―第6話 『 初恋 』―

電磁の大蛇に弄ばれ悶絶するR4に、ときめきに似た感情が湧き上がったサーンとシーカ。
しかし、アンドロイドの彼らには、それが何なのかが分からずに苦しんでいた。
R4の正体が寿里だと判明すると、より一層寿里への昂ぶる感情が燃え上がる。
寿里のことを想うと、胸が苦しくなって何も手がつかない。
一日中寿里のことを考えてしまう。
こんなことでは地球を真っ平にするネオテーラの計画に支障をきたすと思った二人は、人間界の書物を読み漁って、その原因究明を試みた。その結果、その感情は恋心だと判明する。
アンドロイドであっても高精度の人工知能を持つ、彼らにだけが得られる苦悩であった。
その恋心を成就したい欲望に駆られた二人は、再び人間界の書物を読み、研究を始め、そして、何故だかペニスを開発して、それを自身に装着した。

「出来たザンス―――――!!!」
「やったでゴンス――――!!!」

二人に芽生えた恋心を成就する為に出された答えは、『寿里とセックスしたい!』と言う邪なものであった。
が、それを装着してみたものの肝心要の寿里がいない。

「出来ないザンス・・・」
「どうするでゴンス・・・」

寿里とセックスするには、どうすれば良いかと再び考え込んだ二人だったが、導き出された結論は「浚って犯してしまおう!」と言う、強引且つ単純明快な答えだった。
浚うにはどうすれば良いかと三度思案を巡らす二人は、寿里の好み、思考、生活行動を調査する。
その結果、二人は寿里の大食いに目をつけた。
薬を仕込んだ食べ物を寿里に食べさせて、身動きを取れなくなったところを誘拐すると言う計画を立てる。その薬も食べれば自分の意思とは関係なく、淫らになる薬が必要だと考える。そして、大型の1ボックスカーを改造して移動販売車を作った。
全ての準備が整った。
後は実行あるのみ。
サーンとシーカは自信満々で寿里の休日に作戦を決行する。

「行くザンス――――――――――!!!」
「OHでゴンス―――――――――!!!」

移動販売車に改造した1ボックスカーでスイーツ屋を装い、寿里を自宅の近所の公園に待ち伏せて誘き出す。

(早く公園に行かないと~♪・・・昨日、お家にチラシが入っていたぁ~・・スイーツ屋さん~♪・・・先着10名様は1000円食べ放題~~~♪・・・グルメなあたしは~逃す訳にはいかないわ~~~♪)

寿里は二人が仕掛けた罠とも知らずに、公園の駐車場に停まっている移動販売の車を見つける。

「あ!あった♪・・・ラッキー!まだ誰もいない~!」

車の前に駆け寄る。

(わぁ~~~♪美味しそう~~~♪)

興味津々の寿里は色とりどりのスイーツを眺める。

「いらっしゃいませザンス!」
「いらっしゃいませでゴンス!」

スイーツに目を奪われている寿里は、サーンとシーカの変装に気がつかない。

「お兄さん!はい、1000円!・・・じゃぁ~・・・・・・・これとこれとこれとこれとこれとこれ下さい!・・・あ!あと、これとこれとこれとこれとこれとこれもね♪」

皿に盛られたスイーツをひたすら食べる。

(何も知らないで、催淫剤が入ったスイーツを食べているでゴンス)
(作戦成功ザンス)

二人は作戦の成功を確信した。

「モグモグモグモグモグモグ!・・・美味しい~♪・・・お兄さん!・・・追加でこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれ下さい!」

催淫剤が入っているとは露とも思わずに、寿里は食欲が満たされるまで食べ続ける。

(あれ?・・・なんだろう?・・・頭がクラクラする・・・体も火照って来る・・・)

