―第9話 『 再び 』―

(・・・もう・・・生きて行けない・・・)

寿里は正午を程なく過ぎた時間になっても、灯りも点けずにカーテンを閉め切り、薄暗くなった自宅の部屋に引き篭もり、膝を抱えて蹲っていた。
どんなに高熱があっても、どんなに体調が悪くても、どんなに重たい日であっても無遅刻無欠勤を続けていた寿里が、今日に限っては「体調が優れません!」の一言でレスキューフォースの仕事を欠勤していた。
前日に起こった悪夢のような惨劇に遭遇し、寿里は仕事に行く気にも、外出する気にもならなかった。それどころか生きて行く気力さえも失っていた。
昨日、寿里を襲った惨劇。
それは日々争っていたネオテーラの幹部サーンとシーカに、レイプされたことだった。
レイプの後、家に逃げ帰り、汚された体をシャワーで洗い流してからも、ずっと咽び泣いて蹲っていた。それの光景と感触が、今も尚、体から消えず記憶からも消し去れないでいた。屈辱的にまでに何回も何回もレイプされて、何回も何回も絶頂を迎えさせられた。二人が突き回しながら笑う顔と、笑う声が頭から離れない。
それほどまでに寿里にとって、爆裂的で衝撃的な悲惨な出来事だった。
大事に大切に守っていた純潔を奪われた佐伯との出来事のときよりも、特別訓練と言う名の元で隊長との出来事のときよりも計り知れないほどの物であった。それらのときは人生経験を積めたと、良い勉強になったと、浅はかな自分を反省して教訓とし、その試練を乗り越えた。電磁の大蛇に弄ばれたときも、優斗に玩具のように扱われたときも、そのことより感じて逝ってしまった自分を恥じて乗り越えた。
しかし、サーンとシーカにレイプされた出来事は、乗り越えるには余りにも大きすぎる物だった。

(死んじゃぉ・・・)

寿里は生きて行く力を無くし、絶望して全てを捨て去ろうとした。
ようやく立ち上がった寿里はテーブルに向かい、みんなへの最後の手紙を認め始めた。
しかし、
(・・・・・・・・・・書けない・・・)
自ら命を絶つ理由を書く所でペンが止まった。

(あいつらにレイプされた・・・なんて・・・書けない・・・パパやママや・・・お祖父ちゃんが・・・ショックを受けちゃう・・・世間から笑われちゃう・・・)

便箋に書いた文字が滲んでいく。

(あいつらは・・・一体・・・どこまで、あたしを苦しめたら気が済むの?・・・)

気づけば寿里はワナワナと震えていた。

(このままじゃ、死ねないわ!・・・あいつらを生かしたまま死ねるもんですか!・・・ギッタギタにしてボッコボコにして破壊して、スクラップにしてやんないと気が済まないわ!)

寿里は仁王立ちをしていた。

「ぶっ壊してやるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!!」

絶叫していた。

「ふぅ~~~・・・大きな声出したら、お腹すいちゃったわ♪・・・」

寿里は復讐に燃えて立ち直った。
それから寿里は冷蔵庫に蓄財していた有り余る食材で、大量に料理を作って、たらふく食べ尽くした。


翌日。

「おっはようございまぁ~~~す!・・・昨日はすみませんでしたぁ!・・・今日から心機一転、頑張りますよぉ~~~!」

寿里は、いつもの愛らしい笑顔を浮かべてフェニックス・ブリッジへと入室する。
仲間達は笑顔で寿里を迎えた。
寿里は復讐の炎を胸の内に隠して、レスキューフォースの活動に勤しもうと考えていた。


数ヵ月後。
寿里はマールの策略に嵌り、二十数体のアクストに輪姦されてしまった。

(なんでよ~~~!・・・なんで、あたしばっかりレイプするのよ~~~・・・)

再び訪れたアンドロイドによる強姦、しかも輪姦に寿里は泣き崩れた。しかし、今回の立ち直りは早かった。

(許さない!絶対に許さない!・・・絶対にあいつらを破壊してやる!・・・)

