『 トミカヒーロー・レスキューフォース 白木寿里物語 』

―プロローグ―

「SAVE THE LIFE」
それはレスキューフォースの合言葉。

レスキューフォースとは、若き五人の特別救助部隊。
ビーグル担当のR1=轟輝。リーダー格のR2=陣雷響助。SAT出身で面倒見の良いR3=香月レイ。天然・癒し系で救護担当のR4=白木寿里。そして、熱血隊長R5=石黒鋭二で構成されている。
彼らは地球滅亡を企む謎の集団〈ネオテーラ〉が引き起こす超災害を鎮圧する為、世界消防庁によって選ばれた精鋭達だ。
彼らは災害発生と共に出場、強靭なスーツを着装し、災害現場へと駆けつける。
特殊開発されたスーパービーグルとレスキューツールを駆使し、あらゆる危機にも敢然と立ち向かう。全ての人々を災害から救い出し、ファイナルレスキューの威力を持って、超災害を爆裂的に鎮圧する。
「爆鎮完了!」の言葉を残し、大空を去って行くレスキューフォース。
今日もどこかで彼らは人々を救出しているのである。





―第1話 『 身体検査 』―

「ターゲットロックオン!・・・ファイナルレスキュー・・・ウォータ―――キャノンッ!」

バシュ―――ッ!・・・・・・・・チュド――――――――――ンッ!!!

今日もネオテーラが引き起こした超災害の鎮圧に成功した。
爆鎮完了と本部に戻ったレスキューフォース。
今日の任務は終了と家路に着こうとするR4こと白木寿里に、メカニック部署の佐伯チーフから、内線電話で突然の呼び出し連絡が入った。

(あたし、そんなにコアエイダー壊してるかなぁ~?・・・)

コアエイダーの破損が多いと呼び出されたが、寿里には思い当たる節は何も無い。
レスキュー活動で乱れた黒髪を、二つ結びのおさげ髪に結い直す。そして、紺地に肩から胸部に掛けて白地に覆われた半袖の上着に、紺地にサイドからバックまでが白地になったタイトなミニスカートのレスキューフォースR4専用の制服を身に纏う。
寿里は22歳。身長165cm、股下80cmのスラリとしたスレンダー体型で、肌は透き通るように白く、手足もモデルのように細くて長い。顔は女子高生と言われれば納得してしまう程の、あどけない童顔の顔立ちをしている。
レスキューの担当は抜群の医学の知識を生かして被災者、要救護者の救護・治療等である。そして、仕事柄、負傷者・救護者を相手にしている為か、普段もニコニコと朗らかな笑顔を絶やさない世界消防庁のアイドル的な存在の女性隊員なのであった。

「佐伯さぁ~ん、お呼びになりましたぁ~~~♪」

普段通りの愛らしい笑顔で部屋に入った。

ドンッ!!!
「なんだ!その態度は!!!・・・」

寿里が笑顔を浮かべて部屋へ入るなり、佐伯は大きく机を叩いて一喝した。

「きゃんッ!・・・」

続けざまに大声で説教をする。

「すみません・・・以後・・・気をつけます・・・」

身に覚えのない説教だったが、寿里は半べそになって平謝りしていた。

(え~ん・・・怖いよ~・・・)

これは佐伯の策略で、おとなしい寿里は、これにより自分には逆らうことは出来ないだろうと言う目論みだった。
そもそも寿里を呼び出した理由は偽りの物であった。
本当の目的は別の所にある。
一通り難癖をつけての説教が終わった。

(終わったぁ~・・・怖かった~・・・)

そして、説教をしていたときの怖い顔が一転して柔和になった佐伯は、R4専用の新型ビークルを設計中だと嘘を積み重ねる。
佐伯は蜘蛛の巣のように張り巡らせた策略に、寿里を絡め取ろうとする。
しかし、当の寿里は、そのことに気づいてはいない。

