―第18話 『 孤軍奮闘 』―

レスキューフォースが緊急出場する。
今回のレスキューは、秋晴れの日の渓谷に郊外学習の名目で登山をしている最中に、突如として悪天候に見舞われて、行方不明になった高校生の捜索であった。
激しく吹き荒れる風雨の中、レスキューフォースは各々が山へと入る。その捜索中、寿里はレスキューコマンダーの片隅が点滅しているのを見つけた。その場所は予定の登山コースとは全く違う所だ。しかし、寿里は何か胸騒ぎを覚えて、その場所へと向かった。
寿里の直感は正しく、行方不明だった四人の少年達を、そこで発見する。
そして、寿里が本部へ連絡しようとしたときだった。

ピシャ―――――――――――――――――――――――――ンッ!

雷鳴が轟き、寿里達がいる近くに落雷する。
その突然の出来事に、少年二人が山道を踏み外して谷底に落ちた。
寿里は「火事場のスーパーパワー」とブレイクロープを屈指して、その二人を救い出したが、その代償としてレスキューコマンダーを谷底へと落としてしまった。
寿里は連絡手段と避難手段を同時に失ってしまう。
しかも、二人は足に怪我を負ってしまった。寿里は応急処置を施し、一人を背負い、もう一人の肩を担いで下山を急ぐ。
しかし、寿里達にこれでもかと困難が襲う。
土砂崩れで道を失い。道なき道を進めば、断崖絶壁に突き当たる。しかも暴風雨は吹雪に変わった。
寿里は下山を諦め、休息出来る場所を探し始める。
ようやく山小屋を見つけたが、そこへ行くには谷を渡らなければならない。その谷の幅は50mほどもあった。寿里はブレイクロープを使用して、少年を一人ずつ背負っては、谷を渡って行った。

「火事場のス~~~パ~~~パワ~~~~~~~~~~ッ!」

四往復して渡り終えるが、山小屋はまだ遠い。
しかも、今度は山を登らなくてはいけない上に、少年達は疲労でもう動けない。
寿里も先程の谷を渡ったことで、かなり体力を消耗していた。だが意を決した寿里は、少年達を二人ずつ左右に抱えて山を登り始める。

「か・・・火事場のス~~~パ~~~パワ~~~~~~~~~~!・・・」

鬱蒼とした木々を避け、険しく長い山道を登り、ようやく山小屋に到着する。が、ここでも試練が待ち受けていた。扉に頑丈そうな南京錠が掛かっていたのである。

「はぁ・・・はぁ・・・ええ~い!・・・火事場のス~~パ~~パワ~~~~~!・・・」
バキッ!

南京錠を壊して中へ入る。
山小屋は八畳ほどの広さで、真ん中に囲炉裏が備わっていた。火を点けようと部屋の中を見渡したが、薪や焚き木の類は無い。
寿里は再び外へ出る。

「ブレイクアックス!・・・火事場のス~~~パ~~~パワ~~~~~~~~~~ッ!」

最後の力を振り絞って、山小屋の周りの木々の枝葉を切り落とす。
落とし終わると、大量のそれを小屋の中へと運び込む。
全ての作業を終えると、囲炉裏に焚き木を集めて火を点けた。

「みんな、濡れた服は全部脱いでここへ掛けて!・・・乾いた服に着替えるのよ!」

少年達は従うが乾いた服など無い。
寿里は小屋に保管してあった毛布を出して、これに包まるように指示をする。
幸いにもペットボトルの水とインスタントコーヒーが置かれていたので、水を沸かしてコーヒーを作り、彼らに飲ます。それから脱ぎ散らかった濡れた衣服を、ブレイクロープに掛けて小屋の中に干す。
これで一安心と思った寿里は、自分だけレスキュースーツを着ているのは申し訳無いと思い着装を解除した。
少年達は寿里の若さと美しさに目を奪われるが、大いに疲労していた為に直ぐに眠りに落ち、寿里も火が消えないように気を遣ってはいたが、疲労困憊であった為に気づかぬ内に眠りに落ちてしまった。


「う~~~~~ん!・・・」

大きく伸びをして寿里は、仮眠から目覚めた。

「どのくらい寝たのかしら?・・・」

考えながら視界を移し、囲炉裏の傍で身を寄せ合って眠り続けている四人の少年達を見る。

「よいしょ!・・・痛ッ!・・・あ!?・・・」

寿里は起き上がろうとするが、体のあちこちに激痛が走り、よろけて倒れ込んでしまう。

(全然体力が回復していない・・・)

この山小屋に来るまでに、寿里は少年達を救う為に「火事場のスーパーパワー」を何回も使用していた。その為に体力の限界を遥かに超える負担を掛けてきた。しかも彼らが眠るまで気丈に振舞っていた為に、精神的にも限界を超えていた。
少しの睡眠くらいでは、心身の回復は不可能だった。
それでも寿里は体に鞭打って立ち上がって彼らの所まで行き、一人一人の容態を確認する。

(うん・・・心配は無さそう・・・)

寿里は安堵して唯一の窓に向かう。

(まだ吹雪いてる・・・まだまだ救助は遅くなりそう・・・)

寿里の表情が暗くなった。

ミシッ!ミシッ!ミシッ!

そのとき後ろから足音が聞こえてくる。

「岩仲君・・・どうしたの?・・起こしちゃった?・・ごめんね♪・・・」

寿里は不安を与えてはいけないと思い、笑顔になって振り返って話し掛けた。

「助けなんて来ないんでしょ?・・・僕達はここで死ぬんでしょ?・・・」

岩仲の全身から絶望の負のオーラが発せられていた。

「そんな訳ないじゃん!・・・後少しで雪は止むから、それから救助隊が来るわよ♪」

安心してもらおうと、口からでまかせを言ってみる。

「嘘だね!・・・僕達はここで死ぬんだ!」

寿里の言うことを岩仲は信じようとはしない。
それでも寿里は諭すように語り掛ける。

「レスキューのプロのあたしが言ってる・・・きゃッ!?・・・」

突然、話を遮られて、寿里は正面から岩仲に抱き締められた。

「放しなさい!岩仲君・・・あッ!・・・いやッ!・・・」

寿里を抱き締めると同時に岩仲は、右手を寿里のスカートの中に潜り込ませ、寿里の秘筋に指を這わせ、肉芽をも刺激を与えた。

「やめなさい!これは犯罪よ!岩仲君!放しなさいッ!」

痩身である故に大柄な岩仲に容易く片手で強く抱き締められた寿里は、両手が二人の間に挟まってしまって身動きが取れない。しかも、寿里は疲労困憊で岩仲を押し返す力など残ってはいない。