食べている最中ではあったが、寿里は立っているのが辛くなり車に手を掛けた。

「ジャーンザンス!」
「ジャーンでゴンス!」

そのとき二人は変装を解いて正体を現した。

「あ!?サーンとシーカ!」

サーンとシーカが現れて、寿里は仰天する。

「そのスイーツには催淫剤が入っていたザンス!」
「あんなに食べたらいちころでゴンス!」

作戦の成功を確信している二人は、あっさりと手の内を明かす。高度な知能を持っている割には、何処かネジが一本緩んでいるサーンとシーカらしい行動であった。

「催眠剤!?・・・しまった!罠だったのね・・」

罠だったと分かったが、もう時既に遅かった。

「一緒に来てもらうザンス!」

「来ないで・・・触らないで・・・んぐッ!・・・」

寿里は抵抗する間も無くシーカに猿轡をされる。そして、手足も縛られ、車の後部座席に押し込められてしまった。

(まんまと罠に引っ掛かってしまった・・・何処へ連れて行かれるのかしら?・・・アジト?・・・レスキューフォースの秘密を探ろうとしてるの?・・・拷問?・・・絶対、口なんか割らないわよ!・・例え殺されたって喋るもんですか!・・・はッ!・・・人質?・・・公開処刑?・・・どうしよう・・・みんなに迷惑かけちゃう・・・どうしよう・・・でも、催眠剤を飲まされた筈なのに全然眠たくならない・・・)

車で運ばれている間中、寿里は自問自答を繰り返した。



やがて車は人気のない、木々がうっそうと茂った山中に到着する。

(こんなところにネオテーラのアジトがあるのかしら?・・・)

寿里は辺りの様子を伺う。
サーンとシーカが後部座席に移ると、寿里を縛っている縄を解き猿轡も解いた。

「あんた達、あたしをこんな所へ連れて来て何をしようっていうの?・・・レスキューフォースのことなんて死んでも喋らないわよ!」

頭はクラクラとして体は火照ってはいたが、まだ寿里は正気を保っていた。サーンとシーカは無言のまま、寿里の左右に座り寿里の体に手を掛ける。

「何をするの!・・あ!?・・・力が入らない・・・体が動かせない・・」

二人の手を振り払おうとしたが、手に力が入らず自由に動かすことが出来ない。

(殺される!)

と思った瞬間、二人の手は乳房と股間に伸びた。

「嫌ッ!・・・あッ・・やめなさい!・・・何をする気なのあんた達!」

まさか二人がレイプ目的で浚ったとは、寿里は想像もつかない。

「やめなさい!・・・やめるのよ!・・・やめ・・・あ!・・・」

しかし、二人の手は乳房を揉み、秘所をなぞり始める。

「こんなことして・・・何のつもりなのよ~~~~!・・・ん、んんん~・・・」

サーンとシーカの指は、それぞれに意思があるかのように独立した動きで寿里を弄ぶ。

「あッ・・・やめて!・・んん・・んぁッ・・・触らないで・・ふぁッ・・・ん・・んん・・・」

今までに味わったことのない指の動きに、寿里は蹂躙される。

「あんッ・・だめぇ・・んん・・・やめてぇ・・・んんん~・・(だめ・・・感じちゃう・・)」

寿里の息遣いが乱れて来た。
そのとき二人は寿里のブラウスを脱がした。

「え?・・・」

思いも寄らない突然の出来事に、寿里は言葉を失った。
そして、ブラジャーも外す。

「ぃやッ!・・・だめぇ!・・・」

スカートも脱がせる。

「やめてぇ~~~~~!・・(嘘よ、まさか?・・・)」

ショーツも剥いだ。

「やだぁ~~~・・・嫌ぁ~~~・・・やめてぇ~~~~~~~~~~~~~~!・・・」

何が目的で浚われたのかを悟った寿里は、恐怖に震えて表情が強張った。

「催淫剤の影響が薄いザンスね」
「再研究が必要でゴンス」

寿里が自分達の思惑通りになっていないことでサーンとシーカは、催淫剤の再研究の必要を確認する。

(ロボットごときにレイプされちゃう・・・サーンとシーカなんかとHなんてしたくない!・・・犯されるのなんて絶対に嫌!・・・・・・でも、『さいいんざい』って何???・・・何なの???・・・催眠剤じゃないの?・・・何なの『さいいんざい』って?・・・)

