しんでいた心と体が、快楽を受け入れてしまう。
憧れていた未知なる快楽の楽園の入り口の扉に、寿里は手を掛けた。

しかし、
「だめぇ~~~~~ッ!・・・動かさないで~~~~~~~~~~ッ!・・・」
埋め込まれた六本の生殖器が、体内で暴れ始めると寿里は現実に引き戻された。

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ~~~~~・・・」

寿里の痩身の腹部が異様な形状を象って盛り上がる。
凶悪なまでに暴れ回る生殖器に押し出されて。
狭い直腸も押し広げられ、そこからビリビリと電流が流れ出るような刺激が齎される。
暴れ回り、抜き差しを繰り返し、踊り狂う生殖器が寿里の甘い蜜を纏い、水飛沫を巻き上げて、そこここに撒き散らす。

「あ゙ぁ~・・・あ゙・・・あ゙・・・あ゙・・・あ゙ぁ~・・・」

ビクンッ!ビクンッ!と体が波打つ度に無意識に声が漏れる。

(だめッ・・・逝っちゃう・・・世界中の人に見られてる前で・・・逝っちゃう・・・)

体内をおぞましく暴れ回る生殖器の動きに、寿里は享楽の世界に誘われようとしていた。
自身の淫らな姿が見られてしまう。
隠していたい性を見られてしまう。
本当に愛する者にしか見せたことの無い姿を見られてしまう。
白木寿里と言う人間の本性を見られてしまう。
その姿だけは隠し続けたかったが、もう限界だった。
寿里は遂に未知なる快楽の楽園の扉を開け放った。

「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあッ♪・・・」

煌びやかで、艶やかで、甘い声を寿里は奏でる。
その声を聞いて生殖器自身も、寿里の体内で小躍りするよう大乱舞する。

「キャハハハハハハハハ!・・・キャハハハハハハハハ!・・・出ちゃう!・・・出ちゃう!・・・出ちゃうのダーーーーーーーーーーッ!!!」

徹底的に寿里を蹂躙するマーエンにも、クライマックスが訪れようとしていた。

『やだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~ブシュッ!・・・プツンッ!・・・ザ―――――――・・・』

映像の中の寿里の絶叫が突然途絶えた。
レスキューフォースの面々は、突然に音声が途絶えたことで何が起こったのか分からずに、思わず伏せていた顔を上げて映像を見た。

「じゅりぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!・・・」

「!・・・」

レイは寿里の姿を見て錯乱したように泣き叫び、石黒隊長、輝、響助は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。
映像にはマーエンの緑色掛かった精液塗れになっている寿里の姿が映し出されていた。
しかも生殖器は寿里の体内に埋め込まれたままで、そこからはボタボタと精液が溢れ返っている。そして、フェイスマスクも可憐な顔も、精液で汚されていた。
寿里は大きくうな垂れ、体は痙攣を起こしている。
対してマーエンは大笑いを上げている。
その音声の無い映像を、ひと目見ただけで寿里が中出しされたのは明白だった。

(逝っちゃった・・・中に出されて悦んでいる姿を・・・世界中の人に見られちゃった・・・)

寿里は絶頂に達するときに、一際甘ったるい大きな声を出していた。
マーエンの性技に堕ちて自身の本当の姿を、淫らな姿を見られてしまった。
例え助け出されたとしても、寿里は戻る場所が無くなったと思った。
しかし、実際はマーエンが射精した所で、音声が途切れていた。
マーエンが噴出させた精液が余りにも大量過ぎた為に、溢れ返った精液が音声収録機器に大量に付着し、それを故障させていたのだった。
そのことに寿里もマーエンも気付いてはいなかった。

「キャハハハハハハハ!・・・中に出された気分はどうだったのダー?・・・もっと、お前を世界中の人間が見ている前で汚してやるのダーーーーーーーーーーッ!!!」

「あ・・・あ・・・あ・・・い、いやぁあああああああああああああああああああああああッ!・・・」

マーエンが尚も陵辱を再開する。
寿里の中に侵略している三本ずつの生殖器が互いに絡み合う。
自分の中でモゾモゾと動く生殖器に、寿里は再び享楽を覚える。
絡み合った三本の生殖器が一本の極太のペニスのようになった。
三つ編みに結われた髪のように。

「あぁぁ~~~~~ッ・・・だめぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッ!・・・」

その生殖器が蠢き、抜き差しを始めると、寿里は再び甘い声を上げてしまう。
異常なまでの快楽が全身を包もうとする。

(あぁ・・・もう・・・だめ・・・感じちゃう・・・気持ち良すぎちゃう♪・・・溺れちゃいたい♪・・・)

その爆裂的なまでの異常な快楽が、全身を覆い尽くすと寿里に変化が現れた。
全世界の人々に六本もの生殖器を体内に埋め込まれ、陵辱されている姿を見られていると思った寿里の理性が崩壊したのだった。
壊れてしまった寿里は、自身も快楽を貪ろうとする。

「凄い♪・・・凄いよ♪・・・気持ち良すぎるよおおおおおおおおおおおおおお~~~ッ♪・・・
サーンとシーカより力強いのッ!・・・コアエイダーよりも暴れ回るのッ!・・・こんなの・・・
こんなの始めてぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♪」