「あぁ~ッ!やめなさい!・・・まだ若いのに、将来があるのに犯罪を起こしちゃ駄目よ!」

「もう俺達は、ここで死んじゃうから平気さ!」

岩仲は悪びれることなく言い返す。

「あはぁ~~~ッ・・・」

岩仲はショーツの中へと手を潜り込ませて、直に寿里の肉芽を擦り付ける。
疲れ切っていた体に快感の電流が駆け巡った寿里は、腰が砕けそうになり、倒れそうになるが、岩仲に抱き締められている為に、逆に胸に顔を埋めてしまう。

(逃げられない・・・でも・・・感じちゃう・・・この子、手馴れてる~・・・)

逃れられず、抵抗出来ぬまま寿里は、されるがまま岩仲の愛撫を受けた。

「岩仲!・・・何やってんだ!?」

残りの三人が寿里の悲鳴を聞いて目覚めるなり、二人の姿を見て、驚き、声を上げた。

「みんな!助けて!岩仲君を止めて!」

寿里は必死に叫び、助けを求める。

「もう俺達は、ここで死ぬんだよ・・・最後に白木さんをレイプして楽しもうぜ!」

岩仲の一言に他の三人は、顔を見合わせると頷き合った。

「こんな猛吹雪じゃ、誰も助けなんかに来てくれないよな!」
「最後に白木さんとセックスするなんて良い考えだな!」
「俺・・・童貞のままで死ぬの嫌だったから、お相手が白木さんだったら大満足だよ!」

少年達は生きる希望を無くした絶望感で自暴自棄になっていた。

「諦めちゃダメ!・・・諦めない・・・いやんッ♪・・・」

岩仲は寿里の蜜壺に指を挿入して、すかさず掻き回す。

「あ!・・・あぁ~~~・・・(この子、高校生なのに上手すぎる~~~・・・)」

「白木さん、僕達を天国に連れてってね!」
「一緒に気持ち良くなろう!」
「お願いしますね!」

「やめて!・・・君達も、何するの!・・・やめて・・・やめてぇ~・・・」

他の三人も俄然積極的になり、寿里に集る。

「白木さん!Tバックなんて履いてんだ!?・・・でも、もういらないね!」

鵜飼がショーツを取り去る。

「これも邪魔だね!」

野々口と飯塚が協力して上着を剥がす。

「うわッ!?・・・お姉さんのブラジャーめっちゃ小さいじゃん!エロ~い!」
「イメージ崩れる~!・・・」

少年達は寿里の衣服を剥ぎながら、思い思い口にして行く。

「やめて!お願いだから、やめて!」
「おっぱい、メチャ綺麗だな~!」
「うんうん、白木さん巨乳じゃん!」
「巨乳は言い過ぎ!・・・美乳って感じだな!」
「乳輪ちっちゃ!・・・でも乳首ビンビンに勃ってる!」
「ピンク色だよ!ピンク色!・・・etc.etc.・・・

三人は口々に感想を言いながら、協力して寿里をスカート一枚だけの姿にすると、露になった寿里の真っ白い柔肌をじっと見つめた。

「綺麗なカラダだよなぁ・・・」
「うん!うん!」
「白い肌にミニスカだけってエロいなぁ・・・」
「うん!うん!」
「見てみな、この綺麗な脇!」
鵜飼が寿里の両手を掴み上げる。
「おぉ!めっちゃ綺麗!」
「おぉ!おっぱい、綺麗な形!」
「あはははははは!飯塚はおっぱい星人かよ!」
「こっちの方が自然じゃん!・・・脇なんかフェチすぎだよ!」

二人に馬鹿にされた飯塚は背後から寿里の白い乳房を揉み回すと、鵜飼と野々口は脇を舐め上げる。

「(そんなとこ舐めないで~・・・)・・・ぁぁぁあああああああああああ~~~~~~~~・・・」

寿里は蜜壺を岩仲に執拗に掻き回され、乳房を飯塚に、脇を鵜飼と野々口に責められ、甘い声を披露してしまう。

(このままじゃ・・・この子達に・・・犯される・・・)

執拗に脇を舐めていた鵜飼が、そこから口を放して、しゃがみ込んだ。

「おい!これ見てみろよ!」

後ろからスカートを捲って、中を覗き込んで声を掛けると、野々口と飯塚も一緒に覗き込む。そこには、小さな臀部を震わせ、股間に指を咥え込み、内腿に甘い蜜を垂らしている光景があった。

「凄けー!お姉さんのケツの穴ヒクヒクしてる!」
「汁が大量に溢れてる!」
「こんな角度から手マン見るの始めだぜ!」

三人は再び口々に状況を声に出した。

「やめて~ッ!・・・(そんな所から見ないで・・・実況しないで・・・益々頭が変にちゃう・・・)

その恥ずかしすぎる光景を隠したかった寿里だが、どうすることも出来ずに晒し続ける。

「岩仲、もっと頼むよ!」
「了解!」

リクエストに岩永は快諾する。

「いやああぁ~~~~~~~~~~ッ!!」

根元まで埋めていた指を更に奥へと侵入させ蠢かす。節くれだった指が寿里の内壁を抉るように突き進む。そして襞が、その指に纏わり付くように絡み付く。密着していた寿里の体が大きく仰け反った。寿里が仰け反って作った空間を利用して、寿里の乳首に咥え付き舌先で転がした。

「ひゃあぁ~~~ッ!・・・だめぇ~~~・・・」

寿里は否応なしに快感を与えられる。

「おっ!指が出てきた」
「うわっ!べとべとに汁がついてら!」
「白木さんってスケベなんだ!」

岩仲の中指が抜き出た瞬間に、素早く薬指を添えて寿里の蜜壺に再び挿入して掻き回す。

「んッぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ~~~~~~~~~~~ッ!・・・」

好まざるも、岩仲により寿里は快楽の境地へと導かれていく。
二本の指が抜き差しを繰り返す。
二本の指には寿里の甘い蜜が纏わり付く。
その甘い蜜が纏わり付く様子を覗き見する三人。
その三人を楽しませるように指を蠢かす岩仲。
そして、なす術なく寿里は操られる。

(あぁ・・・だめぇ・・・高校生の子に・・・逝かされちゃう・・・)

寿里の体が強張った。
 
プシャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!
「あぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~んッ♪・・・」