寿里はサーンとシーカの策謀だと思い込んでいた。
復讐の炎は益々燃え上がった。

「今度会ったときは覚えてらっしゃいッ!!!」

寿里は心の傷を見せないように、胸の内に隠した復讐の炎を気づかれないように、人々の平和の為にレスキュー活動に勤しんだ。


「待ちなさぁ~~~~~~~~~~い!」

超災害現場でサーンとシーカに出くわすと、寿里は目の色を変えて追っ掛け回す。

「今日こそは、あんた達をボッコボコしてやるんだからぁ~~~~~~~~~~ッ!」
ドゴンッ!
「退きなさい!・・・退きなさい!・・・あんたらは関係ないでしょ!・・・」
ドゴンッ!バゴンッ!ベコンッ!

行く手を遮るアクスト達をブレイクハンマーで蹴散らして、寿里はサーンとシーカを追っ掛け回す。
寿里のお相手を勤めたい気持ちが山々のサーンとシーカだったが、任務の遂行を果たさねば為らない為に、それを諦めて逃走を決め込む。

「寿里~!深追いするなぁ!」
(・・・でも・・・響助さん・・・そんなこと言われても・・・)
「寿里さん!後は僕達に任せて下さい!」
(・・・ひかるんまで、そんなこと言うの?・・・)
「じゅ~り~!あんたは、あんたの仕事があるでしょう!」
「はい~・・・(レイさんの言う通りよね・・・)」

寿里には要救護者の手当てという大事な任務がある。それを放棄してまで私怨で勝手な行動は取れない。忸怩たる思いで寿里は、要救護者の手当てに専念する。

「大丈夫ですか?・・・痛いところはありますか?・・・」

天使のような微笑で要救護者達に寿里は接する。

(今度こそ・・・今度こそ、ギッタンギッタンにして、ボッコボコに破壊してやるんだから!)

心の声を胸の奥深くにしまい込んで。



更に数ヶ月が経った。
懸命に働いていた寿里に久々の休日が訪れた。
このところ仕事を無我夢中でしていた為に休みのことなど、すっかり忘れ去っていた寿里であった。
久々の休日なのに朝から何も予定が無い。だが、いつもと同じ時間に目が覚めてしまった為に、仕方ないので日課の家の近くの、あの公園に散歩に出掛けた。

「今日は、お仕事のことも何にも考えないで過ごしちゃいましょう~~~♪」

朝日を浴びて、新緑の木々の息吹を感じて、寿里は散歩を楽しんでいた。

「ん~~~!・・・とっても気持ち良いわぁ!・・・ん?・・・良い香りがする・・・」

すると、その公園の駐車場に停まっている移動販売のあの車を見つけた。

「ラッキー!大好物のクレープ屋さんだぁ!」

「クレープ」の文字を見て、そして、香りに誘われて寿里は舞い上がり、何の躊躇いも疑いもせず車に駆け寄った。

「お兄さぁ~~~ん、クレープくださぁ~~~い!」

笑顔一杯で注文する。

「お嬢さん、いらっしゃいザンス!」
「いらしゃいでゴンス!」

ひと目見ればサーンとシーカと気がつく変装であるにも関わらず、再び寿里は何も気づかないで、彼らの用意した罠に嵌められようとしていた。

「モグモグモグ・・・これ、変わった味するね?・・でも癖になりそう・・・もう1個ちょうだい!」

催淫剤が混入されたクレープを寿里は喜んでおかわりしてしまう。

「はいザンスー!お嬢さんは、かわいいから特別にビッグサイズのクレープザンス」

寿里を罠に嵌め込んで行く。

「やったぁ~ッ!・・・モグモグモグ・・・・(あれ?体が火照ってくる・・・)」

寿里は罠に堕ちて行く自身に気がつかない。

「スペシャルサービスでゴンス、生クリームたっぷりのビッグサイズをおまけでゴンス!」

行く吐く暇も無しに仕上げのクレープを渡すと、それを寿里は喜んで平らげた。

「お兄さん、ありがとう!・・モグモグモグ・・・(あ!体が熱い、頭が朦朧としてくる・・・)」

食べ終わると寿里は、立っているのが辛くなって椅子にへたり込んだ。

(おかしい・・・体が熱くてダルい・・・頭が・・・クラクラする・・・)