「ホントですかぁ?・・・やったぁ~~~~!!!」

人の言うことを直ぐに信じてしまう、純粋な寿里は素直に喜んだ。
その為には体の採寸が必要だからと佐伯は求める。

「え?・・・コアエイダーで乗り込むんじゃないんですか?・・・」

寿里が疑問を口にすると、新型ビークルは構造上、寿里が一人で操縦席に座らねばならないと説明し、寿里を納得させる。

「わかりました。よろしくお願いします。」

言い包められた寿里は制服の上着を脱いで、インナーのタンクトップ姿になった。
が、

「え?・・・これも脱ぐんですか?・・・これを脱いだら・・」

再び佐伯の表情が一変して怒声が飛んだ。
やる気があるのか、ないのだったらレイに変更するぞと恫喝する。

「すみません、わかりました!・・・(怖いよ~・・・いつもの佐伯さんと違うよ・・・でも、ビーグルには絶対乗りたいし!言う通りにしなくっちゃ!)」

どうしてもビークルに乗りたい気持ちと、同僚のレイには負けたくない想いで、寿里は微かに震えながらタンクトップを脱ぎ、スポーツブラを披露する。
寿里の手足は蜘蛛の糸に絡め取られた。

(恥ずかしいよ~・・・佐伯さん、おっぱいを凝視しているみたい・・・)

寿里は痩身なのだが胸は豊かに盛り上がっている。
バストのサイズは82cmだが、痩身である為に実際は、それ以上のサイズがあるかのように、今もはっきりと胸の膨らみの形が象られている。

「え?・・・はい、わかりました・・・」

スカートも脱ぐように言われて聞き直そうとしたが、また怒られるのが怖かったので諦めて、スカートを脱いでスポーツショーツをも披露してしまう。
二人っきりの空間で寿里は、黒の下着だけの姿になってしまった。
その下着の色が、寿里の白い肌を引き立て、
腰の括れを際立たせ、
白く細く長い手足を目立たせた。

ゴクッ!

その姿を見た佐伯の喉が鳴る。
厭らしい笑顔を浮かべて、寿里のその姿をまじまじと見つめている。
しかし、寿里は恥ずかしさでモジモジとしていて、そのことに気づくことはなかった。

(こんな姿、男の人の誰にも見せたことないのに~・・・採寸とは言え恥ずかしいよ~・・)

恥ずかしさに寿里は耐えながら採寸が始まった。
初めは型通りに進んでいた。

しかし、
「え?・・・スリーサイズも・・・いえ、なんでもありません、わかりました!」
戸惑いながらも寿里は従順に従った。

(スリーサイズ測られるなんて気にしない!・・・気に・・しないもん・・・)

佐伯の策略通りに蜘蛛の糸に絡め取られた寿里は、初めに怒号を浴びた為に恐怖心を覚え、佐伯の思惑通りに抵抗を示さないようになっていた。
言われた通りに、バストを計り易いように脇を開く。

「あ!んんッ・・・」

メジャーが胸の膨らみの先端に触れた。
というより明らかに触れていた。
佐伯は寿里の肩越しから顔を突き出し、メジャーを使ってその部位を上下に弾いている。

「んんッ・・ん・・・(やだ・・・まだ誰にも触られたことないのに・・)」

佐伯は正確に計れないなぁと、とぼけながら乳首を弾く。
初めは確認出来なかったが、その部位の膨らみがブラジャーの上から分かるようになった。

「あ!・・・(やだ!やだ!やだ!やだ!)」

これも邪魔だなと佐伯は寿里に聞こえるように呟くと、一気にブラジャーを捲くり上げた。

「きゃッ!・・・」

寿里のお椀型の真っ白い美乳が零れた。

「やッ!やめて下さい!・・・」

寿里は思わず声を発する。
しかし、佐伯は慌てる素振りも見せず、怒る素振りも見せないで、冷静に諭すような口調で「仕方ない・・・レイに変更決定か・・・」と耳元で諦めるように囁いた。

