『波乱のデビューイベントの巻』

寿里が誘拐されてから八日目の朝を迎えた。
この七日間というもの、寿里は、菱形達と彼らが使用する玩具に犯されていた。
しかも睡眠時間と入浴時間との休息は与えられてはいたが、それ以外の時間はみっちりと犯されていた。
菱形達は、憧れの女性であった寿里を陵辱しているという事実に酔い、そして、その女性が実は自分達を騙していたという事実に怒りを覚えて暴走していた。
それ故に菱形達は勢いに任せ、常軌を逸するように寿里を犯していた。
しかし、菱形は七日間、他の会員達は六日間も寿里を犯し続けていたことで、その都度精液を放出していたことで、いくら若いといっても流石に皆が皆疲れ果てていた。
それでも寿里を陵辱したい気持ちは一切萎えることはなく、その感情は止まることを知らずに益々燃え盛っていた。

「今日、どうする?・・・」

赤岩が独り言を呟くようにして口火を切った。

「どうするって?・・・どうします?・・・」
「さすがに出なくなってきたしなぁ・・・」
「擦り切れそうだし・・・」
「でも・・・まだまだ犯りたいっす!・・・etc.etc.・・・」

それから菱形を除く会員達は顔を見合わせて、これからのことを相談する。
出ている条件は「今は休憩しないとセックスは無理!」、しかし「寿里を陵辱したい!」の相反する二つであり、この条件の中から最善の答えを見つけ出すことだった。
ああでもないこうでもないと意見を交わす。
その当事者である寿里は、床の上で身動きひとつせずに精液塗れになって眠っていた。
そして、菱形は皆の輪から離れて、一人静かにホットコーヒーを片手にして寿里を眺めていた。

「そうだ!・・・これだ!・・・ゴニョゴニョゴニョ・・・」

菱形が何かを思いつき、会員達の輪の中に飛び込んで、その計画を提案する。

「いいねぇ!・・・それ採用!」

赤岩が相槌を打って、全員が賛成の拍手をする。

「じゃあ、僕が寿里ちゃんを起こすから、みんなは準備して!」

菱形が音頭を取り、他の会員は部屋から出て行った。

「寿里ちゃん、おはよう!・・・朝だよ、起きて!・・・」

菱形の声と肢体を揺り動かされて、寿里は目覚めた。

「ん・・・おはようございます・・・」

「寿里ちゃん、今から出掛けるからお風呂入って来て!・・・着替えは脱衣所に置いておくから、それを着て!・・・時間は・・・そうだなぁ・・・90分くらいでね!」

この一週間の監禁生活で、寿里は菱形に従属を誓っていることもあり、彼に命令された通りの行動を取っていた。
もはや寿里には、脅迫されている証拠を探し出す余裕など皆無に等しく、ただただ菱形達に犯される日常を繰り返していた。
今も寿里は、陵辱し尽されて異様に重たく感じる肢体を引き摺って、風呂に浸かっていた。
無理な姿勢で責め続けられて、凝り固まった肢体を丁寧に揉み解す。
そして、入浴を終えると脱衣所に用意されていた服に着替えた。
一週間振りに身に付けることを許された衣服だった。
しかし、その服を身に付けた寿里は、それがあまりにも窮屈だったことに驚いた。
もちろん菱形達は態とそうしたのであった。

(タンクットップが体に張り付く・・・胸の形も丸分かりだし、乳首も映っちゃう・・・スカートの丈も短すぎる・・・しかもノーブラにノーパンだなんて・・・)

寿里は戸惑いつつ着替えを終えて、浴室から出て来た。
準備に出て行っていた会員達は、それを終えて全員が戻っていた。
会員達は寿里がノーパンだと知っているので、下からマイクロミニのスカートの中を覗き込もうとする。
恥ずかしさのあまり、それを阻止しようと寿里は、スカートの前後の裾を掴んで押さえ付けた。が、その仕草に、余計に興奮した会員達に手を取り押さえられ、スカートを撒くり上げられて局部をマジマジと覗かれた。
この男達に数知れぬほど犯され、肢体の隅々まで見られてはいたが、覗かれるという行為に寿里は恥ずかしさを感じて俯いてしまう。
その姿に会員達も覗き行為を楽しんで大はしゃぎしていた。