と、そのとき、
「ジャーンザンス!」
「ジャーンでゴンス!」
変装を解いてサーンとシーカが現れた。

「同じ手に、2回も引っ掛かったザンスね―――――!」
「今回の催淫剤は前回のものより強力にしたでゴンス!」

仕掛けた罠に寿里を嵌めることに成功して、二人は大喜びだ。

「あ!?・・・あんた達!・・・また騙したのね!(しまった!・・・同じ手に引っ掛かった!・・・また犯されちゃう!)」

レスキューフォースの隊員でありながら、不用意な失態に寿里は悔いた。

「それじゃぁ、寿里ちゃん一緒に来るザンス!」

「こっちに来るな・・・こっ・・きゃッ!」

「行くでゴンス―――――!」

身動きの出来ない寿里は、シーカに簡単に抱え上げられて車に押し込まれてしまう。そして、車は走り去った。

(ギッタンギッタンに、ボッコボコにしてしまいたいのに~~~破壊して、がらくたにしてやりたいのに~~~悔しい~~~~~!・・・また浚われたちゃったぁ~・・・またレイプされちゃう~・・・あ!・・・やだッ!・・触んないでよ!)

心の内で恨み言を呟いていた寿里は、サーンの膝上に乗せられると、サーンの中指がブラウスの上から乳首の上にあてがわれ、そして、微細な振動を与えられた。

「あぁッ~ぁ~~~~~~~ッ!・・・やだ!やだ!やだぁ~~~~~~~~~~ッ!・・・」

服の上からの愛撫の筈なのに、寿里には直に乳首に愛撫を受けているような感覚に陥った。

(感じて来ちゃう~・・・これがあの薬の影響なの?・・・)

息が荒く乱れ始めた寿里のブラウスのボタンをサーンは外し始める。

「もう・・・やめて~~~~~~~~~~ッ!・・・」

ボタンを全て外すと一気に剥ぎ取る。

「お願い~~~・・・やめて~~~・・・」

ブラジャーのホックを外して抜き取る。
豊かな白い膨らみと、薄桃色した宝石が露わになった。

「いやぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ~~~~~~~・・・」

今度は直に乳房を揉み込み、同時に乳首を弄ぶ。
白い柔肌に機械の黒い指が食い込む。力加減は前回で把握しているので、痛くならない限界の強さで激しく揉み込む。

「赦して・・・やめて~・・・お願い・・・赦して~~~・・・」

寿里は拒絶を続けた。
が、
「あふッ・・・」
甘い吐息を漏らしてしまう。

サーンの右手が知らぬ間に股間に伸びていて、そのショーツの中心には明らかな染みが浮き出ている。中指でその染みを押し込んだときに、寿里は吐息を漏らしてしまった。機械の指の第一関節が隠れた。