蜜壺から大量の甘い蜜を噴射した寿里は、体をガクガクと震わせながら逝ってしまった。

「凄けー!白木さん潮噴いたー!」
「うんうん!白木さん凄い!」
「こんなに大量な潮噴き、初めて見たよ!」

寿里が達すると、岩仲は乳首から口を放して顔を見る。その寿里は大きく仰け反ったままでぐったりとしていた。

(逝っちゃった・・・潮まで噴いて・・・恥ずかしい・・・)

寿里の中から指を引き抜いた岩仲は、蜜に塗れた指を寿里の体に塗り付け、体を支えて囲炉裏の傍へと移動して行く。岩仲の次の行動を理解した鵜飼は、そこに毛布を広げた。

「鵜飼、サンキュー!」

鵜飼に礼を言うと、岩仲は寿里を広げた毛布の上に寝かせる。
寿里は無抵抗だった。
無抵抗というよりは寿里は疲労困憊だった上に、潮まで噴いて逝ってしまった為に、最後の力も奪われて、自力で体を動かせないほどまでになっていた。

「白木さん、まだまだ逝ってもらいますからね!」

寿里に向かい笑顔を浮かべた岩仲は、そう言うと、寿里の内腿を押し広げて股間に顔を深く埋めた。

(止めを刺されちゃう・・・なんとかしないと・・・)
グチュウ~ッ!
「はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!・・・」

寿里の蜜壺に岩仲がむしゃぶりつくと、寿里は反射的に背中を大きく仰け反らせて、そして、手が岩仲の頭を掴んだ。
岩仲が蜜を大きな音を立てて啜り始めると、寿里の体は意志とは関係なくビクンビクンと痙攣を起こす。
その姿に欲情した他の三人も一斉に寿里に群がった。
飯塚と野々口は寿里の乳首を咥え、乳房を託し上げるように両手で揉み上げる。

「あぁ~~~ッ・・・あぁぁ~~~ッ・・・」

三人に敏感な場所を口付けされて、寿里は悶え苦しむ。

「自暴自棄になって・・・こんなことするのは・・・やめなさい!」

それでも寿里は気丈に振舞う。

「白木さん、まだ助けが来ると思ってるの?」
「諦めてなかったんだ!?・・・」
「白木さんは僕達に犯されて、一緒に死ぬんだよ!」
「そうそう!・・・同じ死ぬんなら楽しんで死のうよ!」

少年達は何もかもを絶望していて、寿里の言い分に耳を貸す者などいない。
鵜飼は説教ばかりする寿里の口を塞ぐ為に、ズボンとトランクスを下げて、小さな口の中に真上から自身の長尺な肉棒を捻じ込んだ。

「ふぅ~~~ッ!・・・ふぐッ!・・・う~ッ!・・・う~ッ!・・・う~ッ!・・・」

寿里は少年達に四人同時に責められる。
自暴自棄なった少年達に激しく責められる。
今、寿里の細身の体は少年達に覆い被されて、時折びくつく両脚しか見えなくなっていた。

(どうして?・・・なぜ?・・・なぜ、助からないと決め付けるの?・・・)

寿里は簡単に投げやりになった少年達のことが不思議でならない。
犯されようとはしていたが、彼らのことを考えていた。
寿里が少年達のことを想うのに対し、少年達は一点を見据え、何かに取り憑かれたように寿里を襲う。

「うぐッ!・・・うぐッ!・・・うぐッ!・・・」

人間では無く、物のように扱われて寿里の口は鵜飼に突き回される。

グチュ!グチュ!グチュ!グチュ!グチュ!・・・

他の三人は寿里を食べ物にありつく蟻のように舐め回し、白い柔肌を乱暴に揉み回す。
寿里は少年達が狂気に走るのを理解できないまま、全身を貪られる。

(あたしを犯しても・・・何も解決しないんだよ・・・)

体中を愛撫されて、快感が湧き上がろうとしていても、寿里は彼らのことを想い続ける。
乳首を咥えていた野々口と、口に入れていた鵜飼の目が合うと、阿吽の呼吸で場所を入れ替わり、寿里の可憐な唇を押し広げて極太の肉棒を差し込んだ。

「うおー!・・・蕩ける―――!

野々口は絶叫して、腰を打ちつける。

「ふぐぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ!・・・」

鵜飼は野々口が残していった唾液を手でサッと拭き取ると、乳房を扱き、舌先や舌の腹で、膨張した乳首を舐め回す。

「ふッ・・・ふッ・・・ふぅぅぅぅぅ~~~~~~~~~んッ・・・(もう・・・だめぇ・・・)」

寿里が溢れ出す甘い蜜を飲み干している岩仲も、舌の上から指を入れて蠢かせ、また片方の手も肉芽の包皮を剥き微細な振動を与え擦りつける。寿里の体からは甘い蜜が、湧き出す泉の如く溢れ出し、それを岩仲が飲み干していく。

(・・・逝っちゃう・・・)

体から全ての力が抜けていく。
四人の少年達に導かれ、寿里は否応なしに絶頂の高みへと登らされる。
寿里には、それを拒否する選択などない。
ただただ少年達の導きに従わねばならなかった。

(あぁ・・・逝く・・・また逝っちゃう・・・)

中で蠢く舌、掻き回す指、肉芽を擦りつける指が、そして、白いお椀型の膨らみと薄桃色した頂を揉み回され、舐め回されて、思春期の匂いと想いを口と喉に味合わされて、その頂上へと押しやられる。

「ふぅ~んッ・・・ふぅ~んッ・・・ふぅ~んッ・・・」

寿里の声の変化を感じ取った鵜飼は、寿里の体から顔を放して、野々口に目で合図を送った。それを理解した野々口は寿里の口から肉棒を引き抜く。

「あぁ~~~んッ♪・・・だめぇ~~~ッ♪・・・だめッ♪・・・あぁ~~~~~ッ♪・・・」

口の自由を取り戻すと、寿里は甘えたような可愛い声で悦びの歌を奏でる。
そして、何かにしがみつきたいのか、寿里の手が宙をさまようと、まだ胸を咥え込んでいる飯塚の頭を掴み、身を捩る。

「だめッ♪・・・だめぇ♪・・・あぁ~んッ♪・・・だめッ♪・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~んッ♪・・・」

飯塚の頭を強く抱えた寿里は、大きく体を震わせて再び絶頂の頂点へと達してしまった。
寿里の目には、悲しみとも悦びともつかない涙で潤んでいた。
岩仲が顔を上げると、鵜飼と野々口が握った拳に親指を立てて誉め讃える。
寿里は飯塚の頭を抱き抱えたまま、身動き一つせず横たわっていた。