「さ!みんな、行こうか!」

ほどなくして菱形が出発の合図を出した。
それを聞いた会員達に押し出されて、寿里は不安な面持ちで久々の外の世界に出掛けることとなった。
会員達に促されて車の後部座席に乗り込んだ寿里は、待っていましたとばかりに会員達に、肢体を押さえ付けられる。そして、脚を掴まれて大きく股間を広げられた。
ショーツを穿かせてもらっていない為に、パックリと開いた寿里の局部が現れた。
そこにすかさず菱形が、その開いたヴァギナに特大サイズのバイブを突き刺した。

ズボッ!・・・ヴオンッ!ヴオンッ!ヴオンッ!ヴオンッ!ヴオンッ!ヴオンッ!・・・
「あッ!・・・あぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

寿里の嬌声を聞いて、緑川は車を発進させた。



目的地に着くまで寿里は、菱形達に散々バイブとローターで弄ばれた。
一時間余り経ち、ようやく車は目的地である日曜日の繁華街に止まった。

「さぁ、寿里ちゃん!車から降りてお散歩しようか!」

バイブ責めを受け続けてグッタリとしていた寿里は、黄山が改造した携帯型音楽プレイヤーとイヤホンを受け取った。
寿里は朦朧としながらもそれを手にして、イヤホンを耳に付けて車から降りた。
イヤホンからは音楽が流れてはいるが、菱形からの命令も聞こえるようになっていた。
そこから聞こえる菱形の命令に従う寿里は、雑踏の中を、息を潜めて歩み始めた。
道行く人々の視線が胸に突き刺さる。
それでも寿里は、何食わぬ顔をして歩みを止めなかった。
勿論寿里はノーブラでいることは恥ずかしかったが、それにもましてショーツを履いていない事実が露見してしまうことに恐怖を感じていた。
スカートの両裾をそっと掴んで、捲くれ上がらないように恐る恐る歩いていた。
歩いている最中、ショップの店員やチラシを配布している人達に声を掛けられる度に、ノーパンがバレたかと思い冷や汗が出る。通り過ぎる人達の話し声が耳に入る度に、それがバレたかと思いビクついてしまう。
「目立たないようにしないと」と、考える度に頭がおかしくなりそうになった。

(寿里ちゃん!その広場の噴水の所に座ろうか)

十数分歩いた辺りで菱形からの命令が入った。
寿里は歩くのが止められると思い安堵するが、その座る場所を見つけて再び冷や汗が出た。
そこは大勢の人達が往来するすぐ側で、しかも広場には多くの人が歓談していて、今となんら状況が変わらないのである。
「歩かないだけましかな?」と寿里は思い直して、その広場まで歩いてベンチに腰掛けた。
分かっていたことだが、座ってみると改めてスカートの短さに驚いた。

(やだッ!座ったら中が見えちゃう!・・・それにお尻も見えそう・・・)

もう気が気でない。

(寿里ちゃん、太股が綺麗だね~~~!・・・もっと脚を見せて!・・・そうだ!・・・脚組んでみよっか!)

その言葉を聞いて緊張が走った。

(脚なんか組んだら絶対見えちゃう・・・でも・・・でも・・・)

命令された通りに脚を組むしかなかった。
もう、いつバレてしまうかと、寿里の頭の中はそれしか考えられない。
自分の周りにいる全ての男達の視線が気になってくる。
ここにいる全ての人達に、スカートの中を覗き込まれている感覚に陥る。
「気づかないで!」と思う度に、寿里は余計に周りにいる全ての人達の視線が気になる。
寿里の前で人が一瞬でも立ち止まるだけで、その人の視線が気になる。
真綿で首を絞められるように、じわじわと襲ってくる羞恥責めに、考えられないことに寿里は徐々に快感を覚えてしまった。

(ここに来るまで散々逝かされてきたから、肢体がおかしくなってる・・・何にもされてないのに感じてきちゃう・・・それに濡れてきてるし・・・体が熱くなってきた・・・)

居ても立っても居られない気持ちで、寿里は長時間そこに座っていた。

(寿里ちゃ~ん、戻ろっか!)