「あッ・・・うッ・・・ふぅん・・・」

指がその穴の大きさを測るように動き、染みの範囲を広げて行く。

ヌチャ~・・・

サーンがそこから指を離すと、ショーツから糸が引く。その指を寿里の眼前に差し出したサーンは、見せ付けるように中指と親指を擦り合わせてから離した。

「寿里ちゃんの、おまんこから、こんなにいやらしい粘液が出ているザンス!」

サーンの二本の指の間には、粘りついた糸が出来ていた。

「そんなの・・・見せないで・・・」

自身の秘壺から甘い蜜が溢れ出ていることを見せ付けられ、寿里は顔を背ける。

「あんッ!・・・あぁぁぁ~~~・・・いやぁ~~~~~~~~・・・」

寿里が顔を背けると、サーンはショーツの中に手を潜り込ませて、直接に蜜が溢れている秘壺に指を差し込み蠢かせた。

「やめて~~~・・・あぁ~~~~~ッ!・・・もう・・・だめぇ~~~~~~~~~~~~・・・」

寿里の体が大きく震え、絶頂を迎えてしまう。

「うぅ・・・う・・・う・・・」

屈辱に身を震わせていた寿里は、スカートとショーツを剥がされて全裸にされてしまう。

「あッぁあぁぁぁ~~~~~~~~・・・」

再びサーンの右手の中指が寿里の秘壺に挿入され、左手で乳房を揉み込む。前回で寿里に関するデータを調べ上げたサーンは、寿里の弱点を重点的に執拗に愛撫して責め立てる。

「いやあああああぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~・・・



一行はいつぞやの山中に着いた。
寿里は大粒の涙を流して、サーンの足下に蹲っていた。
寿里は執拗に愛撫を受けたことと、催淫剤の影響で寿里の周り一帯に水溜りが出来ており、その上に蹲っていた。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・(誰か・・・誰か助けて・・もう犯されるのは、いやッ!・・・レイプなんかされたくない!・・・ひかるん・・・助けて~~~・・・)」

寿里の復讐の炎は、何度も絶頂に達してしまったことにより鎮火されてしまい、どこにでもいる一人の少女になってしまっていた。

「それでは始めるザンス!」
「了解でゴンス!」

二人の手が同時に寿里に手を掛けた。

「ぃやっ!・・・やめて・・・また、あんた達なんか・・いやぁぁぁぁあああああああ~~~・・・」

手足をバタつかせ身を捩り必死に寿里は抵抗をするものの、サーンに足首を掴まれると高々と上げられ、頭のところに座っているシーカに渡されて二つ折りのようにされる。そして、シーカに秘所が天井を見上げるように、パックリと開くように脚を大きく広げた。両手はサーンに掴まれ引っ張られて、屈辱的な格好を取らされてしまった。

「やだぁ~・・・こんな・・・もう・・やめて・・・やめて!・・やめて~~~・・・」

シーカは体を使って寿里の頭を寿里自身の秘所が見易いように持ち上げる。サーンは寿里に「しっかりと我輩のペニスが、寿里ちゃんの中に入って行くところを見るザンスよ!」と言い、そして、大きな体を覆い被せた。

「そんなの見たくない・・・あ!・・・あ・・あ・・いやッ!・・・いやッ!・・・いやッ!・・・」

ズブッ!!!ズブズブズブズブズブズブズブ!・・・

「いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~ッ!・・・」

サーンの長尺のイボ付きペニスが、再び寿里の中に侵略した。

「見るザンス!寿里ちゃんのオマンコに我輩のペニスが、どんどんどんどん入って行くザンス!寿里ちゃんのオマンコが我輩のペニスをどんどんどんどん咥え込んで行くザンス!・・・おぉ!締め付けるザンス!絡みつくザンス!寿里ちゃんのオマンコは気持ちいいザンス!」

「いやぁぁぁああぁぁぁ~~~・・・やめてぇぇぇ~~~・・・」

顔を背けた寿里は嗚咽を上げる。
寿里を再び愛することが出来たことに、サーンは大満足して激しく執拗に肉棒の抜き差しを繰り返す。

キュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!・・・
「んんんんッ・・・んぐッ!・・あ!・・あッ!・・・あぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~・・・」

突き回された寿里は催淫剤の影響もあって、あっさりと絶頂の頂点を迎えた。

「あ!?・・・」

サーンに腕を引っ張られて、仰向けに二つ折りにされていた寿里の体勢が引っくり返って、うつ伏せに変えられる。その際にサーンの肉棒を抜け落ちた。しかし、今、寿里の秘所は無防備な状態でシーカに晒されている。シーカが寿里の臀部を鷲掴みにして、それを押し広げて超ド級の肉棒を秘壺に突き刺す。

ズボンッ!メリッ!メリッ!メリメリメリメリメリメリメリ・・・
「いやぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~ッ・・・」