寿里の頭の中は、レイプされる現実の恐怖と、催淫剤という聞いたことがない物を飲まされた未知の恐怖で混乱する。

一方サーンとシーカは、
「それにしても綺麗な白い肌ザンス。肌理細やかでスベスベしているザンス。乳房もお椀型で美しいザンス。乳首もホレッ!小さくて上向きで色も淡い桃色をしているザンス。腰も見事に括れていて抜群ザンスね~、シーカ?」

「誠にそうでゴンス!・・・これほど綺麗な体は書物にも載ってなかったでゴンス!陰毛も薄いでゴンス。おまんこは・・・黒ずんだ色素の沈着が一切無い綺麗なピンク色をしているゴンス!」
寿里の体を隅々まで観察していた。

晒されている場所を隠したい寿里だが、体を動かせ無い為に屈辱に身を震わせながらも、それを許してしまう。

(見ないでぇ~・・お願いだから・・・見ないで・・・やめて・・・もう・・・覗き込まないで・・・)

それなりの経験をしていた寿里だったが、やはり敵対する組織の幹部、それもアンドロイドにレイプされる恐怖と屈辱は耐え難いものだった。それでもレスキューフォースに選抜された寿里は伊達では無かった。

(しっかりするのよ!・・・しっかり・・・逃げ出すチャンスは、きっと有るわ!)

逃げ出す為にまずは冷静になろうと寿里は考えた。そして、混乱している頭の中を整理しようと思い、未知の恐怖を取り去ろうとして、その正体を未だ体を観察している二人に問うた。

「『さいいんざい』って何なの?・・・あたしに何を飲ませたの?・・・」

毅然といた態度で二人に確かめた。

「ん、知りたいザンスか?・・・なら教えてあげるザンス!・・・催淫剤とは・・・簡単に言えば、寿里ちゃんの体が感じ易くなるように、淫らになるように、セックスがしたくなるように導く薬ザンス!」

サーンは顔色ひとつ変えずに答える。

「そんな・・・」

寿里は愕然として顔色が蒼白となった。

「あぁ~・・・いやあああああぁぁぁぁぁ~~~~~・・・」

サーンの説明が終わると、二人は寿里の乳房の柔らかさを確かめるように白い柔肌を揉み込んだ。

「あッ・・・んぁぁぁぁぁぁああああああ~~~~~~~♪・・・」

催淫剤の影響が出始めたようで、寿里は悦びの声をあげてしまう。
そして、サーンとシーカの指の一本、一本が柔らかな乳房に食い込む。

「柔らかいザンス~~~~~~~~~♪・・・」
「幸せでゴンス~~~~~~~~~~♪・・・」

寿里から得られる感触に二人は夢心地になった。

「やめて!・・・触らないで~~~・・・体から・・・手を放して~~~・・・」

抵抗したくても体が動かせない寿里は、二人になす術も無く乳房を揉み込まれる。寿里の乳房の柔らかさを充分に堪能した二人の興味は、淡い桃色した乳首に移る。

「あんッ!・・・んんんんんん~~~・・・」

それぞれが寿里の乳首を摘み上げた。

「痛い!・・・」

強く摘み過ぎたのか寿里が痛がる。

「申し訳ないザンス!」
「すまないでゴンス!」

二人は直ぐに謝って、優しく扱う。

「ふゎぁッ!・・・あぁぁ~~~・・・」

寿里が悦びの声を上げたことで、力の加減を理解する。

「もう・・・やめて!・・・放して~~~・・・」

自分の意思とは関係なく出てしまう悦びの声に苛まれながら、寿里は拒み続ける。

「あ、あぁぁ~~~~・・・いやぁ~~~・・・赦して~~~・・・」

それから二人は乳首を捏ね、弾き、扱いて寿里の反応を確かめながら弄ぶ。
サーンとシーカの人工知能に寿里の楽しみ方、悦ばせ方、感じさせ方が蓄積されて行く。二人の脳内で寿里の取り扱い方法が処理されて行く。
胸に関するデータを取り終えると、次に二人の興味は秘所に移り、そして、シーカが陰唇を広げ、サーンは指を這わせて調査する。