「ふむむむむむむ・・・・・・・・・・」

その飯塚が苦しそうに手足をばたつかせ始めると、岩仲達は慌てて寿里の手を解いて彼を助け出した。

「おっぱい咥えたまま窒息死するかと思ったよ」

その飯塚の一言で少年達は大笑いを上げた。

(はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・笑ったら、みんな可愛いじゃん・・・)

彼らの少年らしい笑顔を見て、寿里は陵辱されてはいたが、何か心が穏やかになったような感じになった。

(そっか!・・・そうだったんだ!・・・やっと、わかった!・・・あたしをレイプすることで、恐怖を忘れようとしてるんだ・・・)

ようやく少年達の狂った行動の要因を寿里は理解した。
彼らは寿里を貪ることで、死への恐怖を忘れようとしているのだった。

(・・・ということは?・・・この子達を守ってあげるには・・・・・・・・・しかないのかぁ・・・)

寿里は自身が取る行動は一つしかないと悟った。

(次のレスキューは心のレスキューか・・・助けに来てくれるまで4人相手に、体が持つかなぁ・・・ええ~い!・・・持たせてみせましょう!・・・全く自信は無いけど・・・)

寿里は少年達に体を捧げる覚悟を決めた。

「さて、誰からする?」

笑い声の中、鵜飼が質問すると、少年達は輪になって順番を決める話し合いを行う。
その輪の中から岩仲が寿里に近づいて来た。

(岩仲君からかぁ・・・彼、手馴れてたし、本気で感じて逝っちゃいそう・・・)

寝転がったまま寿里は潤んだ瞳で、岩仲を見つめる。

(え?・・・岩仲君からじゃないの?・・・)

と、岩仲は寿里をやり過ごして頭の所に座り込むと、寿里の頭をもたげて上半身を持ち上げる。そして、寿里の体の外側から腕を伸ばして内腿を掴むと、その脚を大きく広げた。

(あ!?・・・やだ・・・この体勢は・・・恥ずかしい・・・)

ぱっくりと開いた濡れそぼった秘所を、他の三人が覗き込んでいる。
さすがに覗かれることに恥ずかしさを覚えた寿里は、両手で股間を覆い隠そうと腕を伸ばすが、その手を岩仲に掴まれ、自身の内腿に誘導されて、自らの手で脚を掴んで開いている形にされてしまった。

「じゃ。白木さん、宜しくお願いしますね!」

岩仲は寿里を真上から見下ろし微笑んだ。

「あぁ~~~~~~~~~~んッ♪・・・」

岩仲に囁かれ、その拍子に視線を上げた瞬間に肉棒が勢い良く突き刺さった。視線を元に戻すと飯塚が、若い情熱を滾らすように若々しく腰を打ちつけている。

「卒業おめでとう!!!」
「あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」

岩仲、鵜飼、野々口が飯塚に祝福の言葉を掛けると同時に、寿里も彼を祝うかのように甘く喘ぎ始めた。
飯塚の一突き一突きは、未熟ながらも若さに溢れていて、大渕や隊長やサーンとシーカとは違った力強さがあった。
一突き一突き突かれる度に快感が流入する。
背後から抱えられている岩仲に、ゆらめく白い乳房を揉み回され、薄桃色した乳首を弄られて、快感が流入する。
犯されている姿を見つめる鵜飼と野々口の視線を感じて、快感が流入する。

「あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」

寿里は彼らを救う為に、天使のような微笑を浮かべて犯される。

「あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」

やがて、寿里を愛する為でなく自分の欲望を満たし、恐怖を打ち消す為に突き刺していた飯塚に変化が現れる。

「あー!出る―――――っ!中に出してもいいの―――――っ?」
「出しちゃえ!その方が白木さんも満足するさ」
「おー!飯塚!出しちゃえ!出しちゃえ!」

猪塚の叫びに鵜飼と野々口は笑顔を浮かべて承諾する。

〈中は嫌だけど・・・仕方ないか・・・〉

寿里もニッコリと微笑み返した。

「あ―――!出る――――――――――!」
「あッああああああああああああああああぁぁぁッ・・・♪・・・んッ!・・・んん~んッ♪・・・」
ドクッ!・・・
「ん!・・・ん・・・ん、んん♪・・・」
「気持ちいいー!白木さん最高――――――――――ッ!」

大人の仲間入りが出来て、晴れやかな笑顔を浮かべる飯塚に、祝福の拍手を贈る仲間達。

「白木さん、ありがとう!」

そう言って寿里にキスをして、飯塚は若々しい肉棒を引き抜いた。

(おめでとう、飯塚君♪・・・)

レイプされ、中出しされても、寿里は彼らのことを気遣う。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!・・・」
「2番、野々口行きまぁ―――――す!」

飯塚が寿里から離れると、すかさず野々口が極太の肉棒を差し込み、腰を打ちつける。

「あんッ♪・・・あんッ♪・・・あんッ♪・・・」

寿里は微笑みを絶やすことなく喘ぐ。
その姿を少年達は談笑しながら見ている。
寿里を犯すことで、彼らの心は穏やかになっていた。
寿里は彼らに悦びと安心を与える天使のようだった。
少年達は寿里を犯している今は、ここで死んでしまうと言う絶望感を忘れていた。

それからも寿里は鵜飼、岩仲に次々と犯された。

「大丈夫だから・・・晴れたら助けが来るから・・・諦めちゃ絶対にダメ!・・・諦めたら、何も始まらないんだよ・・・あたしがみんなを守ってあげるからね・・・大丈夫だから・・・生きる希望を捨てないで!・・・お願いね・・・お願い・・・大丈夫なんだよ・・・」

うわ言のように繰り返して寿里は少年達に犯される。

「火が消えそうになってるよ・・・薪を追加して・・・裸のままじゃダメだよ・・・みんな毛布に包まって・・・お湯を沸かし続けるのよ・・・温かい飲み物を・・・飲むんだよ・・・」

彼らに注意を与えて、寿里は中に射精され続けて犯される。
青春真っ盛りの少年達の回復力と瞬発力は素晴らしく三回転目に突入していたが、それもようやく終わろうとしていた。

ドビュッ!
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~・・・」

その最後の岩仲が、ゆっくりと肉棒を引き抜いて、囲炉裏の周りに座っている少年達の元に戻り、コーヒーを貰い一口飲む。
さすがにやりたい盛りの少年達も、三回戦を終えたばかりなので皆が疲れている。
寿里の方は内腿を掴んでいた手は放してはいたが、膝を立て、脚を開いたままで仰向けになっていた。