寿里の悲痛な叫びと悲痛な音が車内に響いた。

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!・・・
「あッ~ぁ・・・あッ~ぁ・・・やめて~~~・・・赦して~~~・・・やめてぇぇぇえええええ・・・」

四つん這いにされて背後からシーカに突き回されている寿里は、サーンの腕を握り締めていた。そして、サーンの顔を見上げて懇願を繰り返す。

「可愛いザンス!」

しかし、それはサーンに自分の感じて喘いでいる顔を見られてもいた。

「あ!?・・・く・・・いやッ!・・・」

そのことに気づいた寿里は顔を背けようとしたが、サーンに両手で顔を取り押さえられた。

「見ないで・・・見ないで・・・見ないで~~~!・・・」

何の為に顔を掴まれたのかが理解できた寿里は、狂ったように泣き叫ぶ。

「見ないで・・・手を放し・・・あぁ~ッ・・・ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!・・・

興奮が更に高まったシーカの極太ペニスが抜き差しする動きが激しくなり、寿里は悦びの声を上げてしまう。サーンにすがりつく力も強くなって、寿里の上体だけが不自然に弓なりに仰け反った。

「いやぁ~~~・・・いやッ!・・・あ・・・逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・」

寿里の体がガタガタと震えて逝ってしまうと、サーンに身を全て預けるように崩れ落ちた。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・お願い・・・もう赦して・・・もう・・・犯さないで・・・」

逝き切り、息も絶え絶えの寿里は、涙ながらにうわ言のように繰り返す。サーンが優しく包み込むようにして寿里を抱き締める。

「赦して・・・赦して・・・赦して・・・」

寿里はレイプしている張本人のサーンと分かっていながらも、すがり付いて赦しを請うた。

ズブッ!ズブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ!・・・
「いやああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~・・・」

寿里を抱き締めたサーンは、寿里を抱え上げてから胡坐を掻いた上に、ペニスを突き刺すように座らせた。突き刺された瞬間、寿里は反射的にサーンの首に腕を絡みつける。

「あんッ・・・あんッ・・・あんッ・・・」

寿里の腰を掴んで上下に激しく揺り動かす。

「あぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!・・・」

上下に揺さ振られた為に、揺れ動く白い乳房をシーカが背後から鷲掴んで揉みしだいた。休み無く、容赦無く、欲望を満たすべくサーンとシーカは責め続ける。目と目で合図を交わした二人は、まずサーンが寿里の脚を取って自身の体に絡める。するとシーカが寿里に対して体を寄せる。そして、サーンが中腰になって、寿里を抱えた状態で動き始めた。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

何をされるのか分からない寿里だったが、取り敢えずは体を休めようと考えた。

「よいしょっと・・・ザンス」

寿里を抱えたサーンが車外に出た。

(なに?・・・なに?・・・外に出て何するの?・・・)

仁王立ちするサーンに抱えられている寿里は、何か嫌な気配を感じる。

「では、行くザンス―――――!」
「OHでゴンス―――――――!」

号令を掛け合う。

キュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!・・・
「いやああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~・・・こんなのやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!・・・」

再び寿里の悲鳴が響いた。
寿里はサーンに抱えられた状態で突き回される。
所謂、駅弁スタイルで。
アンドロイドのサーンにとって、こんな体位は造作も無いことだ。
思う存分に寿里の秘壺に超長尺のペニスを突き刺し回す。
レイプされるだけでも屈辱を感じていた寿里は、この体位で犯されることにより一層の屈辱感が募った。

「やだ!やだ!やだぁ~~~・・・あ!・・・あぁ~・・・・・・・・・・」

屈辱に耐え切れずに俯いた寿里は、そこで絶望感まで味合う物を見てしまった。
それは自身の中に入り込み、抜き差しを繰り返しているサーンのペニスであった。黒々としたペニスに自身の蜜が絡み付き輝いていた。寿里は時が経つことだけを願い、目を瞑った。