「いやあああぁぁぁ~~~・・・触らないで~~~・・・」

クリトリスを確認して触ってみる。

「あ!・・・んはぁッ・・・くはぁッ・・・」

触るたびに寿里の体はビクンと波打つ。
書物に書かれていた通りだと、二人は目を合わせて頷き合う。

「んああああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~~ッ・・・」

次に指を一本挿入してみた。
寿里の体が大きく弓反りにしなった。

「やめて~・・・だめ~~~・・・やめて・・・」

中で動かしてみると水のような液体が溢れ始める。
また様々な角度から調査する。
度々、寿里の口から「痛い!」という言葉が発せられ、その都度二人は、女性という生き物が、デリケートで優しく丁寧に取り扱わなければ為らないと再確認する。
そして、秘所に関するデータも蓄積させた。

「データ収集完了ザンス!」
「では、いよいよでゴンスか?」

それからも寿里の全身に関するデータを全て取り終えた二人は、実践に移そうとする。
当然寿里にも、そのことが分かった。

(いやだぁ~・・・絶対に嫌!・・・こんな奴らに犯されるくらいなら・・・死んじゃいたい・・・)

レイプされる!
それも敵対する組織のアンドロイドにレイプされるという、恐怖感と屈辱感と絶望感で寿里の体は震えていた。

(・・・でも・・・感じちゃう・・・声が出ちゃう・・・悔しい・・・これが、あの薬の影響なの?・・・)

頭では拒絶し続ける寿里だったが、飲まされた催淫剤の影響と、今までの体験により開発されてしまった自分の体が反応することに戸惑いを覚えて、頭の中が再び混乱に陥る。

「あぁぁぁ~・・・だめ~・・・やめて~・・・んん・・・あッ・・・んぐッ・・ん・・」

寿里の真っ白い柔肌は上気して桜色を帯びている。
肌に触れられる度に体はビクンと反応してしまう。

(あぅッ・・・いやだぁ~・・・犯される~~~・・・)

普段は小さい白い膨らみの頂は、はちきれんばかりに膨張し、なぞられている秘壺からは蜜が溢れて雫が滴り落ちていた。

「だめぇ・・・やめてぇ・・・・・(レイプは、嫌ぁ~・・・ロボットに犯されるなんて嫌だぁ~)・・」

愛撫を受け続けた寿里の体の準備が、否応無しに整えられた。
片やサーンとシーカは書物を読み漁り大量のDVDを観て、この日この時の為に研究して来ていた。その研究した通りに、この間のショーのときと同じ状態になっている寿里を見て準備万端と判断した二人は、座席をベッドのように倒してフラットにすると、シーカが寿里の手を掴み仰向けに寝転がした。

「放して!・・お願いだから・・・手を放して!・・・嫌・・・やめて!・・やめなさいッ!」

寿里のバタバタと暴れている脚を掴んで、サーンは大きく広げた。

「あ・・・あ・・・あ・・やめて・・・お願い・・・やめて・・やめて~~~~~!」

恐怖で声が震える寿里の秘壺をサーンが覗き込む。

「ゴクッ!・・・ザンス・・・」

夢にまで見た憧れの寿里とセックスが出来る、想いが叶うと思うとサーンは嬉さの余り唾を飲み込む。

ビ――――――――――ンッ!!!