菱形の声が聞こえた。
やっと終わったと安心した寿里は、大きく息を吐いてから立ち上がって、その場を立ち去った。
来たときと同じように車までの数百mの道のりを、時間を掛けて慎重に歩いて戻った。

「いやッ!?・・・」

車に戻った寿里は、いきなり菱形に押し倒されて脚を広げられた。

「寿里ちゃんはホントにドスケベな女だな!・・・街中を歩いただけで濡れ濡れになってるじゃん!」

その言葉を聞いた他の会員達は一斉に嘲りの声を、恥ずかしさが一杯で顔を背けたままの寿里に浴びせた。

「ひゃあッ♪・・・」

寿里の濡れそぼった割れ目に沿って、菱形は亀頭を押し付けて何回も何回も擦りつけながら往復させる。

「あッ♪・・・っはぁッ♪・・・っあぁッ♪・・・」

寿里のヴァギナとクリトリスを亀頭が通り過ぎていくたびに、寿里は吐息を漏らし肢体がビクン!ビクン!と激しく痙攣を起こしてしまう。そして、ヴァギナからは益々甘い蜜が溢れ出てきて、陰唇を滑らせてテカらしていた。

「どうしたの?・・・こんなにオマンコをひくひくとさせて?・・・これが欲しいの?・・・」

厭らしい笑顔を浮かべて菱形は寿里に尋ねて、その行為を繰り返す。
先程まで自分の恥ずかしい場所を衆人に覗かれていた感覚に陥り、倒錯した快楽に身を堕としていた寿里は、昂ぶってしまった肢体を鎮めて欲しいと思った。しかし、はしたない考えを一瞬でもしてしまった自分を恥じるかのように、寿里はイヤイヤと頭を左右に大きく振り続けた。

「ちッ!・・・何、いっちょ前に我慢してんだよ、この変態女が!」
ズブッ!ズブズブズブズブズブズブズブ・・・

しかし、その態度が気にいらない菱形は。嘲りの言葉は吐いてペニスを叩き込んだ。

「んぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

正気を保とう、理性を保とうとしていた寿里の意識は、ペニスを挿入されたことで、淫らな快楽の世界に引き摺り込まれた。

スパンッ!スパンッ!スパンッ!スパンッ!スパンッ!・・・
「あぁ~ッ♪・・・あぁ~ッ♪・・・あぁ~ッ♪・・・」

寿里は快楽の荒波に、抗うことも出来ずにたちどころも無く流されて、溺れてしまう。

「あぁ~ッ♪・・・あぁ~ッ♪・・・逝っちゃうッ♪・・・あぁ~ッ♪・・・逝っちゃう~~~ッ♪・・・!!!・・・」

しかし、寿里が絶頂を迎える間際で、菱形は突然ペニスを引き抜いた。
初体験を済ませるまでは、あれほどまでにおどおどとしていた菱形は、寿里の手ほどきを受けて初体験を済ませからは、今では別人かと見違えるまでに成長していた。
菱形に良いように操られて、もどかしい表情を浮かべる寿里の顔色を、菱形は観察するように眺めている。

(そこまでするなら逝かして・・・このままだったら頭と肢体がバラバラになっておかしくなっちゃう・・・)

菱形は寿里の顔を見て、再び厭らしい笑顔を浮かべた。

「さぁ、寿里ちゃん・・・次はこれを付けようか!」

菱形は青木からローターを受け取り、寿里のヴァギナの中に埋め込んだ。

「はぁッ!」

「1個だけなんて、淫乱な寿里ちゃんは満足出来ないでしょ!」

「あぁ~ッ!・・・あ、あぁ~~~ッ!・・・」

一個、また一個とローターを埋め込む。
寿里の中にローターを三個埋め込んでも物足らないのか、菱形は四個目をクリトリスにあてがいガムテープで貼り付けた。

「寿里ちゃん、これ穿いて!」

紐状のショーツを差し出す。
寿里はローターを装着したまま、その前も後もT状のショーツを穿く。が、これもサイズが異様に小さい。その為に、腰紐をどこで結んだら良いかと悩んだ寿里は、まごついてしまった。

「・・・あぁ~もぉッ!これは、ここで結ぶんだよ!」

菱形がいきなり腰紐を奪って、腰骨の上で簡単には解けないようにきつく結んだ。

「んッ!・・・」

両方の腰紐を結ばれたことでショーツが股間に食い込み、全てのローターを固定してしまった。
寿里は目眩を感じて、今にも倒れそうになった。

「さぁ、寿里ちゃん・・・もう一度、さっきの噴水のベンチまで歩こうか!」

菱形が命じる。
菱形に命じられた以上、従わなくてはならない。
朦朧としながらも寿里は車を降りようとする。

ゥィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!