〈はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・まだなの?・・・まだ雪は止まないの?・・・〉

毛布の上でぐったりとはしていても、窓の向こうの景色を寿里は窺うが、窓の外は未だ暗黒の世界で吹雪が舞っていた。
次に少年達、一人一人に目を向ける。
彼らは無意識の内に寿里の注意を聞いて、火に薪をくべ、毛布に包まり、暖かいコーヒーを飲んでいた。しかし、言いつけは守っていても、彼らに会話は無く、目もどんよりと曇っている。
そのとき、飯塚と目が合った。

(怖いんでしょ?・・・あたしが守ってあげるから・・・こっちにおいで♪・・・)

語り掛けるように優しく微笑む。
その微笑と眼差しに魅入られた飯塚は、毛布に包まったまま寿里に覆い被さった。

「あんッ♪・・・」

また深く肉棒を挿入されて、寿里は甘い吐息を漏らす。

「死にたくないよ・・・死にたくないよ・・・死にたくないよ~・・・」

飯塚は寿里の優しさに包まれたことで本音を漏らし、そして、咽び泣きながら乳房に咥えついて腰を振る。

(大丈夫だよ・・・あたしが守ってあげるからね・・・怖かったら、あたしを犯し続ければ良いんだよ・・・)

飯塚の背中に手を回して、寿里は愛しそうに抱き締める。

「あッ♪・・・あッ♪・・・あッ♪・・・あッ♪・・・あッ♪・・・」

それからも寿里は、野々口と鵜飼にも同じようにして抱き締めた。
三人は寿里の優しい温もりに触れて、微かではあるが瞳に力が宿る。
しかし、岩仲が全てを壊した。

「いつ、俺達、死ぬんだろうなぁ・・・この薪が無くなったときなのかぁ・・・それとも・・・苦しんで死ぬんだったら・・・今、楽に死んだ方がマシなのかなぁ・・・」

頭をムシャムシャと掻き毟りながら叫んだ。
たったその一言を聞いただけで三人の瞳の力が弱くなった。

「やっぱり岩仲君は弱虫だったのね!・・・それでフニャチンだったんだ!・・・それに粗チンだし、見掛け倒しもいいとこね!」

寿里は、このままではいけないと思い、咄嗟に憎まれ口を叩いた。

「何?・・・」

岩仲がギロっと睨む。

「4人掛かりで、あたしを犯しても全然感じないわ!・・・みんなフニャフニャで粗末なおちんちんなんだもん!・・・悔しかったらあたしを逝かせてみなさいよ!」

勢いに任せて口走り、四人全員に罵声を浴びせた。

「じゃあ!お望み通り、もっと犯してやるよ!・・・どうなったって知らないからな!」

岩仲は激怒して寿里に迫る。

「死んでも知らないからなぁ!」
「とことん犯ってやるよ!」

岩仲の影響で、再び希望を失った鵜飼と野々口も続く。
飯塚だけはオロオロとしていた。
彼は一番長い時間、一番多くの回数を寿里に包まれていた為に、彼だけは寿里の優しさを求めていた。

(さぁ、あたしをみんなで犯しなさい!・・・心行くまで犯しなさい!・・・救助隊が来るまで犯すのよ・・・恐怖を感じる間もなく犯しなさい・・・)

寿里は微笑んだ。

(あたしは絶対に諦めないわ・・・ここからみんなを助けるまでわ!・・・)

怒る岩仲は寿里の手を取り引き起こすと、その手を自身の首に絡める。そして、寿里の腰を掴んで持ち上げて、胡坐をかいた自身の肉棒の上に座らせた。

「んんんッぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああ~~~ッ!・・・」

子宮に達するまでに岩仲の特大ペニスが突き刺さった。
それから寿里の腰を時には大きく上下に、時には大きく回して寿里を突き回す。

「あぁ~ッ!・・・ぐ~ッ!・・・んぅ~ッ!・・・(この子、やっぱり手馴れてる~・・・)」

感じていることを悟られたくない寿里は、岩仲の肩に凭れ掛かって顔を隠す。
その顔を上げる為に、岩仲は更に激しく突き上げる。

「んんんあああぁぁぁぁ~~~ッ!・・・あぁ~ッ!・・・あッ!・・・ん、んんん~ッ!・・・」

寿里の頭が激しく上下に揺れ動く。

(だめぇ~・・・だめぇ~~~ッ・・・)

必死に我慢して耐える寿里と激しく責める岩仲。

「んッ!・・・ん、んんんん・・・んぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・」

あっさりと逝ってしまって脱力した寿里は、全てを岩仲に預けるように凭れ掛かった。

「まだ赦さないよ!・・・」

岩永は寿里に休む間を与えないように、腿を掬い取り抱え上げて仁王立ちする。

(岩仲君に連続でされると・・・キツい・・・)

岩仲は寿里の臀部を掴んで、激しく揺さ振る。

「あぁ~ッ!・・・んッ!・・・んッ!・・・あッ!・・・んッ!・・・んッ!・・・」

寿里は襲い続ける快楽に耐え切れず、岩仲を強く抱き締める。
それによって岩仲も寿里を突き刺すストロークを長くする。

「ひゃあッ!・・・んぐッ!・・・ふわッ♪・・・んんッ!・・・」

また根元まで、がっしりと差し込み寿里の腰を大きく回す。

「あ、あ、あ、んぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~ッ!・・・」

止め処なく快楽が寿里を襲う。
襲い続ける快楽は寿里に、「我慢しないで一緒に逝こうよ!」と脳内に、心に、体に語り掛けるように。

(従った方が楽かも~・・・いいえ!・・・あたしが諦める訳にはいかないの!)

断っても、断っても、誘い続ける快楽に寿里は耐え忍ぶ。
負けじと岩仲も寿里を抱え上げた状態で、上下左右に振り回す。

「あぁ~ッ!・・・ぐッ!・・・ん~ッ!・・・ん~ッ!・・・」

寿里の体を地面と平行に倒して突き倒す。

「んわぁ~ッ!・・・んん~ッ!・・・ん~んッ!・・・」

抱え上げて自身の肉棒を味合わせるように突き回す。

「んんッ!・・・あッ!・・・んッ!・・・ん~~~ッ!・・・」

茹で上がったような表情になっても、寿里は只管耐える。
岩仲は止めとばかりに寿里の中に肉棒を全て収め、腰を密着させると、再び寿里の腰を押さえ付けて大きく大きく回し続けた。

「ぁぁぁぁあああああああああああああ~~~~~~ッ♪・・・(これは強烈~~~ッ・・・)」

岩仲は仕上げとばかりに、更に寿里を突き回す。

「あぁッ♪・・・んッ!・・・んッ♪・・・んッ♪・・・んんんんんんんんん~~~~~~~ッ♪・・・」
ドックンッ!・・・
「んッ!・・・ん・・・んん・・・」

寿里は中に注ぎ込まれ、逝きはしても、最後の一線は踏ん張り通す。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・(犯されながら・・・我慢するのは・・・辛いよ~~~・・・)」