「・・・ビークルには・・・あたしが乗ります・・・」

瞳に涙を溜めながら寿理は咄嗟に、その言葉を口に出していた。
佐伯は再び耳元で念を入れるように「言いんだな!」と囁いた。

「・・・はい・・・(我慢、我慢よ、寿里!・・)」

コクリと頷いた。
完全に寿里は佐伯の術中に陥ってしまった。
佐伯の本当の目的とは、世界消防庁一の美少女と謳われ、しかもレスキューフォースに選抜されたエリート隊員の寿里を自分のモノにすることだった。
雁字搦めの罠に嵌まり込んだ寿里は、腹を空かした卑劣な獣に貪られる以外に道は無い。
蜘蛛の糸に絡め取られた可憐な蝶が、獰猛な蜘蛛に貪られるように。
それからメジャーを持った獣の浅黒く日焼けしてゴツゴツとした手が、寿里の白い柔肌の膨らみに食い込んだ。

「あ!・・・(やっ!おっぱいまで・・・)・・」

そして、大きく揉み回される。

「んんん~~~・・・あぁ~~~・・・」

綺麗なお椀型の乳房が、歪な形になるほどまでに激しく揉み込まれる。

「寿里・・・意外とおっぱいでっかいんだな!・・・柔らかくて、揉み応えがある良いおっぱいだ!・・・くくくくくくく・・・」

獣は厭らしい笑い声を押し殺して、寿里の乳房を堪能する。

「あぁ~~~・・・はぁ~~~・・・(やだぁ~・・・ひどい、ひどいよ~・・・)」

寿里は思わず甘い吐息を吐いてしまった。

(でも・・・変な気持ちに・・・なっちゃう・・・)

獣の手が止まる。
乳房を鷲掴みにしたままで。

(・・・?・・・・・・)

しばし獣は静止する。

(佐伯さん・・・採寸に戻りましょうよ~・・・)

寿里は肩越しから覗き込んでいる獣の顔を見た。

「あぅッ!・・・はぁ~~~~~~~~~んッ・・・」

突如、獣の手が動いた。
乳房を鷲掴みにしたまま獣の人差し指が寿里の乳首を捏ね始め、寿里は腰が砕けたようになってしまう。

(いやぁ~~~ん・・・力が抜けていく~~~・・・)

未だ男性経験が無い寿里にとって、生まれて初めて味合う性の快感は、想像していた以上の物だった。

「寿里はHな子なんだな!・・・こんなに乳首を勃起させて感じるとわな!」

獣は顔を真っ赤にさせて耐えている寿里の耳元で囁く。

(違うもん!違うもん!男の人に触られるの初めてだもん!・・・Hな子じゃないもん!・・・)

寿里は瞳に涙を溜めて頭の中で否定する。

「いやぁぁぁ~~~んッ・・・」

勃起しきった乳首を、獣は更に勃たすように根元から摘み上げ、そして、中身を搾り出すように扱き上げる。

「ひやぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああ~~~~~~~ッ・・・」

寿里は甘い声を発し、そして、脚はガタガタと震え始める。

「あぁ~ッ・・・あぁ~~~~~んッ・・・はぁ~~~ぁ~ッ・・・」

乳首のみならず乳房も残った指と掌で、獣は激しく揉み込み続ける。

(やめて~~~・・・こんなの採寸じゃないよ~~~・・・)

やがて獣は存分に寿里の胸を弄ぶのを堪能すると、採寸はもういいかと呟き、メジャーを持った手が下がっていった。

(え~~~ん・・・おっぱいが痛いよ~・・・)

ウエストを測り腰へと、しかし、その手は尚も下がり続けショーツもろとも下がりきってしまった。

「あ?!・・・(うそ!)・・・」

そのままショーツは足首から抜き去られた。

(やだよ~・・・やだよ~・・未来の旦那様に一番初めに見てもらいたかったのに~・・)