とうとう寿里は悦びの声を上げてしまった。

「キャハハハハハハ!遂に本性を晒したのダー!・・・キャハハハハハハハ!・・・」

その光景はバーツから発せられる映像で、寿里の淫らな姿を映し出していた。
マーエンとの激しいセックスを愉しんでいる寿里だったが、その姿は音声が聞こえない為に嫌がり、苦しみ、泣き叫んでいるように映っていた。
R4が目の前で化け物に陵辱されているのに、傍観する術しかないレスキューフォース。

「隊長~~~!寿里が~、寿里が~・・・あんな酷い目に遭っているのに助けないんですか~~~~~~~~~~?・・・寿里が可哀想です・・・可哀想すぎます・・・早く、助けて上げないと・・・助けて上げましょうよ~~~!・・・寿里~~~・・・」

仲間であり親友の寿里が受けている惨い仕打ちを見るに耐えられずに、レイは泣き崩れる。

「輝~!響助~!出撃命令を出すまでは我慢だ!我慢しろ――――――――――ッ!・・・但し、いつでも全機出撃出来るようにスタンバッておくんだぁ!!!」

ワナワナと怒りに震えながらも冷静に指示を出す隊長は、泣き崩れているレイの肩に手を置き抱き締める。

「寿里さぁ~~~ん、助けますからね・・・絶対・・・助けてみせますからね・・・」

「輝~~~!!!泣くなぁ!・・・発進準備を整えておけぇ~~~ッ!!!(寿里・・・死ぬなよ・・・死なないでくれ~~~!)」

輝は発進準備を泣きじゃくりながら行い、響助は輝を叱咤激励し続ける。
尚も寿里は、マーエンの複数本ある大蛇のような極太ペニスで前後の口のみならず、上の口をも犯され大量の精液を膣内に口内に、そして、全身に浴びせられる。

「いやぁ~~~~~~~~~~~ッ♪・・・やめてぇ~~~~~~~~~~~~~~ッ♪」

「キャハハハハハ!・・・この女の悶え悦んでいる姿を見ちゃうのダーーー!」

「あぁ~~~~~~~ッ♪・・・あんッ♪あんッ♪あぁぁぁ~~~~~~~~~~ッん♪」

「ドンドン注ぎ込んじゃうのダーーー!・・・キャハハハハハハ!」

「だめぇ~~~~~~ッ♪・・・あ・・・あッ!・・・そんなに、中に出さないで~~~~~♪」

「あたしの子供を孕むのダーーー!・・・キャハハハハハハ!」

「やめて・・・妊娠しちゃう~~~~~~♪赤ちゃんが出来ちゃう~~~~~~~~ッ♪」

「とことん汚れた淫乱女なのダーーー!・・・キャハハハハハ!」

「逝っちゃう♪・・・逝っちゃう♪・・・逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうッ♪・・・あああぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~んッ☆☆☆☆☆・・・

マーエンの爆裂的な陵辱に、寿里は悶え喜んで、悦楽を貪る。

だが、愛しの寿里のあまりの惨状に映った、バーツ内に軟禁されていたマール・サーン・シーカは激怒して、軟禁されていた牢獄からの脱出にようやく成功する。
そして、寿里が取り上げられていたブレイクハンマー、ブレイクアックス、ブレイクピックを手に取ってマーエンを背後から襲い、フルボッコする。
そして、絡みついた生殖器を丁寧に解いて寿里を助け出し、共に海面に向けて脱出した。

「あんた達―――ッ!寿里様だけは守るのよ―――――――――――――――――ッ!」
「もちろんザンス―――――――――――――――――――――――――――――ッ!」
「了解でゴンス――――――――――――――――――――――――――――――ッ!」

ヒュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ―――――――――――――・・・・・・・ボシャンッ!・・・

突然に寿里が陵辱されていた空中映像が途絶えると、すぐさま三つの物体に庇われながら海面に落下する寿里をレスキューフォースは認識する。
それと同時にバーツの唯一の攻撃ポイントが本部の総司令と研究員から入り、レスキューフォースは一斉に全ビーグルが合体して出撃した。
マーエンとバーツは、全ビーグルが合体したグレートゴッドストライカーのスーパーファイナルレスキューと、輝の機転によって、共々爆鎮され跡形も無く消滅した。
マーエンとバーツが消滅すると同時に、世界各地に出現していた多数の模造体も全て消失する。
戦いはレスキューフォースの完全勝利で決着した。

寿里はボロボロに引き裂かれたレスキュースーツから白い柔肌を露出して、一人海岸に横たわっている姿を、いち早く自ら行動したコアエイダーに発見され、泣きじゃくるレイと股間をもっこりさせている石黒隊長に保護された。
大量の精液を浴びせられ、注ぎ込まれ、精液塗れになっていた寿里の体は、海と波によって綺麗に洗い流されており、夕日を浴びてキラキラと光り輝いていた。

(マーエンに犯されている姿をみんなに見られた・・・・・・化け物に犯されている姿を・・・あんな恥ずかしい姿を・・・見られた・・・・・・なのに・・・凄い興奮しちゃった♪・・・もっと・・・もっと・・・欲しかったな☆・・・もっと!もっと!犯して欲しかったな☆☆☆・・・)

寿里は犯されている姿を世界中の人々に見られたことに異常に興奮し、本能の命ずるまま悶え悦んでいた自分を発見した。
そして、マーエンから解放されても、まだもの足りないと不満を感じている自分をも発見した。
寿里は自分の中に淫乱性が確実に存在すると自覚したのであった。

                                     つづく