「はぁぁ~~~ッ・・・」

菱形が四個のローターのリモコンのスイッチを同時に入れたことで、寿里は腰が砕けたようになって、しゃがみ込んでしまった。

「寿里ちゃん、たまにスイッチ入れるから注意するんだよ!・・・人混みの中で喘いだら、みんなにローター突っ込んだまま散歩している変態女だってことがバレちゃうよ!」

その言葉を聞いて会員達は皆ゲラゲラと笑いだした。
スイッチが切られると寿里は車から降りて、再び人混みの中を歩き始めた。
今回も寿里はノーブラのことは気にしないように努めた。
気づかれれば仕方ない。
それよりも、ローターの振動で喘ぎ声が出てしまうことと、街中で痴態を晒してしまうことの方が怖かった。
その振動は、何時、何処で襲って来るか分からない。
歩いているだけでも、中に埋め込まれた三個のローターと、クリトリスに貼り付けられたローターで、今にも失神してしまいそうだった。
それでも寿里は気力を振り絞って歩いていた。
と、今回もすれ違う人々の視線が痛いほどに胸に感じる。だが前回と視線の種類が何か違うと寿里は.感じて、ふと自身の胸を見てみた。

(あぁ・・・酷い・・・)

気温の高さから出る汗と、恥ずかしさから出る冷や汗とで、タンクトップの大部分に汗が染み込んでいた。
そして、胸に張り付いたタンクトップは、乳房の形をはっきりと象っているだけではなく、乳輪も透けて見えていた。そのうえ、乳首はこれ以上大きくならないまでに勃起しており、その形状がくっきりと分かるまでに浮き上がっていた。
寿里は上半身が裸でいるように感じた。

ゥィィィィ・・・
「ッ!・・・」

その中、時折ローターのスイッチが一瞬だけ入る。
その都度、寿里に緊張が走る。
おぞましい気分に苛まれ、寿里はようやく人混みを掻き分けて噴水前の広場に辿り着き、ベンチへ腰掛けた。

(着いた~~~・・・)

寿里は胸に貼り付いているタンクトップを引っ張って、胸の頂部分を隠そうと直してみる。

(寿里ちゃん、もういいよと言うまでそこに座っているんだよ!)

寿里は無線の声に頷いて返事をする。

ゥィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ
「ッ!・・・」

またスイッチが入った。
今度は長時間に渡り振動が襲う。
寿里は声が漏れそうになったが、必死で声を飲み込んだ。
声は出せない。
感じていることを悟られてはいけない。
しかし、ローターは無慈悲に寿里を責め続ける。
のたうち回りたい衝動に駆られながらも、寿里は必死に快楽の誘いを断り続けた。

ィィィィィィィィィィィィ・・・・・
「はぁ~・・・」

スイッチが切れると安堵するように大きく溜め息を吐いた。

(寿里ちゃん、よく我慢出来たね・・・でも、まだこれからだよ!・・・じゃ次、脚、組んでみよっか!)

命じられた通り脚を組んだ。

(寿里ちゃん、正面を見て!)

言われたように正面を見てみると10mほど離れた向こう側に、菱形達がニヤニヤとしながらこちらを見てベンチに座っていた。

ゥィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ
「くッ・・・」

再びスイッチが入った。
再び俯き、歯を食い縛って、ひたすら耐える。
正面にいる菱形達は、その姿を見てゲラゲラと笑っていた。

(寿里ちゃん、脚、組み換えて!)

命じられるままに、脚を組み換えようとする。

ヴイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
「はぁッ!・・・んん・・・ん・・・んんん・・・」

ローターの振動が強くなった。
寿里は声を一瞬漏らしたが、慌てて口を手で塞いで声を飲み込んだ。
限界が迫っていると感じた。

(早く、脚を組み換えてよ!)

寿里は俯き、口を塞いだまま脚を組み換えた。
自然と態勢が前屈みになっていく。
意識も朦朧としてくる。
瞳が閉じられた。

「ん・・・んッ!んッ!ん、ん~~~ッ・・・・・・」

肢体がブルブルッと数回痙攣を起こした。

(寿里ちゃん!・・・今、逝っちゃった?)