採寸の筈が一糸纏わぬ姿にされてしまった。
寿里の瞳から涙が零れ落ちる。
メジャーを持つ手が脚に触れながら戻って来る。

「んッ!・・・」

が、メジャーは寿里の秘裂にあてがわれ、そのまま体を持ち上げるくらい食い込ませた。

「きゃッ!・・うっ・・・くッ・・ん・・・(やだ!やだ!やだ!やだぁ~!・・・)・・・」

またもや今までに経験したことのない感覚が全身を駆け巡った。

「はッ・・・んん~ッ・・・んッ・・・」

そして、尚もメジャーは前後に動いて秘裂に食い込む。

(こんなの採寸じゃないよ~・・・でも・・何か変な気持ちになっちゃう・・・この感覚は何?・・・もう・・・立ってられないよ~・・・)

再び脚がガクガクと震え、立っていられないほど脚の力が抜けていった寿里だったが、獣に体を支えられている為に座り込むことが出来なかった。

「あっ・・んんッ・・・(何で・・・こんな酷い目に遭わなくちゃいけないの~・・)」

寿里を責めながら体を支えることに疲れた獣は、寿里を抱き寄せ机に近づきそこへ腰掛けさせる。

(もう終わりにしましょうよ~・・・)

涙目の寿里は嘆くことしか出来ない。
しかし、尚も採寸は終わらない。

(まだするの~・・・もう嫌だよ~・・・ぐすんッ・・)

今度は脚の長さを計ると言い、メジャーを持った手が寿里の足首を掴んで脚を伸ばす。片方の手もそれを掴んだまま寿里のクリトリスに当てると擦りつける。

「ふわぁぁぁああああ~~~~~~~~~・・(あ!・・・だめ!・・・どこを擦っているの?・・・いやぁ~ん・・・力が抜けて行く~~~・・・)・・」

苦悶の表情を寿里は浮かべた。
腕の力だけで体を支えられなくなった寿里は、上体が後ろに崩れるように倒れる。寿里の体は時折、ビクッと痙攣を起こしていた。

「んん!・・・んんんんんッ~~・・・」

尚も獣は寿里の秘所に被せるようにして手を置いて揉み回す。

「あぁ~~~~~~~~ッ・・・いやぁ~~~~~~~~ッ・・・」

秘所とクリトリスを散々弄んだ後、佐伯は手からメジャーを離し、寿里の内腿を押し広げて秘壺に吸い付いた。

「ひゃんッ!・・・」
ジュルッ!ジュルッ!ジュルッ!

と同時に手が寿里の乳房を鷲掴みにして、再びゆっくりと揉みしだく。

(そんなとこ吸っちゃだめぇぇぇ・・おっぱいも触らないでぇぇぇ・・・もう・・・許して~・・・)

乳首を摘み刺激を与える。

「あッ!・・・あぁッ!・・・あッ!・・・あんッ!・・・」

寿里の体はビクンッビクンッと、自分の意思とは関係なく痙攣する。

「ひっく・・・ひっく・・・・・・ひっく・・・ひっく・・・・・」

寿里の咽び泣く声と、ジュルジュルといやらしい音のみする室内。
しばらくすると獣の顔が離れ、寿里の泣き顔を厭らしい笑顔のまま見下ろした。

「くくくくく・・・汗の匂いと蜜が混じって最高の味だ・・・」

そのまま寿里の白い膨らみの頂にある、桜色した乳首を口に含み舌で転がす。

「あッ!・・・嫌ぁ~~~~~~・・・・あッ!・・・あッ・・・・・」

乳首を転がされる度に、寿里の体は痙攣を繰り返す。
そして、獣の指が寿里の未だ誰にも侵入を許したことがない、秘壺の入口を捉えた。

「だめッ!やめてください!・・・あたし・・・あたし・・・まだ・・・」

寿里は命乞いするように必死に声を出す。
少し驚きの表情を浮かべた獣は、指を挿入することは諦めるが、それを筋に這わせた。

「うぅッ・・・お願い・・・します・・んんッ・・・もう・・・許して・・ください・・・」

寿里の言葉を聞く由もなく、筋を這わしながらクリトリスを擦りあげる。

「あ・・許して・・・だめッ・・・んんんんんッ~~~~~~~~~~~~ッ!・・・」

寿里の体が大きく波打った。

(今のなに・・・全身に電流が流れた感じがしたよ・・・もう・・・嫌だよ~・・・帰りたいよぉ・・・)