そのとき、サーンは股間に内蔵していたペニスを取り出した。
それは彫刻品のように見事なまでに美しく、極めて太く、カリも花開き、有り得ないほどの長尺を誇っており、そして、周りにはイボが多数付いていた。

「嫌・・・そんなの・・・嫌ッ!・・・」

今まで見たことのない程の立派さで、しかも極太で超長尺ペニスを垣間見た寿里は、今からそれが自分の中に入って来る恐怖に恐れ戦き、瞳から大粒の涙を溢れ出している。

「いただきますザンス!」
ズグ――――――――――ッ!ズグズグズグズグズグズグズグ・・・

サーンは躊躇いなく、そのペニスを寿里の体の奥深くに達するように挿入し、また、より深くにまでに埋めていく。

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!!」

寿里は佐伯に、処女を奪われたレイプとまた違った大きな衝撃を受けた。
隊長のときとも勿論違う。
敵対する組織の幹部にレイプをされた。しかもアンドロイドに。鋼鉄製のベニスに犯された。
味合わされた経験の、どのときよりも大きな衝撃だった。

「やめて~~~ッ!・・・いやぁぁあああああッ!・・・やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!・・・」

寿里には泣き喚くことしか出来なかった。

「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~!寿里ちゃんの中は温かくて気持ちいいザンス!これがセックスなんザンスね!」

寿里にペニスを挿入し、初めてのセックスの快感にサーンは感激する。そして、サーンは研究してきた通りにペニスの抜き差しを始めた。

キュィン!キュィン!キュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッ!・・・
「いやッ!・・・いやッ!・・・いやぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ~~~ッ!・・・」

人間では考えられない、ありえない速さで、サーンの腰は前後に動く。
ただ単に突き刺すのではなく、自身の超長尺のペニスをフルに活用するように。即ち、花開いたカリが抜け落ちる寸前まで引き抜いては、これ以上は入りきれない所までを突き刺す。このストロークを目にも留まらぬ超高速運動で繰り出している。

キュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッ!・・・
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~ッ!・・・やめて!・・・やめて!・・・やめて~~~ッ!・・・」

しかも、その動きは単純な前後運動では無く、三深一浅やのの字に動き、また上下左右に微妙に突き所を変えて来る。寿里に悦んでもらう為に、ありえない速さで突き回す。
突き回される寿里は、気が狂いそうになり、泣き喚き絶叫して、頭を左右に振ることしか出来ない。

「いやぁぁああああ~~~~~ッ!・・・やめてぇぇぇええええええ~~~~~ッ!・・・赦してぇぇぇぇぇえええええええええええええええ・・・」

鋼鉄のペニスに貫かれ泣き叫ぶ寿里を横目に、高速ピストン運動で突き刺すサーンにシーカが問い掛ける。

「セックスはどうでゴンス?」

「最高に気持ちいいザンス。ベニスの表面に装着した多数のセンサーからビンビンと快楽が中枢回路に伝わって来るザンス」

「おお!そうでゴンスか!俺様も早く寿里ちゃんとセックスしたいでゴンス」

「寿里ちゃんが逝っちゃえば交代するからそれまでは待つザンス」

「逝っちゃうゴンスか?どうしたらわかるでゴンス?」

「寿里ちゃんを見てればわかるザンス。それに中枢回路にはセンサーから膣の収縮、発汗、全身の筋肉の動き、脳波などから計算して寿里ちゃんの今の状態が送信されてわかるようになっているザンス」

「それは楽しみでゴンス」

「ほれ、そろそろ逝っちゃいますザンスよ」

「それは見逃すわけにはいかないでゴンス!」

シーカに手を、サーンに脚を掴まれている寿里は、泣き叫んでいる顔を二人に上下から覗き込まれ犯されていた。

「あぁぁ~~~・・・お願いだから、やめて~~~ッ・・・んぐッ・・・うぐッ・・・」

大柄な二体のアンドロイドに挟まれた寿里は、荒波に浮かぶ小船のように激しくゆらめいている。

「やめてぇ~~~!!!・・んんッ・・・んぐッ・・・ふわぁッ・・いやだぁ~~~~!・・・んんん~・・・いやぁぁぁぁ~~~・・」

二人のやりとりが終わると、サーンは突き上げるスピードを更に上げる。

「気持ち良いザンス~~~!・・・幸せザンス~~~!・・・」
ギュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッ!・・・
「いや・・やッ・・んぐッ・・・はッ・・・んッ・・・あ!・・・」