「鵜飼!ちょっと来て!」

我慢し通す寿里に、苛立った岩仲が鵜飼を呼ぶ。

(あ!・・・何するの?・・・)

寿里の上半身が背後に立った鵜飼に渡された。

「んッ!・・・んんん~~~ッ・・・(2人掛りだなんて・・・耐えれない・・・)」

鵜飼に上半身を抱えられた寿里は乳房を鷲掴みにされると乳首を扱き上げられ、また岩仲に腰を掴まれて宙に浮いた体勢で、三度激しく突き回される。

「ふわぁッ♪・・・んんん・・・ん~~~・・・ん・・・ん・・・」
「逝かせてみせなさいって言っといて、さっきから感じまくってるじゃん!」
「そうそう!・・・何、やせ我慢してんの?」

寿里が感じていることは、岩仲と鵜飼には手に取るようにわかったが、何故、何に対して我慢しているのかが理解出来なかった。

「んんん~~~ッ♪・・・はぁッ!・・・ん・・・んんん・・・(バレちゃってる・・・でも、いいわ・・・救助隊が来るまで犯し続けるのよ~・・・)」

それでも寿里は頭を左右に振って拒否反応を示す。

「わかった!・・・こんな風に乱暴に犯されたいんだ!」
「うわッ!マジ!?・・・この女、変態なんだ!・・・アハハハハハハハ!」

今度は言葉で詰る。

「(なんとでも言うがいいわ!・・・)あッ!・・・ぁああ~~~ッ・・・く・・・んッ!・・・」

二人掛かりで責められる寿里に、絶頂の頂点が訪れようとしていた。

「んんんぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ♪・・・んッ!・・・んん・・・」
「また我慢してるよ!」
「変態なりのプライドがあるんじゃない?」
「そうなんだ~・・・ハハハハハハハハハ!」
「今度は俺も参加させてよ!」

見ているだけでは、つまらなく感じていた野々口が口を挟んだ。

「いいよ!・・・体位は何でする?」
「バックで!」
「OK!」

岩仲と鵜飼は寿里を降ろし、四つん這いの体勢にする。

「じゃ、行くね!」
ズボッ!
「うッ!・・・」
背後から勢い良く突き刺されて、寿里は呻き声を漏らす。

「こんなことされたいんでしょ?・・・変態さん?」
ズブッ!
「うぐ~ッ!・・・」
鵜飼に馬鹿にされて、口に肉棒を捻じ込まれた。

「徹底的に犯してあげるよ!・・・ホントに死んだって知らないからね!」

岩仲は寿里の下に潜り込んで、乳房に咥えついた。

(あぁ~~~・・・これは凄すぎちゃう~~~ッ!・・・あたし・・・このまま・・・正気を保っていられるかしら~~~?・・・)

野々口と鵜飼は呼吸を合わせて、互いに寿里を激しく突き動かす。その為に揺れ動く乳房を鷲掴みにした岩仲は、それを激しく揉み込み、乳首を口に含んで舌で転がす。
三人同時に激しく犯されてはいても、寿里は笑顔のままだった。
寿里の想いが届かぬ三人は、長時間に渡って暴力的に寿里を犯し続けた。

(あたしが犯されている間、この子達は恐怖を忘れられる・・・だから・・・これで良いの・・・



「あ~!・・・さすがに疲れた・・・」

岩仲達は寿里を放り出して、囲炉裏に戻った。

「かはぁ~ッ!・・・ひぃ~ッ・・・ひぃ~ッ・・・ひぃ~ッ・・・」

寿里は白い裸身をくねらせて、体を激しくビクつかせている。

「白木さん、大丈夫?・・・」

そこに飯塚が心配そうに顔を覗き込む。

「ひぃ~・・・ひぃ~・・・ん・・・はぁ・・・はぁ・・・うん・・・あたしは大丈夫♪・・・」

呼吸を整えてから、ニッコリと笑って返事をする。

「怖いんでしょ?・・・あたしのことはいいから・・・して良いよ♪・・・」

そして、飯塚の頬に両手を添えて、優しく微笑む。

「だめだよ!・・・これ以上したら、白木さんが・・・うッ!・・・」

言葉を遮って唇を合わす。

「飯塚君は、そんなこと考えなくていいのよ・・・さ、おいで♪・・・」

唇を放して、再び優しく微笑んだ。

「・・・・・・・・うん・・・」

飯塚は寿里に従った。

「あッ♪・・・」

飯塚は疲れ切っている寿里を気遣い、下腹部だけを密着させて極力体重を掛けないように覆い被さり、ゆっくりとした動きで肉棒を動かす。それでも、寿里の温もりが欲しい為に、背中に腕を回して抱き締め、乳房に顔を埋めた。

「あッ♪・・・あッ♪・・・あんッ♪・・・(さっきまで暴力的にされて来たから、こんなに優しくされたら余計に感じちゃう・・・)」

寿里は飯塚の腰まで下がっていた毛布を掴み、飯塚を包むようにして被せると、毛布がずり落ちないように首に腕を絡めて抱き締める。寿里の天使のような優しさに包まれた飯塚も彼女を想い、頭を毛布の中に入れて、それを寿里の首元に掛ける。

「あんッ♪・・・あん~ッ!・・・あぁ~ッ!・・・ああぁぁぁ~~~ッ!・・・」

寿里が飯塚の内で、苦しげに声を発し、身を左右に捩り始めた。

「白木さん、どうしたの?・・・苦しいの?・・・」

その声と動きに心配になった飯塚は寿里に声を掛ける。

「ううん・・・大丈夫だよ♪・・・飯塚君のHが気持ち良いから・・・あたし・・・感じてきちゃった・・・我慢出来ないくらい感じちゃうの・・・」

寿里は舌をペロッと出して打ち明ける。

「だから・・・続けて♪・・・飯塚君・・・あたしを逝かせてください♪・・・」

「うん!・・・」

そこには寿里が今まで見たことの無い、飯塚の笑顔があった。

「あぁ~ッ♪・・・逝っちゃう~~~♪・・・凄いよ、飯塚君♪・・・感じちゃうよ~~~ッ♪・・・あぁぁぁ~~~ッ♪・・・逝くぅぅぅぅぅ~~~ッ♪・・・逝っちゃうッ♪・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~んッ♪・・・」

ドックンッ!