机の上で膝を抱えて横たわっている寿里は、身を震わせて涙を零していた。
その様子を眺めながら全ての衣服を脱いだ獣は、膝を抱えて横たわっていた寿里を仰向けに返して、舌舐めずりをしながら寿里を再び見下ろした。

「いやぁ~~~ッ!・・・やめてください・・・本当にやめてください・・・」

そのおぞましいほどの厭らしい笑顔を見た寿里は、怯えながらも声を振り絞った。いくら男性経験が無くても、この後に何が起こるかは想像に難くない。

(嫌だぁ~・・・バージンが・・・あたしの・・・あたしの大切なバージンがぁ~・・・未来の愛する旦那様の物なのに~・・・)

逃げ出したくても、獣に覆い被されて逃げられない。

「やめて下さい!・・嫌だぁ~・・・離れて~・・・やめて!・・やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!」

気が狂ったように寿里は泣き叫ぶ。
しかし、獣は何事も無いように、寿里の内腿を再び押し広げた。
嫌らしい笑みを浮かべて隆起したペニスを、この世に存在する全ての物の侵入をも許したことの無い秘壺に、ゆっくりと深く、また深く沈めて行くのであった。

ズググッ!グググググググググググ・・・
「あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁぁぁ~~~ッ・・痛いッ!!!・・やだぁぁぁ~~~ッ!!!・・・痛いッ!!!・・・痛いッ!!!・・・痛い~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!・・・」

寿里は悲鳴を上げて、両手で獣の胸を押し離そうとしている。
しかし、その抵抗は獣の圧力の前に無力化され、寿里の無垢な秘壺は獣のペニスで埋め尽くされてしまった。

「・・・痛いッ!・・いや~~~~~ッ!・・・痛い!・・・痛い・・・やめ・て・・・く‥ださ・・い・・・」

寿里は初体験をこんな形で迎えてしまい、大切にしていた純潔を無理やり奪われたショックと、体の中に存在する異物のおぞましいほどの不快感と、自分のあまりにも浅はかな行動を後悔して消え入りそうな声しか出なかった。

「やめて・・・ください・・・もう・・・ゆるして・・・ください・・・」

一方の獣は満面に勝ち誇ったような表情を浮かべていた。

「ワッハッハッハッハ・・・可愛いぞ!・・・可愛いぞ、寿里!・・・処女と言うのは本当だったんだなぁ・・・オマンコがキツキツで締め付けて来るわ!・・・これから、この俺が、チンポが大好きになるオマンコにしてやるからな!・・・ワッハッハッハッハ!・・・」

それは世界消防庁一と評判の美少女と、永遠の美処女と謳われ、レスキューフォースに選抜されたエリート隊員の寿里をこの手で大人の女性に変身させ、自分のモノにしたという征服感と満足感と達成感で、勝ち誇ったような表情を浮かべているのであった。
しかも、処女というオマケまで貰った嬉しさで、満面の笑みを浮かべている。

「はッ・・・はッ・・・あッ・・・」

獣が寿里の細い腰を掴んで、強引に体を引き寄せ突き上げる度に、寿里の細身の体は捩れていく。顔は苦痛に歪み、美乳は揺れ動き、か弱い声が意思とは関係なく出る。

(痛いよ~・・痛いよ~・・・気持ち悪いよ~・・・痛いよ~・・・バージンが・・・・・・あたしのバージンが・・・大切なバージンが・・・こんな形でなんて・・・未来の旦那様に捧げるバージンが・・・未来の愛する旦那様・・・ごめんなさい・・・・寿里は・・・バージンじゃ無くなっちゃいました・・・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・)