「セックスは最高ザンス~~~!・・・寿里ちゃんは最高ザンス~~~!・・・」
ギュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッ!・・・
「あぁ・・・ん!・・・んぐッ・・・・っはぁ~・・・ん、んぐッ・・・」

サーンは笑顔を浮かべて寿里を突き回す。
対して寿里は、湧き上がって来る快楽に飲み込まれそうになるのを必死で堪えて、頭の中で必死に逝くまい感じまいと抵抗を示す。

ギュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッ!・・・
「あ、あ、あ!・・・だめぇぇぇえええええええええ~~~~~ッ!・・・いやッ!・・・いやッ!・・・あぁ~~~~~~~~~~ッ♪・・・」

だが、限界が訪れた。

「あぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~んッ♪・・・」

遂に体に染み渡った催淫剤の影響と、開発された体は快楽を受け入れてしまい、寿里は絶頂の頂点を迎えさせられてしまった。

(ロボットなんかに・・・犯された・・・・・・サーンなんかに犯されて・・・逝っちゃった・・・)

呆然として、また新たな大粒の涙を流す寿里に、次はシーカが迫る。
シーカもまた内蔵していたペニスを取り出した。

デロ――――――――――ン!!!

寿里に見せつけるように。
シーカのそれも、サーンの物よりは短いが、勿論長尺を誇っている。しかも、太さが常人の腕ほどはあろうかという、超ド級の極太を誇る代物だった。

「嫌ッ!そんなおっきいのなんか入んない!・・・裂けちゃう!・・・裂けちゃう!・・・やめてぇ~~~~~~~~~~~~!・・・」

寿里は、再び見たこともないペニスを見せられて震え始める。

ズボッ!ズボズボズボズボズボズボ・・・

シーカもまた躊躇わずに突き刺した。

メリッ!メリッ!メリッ!メリッ!メリッ!・・・

そのとき、寿里の秘肉からは聞いたこともない、悲痛な叫びに似たような音を発して。

「ひぎゃあぁぁぁぁぁぁああああああああああ~~~ッ!・・・裂゙ける~~~!・・・裂゙けちゃう~~~!・・・いやぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ~~~~ッ!・・・」

寿里の言葉に聞き耳を全く立てずにシーカは、寿里の細身の体に超ド級の極太のペニスを内部から引き裂くように突き刺し、膣壁を抉り、掻き分けるようにして、最深部までに達するように全てを埋め尽くした。

「おおおおおおおおおおおお!・・・誠に最高でゴンス!・・・本当に寿里ちゃんの中は温かいでゴンス!・・・これで俺様も童貞卒業でゴンス―――――ッ!!!」

ペニスに装着されたセンサーから送られる快楽のデータと、憧れの大好きな女性で初体験を迎えられた感動で、シーカも身を震わす。

「あ゙ぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~・・裂ける・・・裂けちゃうから・・・やめて・・もう・・・やめて・・・」

全てを埋め終わるとシーカもペニスの抜き差しを開始する。
サーンの高速運動とは違って、シーカのそれは一突き一突きが力強くパワフルに寿里に突き刺さる。それでも充分に人間では考えられない速さで。長尺で超ド級の極太ペニスをフル活用するストロークで。

ズドンッ!ズドドドドドドドドドドドドドドドドドド!・・・
「がはッ!・・・あ゙ぁッ!・・・あ゙ッあ゙ッあ゙ッあ゙ッあ゙ッあ゙ッあ゙ッあ゙ッ・・・」

その度に寿里は嗚咽を上げて、体は弓反りに仰け反っていく。

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!・・・
「あぁぁっぁぁぁあぁぁあぁぁ~・・・やめて・・あ・・・んんッ・・・ぐッ・・あッ・・・」

寿里は今、自身に起こっているこの現実が、夢であって欲しい悪夢であって欲しいと願い、号泣しながら犯される。

(お願い夢ならもう覚めて、そうじゃないとあたし・・・このまま一生こいつらの奴隷にされて犯さて・・・玩具にされちゃう・・・)