「あぁぁ~~~・・・逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~~~~~~ッ・・・」

そんなことをしても、寿里は突き回されて絶頂に達した。

「う・・・う・・・う・・・(早く・・・終わって・・・)」

寿里が達するとサーンは動きを止めた。
寿里は、ただ早く開放されることだけを願っていた。
しかし、
「シーカ!・・・受け取るザンス」
「ほい!・・・でゴンス!」
ヌッポン!・・・
「あぁ~・・・」

サーンに抱えられている寿里の体を、太腿から手を渡し込んでシーカは寿里を受け取る。
と、

ズボッ!メリメリメリメリメリメリメリ・・・
「いやあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~・・・」

シーカは寿里を背後から抱えて突き刺した。
バックからの駅弁である。
そのとき、また寿里は見てはいけない物を見てしまう。車のスモークを貼った窓に写る自身のあられもない姿を。それも真正面から。

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!・・・
「やだぁ~~~・・・やめて~~~・・・やめて~~~・・・赦して~~~~~~~~・・・」


サーンのイボ付き長尺ペニスと、シーカの極太ペニスに、寿里は幾度も屈辱的な体勢で突き立てられ、幾度も絶頂の頂点へと迎えさせられた。

(・・・もう許して・・・やめて・・・・・このまま・・・永遠に・・・こんな奴らに犯され続けるの?・・・玩具にされちゃうの?・・・奴隷にされちゃうの?・・・)

疲れを知らないアンドロイドのサーンとシーカは、夜が更けても寿里の心と体のレイプを繰り返した。

「あぁ~ッ・・・逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~ッ♪・・・」

シーカに突き上げられて、寿里は幾度目かの絶頂を迎えさせられてしまった。
再び味わってしまった屈辱で放心状態の寿里に、サーンとシーカの声が微かに聞こえた。

「終了ザンス!」
「了解でゴンス!」
「うぅ・・・ぅわああああああああああああああああああああああああ~~~~~~ッ!・・・

寿里は安心したのか、胸につかえていた物が込み上げて泣きじゃくった。


車は動き出し、そして、寿里の家の前に停車する。
前回もそうだったように、今回もサーンとシーカは寿里を家まで送り届ける。
このまま浚ってしまえば寿里を永遠に性の玩具として飼い続けることが出来るのだが、二人には、その考えは全く無い。
と言うより思い浮かびもしていない。
ただただ寿里とセックスが出来るだけで幸せなのである。
高性能の知能を持っている割に、どこかネジが一本緩んでいるサーンとシーカであった。

「寿里ちゃん、今日はこれでお別れザンス」
「今度またねでゴンス」
「・・・」

寿里はふらつき、啜り泣きながら車を降りて、家へと向かう。
サーンとシーカは寿里が自宅のあるマンションに、入って行くのを確認すると走り去った。

(また・・・あいつらに・・・ロボットに・・・サーンに・・・シーカに・・・レイプされた・・・犯された・・・破壊してやりたかったのに・・・手も足も出ずに・・・犯された・・・・・・しかも、薬を飲まされたとはいえ・・・逝っちゃったよ・・・何回も何回も逝かされちゃった・・・悔しい・・・屈辱よ~・・・屈辱的過ぎるよ~・・・誰かに相談したいけど・・・こんなこと誰にも相談出来ないよ・・・相談しても誰にも相手にされないよ・・・事実だと知ったらみんながあたしのこと好奇の目で見るよ・・・どうしたら良いの?・・・どうしたら?・・・誰かあたしを助けてよ~・・・この状況から助け出してよ・・お願い・・・お願い・・・・あいつらは絶対また来るわ・・・あたしをレイプしに・・・嫌!・・もう、ロボットなんかにレイプなんてされたくない!・・・・・・あいつらの玩具になんて成り下がりたくない!・・・もう・・・もう・・いやっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~・・・)

寿里は部屋に戻るとすぐさまシャワーを浴びて汚された体を洗い流すと、自身を自らの手で抱き締め、崩れ落ち、泣き叫んだ。

                                     つづく