ただただ涙を流し懺悔して、寿里は突き上げられる。

「う・・・うう・・・う・・・うう・・・う・・・」

後悔と懺悔をしながら嗚咽を漏らす寿里は、ぼんやりとゆらめく天井を見上げていた。

(ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・)

その儚く憐れな姿が、獣の喜びを充実して大きくさせて、益々征服感が増大し、益々興奮を最大限にさせていく。

「ガッハッハッハッハ!・・・俺のチンポの味はどうだ?・・・これで寿里も大人の仲間入りだ!・・・俺に感謝しろよ!・・・ガッハッハッハッハッハッハ・・・」

大きな笑い声を上げながら、全身から発汗させながら、佐伯の更に寿里を突き上げる動きが激しくなる。

(こんなことで大人の仲間入りなんてしたくないよ~・・・痛い・・・痛いよ~・・気持ち悪いよ~・・・早く終わって~・・・終わってよ~・・・)

やがて汗まみれになった獣の息遣いが荒くなり笑い声が消えた。

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・!・・・!・・・!・・・ッ!・・・うッ!・・・」

すると獣はペニスをすかさず抜き出して、うめき声と共にやや黄ばんだ白濁液を寿里の腹部の上におもいっきりぶちまけた。

ピュッ!・・ピュッ・・・ピュ・・・
「あッ!・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・ふぐゎぁッ!・・・」

更に獣は白濁液を放出したばかりのペニスを、呼吸を整える為に無防備になっていた寿里の口に捻じ込んだ。

「Hが終わったら、こうやってチンポを綺麗にするのが女の仕事だ!・・・覚えておくんだぞ!・・・ワッハッハッハッハッハッハ!・・・」

寿里にとって生まれ始めて口にする男性自身。

「うぐッ・・・うう~・・・んぐッ・・・んんん~~~・・・」

しかも、それは先ほどまで自分の中に侵略し、絶望感を味合わされていたものである。

(嫌だぁ~・・・おちんちんが・・・おちんちんが口の中に~・・・変な匂いがするよ~・・・臭いよ~・・・苦いよ~・・・気持ち悪いよ~・・・吐き出したいよ~・・)

それを口から吐き出したい思いで一杯の寿里だったが、獣に頭をおもいっきり押さえつけられていた為に吐き出すことは出来なかった。
激しい嫌悪感の中で、獣の白濁液塗れのペニスを無理やりに出し入れされ、自分の口でそれを綺麗に拭い取らされた。

「ふぅ~・・・寿里は抱き心地満点だ・・・良い女になるな、これは!・・・くくくくくくく・・・」

ペニスを寿里から引き抜いた獣は、幸福感一杯の笑顔を浮かべていた。
対して寿里は放心状態で、涙を零して体を震わせて横たわっていた。
その姿は獣の欲情に再び火を付けた。

ズグッ!ググググググググググ・・・
「いやぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああ~~~~~・・・」

それから獣は寿里を味合い尽くすように、同じ行為を何度も何度も執拗に繰り返した。



「ぅわああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~・・・」

泣きじゃくる寿里を横目にして、晴れやかな表情を浮かべて服を着た佐伯は、寿里の傍らに鍵を置いた。

「寿里!また抱いてやるからな!・・・俺が呼んだら絶対に来るんだぞ!・・・俺がもっと良い女にしてやるからな!・・・楽しみにしておけよ!・・・お前はこれから俺のペットだ!・・・アッハッハッハッハッハッハ!・・・」

寿里に対し言葉を投げ捨てた。
そして、全裸で横たわり膝を抱えて泣きじゃくっている寿里に、彼女の制服の上着を放り投げて、部屋から出て一人勝手に帰って行く。
ひとしきり泣きじゃくった寿里は、ゆっくりと体を起こして机に腰掛け上着を羽織り、それから口の周りについた物を拭くって、それを見る。そして、腹部の上に捲き散らかった白濁液と内腿についている血の跡も見る。
するとまた新たな涙が溢れ出て来た。

「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・

寿里は背中を丸め、膝を抱え一晩中懺悔して咽び泣いた。

                                     つづく