寿里は無限に続くのであろうレイプ地獄を思い浮かべる。

(もう・・・やめて・・もう・・・・・・隊長~・・ひかるん・・・響助さん・・・レイさん・・・・誰か・・・あたしを助けて~・・・死んじゃうまで犯されるなんて嫌だぁ~・・奴隷として飼われるなんて嫌だぁ~~・・・こいつらの玩具になるなんて嫌だぁ~~~・・・犯される為にだけに生きて行くなんて絶対に嫌だぁ~・・・助けて・・・誰か・・誰でもいいから・・・・・助けて・・・助けて・・・た・・・す・・・け・・・て・・・・・・・・・・)

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!・・・
「セックスは最高でゴンス!・・・寿里ちゃんは最高でゴンス!・・・」

シーカも想いが叶い満面の笑みを浮かべて、夢見心地の気持ちになって突き回す。

そして、
「あああぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ♪・・・」
またしても寿里は絶頂の頂点へと導かれた。

それからも、寿里は絶望の中で幾度も幾度も、サーンとシーカの鋼鉄製のペニスによって突き回されて犯されて、幾度も幾度も絶頂の頂点を迎えさせられた。

「次は我輩ザンス!」
キュィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!
「いやあああああぁぁぁぁぁ~~~~~・・・」

「次は俺様でゴンス!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
「やめてぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~・・・」

サーンとシーカは飽きることなく寿里を犯した。

「いやぁ~~~~~・・・もう・・許して~・・・・あああぁぁぁ~~~・・・やめてッ・・・やめて~~~ッ・・・ぁぁぁああああああああああああああああああああああああ~~~~~~・・・・・

やがて寿里は楽になりたい気持ちで一杯になり意識を失った。

「次は我輩ザンス!」
「次は俺様でゴンス!」
「次は我輩ザンス!」
「次は俺様でゴンス!・・・

寿里が意識を失ってもサーンとシーカは、笑顔を浮かべ、笑い声を上げて犯し続けた。



・・・・・・・・・・!・・・・・・・・・・ちゃん・・・・・・・・・・寿里・・・・・・・・・・起きる・・・・・・・ザンス!・・・」

名前を呼ぶ声と、体を揺り動かされた感覚で、寿里は意識を取り戻した。

「・・・・・・・?・・・」
横にサーンはいたが、運転席のシーカと、なりやら話していてこちらに注意を向けていない。幸い車も停車している。
チャンスは今とばかりに、寿里は扉を開けて転げ落ちるように脱出した。
激しく犯された為に走ることは出来なかったが、這いずるように転げながら必死で逃げて物陰に身を隠す。
慌てて探し回るサーンとシーカに、なんとか発見されずに済んだ。サーンとシーカが諦めて車に乗り、走り去っても尚も隠れ続けた。

一時間ほど震えて身を隠していただろうか、
「もう大丈夫?・・・」
物陰から寿里は出て来た。

「ここはどこだろう?・・・」
辺りを見渡すと見覚えのある風景だった。

そこは寿里の自宅の近所である。
不思議に思いながらも、寿里は用心深く自宅のマンションに戻った。マンションの入口に寿里の鞄が丁寧に置いてある。「罠?」とは思ったが鞄を抱えて部屋へと急いで帰る。部屋に入った寿里は、自身を抱き締めてガタガタと震えて恐怖と戦った。
しばしの静寂の時が流れた。
何も起こらなかった。
安堵した寿里は逃げ切ったと確信する。
そして、浴室へ行き、汚れた体をシャワーで洗い流す。
しかし、敵のアンドロイドにレイプされた屈辱的な光景と、体に今も残る感触は忘れ難く、嗚咽を上げ泣き崩れた。

(うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~!・・・ロボットなんかに・・・敵のロボットなんかに・・・サーンと・・・シーカなんかに・・・化け物なんかに犯されたぁ~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・

                                     つづく