俯いたまま頷いた。

(ひゃッ!ひゃッ!ひゃッ!ひゃッ!ひゃッ!・・・街中で逝っちゃった気分はどう?)

頭を左右に振った。

(もうヤダッ!・・・恥ずかし過ぎる・・・絶対、誰かに気づかれてる・・・)

寿里は街中で逝った恥ずかしさと、誰かに気づかれたかもという恐怖で顔を上げられなかった。
その胸の内を見透かしたように菱形が囁く。

(寿里ちゃん、大変だ!・・・寿里ちゃんが、今、逝っちゃったのバレたんじゃないかな?・・・若い男達が近寄って来てるよ!)

(!!!)

慌てて顔を上げたが、近寄る者など誰一人としていなかった。

(寿里ちゃん、うそだよー!)

ホッと安堵する。
その一瞬の気の緩みを突いて、まだ動き続けているローターの振動が快感に変わって襲ってきた。

「ふぅッ!・・・んんん!・・・ん・・・ん・・・」

また俯いて、必死に声が漏れるのを我慢する。

(寿里ちゃん、手で口を塞ぐのは反則だよ!)

寿里は今、口から手を放すと絶対に声が漏れると思ったが、菱形の言うことには従わざるを得ない。
手を口から離して自身を抱き締めた。
そして、寿里の姿勢がより深く前屈みになった。
その体勢を取ったことで寿里は気づかない内に。胸元からは白い豊かな膨らみとその谷間が、臀部からはTバックと臀部の割れ目がはっきりと現れていた。

イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

(早く終わって!・・・声が漏れちゃう・・・また逝っちゃう・・・今度こそバレちゃう!・・・)

さすがにこうなると群集の中の数人が、寿里の存在に気づき始め、寿里の太股、胸元、臀部を眺め始めた。
ひそひそと囁き合う声が耳に入って来た。
好奇の視線が痛いほどに全身に突き刺さる。
否応なしに肢体が昂ぶる。
もう何もかもが限界点を突破した。

「んぅッ!うッ!んぐッ!・・・ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!・・・」

寿里は漏れた声を誤魔化すように咳払いをしながら、また肢体をブルブルブルッ!と激しく震わして達してしまった。

(・・・もう赦して・・・寿里・・・おかしくなっちゃう・・・)

イイイイイィィィィィィ~・・・

(寿里ちゃん、お疲れさまぁ!・・・車に戻っていいよ!)

バイブの振動が止まったと同時に、菱形の声が聞こえた。
ゆっくりと組んでいた脚を解いた寿里は、俯いたままで静かに立ち上がった。
そのとき、また肢体がブルブルッと痙攣を起こした。

「あ!・・・」

この場を急いで立ち去りたかったが、二度も逝ってしまったことと、装着しているローターの不快感で足取りがなかなか前に進まない。
それでも寿里は何とか一歩、また一歩と歩を進めた。
後ろで寿里のことを眺めていた男達が、なにやら騒いでいる声が聞こえてきたが、その理由が分かっているうえに、寿里は顔も見られたくなかったので、振り帰らずにゆっくりではあったが歩みを進めた。

(寿里が・・・あんなとこで逝ったのがバレちゃった・・・)

寿里が居た場所には、寿里が作り出した湯気が立っている水溜りが出来ていた。
それは、寿里が立ち上がったときに大量に零してしまった小水だった。
俯いたまま歩いている寿里は涙を流していた。

ヴイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!
「あぁッ!・・・」

突然ローターが動き出した。
街中でお漏らしをしてしまった恥ずかしさと悲しみで、寿里はローターが襲って来ることをすっかり忘れ去っていた。
不意を突かれた寿里は、その場でしゃがみ込んでしまった。

(寿里ちゃん、帰り道も気をつけないとだめだよー!)