長時間のおあずけ状態で回復したのか、寿里の優しさに影響されたのか、飯塚はこれまでで最大量の精液を寿里に注ぎ込んだ。

(もう・・・力が無くなっちゃった・・・でも・・・救助が来るまで・・・なんとかしないと・・・)

考え事をしていた寿里は、そこで心配そうに見ている飯塚と目が合う。飯塚にいらぬ不安を与えてはいけないと、寿里は微笑む。

「逝っちゃった、あたし・・・飯塚君・・・温かい・・・きゃッ!・・・」

その一部始終を見ていた岩仲が、寿里の口を掴み上げた。

「とうとう逝きましたか、変態さん!・・・フニャフニャの粗チンに逝かされた気分は如何ですか?・・・アハハハハハハ!・・・」

寿里は返す言葉が見つからなく顔を背ける。

「お前はどけ!」
「うわぁ―――――・・・」

鵜飼と野々口は二人掛りで、飯塚を剥ぎ取った。

「俺らの粗チンでも逝ってもらいますよ!」

岩仲は不敵な笑みを浮かべて、寿里に覆い被さった。

「んッ♪・・・」

岩仲も飯塚が行ったように、下腹部だけを密着させて、ゆっくりとした動きで肉棒を抜き差しする。

「あぁ~~~ッ♪・・・はぁ~~~ッ♪・・・あぁぁぁ~~~~~~~~~ッ♪・・・」

耐える力さえも失った寿里は、岩仲の腕の内で白い裸身を朱に染めて、身を捩り甘い声で喘ぎ悶える。

「変態さんも、とうとう堕ちたか・・・アハハハハハハハ!・・・」
「ほんとだ!・・・感じ捲くりじゃん!」
「壊れるまで、犯してあげるからね!・・・ハハハハハハハハ!・・・」

岩仲、鵜飼、野々口は嘲笑いながら、延々と寿里を犯して、そして、逝かせ続ける。その寿里の傍らには飯塚が片時も離れずに、寿里の左手を握り締めていた。

(これで良いのよ・・・これで・・・救助が来るまで・・・このまま、あたしを犯し続けるのよ・・・)

寿里は頑なな決意を持って身を捧げた。



「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~んッ♪・・・」

寿里は嘲笑の中、幾度も絶頂を迎えていた。
寿里は逝きすぎて、何もされてなくても体がビクン!ビクン!と痙攣を繰り返している。

(まだ・・・まだなの?・・・)

救助隊が中々現れないことで、寿里にも焦りが生じていた。
それは無理もなく、寿里はかれこれ24時間もの間、休むことを許されずに少年達に犯されている。今もまた岩仲の胡坐の上で、腰を大きく振り回されていた。

そのとき、
「あ!?・・・雪が止んでる!」
唯一の窓から射す光に飯塚が気づいて、外に飛び出した。

「お~~~~い!・・・ここだよ~~~!・・・」

外に出た飯塚の大きな声が聞こえて来る。
何事と思った他の三人も寿里を投げ出して外へ出て、飯塚の視線の先を追い遥か上空にある飛行物体を見つける。
それはレスキューダイバーだった。
飯塚は救助隊が来てくれたと確信して、他の三人の手を取って小屋に戻る。

「白木さん!白木さん!・・・救助隊が来たよ!・・・僕達、助かったよ!」

寿里の体をゆすって声を掛ける。

「良かった・・・みんな・・・助かったんだよ♪・・・みんな・・・良く・・・頑張った・・・ね♪・・・」

寿里は力を振り絞って言葉を繋いだ。

「何が頑張っただよ!」

岩仲は飯塚に掴まれていた手を振り解く。

「あんた、何にもしてくれなかったじゃないか!・・・」

悪態を吐く岩仲に飯塚が絶叫する。

「なに言ってんだぁ―――――ッ!」

飯塚は寿里の行動の真意を涙ながらに訴える。
みんなの恐怖を取り除く為に、寿里が身を犠牲にしてきたことを、寿里の心の内を訴えた。

「そんな・・・」
「マジかよ・・・」
「こんな優しい人に俺達は、なんて惨いことを・・・」

ここに来て、ようやく少年達全てに寿里の優しさが届いた。

「白木さぁ~ん、ごめんなさい!・・・酷いことしちゃって本当にごめんなさい!」

飯塚が泣きじゃくりながら寿里に謝ったのが切っ掛けとなって、少年達は皆、泣きじゃくり寿里に謝罪を繰り返した。

「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!・・・」
「白木さん、ごめんなさい!・・・」
「酷すぎることしちゃって申し訳ないです!・・・」
「罪は償います!・・・本当に申し訳ございませんでした!・・・

皆が土下座して、寿里に頭を下げて謝罪する。
しかし、寿里は、にっこり微笑んで彼らに話し掛けた。

「いいのよ・・・気にしなくて・・・あたしが勝手にやったことだもん・・・その代わり、2度と女の子に、こんなことしちゃ駄目だし、どんな犯罪もしちゃ駄目だからね・・・それと、この山小屋での一夜のことは私達だけの秘密だよ♪・・・わかった?」

「はい!!!!」

寿里は将来のある少年達を慮り、若気の過ちの全てを赦すことにした。
それから反省した少年達は干していた乾いたタオルにお湯を浸して、寿里の体を綺麗に拭い、着替えを手伝う。寿里は岩仲と鵜飼に肩を担がれて、野々口と飯塚が火の付いた焚き木を手に持って外へ出た。
野々口と飯塚は懸命に薪を振る。
そして、響助も手を振る少年達に気がつき、ライトを彼らに向けて発光させる。

「隊長!・・・遭難した少年達4人と寿里を発見しましたぁ!」

レスキュー本部に響助の声が響いた。

「そうか!」

響助の報で隊長は安堵の表情を浮かべ、レイは涙し、世界消防庁からは大歓声が沸き上がった。
そして、レスキューダイバーから輝が救助用ウィンチと共に降下して来た。

「寿里さん、お待たせして申し訳ありませんでした!」

「ううん、あたしはずっとみんなが助けに来てくれるって信じてたよ!・・・じゃあ、R1!子供達からお願いね!」

「はい!了解です、R4!」

輝に抱えられて、少年達は一人ずつレスキューダイバーへ運ばれる。
最後の岩仲が収容されるのを見届けた寿里は安堵したのか、振り絞っていた気力が潰えて、雪面に崩れ落ちた。