イヤホンから菱形の無情な声が聞こえた。
寿里は気力を振り絞って立ち上がり、また歩みを進める。
絶え間なく責め続ける振動に、寿里は何度も腰が砕けそうになるが、その度に気力を振り絞って歩き続けた。

ようやく車に辿り着いた寿里が、扉に手を掛けた所でスイッチが切られた。
寿里の背後を付いて来ていた菱形達の中から、緑川が車に駆け寄り後部座席の扉を開け放つ。
寿里は車に手を掛けて乗り込んだ。

ヴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあッ!・・・」

車に乗り込もうとしたときに、突如として最大の振動が寿里を襲う。
もう終わったものと、寿里は完全に油断していた。
しかも、気力は全て使い切り、耐え得る力はもう無かった。
寿里は崩れ落ちるしかなかった。
そして、跪き、車に手を掛けた体勢でローターの餌食となった。

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~ッ!・・・」

艶やかな甘美の声が出してしまう。
股間からはポタポタと滴が零れ落ちる。
下半身がプルプルと震えている。
会員達はゲラゲラ笑いながら眺めている。
街往く人々も何事かと眺め始めた。
無機質なローターは動き続けて寿里を弄ぶ。
寿里は最後の最後に自身の痴態を晒してしまった。

「うッううう・・・んッぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

街中で醜態を晒すわけなどいかぬと我慢しようとはしたが、その意志は無残にもローターの威力の前に砕け散った。
それでも、辛うじて後姿だけが晒されているのが救いだと思い込もうとする寿里に、尚も菱形は無情の指示を命じる。

(寿里ちゃん、後姿だけだったらさぁ・・・折角集まっていただいたギャラリーの皆さんに申し訳ないから・・・こっちに振り向こうか!)

(ぅぅぅ・・・顔を見せなくちゃいけないの・・・)

俯いたまま頭を左右に振った寿里だったが、腕を使って車によじ登って車の入り口に腰掛けて、体勢を入れ替えて振り返って微笑んだ。

「可愛い女の子じゃん!」
「AVの撮影か?」
「無料みたいだからしばらく観てようぜ!」
「最低の女ね!・・・etc.etc.・・・」

(見られてる・・・寿里のHな姿が見られてる・・・知らない人達に見られてる・・・奴隷って、こんな屈辱も受け入れなくちゃいけないんだ・・・)

街往く人々の様々な声が耳に入り、益々絶望感が募る。

(寿里ちゃん、脚、開こっか!)

(脚なんか開いたら中が見えちゃう・・・でも・・・これも奴隷の運命なのね・・・)

命じられたまま、細く長い脚を大きくM字に開いた。
寿里の股間を隠している僅かな布地は、ビショビショに濡れていた。
ギャラリーから歓喜と嘲笑の声が上がる。

(寿里ちゃん、クリトリスのローターを押さえ付けて!)

(奴隷は・・・そんなことまでしなくちゃいけないの?・・・)

脚に添えて体を支えていた左手を股間に伸ばし、ローターを押さえ付けるようにして股間を握り締めた。

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙~~~~~~~~~ッ♪・・・」

寿里の声のトーンが上がった。

(寿里ちゃん、皆さんに自慢のおっぱい見せてあげようか!)

(それはイヤッ!・・・奴隷でも・・・それは・・・・・・もう・・・赦してぇ・・・)

再び頭を大きく振った寿里だったが、命令には従わざるを得なかった。
寿里は右手でタンクトップを捲り上げて、白いお椀型の美乳を披露する。

「おぉ―――!!!」

ギャラリーから一段と大きな歓声が上がった。

(寿里ちゃん、最後の指令だよ!・・・おっぱいを自分で揉んで、ローターも押し付けて逝っちゃうとこ皆さんに見せてあげて!)

その言葉は寿里の頭の中を真っ白にさせた。
寿里は何かに操られるようにして自ら乳房を揉みしだき、乳首を扱きあげ、そして、四個のローターを強く押し付けるように、股間を握っていた手を激しく揉み込んだ。

「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあッ♪・・・あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

寿里の声は更にオクターブ上がり、そして、煌きと艶やかさが増した。
ギャラリーも会員達も、公衆の面前でオナニーをして逝こうとしている女を、嘲笑いながら眺めていた。
やがて寿里の肢体が震え始める。

「あぁぁぁあッ♪・・・逝っちゃう~~~~~ッ!・・・逝っちゃいますぅ~~~~~ッ♪・・・ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ♪・・・」

ジョバッ!ジョバッ!ジョバ―――――――――――――――――――――――ッ!・・・

寿里の肢体が幾度もガクガクガクと大きな痙攣を起こすと、股間から大量の甘い蜜を垂れ流した。
絶頂に達した寿里は、糸が切れた操り人形のように力なく地面にへたり込んで、頭を大きくうな垂れ、そして、大粒の涙を流した。

(誰かも知らない・・・大勢の人が・・・見てる・・・前で・・・破廉恥な・・・姿を・・・晒しちゃった・・・こんなの・・・耐えられ・・・ない・・・)

寿里は異様な笑い声の中で絶望の淵にいた。

「終了―――――!」

菱形の声が聞こえると、寿里は会員達に担ぎ上げられて車に乗せられた。

(これで・・・やっと・・・帰れる・・・)

ギャラリーの一部から嘲笑が、一部からは拍手が起きて、寿里を乗せた車は動き始めた。

「寿里ちゃん!・・・大衆の面前で逝っちゃうって、どんな感じ?」

菱形の質問に寿里は何も答えられずに、ただ大粒の涙を流して頭を左右に振った。
会員達は再びゲラゲラ笑って、口汚く罵った。

「あ゙ッ!・・・」

寿里は中に埋め込まれていたローターを菱形に一気に全部引き抜かれ、また貼り付けられていたローターも剥がされた。

「わお!・・・寿里ちゃんのオマンコがスケベ汁で溢れてる!」

態と驚いた振りをした菱形は、すかさず自身のパンツをずり下げると、ペニスを取り出して寿里の中に叩き込んだ。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああッ♪・・・」

極度の緊張状態の中にいた為に、過度の興奮状態に陥っていた寿里は、一際艶かしい甘美な声を発して、肢体を大きく弓のようにしならせて仰け反った。

「ドすけべな女だぜ!」

菱形も他の会員達も寿里の卑猥な姿を見て、感じていた疲労感を忘れ去るほどの異様な興奮状態に陥っていた。
菱形達全員が漲る力を復活させていた。

それから寿里は廃工場に着くまで菱形達に口汚く詰られ、
「人に見られて感じるとは、さすがはヤリマン寿里ちゃんだねぇ!」
「ビチョビチョに濡れてるじゃないかよ!・・・淫乱もここまで来たらたいしたもんだわ!」
「呆れるほどの変態だな!・・・」
「もっと声を出せよ、・・・ほら、もっと可愛い声で鳴けよ、淫乱女!」
「気持ち良いんだろ?・・・変態だから、こんなことされるのが好きなんだろ!・・・etc.etc.・・・」

走行中の車の中で代わり代わる彼らに犯され、そして、廃工場に戻ってからも寿里は会員達に犯され、玩具達にも犯された。

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙~~~~~~~~~~・・・



それから随分と時間は経過したが、菱形達の異様な興奮は収まる気配はなかった。

「あ゙ぁ~~~ッ♪・・・あ゙ぁ~~~ッ♪・・・あ゙ぁ~~~ッ♪・・・あ゙ぁ~~~ッ♪・・・」

寿里は会員達に延々と犯されていた。
今は、ベッドに腰掛けている菱形と、正対するように跨って犯されていた。
顔も肢体も髪の毛までも、全身がびしょ濡れの汗まみれになり、白い肌を真っ赤にさせて、逆上せ上がったような表情になろうとも、寿里は容赦なく犯されていた。
いっこうに興奮が冷めない菱形は、腰を抱えていた手を徐に臀部へと移動させて、その場所を鷲掴みにしてアヌスを晒すように広げた。

「ここも犯っちゃおうぜ!」

仲間に賛同を求める。

(お尻?・・・お尻は駄目ッ!・・・今、お尻を責められたら・・・寿里・・・狂ったように感じて乱れちゃう・・・)

寿里の顔が引きつった。
というのも、アナルセックスはレイのお祖父さんに騙されて、関係を持ち続けていたときに開発されてしまった影響で、とても大好きなプレイの一つになっていたからだ。
そのうえ、実は寿里自身も大勢の人の前で痴態を晒すという淫らな行為を経験したことで、今までの異常な性体験とは違った異様な興奮を覚えていた。
「そんなはずないわ!」
その感情を否定しても、寿里は菱形達に輪姦されることで肢体の内から快楽が湧き上がってきてしまい、その湧き上がった快楽に溺れていた。
寿里の肢体は快楽に対して滅法弱く、流されやすい性質だったからである。
このままアナルを犯されてしまえば、寿里は自身がどうなってしまうかが不安だったし、その姿を菱形達に見られて、より激しく罵倒されることが怖かった。