「寿里さん!・・・寿里さん!・・・


輝の声が遠くで聞こえた。


「ここは?・・・」

寿里は見知らぬベッドの上で目が覚めた。
救助された寿里は衰弱し切っていた為に、三日間眠り続けていたと看護士に教えられた。

「子供達は?・・・子供達は無事なんですか?・・・」
「えぇ!白木さんのおかげで全員無事ですよ!・・・あの子達は一昨日退院しましたよ!」

記憶が蘇ると看護士に少年達の安否を尋ねる。
無事だったと聞いて安心したが、看護士に今は自分のことを最優先しなさいと窘められた。

「はぁ~い・・・」

それから寿里は、輝達の山盛りの差し入れの効果も相まって、みるみる内に回復して行き、十日後には退院となった。
その翌日、寿里は午後から久々に世界消防庁に登庁する。
そこには、頭を青々と刈り込んだ少年達がいた。
寿里と少年達は再会に手を取って喜びを分かち合うが、そこから隊長の説教が始まった。始めは粛々と聞いていた少年達だったが、寿里のレスキュー方法に、一人疲労で倒れた件に問題が及ぶと、彼らは一斉に寿里に非は全く無いと、レスキューは完璧だったと涙声で喚き散らして訴えた。
その勢いに隊長は困り果てた。

「じゅり~、あの子達をどうやって手懐けたの~~~?・・・」

レイが寿里に近寄り、耳元で囁く。

「え!?・・・な・・・何もしてませんよ!・・・しいて言えば、あたしの美貌の賜物かしら♪」

「こいつ~、またその台詞!・・・アハハハハハハハハ!・・・」

少年達の熱い言動に感動した隊長は、寿里の処分は不問にすることとした。
そこにレスキューフォースに応援出動の依頼が入った。
病み上がりの寿里は留守番となって、他のメンバーは出動する。
残された寿里と少年達は談笑を始める。

「え?・・・みんな、東大を目指すの?・・・」

十二分に反省した彼らは、これからしっかり勉強して、寿里のように人の為になる仕事に就きたいと抱負を語る。
彼らが通っている学校は、超エリート名門進学校だったのであった。

「そうなんだ・・・頑張ってね♪」

それから寿里と少年達は、一時間余り語らってから別れの時が来た。

「じゃあ、みんなこれからも頑張ってね♪・・・最後にあたしがみんなに頑張れる魔法を掛けちゃいます♪・・・」

そう言うと寿里は、左端に立っている鵜飼の足下に跪き、ズボンのベルトを緩めて、ズボンとパンツを下げる。

「え!?・・・こんなこと・・・」

少年達は、思わぬ寿里の行動に慌てふためく。

「おとなしくしなさい!・・・君達には日本の、地球の未来をしょってたって欲しいから、魔法を掛けてあげるんだよ!」

少年達は顔を見合せ、頷き合い、寿里に従うことにする。
今の彼らにとって、寿里の言動・行動は絶対正義だからである。
ダランとしている肉棒の先端をペロペロと舌で舐め上げる。始めは緊張でダランとしていた肉棒は、舐め上げられると途端にいきり立った。

「こないだはごめんね♪・・・あたし、嘘吐いちゃった・・・君達のおちんちんは全然フニャフニャなんかじゃなく・・・ましては粗チンなんかじゃないからね♪・・・とっても逞しくて・・・立派だったよ♪・・・」

寿里は顔を赤らめて全員に謝ると、鵜飼の肉棒を呑み込んだ。

「はむッ♪・・・~~~ぐッ♪・・・~~~ぐッ♪・・・~~~ぐッ♪・・・」

丁寧に愛情を込めて魔法を掛ける。
しかし、魔法の儀式は五分足らずで、あっけなく終わってしまう。

「あ―――――ッ!・・・出るッ!」
ドグンッ!
「うぷッ!・・・・・・・ごっくんッ♪・・・・・・・えへッ・・・飲んじゃった♪・・・」

鵜飼は爆裂的な快感を覚えて、射精すると腰が砕けて尻餅を付いた。
寿里は鵜飼の肉棒を口で綺麗にしてから、野々口の前に移動する。

「次は野々口君だね♪・・・はむッ♪・・・」

それから野々口、岩仲にも魔法を掛けるが、彼らに対する儀式も五分と掛からなかった。

「最後は飯塚君ね♪・・・あのときは、ありがとうね♪・・・君がいたから、みんな助かったんだよ♪・・・君には、とっておきのことしてあげるッ♪」

寿里は微笑む。
その姿は飯塚には女神のように映った。

「は~~~~~んぐッ♪・・・ん~~~ぐぎゅッ♪・・・ん~~~ぐぎゅッ♪・・・」

寿里は飯塚の肉棒を全て呑み込み、口と舌と喉を使って魔法を掛ける。
飯塚は身震いして寿里の肩を掴む。寿里は飯塚の腰に手を回して、全身全霊を傾けて魔法の儀式を行った。

「白木さぁ~ん、僕もう限界―――――・・・」

やはり飯塚も五分と持たなかった。

ドッグンッ!
「うぷぷッ♪・・・・・ごっくんッ♪・・・」

彼ら全員が尻餅を付き、へたり込んだ。

「魔法は掛かったかな?・・・」

寿里は微笑みながら、少年達に質問する。

「はい・・・」

彼らは放心状態のままで、心ここに在らずのまま返事する。

「元気がないなぁ・・・それじゃあ、まだまだ魔法を掛けられたいのかなッ?」
「はい!!!!」

寿里の大声で我に変えった彼らは、今度は元気良く返事をする。
寿里は返事を聞くと、満開の笑顔になり、再び魔法の儀式を執り行った。

「はむッ♪・・・ん~~ぐッ♪・・・ん~~ぐッ♪・・・ん~~ぐッ♪・・・


それから少年達が「もう出ません」と言うまで儀式を行った。
儀式の回数は五回に及んでいた。
そして、今度こそ別れの時となった。

「みんな、頑張ってね♪・・・挫けちゃだめだよ♪・・・もし、挫けそうになったら、あたしのことを思い出すんだよ♪」

少年達は頷く。

「そして・・・現役でみんなが東大に合格したら・・・もっと良いご褒美を・・・プレゼントするからね♪」

少年達は笑顔で頷き、世界消防庁を後にした。

「ばいばい・・・」

彼等との別れに感傷的になった寿里は、メインモニターのスイッチを入れてレスキューフォースの出場している災害現場の様子をぼんやりと眺めていた。

(なんで、あたし・・・あんなことしちゃったんだろう?・・・不思議だなぁ・・・でも、後悔は無いのよねぇ・・・なんか変な気分ッ!・・・)

寿里は自らが進んで、魔法の儀式を行った理由がわからなかった。
何故なら、今、寿里の中に何かが芽生えていることに、彼女自身まだ気づいてはいなかったからである。

                                     つづく