「どうしたの、寿里ちゃん?・・・そんなに怖い顔して?・・・」

その表情に気づいた菱形が尋ねる。
菱形は寿里がアナルセックスを大好きだとは露とも思ってはおらず、アヌスを犯される恐怖に戦いていると思っていた。

「え!?・・・いえ、なんでもありません・・・」

気持ちを見透かされたくない寿里は、言葉を濁して顔を伏せた。
その背後に赤岩が、初めてのアナルセックスに興味津々といった表情で立っていた。
赤岩はニコニコとして、寿里のアヌスにペニスをあてがう。

「菱形・・・お前の入れたままでするのか?・・・」

赤岩が尋ねると菱形は不適な笑みを浮かべた。
赤岩は菱形の企みを理解して笑顔を返した。
そして、そのやりとりで寿里の恐怖は最高潮となった。

(だめぇぇぇ・・・2本同時なんて絶対に駄目ッ!・・・そんなことされたら・・・寿里・・・我慢なんて出来ない!・・・絶対に悦んじゃう!・・・絶対に乱れちゃう!)

二穴同時プレイは、ダーエンが飼っていた淫蟲にされたのが始めての経験だった。
そのときは、無理矢理に無数の触手に埋め尽くされて犯された為に、不快感と嫌悪感しか覚えなかったが、レイのお祖父さんにアナルセックスを仕込まれて、そして、コアエイダーとの変態的なセックスを続けてきた結果、これも大好きなプレイの一つとなっていた。
ただでさえ異様な興奮状態で肢体の感度が研ぎ澄まされている今、そんなことをされれば自身がどんな風になって乱れるかが予想も出来なかった。
寿里は何もかもが白日の下に晒されてしまう恐怖に肢体が強張った。
寿里が恐れ戦いていることは、菱形にも赤岩にも分かった。
ただそれは、未知の二穴同時プレイに恐怖を感じているものと思っていた。
二人の興奮はより大きいものとなって、赤岩は寿里の狭いアヌスにペニスを差し込んだ。

「ん、んんあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

快感の声をあげないように我慢しようと考えてはいたが、細い自身の肢体に突き刺さった二本の肉塊が齎す快楽に、寿里は堪らずに絶叫してしまった。

「締め付けが凄ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!・・・二本刺しサイコ――――――――――ッ!」

赤岩は気持ち良さそうに、激しくペニスを打ち付ける。

「こっちも締め付けられるわ~~~・・・」

菱形も笑顔で寿里の臀部を強く抱えて振り回す。

「あああああああああああああ~~~~~~~~~~ッ♪・・・(あぁ・・・感じちゃう・・・とっても感じちゃう~~~~~・・・)」

寿里は快楽に浸り、喜びの甘い歌声を披露する。

「お!・・・お、お、お・・・(ドピュッ!・・・)・・・」

膣で味合う感触とは全く違った感触に、赤岩は呆気なくアヌスに射精してしまった。
恥ずかしそうに赤岩はペニスを引き抜くと、甘い歌声を奏で続ける寿里に煽られる形となった青木が、間髪入れずペニスを差し込む。

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ♪・・・(やめて・・・やめて・・・もう・・・やめて・・・犯されてることを忘れて・・・感じちゃう・・・)」

前後の穴を同時に犯されて寿里は狂ったように快楽に浸り、悦びのあまり絶叫してしまい、瞳からは悦びのあまり大粒の涙を零した。

「何、泣いてんの?・・・気持ち良くしてあげてんだからさぁ・・・もっと可愛く鳴けよ!・・・もっと喜べよ!・・・アハハハハハハハハハ!・・・」

会員達も、そうだ!そうだ!と寿里を詰った。
初めて会ったときとは別人のような振る舞いをしていた菱形達だったが、寿里の本当の気持ちを推し量ることまでは出来なかった。

「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ♪・・・」

寿里は獣の雄叫びのように叫んでいた。
寿里は前後の穴を二本同時に犯されるという恥辱に塗れていても、快楽に溺れてしまう自身の肢体を恨めしく感じていた。

(このままだったら・・・寿里・・・頭がおかしくなっちゃう・・・寿里、ダッチワイフに・・・ラブドールなっちゃう・・・そんなのヤダッ!・・・絶対にヤダッ!・・・その前に・・・そうなる前に・・・誰か助けて・・・お願い・・・・・・誰か・・・助けてよ~~~ッ!・・・うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ・・・

その後も寿里は延々と串刺しにされて犯された。